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ー江戸時代の姿をまもり、つなげるー日本最古級の閘門式運河「見沼通船堀」を保護し、後世に継承したい!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 137,000

10.5%

目標金額:1,300,000

達成率
10.5%
支援人数
11
終了まで
62
/ 90

埼玉県さいたま市(さいたまけん さいたまし)

寄付募集期間:2025年8月1日~2025年10月29日(90日間)

埼玉県さいたま市

プロジェクトオーナー

さいたま市緑区にある「見沼通船堀」は、享保16年(1731年)に見沼代用水流域と江戸を結ぶために開削され、改修を重ねながら300年近くその姿を残し続ける日本最古級の閘門式運河です。年に一度開催する「閘門開閉実演」では、例年1,000人を超える方が市内外から見学に訪れています。
さいたま市では、劣化した閘門部分や水路部分を往時の姿に戻すため、平成27年度から再整備事業を実施しており、令和8年度の完了を予定しています。しかしながら、この貴重な文化財を確実に保護し、後世に継承するためには、植生の維持や安全確保など、日々のきめ細やかな管理が欠かせません。
「見沼通船堀」を守り、次世代に繋いでいくため、景観を構成する樹木や植栽の管理、安全確保などのための施設修繕を行います。皆様からのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

「見沼通船堀」ってなに?

見沼新田の開発と「見沼通船堀」の開削

見沼通船堀、見沼代用水、芝川の位置

「見沼通船堀」は見沼地域と江戸を結ぶため、享保16年(1731年)に開削された閘門式運河です。
江戸時代中頃、8代将軍徳川吉宗によるいわゆる「享保の改革」の一環として、新田開発が行われ、米が収穫できるようになりました。
収穫した米は年貢米として江戸に運ばれることになりましたが、見沼地域の両端を流れる東西の見沼代用水と中央を流れる芝川の間には約3mの高低差がありました。この高低差を克服し、見沼地域と江戸を結ぶために造られたのが「見沼通船堀」です。

見沼代用水と芝川の高低差

見沼通船堀は芝川を挟んで、西縁(にしべり)と東縁(ひがしべり)に分かれ、堀の長さは西縁が約650m、東縁が約390mあります。

日本最古級の「閘門式運河」

見沼通船堀西縁一の関(昭和55年当時)

「閘門式運河」というと中米のパナマ運河が世界的に有名ですが、パナマ運河が大正3年(1914年)に完成したのに対し、「見沼通船堀」は享保16年(1731年)と、183年も前に造られています。これは岡山県の倉安川吉井水門や島根県の来原岩樋(いずれも現存)などと並んで日本でも有数の古さです。

また、「見沼通船堀」の特徴はその古さだけでなく水位調節の仕組みにもあります。通常、角落し式と呼ばれる方式の閘門式運河では、閘門の両側の柱にある溝に板や角材をはめ込むことで固定します。一方、「見沼通船堀」の閘門に設置された柱(鳥居柱)には溝がなく、柱の上流側に角材(角落し)を投入れて水圧のみで固定します。
自然の力を巧みに利用した先人の知恵であり、こうした方法は全国的に見ても非常に稀です。

写真

角材(角落し)を設置する上流側から見た様子です。手前の上流からの水圧のみで固定しており、写真奥に比べて水位が高くなっていることが分かります。

 「見沼通船堀」は大正時代頃には運河としての役割を終えましたが、江戸時代中期の土木技術の高さと流通経済を知る上で貴重な遺跡として、昭和57年に国の史跡に指定されました。

「見沼通船堀」を在りし日の姿へ

史跡「見沼通船堀」の再整備事業

さいたま市(旧浦和市)では、平成6年度から平成9年度にかけて「見沼通船堀」の整備を行いましたが、それから約20年を経て随所に劣化が生じていたことから、往時の姿に戻すために平成27年度から再整備事業を進めています。
江戸時代に開削された「見沼通船堀」の姿を可能な限り残しつつ、皆様に快適な見学環境を提供するため、関の復元や見学路の舗装といった再整備事業を実施しており、令和8年度の完了を予定しています。

再整備前の東縁一の関(平成27年当時)
再整備直後の東縁一の関(令和元年)

「見てみたい!」と思っていただける見沼通船堀に

寄附金の使いみち

皆様からいただいた寄附金は、見沼通船堀の景観を構成する樹木や植栽の管理、安全確保などのための施設修繕などに使用させていただきます。

※目標金額の達成・未達成に関わらず、上記の事業は実施します。
※目標金額を超えて集まった寄附金は、「文化財保存活用基金」に積み立て、後年度の事業に使用します。

写真

見沼通船堀沿いに生えているサクラはとても美しい景観を生み出していますが、枝や幹の枯損が見られるようになっています。

風雨等で柵や塀といった管理施設が劣化したり壊れてしまったりと、随所で修繕が必要になっています。

写真

「見沼通船堀」をまもり、つないでいくために

江戸時代の姿をさらに次の世代へ

300年近く前の姿を今なお私たちに見せてくれる「見沼通船堀」は、さいたま市のみならず我が国にとって大変貴重な文化財です。それを確実に保護し、後世に継承してゆくことが使命だと考えています。

貴重な歴史文化遺産を守り、次世代にバトンタッチするためには皆様のご支援が必要です。ぜひご協力をお願いいたします。

復元した東縁一の関を使用して行う閘門開閉実演の様子(令和6年)

寄附者の皆様へ

さいたま市長 清水 勇人

「見沼通船堀」は、国の史跡に指定されており、江戸時代の経済流通や土木技術を考えるうえで非常に貴重な遺跡です。
さいたま市では、「見沼通船堀」を継承していくため、平成27年度から再整備事業を実施するとともに、皆さまに快適に見学していただけるよう、日々の維持管理を行っています。

この貴重な財産を守り、次世代へ伝えるため、皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

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ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

埼玉県さいたま市

さいたま市は、埼玉県南東部に位置する人口約135万人の政令指定都市です。
「SUUMO住みたい街ランキング2025首都圏版」では「大宮」が2位、「浦和」が11位、「さいたま新都心」が26位になるなど、住みやすい街として評価され、Jリーグ 浦和レッズと大宮アルディージャのホームタウンでもあり、熱いサポーターの存在で全国的に知られているところです。
また、「東日本の玄関口」大宮駅は全国有数の乗り入れ路線数を誇り、駅近くの鉄道博物館は世界中の鉄道ファンばかりでなく、多くの家族連れが訪れる人気施設です。
他にも、大宮盆栽博物館(2010年オープン)や岩槻人形博物館(2020年オープン)など、日本の伝統文化を体験できるスポットも注目されています。