世界遺産高野山の命を守ろう【救急車両更新プロジェクト】

カテゴリー:健康・福祉 

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寄付金額 508,500

2.5%

目標金額:20,000,000

達成率
2.5%
支援人数
22
終了まで
65
/ 92

和歌山県高野町(わかやまけん こうやちょう)

寄付募集期間:2025年8月1日~2025年10月31日(92日間)

和歌山県高野町

プロジェクトオーナー

高野町消防本部は住民の生命・身体を守ること、年間140万人ほど訪れられる観光客の生命・身体を、さらに高野町は世界遺産であるため、町の文化財等を守ることを使命としております。
ハイシーズンには事故も増えるため、あらゆる場面を想定をした訓練をたった21名という少人数ながらも、消防・救急どちらも怠ることなく対応できるよう体制強化するべく日頃から取り組んでおります。

高野町消防本部は、世界遺産である紀伊山地の霊場と参詣道や真言密教の聖地高野山を、火災をはじめあらゆる災害から守ります。
日々のトレーニング、訓練はもちろんのこと、日々の活動報告、いざという時の対応方法などの発信等できることは全て全力で努めてまいります。
我々の勢力強化のためにもぜひ皆様のお力をお貸しください。

世界遺産高野山の命を守ろう~救急車両更新プロジェクト~

プロジェクト内容

高野町消防本部は、たった21名の職員で24時間365日、万全の体制を整えています。

地域にお住いの方々、そして高野山を訪れるすべての方々の命を守るため、私たちは人口規模の基準を超えて救急車を2台体制で運用しています。
広大な管轄区域と最寄りの高次医療機関まで片道1時間以上かかる地理的条件の中、一刻を争う救命活動に日々全力で取り組んでいます。
しかし、全国でも最小規模の消防本部である私たちには、救急車両や最新の医療機器を適切なタイミングで更新する余力がありません。その結果、皆様の大切な命を救うための装備が徐々に古びていっているのが現状です。

この状況を改善するため、本プロジェクトを活用させていただきます。
ぜひ高野町消防本部に温かいご支援・ご協力賜りますようお願い申し上げます。

高野町の現状

年間250件の救急出動を支える地域医療の現状

高野町では年間250件前後の救急出動があります。

町内のは救急診療所が1か所あるだけで、入院が必要な重篤な傷病者の方は隣接する市町の病院へ運ばなければなりません。
町外への救急搬送には80分近い時間を要し、これは全国平均の45分程度と比べて大幅に長い搬送時間となっています。

医療過疎地という厳しい環境の中で、私たち消防職員は日々、一刻を争う救急現場に向き合っています。

世界遺産の町が抱える特別な事情

救急車で運ばれる方の約半数は町外に住まわれている方です。
これは、全国平均の10%以下と比べて非常に高い割合で、高野山という世界的な観光地があることを物語っています。

人口の2,600人の町に年間140万人もの観光客が訪れ、宿泊客だけでも20万人を超えます。

流動的な人の数も勘案すると、6,500人~3万人程度の町といえる状態です。
一般に2,600人の人口であれば救急車1台が基準ですが、この特別な事情により救急車2台体制での運用を行っているのです。

高野町での取り組み

質の高い救急医療体制への挑戦

消防署では全職員の半数以上に救急救命士を配置しています。
10年前から12誘導心電図の伝送を行い、2年前からは救急車内の映像を診療所に伝送して遠隔医療に着手するなど先進的な取り組みを続けてきました。

鍛え上げられた救急隊員は重症度緊急度を瞬時に判断し、ドクターヘリなどの医療資源をフル活用しています。

救急車は全国で平等に提供されるべき行政サービスであり、高野町だけ質を落とすわけにはいきません。
世界的観光都市として各国から訪れる方々に対し、高いホスピタリティを維持することは必要だと考えています。

寄附金の使い道

高規格救急車の更新

救命処置用の最新医療機器の導入

高野町では高規格救急車の導入を検討しています。

救急車が現場に到着したとき、1秒でも早い処置が生死を分けます。

通常の救急車は病人等を病院まで搬送する車であり、簡易な処置・点滴等をする機材しか搭載さていません。
一方で、高規格救急自動車は、重篤な患者さんに対して救急救命士が高度な救命処置を行える特別な救急車です。
車内には振動を抑えるストレッチャーと、心停止の際に使用する除細動器、心電図モニター、人工呼吸器など、病院と同等の医療機器を搭載しています。

平成18年に配備されたこの救急車は、19年間で数多くの尊い命を救ってきました。しかし、車両も医療機器も老朽化が進み、故障時の代替機もない状況です。最寄りの高次医療機関への時間を要す高野町にとって、地域の皆様の安全を守るためにも新しい救急車への更新が急務となっています。

そして、何よりも多くの方の命を救うこと、救急体制の強化を目指していきます。

【注意事項】

目標金額に達しなかった場合、または目標金額以上の寄付が集まった場合、いずれの場合でも本プロジェクトの事業費として活用させていただきます。

高野町消防本部の想い

高野町消防本部では、町民の生命・身体、年間140万人の観光客、そして世界遺産・高野山の文化財を
火災や災害から守るため、限られた21名の職員で日々活動を続けています。

救急者は約15年、搭載医療機器は7~8年で更新が必要となり、車両と医療機器一式の導入には5,000万円以上を要します。

本プロジェクトは、救急車両および医療機器の更新費用を確保し、災害時や緊急時に命を守る体制を
維持・強化することを目的としています。

皆様の温かいご支援を、どうかよろしくお願いいたします。

お礼の品の紹介

タンク車からの大量放水体験

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小型救助車の乗車体験

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完全オリジナル!アップサイクルグッズ

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世界遺産高野山の命を守ろう~救急車両更新プロジェクト~に向けて

高野町長 平野 嘉也からのメッセージ

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皆さん、こんにちは。高野町長の平野嘉也です。
この町『高野町』は、和歌山県の北東部にあり、大自然に囲まれ、平安時代弘仁7年(816年)より弘法大師空海が修行の場として開いた高野山真言宗の聖地高野山を中心とする町で、貴重な文化財・建造物・名所が数多く存在します。
そんな、高野町に住まれる方々、訪れられる方々の命を救うためにも、本プロジェクトに対する温かいご支援をよろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

和歌山県高野町

高野町は和歌山県の北東部にあり、大自然に囲まれ、弘法大師空海が修行の場として開いた高野山真言宗の聖地「高野山」を中心とする町で、
貴重な文化財、建造物、名所が数多く存在しています。

2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。
また、2016年には女人道・黒河道・京大坂道不動坂が世界遺産に追加登録され、日本のみならず世界中から多くの観光客が訪れています。

自然・歴史・文化・伝統のある本町は「誰もが住みよい、住みたくなる、来たくなる」まちを目指し、様々なまちづくりに取り組んでいます。