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【未来を生きる子どもたちに語り継ぐ、かのやと戦後80年】歴史を未来へ届ける鹿屋市

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 110,000

11%

目標金額:1,000,000

達成率
11%
支援人数
3
終了まで
37
/ 91

鹿児島県鹿屋市(かごしまけん かのやし)

寄付募集期間:2025年7月2日~2025年9月30日(91日間)

鹿児島県鹿屋市

プロジェクトオーナー

鹿屋市には、太平洋戦争時代に3つの飛行場が存在し、1,271名と日本で最も多くの特攻隊が出撃し、亡くなった歴史があります。

戦後80年となる今年、鹿屋市では特別企画展や野里国民学校をテーマにした創作演劇の公演、合同で行う追悼式などを通じてその貴重な歴史や戦争体験者の声を次世代へ引き継ぐため、様々な取組を行います。

皆さまからいただいた寄附金は、戦争の悲惨さや平和の尊さを未来に継承する戦後80年事業プロジェクトの費用として活用させていただき、今年しかできない戦後80年を見つめ、「平和」についてもう1度考える機会を創ってまいります。

太平洋戦争が始まり、終わった地「かのや」

全国で最も多い特攻兵1,271名の命が散った

世界でも類を見ない、多くの犠牲者を出した太平洋戦争。
その中で、海軍の重要な最前基地の役割を担ったここ鹿屋では、追い込まれた日本軍が特攻作戦を決定した「鹿屋会談」が行われ、鹿屋基地から908名、串良基地から363名の合計1,271名の若い命が太平洋の海に散りました。

また、終戦後の昭和20年9月4日には、進駐軍が鹿屋の高須に上陸。進駐軍アメリカ海兵隊主力約2,500人が高須の金浜海岸に上陸しました。

▲戦没者を慰霊する串良平和公園

▲進駐軍が鹿屋市の金浜海岸へ降り立つ様子

今なお残る歴史的な戦争遺跡や鹿屋航空基地史料館

鹿屋市には、「物言わぬ戦争の語り部たち」として多くの戦争遺跡が市内各地に点在し、太平洋戦争の爪痕が多く残されています。
また、現役の海上自衛隊鹿屋航空基地に併設された歴史資料館である「鹿屋航空基地史料館」など、戦争の歴史に触れる多くの場所があります。

▲特攻兵の最後の電信を受信していた地下壕第一電信室

▲鹿屋航空基地史料館に展示されている零式艦上戦闘機(零戦)

未来へ語り継ぎたい、「かのやの歴史」を世界へ

戦後80年事業プロジェクト

鹿屋市内には、旧日本海軍創設期から太平洋戦争にいたるまでの貴重な資料や特攻隊員の遺影・遺書などが展示される海上自衛隊鹿屋航空基地史料館があるほか、敵機の空襲等から飛行機を守るために作られた掩体壕や特攻隊員が突撃前の最後の電信を受信していた串良地下壕第一電信室など、多くの戦跡が残されています。

戦後80年を迎え、当時を知る戦争体験者が少なくなりつつあります。
この戦争体験者の貴重な声を、未来を生きる次世代へ継承することは、今を生きる私たちの大切な使命です。

●戦後80年特設ホームページ~永遠の平和を願って~

▲戦後80年事業パンフレット

戦後80年を考える1年に

もう一度、改めて平和を考える機会を作ります。

日本が歩んだ歴史を風化させず、平和な社会を享受できる幸せを次世代に引き継いでいくため、昨年から準備を行ってきた戦後80年プロジェクト。

本年は、「戦後80年を考える1年」として、様々なプロジェクトを進めていきます。

<主な戦後80年プロジェクト事業>
・鹿屋の戦争の記憶や、戦前〜戦後の市民の暮らしに焦点を当てた特別企画展
・軍報道員「山岡荘八」の目から見た、鹿屋の戦争をテーマにした創作演劇の公演
・鹿屋、串良の遺族を対象とした合同追悼式や交流の場の提供
・落語家「桂竹丸」師匠の創作落語「特攻セズ」の公演
・平和の祈念コンサート

▲事業をイメージする共通のロゴで機運を高めます。

戦後80年を迎えるにあたり、残すべき戦争の記憶

未来の子どもたちに「戦争の悲惨さ」と「平和の大切さ」を学ぶ機会を

今年、戦後80年を迎え、戦後生まれが人口の80%程度になるなど、戦争を知る機会はこれからますます減少し、戦争に対する意識の希薄化が懸念されています。

また、世界にはこの瞬間にも戦争や紛争により、命の危険が脅かされている地域があります。そのような中、現在の日本の平和の背景に悲惨な戦争があったことを伝えていくことは、今を生きる私たちの責務とも言えます。
次世代へ語り継ぐ取組として、昨年度には、鹿屋市で初となる「子ども平和学習ガイド」の育成を行い、新たに13名のガイドが誕生しました。

▲子どもガイド育成講座で現地戦跡にて練習を行う講座生

▲認定式で新たに誕生した13人の子ども平和学習ガイド

寄附金の使い道

“鹿屋の太平洋戦争”をテーマに、その貴重な記憶を保存・公開するための様々な事業を行います。
皆さまからいただいた寄附金は、戦争の悲惨さや平和の大切さを未来に残す戦後80年事業プロジェクトの費用として活用させていただきます。

