城崎温泉「夢花火」応援プロジェクト

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 10,000

0.3%

目標金額:3,000,000

達成率
0.3%
支援人数
2
終了まで
70
/ 90

兵庫県豊岡市(ひょうごけん とよおかし)

寄付募集期間:2025年7月3日~2025年9月30日(90日間)

兵庫県豊岡市

プロジェクトオーナー

関西を代表する城崎温泉の更なる魅力向上のために、平成6年に豊岡市(旧城崎町)でスタートし、城崎温泉街の上空に花火が打ち上がる幻想的な風景は、30年以上に渡り多くの人々に愛されており、夏の風物詩として、全国から旅行客を集めているだけでなく、インバウンド客からも大変大きな好評をいただいており、世界中の旅行客が城崎温泉を目指す魅力となっています。
しかし、物価高騰等の影響で年々開催が難しくなってきています。これからも多くの方に元気を届ける花火大会を続けていくため、今回のプロジェクトを立ち上げました!

a. 開催日: 令和7年7月30日~同年8月22日
  上記期間の内、平日のみ(お盆期間除く)打上げ
b. 開催時間: 午後9時~午後9時10分
c. 開催場所: 城崎温泉街

城崎温泉夢花火大会(夏物語)の魅力

関西を代表する城崎温泉の更なる魅力向上のために、平成6年に豊岡市(旧城崎町)でスタートし、城崎温泉街の上空に花火が打ち上がる幻想的な風景は、30年以上に渡り多くの人々に愛されており、夏の風物詩として、全国から旅行客を集めているだけでなく、インバウンド客からも大変大きな好評をいただいており、世界中の旅行客が城崎温泉を目指す魅力となっています。

「平日のみ、5分間の打上げ」という形式は、花火を見てほしいということだけではなく、城崎温泉街を借景とした中に花火があがっている温泉街全体のアートとして楽しんでいただきたいこと、そして、城崎温泉街の正装である浴衣を着ながら楽しんでほしいという想いから、一度ではなく、多くの日程で実施する形式をとっています。もちろん、観覧料は無料となっています。

また、夏休みといえども宿泊者数が少ない平日に実施することで、お客様の分散に繋がり、ゆっくり楽しんでいただける状況を生み出すとともに、旅館をはじめとした事業者にとっても、平日の誘客促進に繋がることで、週末だけ人手がいるという短期的な人員配置だけなく、恒常的な配置ができることになり、正社員雇用の促進にもつながります。

この花火が実施されることで、世界中の人たちに感動的な時間を提供するとともに、地域に住む人達への雇用を含めた還元を目指した事業です。

また、この花火実現のために、街頭警備等の大部分は地域住民が行っており、さらには、連携事業として、各旅館に就職した新入生が合同で、縁日を開催するなど、地域一体となって多様なプラットフォームの場としても活用されています。
このような取り組みのアンケート結果として、花火があることが城崎温泉を選んだ理由とお応えいただいた方から算出した宿泊額の推計は約4,000万円であり、ここにお土産等の物販などの売上も含めると5,000万円以上の効果がある事業です。
これは、城崎温泉にとって非常に大きい効果であり、「温泉×花火」の城崎温泉のブランド向上について、地域が一緒になって取り組んでいる結果です。



抱えている課題

本花火大会は、長年にわたり地域の夏の風物詩として親しまれてきました。しかし、近年の社会情勢や運営環境の変化により、存続が危ぶまれる課題に直面しています。

運営資金の不足

「花火大会の開催には多額の資金が必要です。特に、花火玉の購入費、警備・運営費、会場設営費など、コストは毎年増加傾向にあります。

安全対策費の増大

花火大会には、多くの観覧者が訪れるため、会場の安全確保が最重要課題となります。特に近年は、警備員の確保や交通整理、感染症対策などにかかる費用が増大しています。
また、今までは地域住民がボランティアで警備員を行っていたが、高齢化の影響もあり、人員確保が困難となっており、警備員の雇用数が増加することも安全対策費の増大へと繋がっている。
今後、安全な運営を維持するためには、さらなる資金が必要です。

運営スタッフ・後継者不足

大会の準備・運営は、多くのボランティアや関係者の協力によって成り立っています。
しかし、近年では地域の担い手不足や高齢化が進み、運営に携わる人材が減少。
今後も大会を継続するためには、若い世代の参加を促す仕組み作りが急務となっています。

地域住民みんなで実施する会議
地域住民が協力して花火の警備を行っています。

新たな挑戦

本花火大会は、伝統を守りながらも時代の変化に対応し、より多くの方に楽しんでいただける持続可能なイベントへと進化しています。
花火があがる城崎温泉街に新しい付加価値を提供してくれる専門職大学との連携、花火を契機とした観光客のデータ収集を行い、今後の展開へと導くための活用など、近年、新たな挑戦を行ってます。

兵庫県立芸術文化観光専門職大学との連携

2021年4月に開学した、芸術文化と観光を専門とする日本で初めての国公立の専門職大学と連携し、花火が打ち上がるまでのナイトタイムエコノミー活性化の取組みを今年からスタートしようと考えています。

