大宮盆栽村開村100周年 大宮盆栽を次の世代につなげたい!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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目標金額:5,000,000

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終了まで
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埼玉県さいたま市(さいたまけん さいたまし)

寄付募集期間:2025年9月2日~2025年11月30日(90日間)

埼玉県さいたま市

プロジェクトオーナー

さいたま市にある「大宮盆栽村」は、令和7年度に開村100周年を迎えました。
大宮盆栽村は、いまも名品盆栽の聖地として知られ、日本だけでなく世界から多くの愛好家が訪れています。
しかし、園主の高齢化や後継者不足等により、市内の盆栽園は減少傾向にあります。
これまで継続してきた貴重な伝統産業を次の世代へ継承すべく、国内外への大宮盆栽の魅力発信や新たな盆栽ファンの創出に向けた支援を行います。

大宮盆栽村開村100周年
大宮盆栽を次の世代につなげたい!

大宮盆栽村100周年チラシ

大宮盆栽村存続のためには、盆栽に馴染みのない方を含めた幅広い世代へのPRが必要!

盆栽夜市会場イメージ図

「大宮盆栽村100周年」の節目を彩る記念事業の一環として、11月14日から16日に大宮駅西口から徒歩5分の鐘塚公園で「盆栽夜市」を開催します。

本イベントは、これまで盆栽を育てたことがない方々や盆栽に馴染みのない人に向け、盆栽と台湾夜市という異文化を掛け合わせることで、若者を中心とした世代が楽しめる場を創出します。

また、11月に開催する大宮駅周辺の各イベントをつなぐ市内周遊策の参加賞としてミニ盆栽を配布します。

ミニ盆栽の配布は、5月の「大宮盆栽ウィーク」においても配布しており、これまで盆栽を育てたことがない方々に、大宮盆栽の魅力が伝わり大変好評をいただいています。

こうした事業を実施することで幅広い世代へ盆栽の魅力を伝えることが重要であると考えています。

ミニ盆栽

大宮盆栽村とは

かつて、東京の団子坂(文京区千駄木)周辺には、江戸の大名屋敷などの庭造りをしていた植木職人が多く住んでおり、明治になってから盆栽専門の職人も生まれました。

関東大震災(1923年)で大きな被害を受けた盆栽業者が、壊滅した東京から離れ、盆栽育成に適した土壌を求めて大宮(現さいたま市)へ移り住みました。

1925年には彼らの自治共同体として大宮盆栽村が生まれ、今年で開村100周年!最盛期の1935年頃には30以上の盆栽園がありました。

大宮盆栽村は、いまも名品盆栽の聖地として知られ、日本だけでなく世界から多くの愛好家が訪れています。

1935年頃に制作された盆栽村紹介リーフレット 出典:大宮盆栽美術館
1935年頃に制作された盆栽村紹介リーフレット 出典:大宮盆栽美術館

世界にも認められた"BONSAI"
55年の時を経て、大阪・関西万博へ再び出展

大宮盆栽村の名は、開村以来世界中に轟き、外国人団体の見学、海外の盆栽愛好家からの講習希望はもちろん、世界各国の要人も大宮盆栽村を訪れています。

◆第1回世界盆栽大会
1989年に、第1回世界盆栽大会が、さいたま市(旧大宮市)で開催されました。

◆第8回世界盆栽大会
2017年には、「第8回世界盆栽大会 in さいたま」が開催されました。1989年の第1回から28年、世界盆栽大会発祥の地、さいたま市からまた新たなスタートを切り、「盆栽、~次の100年へ~」をテーマに伝統の盆栽を受け継ぐとともに、世代を超えて愛される盆栽の可能性を世界に向けて発信しました。

◆日本万国博覧会
1970年には、大阪で開催された日本万国博覧会において、日本政府は盆栽水石展示を行いました。
この時、大宮盆栽村からも多くの盆栽が出品され、その名を世界に轟かせました。

◆大阪・関西万博
2025年大阪・関西万博において、本市が大宮の盆栽等を展示します。
55年の時を経て、なお盆栽業界をけん引し続ける大宮盆栽村が、100周年という節目の年に再び世界の人々を魅了します。

大宮盆栽村の現状

現在、大宮盆栽村には、6軒の盆栽園があります。

1925年の開村後、東京から移転する盆栽園の数は次第に増加し、開村して約10年後の1936年には35軒の盆栽園があったという記録が残されています。

以降、盆栽業の停滞や盆栽園主の高齢化、ライフスタイルの変化などにより、盆栽園の数は減少傾向にあります。

画像提供:さいたま観光国際協会
画像提供:さいたま観光国際協会

毎年ゴールデンウィークに開催される大宮盆栽ウィークと若手盆栽師の活躍

毎年GWの5月3日から5日で、大盆栽まつりが開催されます。

併せて開催される2つのイベント、
・大宮盆栽村おもてなしイベント
・おおみや盆栽春まつり
とまとめて「大宮盆栽ウィーク」と題し、大宮盆栽を地域全体で盛り上げるイベントとなっています。