※目標金額を上回った場合・下回った場合も、本事業に活用させていただきます。

特別返礼品として戦争体験談集(第3版)を贈呈いたします

鹿屋の戦争における貴重な戦争体験談や戦跡資料などを詳しくまとめた資料集を令和6年度に制作。
令和7年から市内学校における平和学習での活用や、公共施設・図書館での配布を行い、平和を考える機会を創出しています。

今回、本プロジェクトへ応援いたただいた全ての方へ、本冊子を贈呈いたします。

▲表紙絵は鹿屋市内の小学生がスケッチ大会で描いたものを採用

令和7年度で実施する鹿屋の戦後80年プロジェクト

各イベントのお知らせ

◆戦後80年特別企画展

鹿屋の戦争の記憶や、戦前〜戦後の市民の暮らしに焦点を当てた特別企画展
・鹿屋で戦争を経験された方の貴重な体験談を映像や資料と共に公開します。
・実寸大の桜花の模型や野里国民学校のジオラマ制作など、神雷部隊に焦点を当てた展示を行います。
・当時使われていた貴重な写真資料や生活用品の展示、当時の6畳間の暮らしを再現するブース
の設置など、戦前〜戦後の市民の暮らしに焦点を当てた展示を行います。

〇日時:8月8日〜17日(10日間)
    10:00〜20:00(※最終日は17:00まで)
〇場所:リナシティかのや2F ギャラリー
〇入場料:無料

◆「舞台 野里国民学校」の公演

軍報道員「山岡荘八」の目から見た、鹿屋の戦争をテーマにした創作演劇の公演
・高校生ミュージカル公演を長年牽引する地元の演出家を起用した新作演劇を制作
・野里国民学校で過ごす特攻兵やそれを取り巻く人々の気持ちを分かりやすく表現
・老若男女が平和について学び、考え、エンターテイメント要素もある演劇(公演:90分)

〇日時:8月8日(金)18:30〜  
    8月9日(土)13:30〜
〇場所:リナシティかのや3Fホール
〇入 場 料:全席指定1,000円(当日券1,200円)
※プレイガイド⇒まちづくり鹿屋2F総合窓口(0994-35-1001)
〇公演時間:90分程度

◆「舞台 野里国民学校」の公演

◆かのや未来創造プログラム 平和の花束2025

「かのや」から世界へ平和のメッセージを届け、多くの方に平和や人権について考える機会を提供します。
今年度は特別事業として、平和を考えるトークセッションと講演会を実施

〇日時:8月8日(金)13:30~16:30
〇場所:リナシティかのや3Fホール
〇入場料:無料

◆かのや未来創造プログラム 平和の花束2025

◆講演落語会「特攻セズ」

不屈の司令官“美濃部 正”の生涯を描いた落語家「桂竹丸」師匠の創作落語「特攻セズ」の公演
・鹿屋市出身である桂竹丸師匠による、特攻をテーマとした落語公演の開催
・事業の一環で市内3ヶ所の学校でも事前講演を行う。

〇日時:8月17日(日) 15:30〜17:00
〇場所:リナシティかのや3Fホール
〇入場料:前売り2,000円(当日券:2,500円) 
※プレイガイド⇒鹿屋市文化会館(0994-44-5115)

◆講演落語会「特攻セズ」

◆鹿屋市戦没者合同追悼式

これまで市内3カ所で行ってきた戦没者追悼式を、市全体で平和を願う式典として合同で開催。
前日には、戦争遺跡等を回るバスツアーや平和を願う交流会を開催します。

〇日時:11月2日(日) 10:00〜12:00
〇場所:鹿屋市文化会館
〇入場料:無料(予約不要)
※戦争遺族のほか、一般参加者の参列も可

◆鹿屋市戦没者合同追悼式

◆平和の祈念コンサート

コーラスフェスティバル実行委員会が主催する「平和」をテーマにした、子どもから大人まで相互に関わり合って作り上げる市民参加型コンサートを実施

〇日時:9月7日(金)13:30~
〇場所:リナシティかのや3Fホール
〇入場料:無料

◆平和の祈念コンサート

◆戦跡ウォーキング

かつて基地のあった市内3ヶ所(鹿屋、笠野原、串良)の戦跡を巡るウォーキングイベントを実施

〇日程:12月中 ※各エリアで1日
〇場所:鹿屋エリア(小塚公園、桜花の碑など)
    笠野原エリア(川東掩体壕、どっ菜市場など)
    串良エリア(平和公園、串良地下壕第一電信室など)

◆戦跡ウォーキング

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

GCFプロジェクト限定のお礼の品

※準備中のお礼の品は近日公開予定

現在進捗情報はありません。

鹿児島県鹿屋市

鹿児島県鹿屋市(かのやし)は本土最南端へと伸びる大隅半島のほぼ中央に位置し、大隅地域の交通・産業・経済・文化の拠点となっています。
産業では農畜産業が盛んで、「鹿児島黒牛」「鹿児島黒豚」は県下有数の生産地です。

日本最大級を誇る「かのやばら園」は、春と秋に色鮮やかなばらの花が満開になります。
また、本市は戦時中に最も多くの特攻隊員が飛び立った地として知られ、市内には数多くの戦争遺跡が残されています。

ふるさと納税は、これらの戦争遺跡の保存・活用や乳幼児への絵本のプレゼントなどに活用させていただいております。