具体的には、大道芸の開催や、温泉街内での観光施設内での演劇公演開催等を行うことで、学生のフィールドワークの場として活用するとともに、地域と一体となった誘客促進事業を実施しています。

連携事業イメージ

観光客の動向等のデータ分析

2022年より花火開催期間中に各旅館等へWEBアンケートのチラシを配布し、回答者の中から抽選で、地域の特産品が当たる取組みを行っている。

そのアンケートにおいて、花火の経済効果の分析を行うのはもとより、周辺観光地への回遊状況や、リピート率等のデータを収集し、地域の観光DMOなどをはじめとした観光関係事業者へ情報提供することで、各事業における経営戦略の一助になるよう努めている。

アンケート用紙

寄附金の使い道

花火大会の運営に幅広く活用させていただきます。
【内訳】
花火代や警備費など

※目標金額に達しなかった場合や目標金額以上の寄付金が集まった場合においても、花火大会の運営費用として活用させていただきます。
※雨天中止の場合は、来年以降の花火大会運営費に活用させていただきます。

プロジェクト関係者の声

地域住民の声(地元住民Aさん)

私は、城崎に住んでいる小学生です。

夏休みになったら、家族や友達と夜に花火を見ることを毎年楽しみにしています。

花火を見に行くと、多くの友達も家の外に出てみているので、ばったり会って話をすることも楽しいです。観光に来た子どもたちも花火があがったらみんな笑顔になっているし、自分が住んでいるまちを素敵なまちと言ってくれてることを聞いたらうれしくなります。
みんながたのしみにしている花火を応援してもらえたらうれしいです。

応援よろしくお願いします!

関係者のコメント(城崎温泉夢花火主催者 一社城崎温泉観光協会 会長 高宮 浩之)

城崎温泉は昔から「共存共栄」の精神が根付いており、多数の旅館や飲食店等が軒を連ねております。
城崎温泉街においては、個社の都合よりも、みんなでまち全体のことを優先的に考え、協力しながら各事業を行い、温泉街のより多くの方が来て下さることが地域にとって最も大切なことであり、そのために地域一丸となって多様なことを取り組んでいます。
城崎温泉夢花火も、城崎温泉街全体の活性化のために、先人たちが考え、はじめた取組みで、今でも温泉街内の警備等は地域住民が協力して自ら現場に立っています。
事業開始から今まで30年以上に渡って実施していく中で、「城崎の夏には花火があがる」という地域ブランドが形成され、大変多くの方が、夏の城崎温泉で浴衣を着て、温泉上がりに花火を見て楽しんでいらっしゃいます。
コロナ禍の中での感染症対策を十分にとった中で実施した際には、「開催してくれてありがとう」と涙を浮かばせながら感謝してくださったことは今でも忘れません。期待をいただいている方々に期待以上の感動を提供できるように地域一丸となってこの事業を継続、発展していきたいと考えています。

本祭りは、地域の皆様だけでなく、出身者の方や訪れる観光客をつなぐ大切なイベントです。より多くの人が笑顔になれるよう、地域一丸となってこの祭りを盛り上げていきたいと考えています。皆様のご協力やご支援を大きな力に変え、持続可能な花火大会の実現に向けて、地域が先頭に立ち、全力で取り組んでまいります。ぜひ、ご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

寄附者の皆様へ

豊岡市 市長 門間 雄司

写真

城崎温泉夢花火は、城崎温泉街という非日常的な空間に花火があがることで、まさに夢の中にいるような景色を目の当たりにできる花火であり、世界中の人々に一目見ていただきたいと考えております。
さらには、地域住民からも地域の方々と一緒に花火を見ながら話をする機会があり、特に夏休み中ということもあり、若い世代の人たちの交流の場となっており、観光客と共に楽しみにしているイベントです。
本市において、このイベントは非常に大切なものであり、今後も継続して実施していきたいと考えております。
その中で多様な課題もありますが、皆様のお力添えをいただくことで、課題を乗り越え、関わる方すべての人が素敵な時間を過ごせたと思えるような機会を提供し続けるために、本事業の成功に向け、ご支援・ご協力をお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

兵庫県豊岡市

自治体の紹介
私たちは、目指す都市像を「小さな世界都市-Local&Global City-」と定めました。「小さな」を「Local」と訳しています。
豊岡というローカルに深く根ざしながら、世界で輝き「小さくてもいいのだ」という堂々とした態度のまちを創ろうということです。
豊岡が小さな世界都市となるためには、6つの条件が必要であると考えています。

1.自然との共生が徹底されていること。
2.地域の歴史、伝統、文化が守られ、新しい工夫が加わり、引き継がれていること。
3.優れた文化芸術が創造され、人々が楽しんでいること。
4.多様性を受け入れ、支え合うリベラルな気風がまちに満ちていること。
5.内発型の地域産業がすくすくと育っていること。
6.子どもたちが地域への愛着を育み、豊岡で世界と出会っていること。

これらの状態を達成すれば、豊岡は世界で輝くことができるはずです。
私たちは、みんなの力を合せて目指す都市像に向かっていきます。