子どもたちが豊岡で世界と出会う音楽祭「第11回おんぷの祭典」

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 15,000

1.5%

目標金額:1,000,000

達成率
1.5%
支援人数
1
終了まで
77
/ 90

兵庫県豊岡市(ひょうごけん とよおかし)

寄付募集期間:2025年7月3日~2025年9月30日(90日間)

兵庫県豊岡市

プロジェクトオーナー

”世界から豊岡に 本物の響きと感動を 子どもたちへ” をスローガンに、2014年から音楽祭を開催しています。

特に、子どもたちに音楽を届けるために、他のクラシックコンサートでは実現できない距離感や空気感で、気軽に上質な音楽に親しんでもらえる演奏会を実施しています。

生演奏を聴く機会も、クラシック音楽に親しむ機会も少ない豊岡市で、当初は第10回まで続けることを目標にスタートしました。しかし、市民のみなさまや教育現場からの「続けてほしい」という後押しを受け、継続して開催することが決定しました。

今後も本物の演奏が聴けるまちとして、子どもたちだけでなく市民全体が豊岡を誇りに思えるよう、小さなまちだからこそ実施できることを考え、プログラムに磨きをかけていきます。
みなさまのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

子どもたちに豊岡を誇りに思ってほしい!

小さくても、一流のクラシック演奏に触れられるまち

豊岡市は現在、急速に進む「人口減少」という大きな課題に直面しています。その要因の一つに挙げられるのが、若者の市外(都市部)への転出です。進学のために転出し、その後豊岡市に戻って来る若者は3割ほどです。

この状況を改善するためには、子どもたちに「豊岡で暮らしたい」、「豊岡で暮らしてよかった」と実感してもらうことが重要です。そこで本市では、豊岡だからこそ体験できる文化芸術振興により、地域の活力を高めようと取組みを始めました。
「おんぷの祭典」は、その取組みの一環です。コンサートに参加されたお客さまから、「豊岡で貴重な機会をいただけ、すばらしい時間を過ごせた」とお声をいただくようになりました。
定期的に一流の演奏に触れる機会を持つことでまちの魅力を磨き上げ、豊岡で暮らす価値を高めていくため、みなさまのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

子どもたちのためのコンサート

子どもも楽しい、大人も楽しい音楽祭

みんなが音楽を楽しむきっかけに!

国内外で活躍する演奏家をお招きし、管楽器チーム・弦楽器チームを編成し、市内のあらゆる会場でコンサートを開催します。

子どもたちが中心の音楽祭ですが、大人も一緒に楽しめるプログラムも充実しています。
豊岡市では生演奏を聴く機会が少なく、コンサートを聴くには遠出する必要があります。
そこで、大人にもおんぷの祭典を楽しんでもらい、音楽を身近に感じてほしいと考えています。

■学校訪問コンサート・園訪問コンサート
市内の小中学校、こども園、幼稚園で行うコンサートです。一度はどこかで聴いたことのある曲を中心に演奏を楽しんでもらい、演奏家が楽器の仕組みなども教えてくれます。

■子どもたちのためのコンサート
未就学児や妊婦さんを対象にしたコンサートです。演奏家に手が届きそうなくらいの距離で演奏を楽しめ、子どもたちが泣いても騒いでも退席不要で、親子で安心して参加していただけます。

■キッズコンサート
子どもを対象とした、ホールでのコンサートです。本格的なクラシック演奏もありながら、客席参加型のパフォーマンスもあり、子どものクラシックコンサートデビューにぴったりの内容です。

■稽古堂イブニングコンサート
仕事終わりの夕方に立ち寄っていただけるコンサートです。演奏者は日替りで、演奏に加え、トークもお楽しみいただけます。

■街角コンサート
全世代向けのコンサートです。広い面積を有する豊岡市で、どのエリアにお住まいでも演奏を楽しんでいただけるよう、演奏家が市内6箇所を駆け巡ります。「街角コンサート」のとおり、ホールではなく誰でも気軽に立ち寄っていただける場所で開催します。