JR大宮駅東西連絡通路では「大宮盆栽ウィーク」前夜祭を開催しており、盆栽師とDJがコラボレーションしたパフォーマンスを実施するなど若手の盆栽師も活躍しています。

また、近年では、そうしたイベントの広報や日頃のプロモーションにSNSを活用することで、これまで以上に多くの方に大宮盆栽の魅力を届けることができています。

特に盆栽専門YouTubeチャンネル「盆栽Q」では、大宮盆栽村の若手盆栽師を中心に、盆栽の育て方や、手入れの方法などを紹介し、海外からの視聴者も含め、幅広い世代に受け入れられています。

大盆栽まつりの様子
大宮盆栽ウィーク前夜祭における若手盆栽師のパフォーマンス

寄附金の使いみち

◆盆栽夜市イベント
大宮盆栽村100周年を記念したイベントの一つである「盆栽夜市」開催のために活用させていただきます。
開催場所    :鐘塚公園(さいたま市大宮区桜木町1‐7‐8)
開催日時(予定):令和7年11月14日(金)12:00~21:00
         令和7年11月15日(土)11:00~21:00
         令和7年11月16日(日)11:00~16:00


◆ミニ盆栽の活用
幅広い世代へ大宮盆栽の魅力を発信し続けるため、「ミニ盆栽」の配布に活用させていただきます。

世界に誇る大宮盆栽の文化を次の100年へ継承するため、ぜひ全国の皆さまからのご支援をお願いします。


※目標金額に達しなかった場合でも、本事業は実施いたします。また、目標金額以上に集まった寄附金は、本プロジェクトの趣旨に沿った事業に活用させていただきます。

大宮盆栽協同組合 加藤理事長からのメッセージ

このたび、大宮盆栽村開村100周年を迎えました。
関東大震災および戦中戦後の混乱の中、大宮の地を開拓し移り住んで盆栽園を開き、いまなお「盆栽の聖地」として世界中の盆栽愛好家の憧憬の対象となり、盆栽業界を牽引し続けてこられたのは、先人達の努力の賜物です。
その後、空前の盆栽ブームとなった昭和時代を経て、いまや海外の至る所で「BONSAI」人気は年々高まりを見せております。
また、SNSやYouTubeを中心に国内の若い世代からも、盆栽文化に熱い視線が注がれるようになりました。
我々は、先人達が積み上げてきた伝統をもとに、次の100年に向けて、盆栽文化の在り方を、日々模索し続けております。大宮盆栽協同組合一同、盆栽村の発展のため尽力して参る所存です。
今後とも皆様のご理解・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

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さいたま市長 清水 勇人からのメッセージ

1925年に開村した大宮盆栽村は、盆栽の聖地として世界中から愛好家が訪れる場所となっており、令和7年に開村100周年を迎えました。
しかし、一方で、かつて市内に30以上あった盆栽園は園主の高齢化や後継者不足等により減少し、現在は6園のみとなっております。
盆栽は、世代を超えて受け継がれていく中で、その価値を高めていく芸術です。これからも末永く盆栽が継承されていくために、 私たちは盆栽の魅力をより強く発信し、後継者の育成に努めていきたいと考えております。
世界に誇るこの貴重な文化を次の世代に継承していくため、皆さまのご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

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ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

おすすめ 返礼品PICK UP!

山もみじ盆栽(小型サイズ)樹齢5年程度

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樹齢5年程度(樹高10cm~20cm程度)
※樹齢、樹高は参考数値となりますので実際のお礼の品とは異なる場合があります。

◆寄附額30,000円~

かえで盆栽(小型サイズ)樹齢5年程度

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樹齢5年程度(樹高10cm~20cm程度)
樹齢、樹高は参考数値となりますので実際のお礼の品とは異なる場合があります。

◆寄附額30,000円~

五葉松盆栽(中型サイズ)

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樹高50cm~60cm程度
※ 樹齢、樹高は参考数値となりますので実際のお礼の品とは異なる場合があります。

◆寄附額500,000円~

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

埼玉県さいたま市

さいたま市は、埼玉県南東部に位置する人口約135万人の政令指定都市です。
「SUUMO住みたい街ランキング2025首都圏版」では「大宮」が2位、「浦和」が11位、「さいたま新都心」が26位になるなど、住みやすい街として評価され、Jリーグ 浦和レッズと大宮アルディージャのホームタウンでもあり、熱いサポーターの存在で全国的に知られているところです。
また、「東日本の玄関口」大宮駅は全国有数の乗り入れ路線数を誇り、駅近くの鉄道博物館は世界中の鉄道ファンばかりでなく、多くの家族連れが訪れる人気施設です。
他にも、大宮盆栽博物館(2010年オープン)や岩槻人形博物館(2020年オープン)など、日本の伝統文化を体験できるスポットも注目されています。