「自然と共生するまち釜石」を目指して
カテゴリー:自然・環境
寄付金額 154,000円
目標金額:10,000,000円
- 達成率
- 1.5%
- 支援人数
- 8人
- 終了まで
-
126日
/ 184日
岩手県釜石市(いわてけん かまいしし)
寄付募集期間:2025年7月1日~2025年12月31日(184日間)
岩手県釜石市

「鉄と魚とラグビーのまち 釜石」は、東日本大震災により大きな被害を受けた一方で、リアス海岸特有の豊富な海産物の恩恵を受ける、”水”と深く繋がる地域です。
こうした釜石だからこそ、「自然と共生するまち」を目指し、自然環境の保全や体験型観光の整備、地域人材の育成等に取り組んでいきます。
返礼品にはプロジェクトと関連性の高い「無印良品スキンケアシリーズ」や「仙人秘水」をご用意し、釜石の自然を身近に感じてもらいながら、その価値を寄附者の皆様とともに次世代につなげていきたいと考えています。
皆様からの温かいご支援を心よりお待ちしております。
釜石市が目指す姿「自然と共生するまち」とは?

釜石市では、観光を通じた震災復興に取り組んできました。しかし、地球環境の変化に伴う自然環境保全の必要性の高まりや、人口減少や高齢化による担い手不足など、様々な課題に直面しています。身近な自然が失われつつある今、気候変動や生物多様性の損失を防ぐ、「30by30」※の理念にもつながる、“持続可能な地域づくり”がますます重要となっています。
このような背景から、釜石の自然や歴史文化、人々の暮らしなど“地域の宝”を「活かす(活用)」と「守る(保全)」の両面から課題解決を目指す「自然と共生するまち 釜石」プロジェクトを立ち上げました。
※30by30とは:2030年までに陸と海の30%を保全し、生物多様性の損失を食い止めようとする国際的な環境目標
寄附金の使い道
本プロジェクトに寄せられたご寄附は、その金額に応じて、自然環境の保全や体験型観光の整備、人材の育成等の取り組みに活用させていただきます。
・「漁船クルーズ」の持続可能な運航に向けた備品の整備
・「水の恵みを学ぶ釜石鉱山坑道見学」など、既存プログラムの改善・モニターツアーの実施
・サステナブルツーリズム推進に向けた担い手育成
・自然公園「みのすけ沼」の整備及び自然体験プログラムの企画・実施
など
※目標金額を超えた場合や達成しなかった場合でも、寄附金は全て本事業に活用させていただきます。
Case「活用」~サステナブルツーリズムによる持続可能なまちづくり~

釜石市は、東日本大震災からの復興において、”つながり人口”の拡大と地元住民の“住まう誇り”の醸成に向け、環境や社会に配慮しながら、地域本来の姿を守りつつ、地域活性化に繋げる「サステナブルツーリズム」を推進してきました。
そして、まち全体を博物館に見立てた「釜石オープン・フィールド・ミュージアム構想」を掲げ、市民や来訪者に対し、文化や歴史といった”地域の宝”に直接触れられる観光に取り組んできました。
現在は、「水の恵みを学ぶ釜石鉱山坑道見学」や、「海洋環境を考えるマイクロプラスチックプログラム」など、30種類を超えるプログラムを提供しています。

一方で、誰でも安心して楽しめるプログラムの実施に向けた安全対策への対応や、プログラムの実施に欠かせない地域案内人の高齢化による担い手不足など、新たな課題も顕在化しています。

こうした変化に対応するため、必要な資機材の整備、学びや行動変容につながるようなプログラムの開発、そして次世代を担う子供たちが“釜石の宝”に触れる機会の創出を通じて、持続可能な観光地域づくりをより一層推進し、市民の郷土愛醸成と交流人口の拡大につなげていきたいと考えています。
Case「保全」~多様な動植物と触れ合える公園「みのすけ沼」の整備~