■ファイナルコンサート
おんぷの祭典期間中、チームごとに様々な会場でコンサートをしていた演奏家が一堂に会し、オーケストラを結成します。祭典のフィナーレを飾る本格的なクラシックコンサートです。

寄附金の具体的な使い道

ご支援いただいた寄附金は、プログラムの充実を図るための運営費や、音楽祭の情報発信のための広報費として活用させていただきます。

※目標金額に達しなかった場合や、目標金額を上回る寄附をいただいた場合も、「おんぷの祭典」の開催に活用させていただきます。

過去実施したコンサートの様子

学校訪問コンサート
園訪問コンサート
子どもたちのためのコンサート
キッズコンサート
稽古堂イブニングコンサート
街角コンサート
ファイナルコンサート

再会と新たな出会いを楽しみに

みんなが来てくれることを、まちの誇りに

おんぷの祭典では、国内外から多くの演奏家をお招きしています。
毎年出演してくださる演奏家、回を経て再び出演くださる演奏家も多く、市民もスタッフも再会を楽しみにしています。
演奏家のみなさまも「今年も聴きに来てくださった」とお客さまの顔を覚えておられるほど、お互いが顔なじみになってきました。

進学を機に豊岡を離れた若者が「おんぷの祭典」を聴きに帰省するなど、里帰りのきっかけとなっていたり、2021年に日本初「芸術文化観光」を学ぶ公立大学が豊岡で開学し、全国各地から進学してきた学生たちが祭典ボランティアとして参加してくれるなど、市民と学生の新たな交流の場にもなっています。

回を重ねるごとに、近隣市町からのお客さまも増えてきました。
一流のクラシック演奏が聴けるまちであることに加え、みんなが来てくれる豊岡を、子どもたちに誇りに感じてほしいと思います。

来場者(ファイナルコンサート)

持続可能な音楽祭へ

市民のみなさまと一緒に、「おんぷの祭典」を盛り上げていきます!

〈第11回おんぷの祭典〉

5月25日(日)  オープニングコンサート キッズおんぷ鉄道~丹後あかまつ号と音楽の旅~
5月26日(月)~6月1日(日) おんぷの祭典開催

寄附者のみなさまへ

祭典を通じて誇りと魅力が息づくまちへ

豊岡市長 門間 雄司

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おんぷの祭典は、「子どもたちに本物のクラシック音楽を聞いてもらい、豊かな感性を育んでほしい」という市民のみなさまの熱意によりスタートしました。
多くの企業・個人のみなさまからご支援とご協力を賜り、第11回目を迎えることができました。
祭典が開催される1週間、国内外で活躍する演奏家のみなさまが生の音楽を届けようと、県内で一番広い豊岡市内を駆け巡ってくださいます。
地方で暮らす子どもたちにとって、一流の演奏家の音楽との触れ合いは大変貴重な経験となります。おんぷの祭典で聴いた演奏はすばらしかったのだと、豊岡市でその体験ができたことを、いつの日か誇りを持ってくれることと思います。そしてこの祭典をきっかけに、さまざまな文化芸術に関心を持ち、自ら触れ、自分の器を広げていってほしいと願っています。
おんぷの祭典が途絶えないように、熱いご支援を賜りますようお願い申しあげます。

豊岡の人々と歩み続ける音楽祭へ

おんぷの祭典実行委員会 委員長  岡本 慎二さん

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子どもたちが豊岡で世界と出会う音楽祭~おんぷの祭典~は2025年に第11回を迎えました。但馬出身のヴァイオリン・ドクター中澤宗幸さんと奥様でヴァイオリニストのきみ子さんとの出会いから始まったクラシック音楽の祭典は、「世界から豊岡に 本物の響きと感動を 子どもたちへ」というスローガンにしています。豊岡のような地方都市では、なかなか本物の音楽を聴く機会がありませんが、豊岡の子どもたちには、世界で活躍する音楽家の一流の演奏を楽しんで聴いて、感性豊かでふるさとに誇りを持てる人に成長してほしいと願っています。子どもも大人も楽しめるプログラムを用意し、豊岡が音楽の都になる1週間を演出してきました。おかげさまで市民のみなさまにも認知され、初夏の風物詩として定着してきました。 

