満天の星空に花を咲かせたい ―さいたま市と南会津町、地域をつなぐ―

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 439,000

24.3%

目標金額:1,800,000

達成率
24.3%
支援人数
16
終了まで
37
/ 90

埼玉県さいたま市(さいたまけん さいたまし)

寄付募集期間:2025年8月5日~2025年11月2日(90日間)

埼玉県さいたま市

プロジェクトオーナー

世代を超えて、積み重ねた2つの「まち」のきずなを次世代につなげる伝統行事の支援。

友好都市を訪れるきっかけづくりの一つとして、本市では、南会津町で地域のお祭りに合わせて、打ち上げ花火を実施しています。
約40年にわたり続く、地域の伝統行事であるとともに本市と南会津町の交流を象徴するイベントです。
 
本プロジェクトは、南会津町との交流促進、地方創生に参加するきっかけづくりを目的として実施します。
 
なお、賛同をいただきました御寄附については、花火大会としての支援で大切に活用させていただきます。
また、寄附額が目標額以上に集まった際には、国内交流推進事業(国内友好都市PR活動や交流推進に関する取組)にも活用させていただきます。

| 世代を超えて、2つの「まち」をつなぐ伝統行事

さいたま市と福島県南会津町。

地域も文化も気候も異なるふたつのまちが、200キロの距離を越えて、40年以上にわたり交流を続けてきました。

出発点は旧市の自治体間の友好(姉妹)都市協定でしたが、そこからさいたま市の小中学生が毎年のように舘岩少年自然の家で「自然の教室」体験や、豊かな自然と郷土料理を堪能する保養施設の利用、物産展や相互の地域行事に参加するなど、顔の見える交流を少しずつ積み重ねてきました。
こうした子どもの頃に南会津を訪れた人が、大人になってまたその地を訪れ、自分の子どもにも同じ体験をさせたいと思う。
そうした積み重ねが、地域間の交流を強くしてきました。

そして、南会津町との交流の象徴として受け継がれてきた行事が、南会津町の夏まつりで打ち上げられる花火です。
そのはじまりは、友好都市の締結を祝して打ち上げた花火であり、以降、毎年、続いてきた、まさに2つのまちをつなぐ交流のシンボルです。

このプロジェクトで実現したいこと

■ 200キロ離れたまちの人が、同じ空を見る特別な日を盛り上げたい

普段は離れて暮らす人々が、この日に限っては同じ場所、同じ空を見上げて、互いの文化や世代を超えて続く交流に思いをはせる。

この特別な時間を多くの人たちと共有し、記憶に残り続ける花火大会にしたいと思い、私たちはこのプロジェクトを実施しました。

■ 200キロ離れたまちの人が、同じ空を見る特別な日を盛り上げたい

■ 関係人口・交流人口として関わる機会をつくりたい

花火大会は、両市町にとっての夏の風物詩であり、交流の象徴でもあります。

一方で、価値観や市民ニーズが多様化し、多くの情報を自分で得られることができる現在、伝統行事の関わり方もその地域の人々だけではなく、共につくる時代へと変化していると考えます。

このプロジェクトでは、観光や自然体験をきっかけに地域に関心を持った方、家族や仕事を通じて地域と関わりを持つ方など、さまざまな立場の方々に参加いただきたいと考えています。

「観る人」から「一緒に育てる人」へ

この取組を通じて、2つのまちで作り上げてきた地域の伝統行事をより広く、より多様な関わりを得られる機会になればと考えています。

■ 全国の地域が抱える課題を、ここから考える機会にしたい

本市と南会津町の花火による交流は、少しずつ積み重ね、地域における伝統行事となり約40年にわたり、続けられてきました。

一方で、全国的な課題として、少子化や地域の担い手不足等が社会課題となっており、今続けられている地域の伝統行事であっても、これから次の世代にどのようにつないでいくのか検討し、取組を進めることは喫緊の課題だと考えます。

このプロジェクトは、地域イベントの支援だけではなく、「地域間の関係性や地域の行事を次の世代にどのようにつなぐか」という問いに向き合う取組でもあります。

ぜひ、全国の自治体関係者、そして地域づくりに関心のある方々とこの課題を共有するきっかけにしたいと考えています。

❘ 寄附の使いみち

皆様からいただいた御寄附は、花火大会の支援に使わせていただきます。また、目標額以上に集まった際の寄附は、南会津町との国内交流等をおこなっている国内交流推進事業に活用させていただきます。

地域間の持続的なつながりを築くための資源として、大切に使わせていただきます。

※目標金額に達しなかった場合も、本事業に活用させていただきます。

会津高原たていわ夏まつり花火大会には、毎年多くの人が訪れます。
会津高原たていわ夏まつりでの1枚。今年は7月26日に開催しました。

最後に

花火大会には、毎年特別な演出があるわけではありません。

しかし、40年以上にわたって続いてきたという事実には、それだけの意味と背景があります。

参加したひとりひとりのそれぞれの思いがあります。
その思いや築き上げた関係を絶やすことなく、次の世代につないでいくことが求められています。

このプロジェクトは、さいたま市と南会津町だけの話ではありません。
各地の地域行事や関係性をどう次の世代につないでいくか――その問いを多くの人と共有するための取組でもあります。

ご関心を持っていただけた方からの御寄附を、心よりお待ちしています。

南郷豊年まつりでの1枚。今年は9月6日に開催されます。

❘ さいたま市長から寄附者の皆様へ

日頃から本市国内交流事業に御理解・御協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。

本市は、現在、福島県南会津町、新潟県南魚沼市、千葉県鴨川市、群馬県みなかみ町と友好都市提携をしており、イベントへの出席や市内イベントに物産を出店していただくなど、各都市との交流を重ねています。

今回、国内交流推進事業の中でスポットを当てた南会津町との花火大会による交流につきましては、旧大宮市と旧舘岩村の友好都市締結を機に始まった花火は40年以上にわたり続いており、旧浦和市と旧南郷村で実施されている花火も30年以上続いているイベントです。
どちらも南会津町との交流を積み重ねてきた証しであり、2つのまちをつなぐ交流のシンボルとなっています。

一方で、生活観の変化にともなう行政へのニーズの多様化、地域の担い手不足などの社会課題など、積み重ねてきた伝統のある交流やイベントも今までどおり続けることは簡単ではありません。
これからは、地域で築き上げてきたイベントを、地域づくりに関心のある全国の方々と一緒に持続可能なイベントにしていくための新たな仕組みづくりが必要であると考えます。

さいたま市や南会津町にゆかりのある方はもちろん、地方創生や地域づくりに関心のある皆様にも関わっていただければ幸いです。

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ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

埼玉県さいたま市

さいたま市は、埼玉県南東部に位置する人口約135万人の政令指定都市です。
「SUUMO住みたい街ランキング2025首都圏版」では「大宮」が2位、「浦和」が11位、「さいたま新都心」が26位になるなど、住みやすい街として評価され、Jリーグ 浦和レッズとRB大宮アルディージャのホームタウンでもあり、熱いサポーターの存在で全国的に知られているところです。
また、「東日本の玄関口」大宮駅は全国有数の乗り入れ路線数を誇り、駅近くの鉄道博物館は世界中の鉄道ファンばかりでなく、多くの家族連れが訪れる人気施設です。
他にも、大宮盆栽美術館(2010年オープン)や岩槻人形博物館(2020年オープン)など、日本の伝統文化を体験できるスポットも注目されています。