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ムササビも暮らす森を未来につなぐ!岩湧の森再生プロジェクト【大阪で唯一の新日本百名山・岩湧山】危険木を撤去し、美しい景観、安全な岩湧登山をいつまでも

カテゴリー:自然・環境 

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寄付金額 5,000

0.1%

目標金額:5,000,000

達成率
0.1%
支援人数
1
終了まで
87
/ 87

大阪府河内長野市(おおさかふ かわちながのし)

寄付募集期間:2025年10月6日~2025年12月31日(87日間)

河内長野市×YAMAP

プロジェクトオーナー

お子様からシニア世代まで幅広い利用者に親しまれている、大阪の“ちょうどいい”低山「岩湧山」。
大阪府内で唯一、新日本百名山に選定されているこの山では、現在、ナラ枯れなどの樹木の病気で枯死した大木などの危険木が登山者の安全を脅かしています。
大阪平野や六甲山系を一望できる大パノラマや、秋のススキ草原など、岩湧山ならではの自然の魅力を、より多くの方に安全に楽しんでいただき、岩湧山が将来に渡って愛される山であり続けるため、地域住民・行政、そして応援いただけるみなさんが一丸となり、今回のプロジェクトで登山道沿いの危険木の処理などの対策を進めたいと考えています。みなさんの温かいご支援を、よろしくお願いします。

岩湧山について

大阪にありながら市域の 70%以上が森林という河内長野市を代表する山、岩湧山。
山頂は雄大な草原が広がり、南への眺望は葛城山脈の屋根筋連峰、北には阪神方面、六甲連峰をはじめ晴天時には遠く淡路島まで眼下に入るなど展望に優れた山で、標高 897.7m と比較的登りやすいこともあり、四季を通じ多くの人でにぎわいます。
山頂一帯は、茅(すすき)の宝庫で、秋になると黄金の穂が広がり、秋空と相まって息をのむような景観をつくり出します。
地元では「キトラ」と呼ばれ、約 300 年前から滝畑地区の共有地として、茅葺屋根の材料となるカヤの管理が行われてきました。
現在も文化財建造物の保全に欠かせない資源として重要な役割を果たしています。

岩湧の森について

岩湧の森は岩湧山の中腹に位置する自然公園施設で、休憩施設の四季彩館や七つ道と呼ばれる登山道、広場や水辺などがあります。

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四季彩館
岩湧山の中腹にあり、テラスからは大和葛城山や二上山、生駒山のパノラマが楽しめます。館内では、岩湧の自然に関する情報提供を行っています。

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ムササビ
岩湧寺周辺のスギの高木にはムササビが住みついており、秋ごろにはムササビウォッチングという観察イベントが開催されます。

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秋海棠(シュウカイドウ)
8月~10月にかけ、紅色の花を咲かせます。特に9月中旬~下旬が見頃です。

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シャクナゲ
5月頃、紅紫色の花を咲かせます。

岩湧の森での危険木の状況

近年、岩湧の森ではナラ枯れなどによる樹木の枯死が急増しており、主要な登山道や人気ルートにも倒木のリスクが生じています。
すでに「いにしえの道」など一部の登山道では通行止め措置が取られており、早急な対応が求められています。

※ナラ枯れとは

ナラ枯れは、「カシノナガキクイムシ」という小さな虫が媒介する「ナラ菌」によって起こる、コナラなどブナ科樹木の伝染病です。
高齢の大径木で被害が起きやすく、虫の侵入を受けた樹木は水を吸い上げられなくなることで急激に枯れてしまいます。

枯死木
倒木(いにしえの道)

市のこれまでの取り組み

被害発生時は樹木が枯死した際にシートで覆うなど物理的な被害拡大防止対策を講じましたが、拡大の速さに対策が追い付かず、多くの被害が生じてしまいました。
そのため、現在は現地踏査により危険木をリストアップし、定期的な巡回や注意喚起看板の設置を行うとともに、予算の範囲内で優先度の高い危険木から伐採を進めています。
また地域のボランティアと連携した危険木伐採も行っています。一方で被害の大きさに対処が追いついていないのが現状です。

寄附金の使い道

いただいた寄附金は岩湧の森の登山道にある危険木の伐採や登山道の整備に活用します。
※目標金額に達しなかった場合も、事業は実施し、上記の費用に大切に活用させていただきます。
※また、目標金額以上のご寄附をいただいた場合でも、今後の岩湧の森の登山道にある危険木の伐採や登山道の整備に関連する費用に大切に活用させていただきます。

危険木

森林 ESD やレクリエーションなど多くの人がつながる森

河内長野市では、次世代の子どもたちに「自然を守り育てる力」を育むことを目指し、森林譲与税を活用した森林 ESD 事業の展開や、企業と連携した ESD のイベントを実施しています。
今回のプロジェクトで危険木の処理が進むことで、活動のフィールドが広がり、より多くの方々に森林を安全に体験いただけることが期待されます。

阪急うめだ本店主催「HANKYU こどもカレッジ」の様子

~いただいた応援メッセージ~

・身近な山として、友人や友達と気軽に登れる岩湧山が大好きです!
・岩湧の森がんばれ!
・岩湧山は生物多様性に溢れる宝のような山です!そんな山が未来に元気な姿で残ってほしい!そんな想いです
・岩湧の森の自然を守り後世に残したい

などなど、たくさんの応援メッセージをありがとうございます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

大阪府河内長野市

河内長野市は大阪府の南部に位置しており、古くから高野街道の宿場町として栄え、日本遺産認定を受けている天野山金剛寺、観心寺などがあります。歴史や文化が感じられる古くからのまちなみが続く一方 、丘陵部には切り開かれた住宅地が広がっています。良好な住環境を求めて、これまでさまざまな人たちが移り住んできました。都心からの鉄道アクセスは、南海高野線で難波から約 30 分、近鉄線で近鉄阿倍野橋から約 40 分です。 
大阪市、堺市に次いで府内 3 番目の面積がある市域の約 7 割は森林で、南の山々は金剛生駒紀泉国定公園の一部となっています。市内の住宅の窓からは、どの方向をみても、いつもその背景には緑が映っています。また森林の約7割がスギ、ヒノキなどの人工林で構成され、実に市域の約5割が人工林という府内随一の林業地域です(河内林業地といいます)。代表的な山に岩湧があり、山頂には美しいススキの平原が広がっており、日々多くの登山者が訪れます。
本市では令和7年度の機構改革により、農林課を自然資本活用課に改めました。本市の有する森林などの自然資源を再価値化し、資本として活用を進めることで、森林を保全しながら森林の価値の向上を目指します。