何度か出演いただいたヴァイオリニストの岡本誠司さん、辻彩奈さん、中村太地さんは世界的なコンクールで優勝し活躍の舞台を世界に広げています。NHK交響楽団のフルート奏者梶川真歩さん、大阪フィルハーモニーのコンサートマスター須山暢大さんなど一流のオーケストラで活躍している演奏家もおんぷの祭典の常連として出演していただいています。音楽、芸術文化に終わりはないのと同じく、おんぷの祭典はこれからも豊岡になくてはならないクラシックの音楽祭として、豊岡の子どもたちだけでなく幅広い市民のみなさまにも愛され親しまれる音楽祭であり続けたいと思います。

大切な時期に培う、音楽を通じた情操教育

おんぷの祭典 音楽監督  碓井 俊樹さん

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第6回より’’おんぷの祭典’’音楽監督を務めるピアニストの碓井俊樹です。
初めて豊岡市に訪れた際、世界的にも珍しい子どもにフォーカスした国際音楽祭が日本の地に、またこの豊岡市にあることに驚きました。

毎年世の中のトレンドを捉えながら、音楽祭は進化を続けていますが、ターゲットである子どもたちの心を確実に掴んでいく演奏会企画は、客席数を絞らざる得なく、また子育て世代の支援も兼ねると採算を度外視した運営で実行しなければいけない現状です。
今までも多くの企業、皆様にご支援を頂いてきましたが、このたび初のクラウドファンディングに挑戦し、ご寄附をお願いするとともに、豊岡市の特産品、目玉である豊岡鞄、城崎温泉等、大変魅力的な品で支援の御礼ができることも大きな喜びです。

ご支援のお願いとともに、音楽祭会場に足をお運び応援してくだされば何よりの大きな喜びです。

寄附者のみなさまへ

豊岡市からのメッセージ

第1回を開催した2014年、当時高校生だったヴァイオリニストの辻彩奈さんが出演してくださいました。
コロナ禍で一度開催を中止し、記念すべき第10回を迎えた2024年、辻さんは一流のヴァイオリニストとしてさらにパワーアップされ、再び「おんぷの祭典」に戻ってきてくださいました。
まだ歴史の浅い祭典ですが、それでもこの10年という歳月がもたらした変化には感慨深いものがありました。

また、演奏家の中には、豊岡市出身で祭典に出演するために里帰りをしてくださっている方もおられます。
この事業をきっかけに楽器に関心を持ち、演奏家を志し、コンサートのために里帰りしてくれるような、そんな子どもたちが現れるかもしれないと想像を膨らませながら、祭典の継続が生む変化が楽しみでなりません。

今後も、根底にあります子どもたちが音楽に親しむ機会としての役割を一番に考え、継続してまいります。
おんぷの祭典の継続につきまして、熱いご支援を賜りますようお願い申しあげます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

兵庫県豊岡市

豊岡市は、目指す都市像を「小さな世界都市-Local&Global City-」と定めました。
「小さな」を「Local」と訳しています。
豊岡というローカルに深く根ざしながら、世界で輝き、「小さくてもいいのだ」という堂々とした態度のまちを創ろうという趣旨です。
豊岡が小さな世界都市となるための条件は、次のとおりです。

1.自然との共生が徹底されていること。
2.地域の歴史、伝統、文化が守られ、新しい工夫が加わり、引き継がれていること。
3.優れた文化芸術が創造され、人々が楽しんでいること。
4.多様性を受け入れ、支え合うリベラルな気風がまちに満ちていること。
5.内発型の地域産業がすくすくと育っていること。
6.子どもたちが地域への愛着を育み、豊岡で世界と出会っていること。

豊岡というローカルに深く根ざしながら、世界で輝き「小さくてもいいのだ」という堂々とした態度のまちを創ることを目指しています。