「みのすけ沼」がある片岸公園は、多様な動植物が生息し、環境学習にも活用されてきた地域住民の憩いの場です。しかし、東日本大震災や近年の環境変化の影響により、動植物の数が減少し、自然と触れ合う場としての機能が失われつつあります。
さらに現在、土砂の流入による堆積土の影響で、水質悪化や藻の異常繁殖が進み、水生動植物の生息環境にも深刻な影響を及ぼしています。市職員やボランティアによる整備が続けられているものの、広範囲に及ぶため、人力での対応には限界があります。

みのすけ沼周辺の片岸地区は、環境省から「脱炭素先行地域」に認定され、太陽光発電設備の整備が計画されるなど、まさに「自然と共生する」地域として期待されています。
今後も、地域住民の憩いの場として、また多様な動植物が共存する貴重な自然資源として、みのすけ沼を次世代に繋いでいくために、重機による整備を行い、親水性の高い環境の保全と再生を進め、自然体験プログラムの提供と併せて、”地域の宝”として磨き上げていきたいと考えています。
返礼品の“ワケ”(本プロジェクト限定品)

無印良品の化粧品※1。日々の暮らしの中で手に取るこの製品には、釜石の山々に降った雨や雪が、長い時間をかけて地層をくぐり抜けた、水という自然の恵みが使われています。このプロジェクトは、そんな“日常にある自然”に気づいていただくことから始まります。
肌にふれる一滴から、自然とのつながりに気づくきっかけが生まれ、そこから地域への関心が広がっていく。釜石市ではこれまで、自然と共にある暮らしを体感していただけるサステナブルツーリズムを育んできました。そして今、その想いをさらに広げる手段として、ふるさと納税という日常に近い入口から、地域の自然や暮らしとの新たなつながりをつくる試みに挑戦しています。
モノと自然、人と地域がやさしくつながり、循環していく。ふるさと納税を通じて、消費が“共生”につながる。釜石市は、そんな新しい地域参加のかたちを、皆さまとともに育てていきたいと考えています。
※1 無印良品の化粧品すべてに釜石の水が使用されているわけではありません。本プロジェクトの対象商品は、釜石の水を原料の一部として使用しています。
本プロジェクトにかける想い

このたびは、釜石市のガバメントクラウドファンディングをご覧いただき誠にありがとうございます。
釜石市では、自然や歴史文化、地域に住む人々といった“地域の宝”を活かしながら、持続可能な地域づくりの実現に向けた取り組みを推進しております。
本プロジェクトを通じて、皆さまからのご支援は、環境保全や体験型観光の充実、人材育成など“地域の宝”を未来につなぐ様々な取り組みに役立ててまいります。
今回ご用意いたしました返礼品を通して、三陸釜石の雄大な自然を感じていただきつつ、近年の環境問題について考えていただく機会となれば幸いです。
釜石のかけがえのない自然と暮らしを未来につなげていくため、皆さまからのあたたかいご支援を心よりお願い申し上げます。
釜石市長 小野 共
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
【注意事項】
釜石市内にお住まいの方でご寄附をいただける場合は、下記の「ふるさと納税で応援」ボタンよりご寄附をお願いします。(恐れ入りますが、ふるさと納税の制度上、釜石市内にお住まいの方へ返礼品はお送りできません。予めご了承ください。)
現在進捗情報はありません。
岩手県釜石市
釜石市は岩手県の沿岸南部、三陸復興国立公園のほぼ中央に位置し、温暖な気候に恵まれた自然豊かなまちです。
安政4年(1857年)12月1日、日本で初めて鉄鉱石を原料とした洋式高炉での出銑に成功して以来、東北地方有数の重工業都市として発展し、また、世界3大漁場の一つ三陸漁場の重要な漁業基地として栄えてきました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災により、当市を含む三陸沿岸地域は壊滅的な被害を受けました。
現在、釜石市復興まちづくり基本計画に基づき、目指すべき釜石の将来像「三陸の大地に光り輝き、希望と笑顔があふれるまち釜石」の実現を目指して、「撓まず屈せず」を合言葉に市民一丸となって全力で取り組んでいます。
これまで頂きました、皆様からの心温まるご支援ご協力に感謝を申し上げるとともに、復興のため今後ともご支援ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
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