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【川西市】笹部発!教育と観光の融合「里山エデュ・ツーリズム」田舎の未来を次世代に繋ぎたい!

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 141,000

14.1%

目標金額:1,000,000

達成率
14.1%
支援人数
12
終了まで
49
/ 91

兵庫県川西市(ひょうごけん かわにしし)

寄付募集期間:2025年3月26日~2025年6月24日(91日間)

兵庫県川西市

プロジェクトオーナー

笹部集落の里山を守り、未来へつなぐ
大阪市内から簡単にアクセス。電車で訪れることができる兵庫県川西市北部・笹部集落。美しい里山の風景が広がり、スーパーや学校も近く、生活に必要なものが揃う便利な田舎です。しかし、その利便さゆえに、宅地化の危機に瀕しています。
里山には、子ども達の心を豊かにし、大人達の心を癒す、たくさんの学びと発見が詰まっています。非日常な田舎体験も、この笹部でなら非日常ではなくなります。
この貴重な場所を維持し、次の世代に繋いでいきたいという思いから、私たちは「空き家」を活かした多世代の学び合いの場創りに取り組んでいます。
一度壊した自然を元に戻すことはできません。笹部の里山を守り、未来へつなぐため、皆様からのご支援を宜しくお願い致します。

教育と観光の融合「里山エデュ・ツーリズム」で未来へつなぐ学びの場をつくりたい

※キックオフ発表会のQRコードをお持ちで返礼品を選択する方は、こちらからアクセスしてください。

川西市北部の笹部集落(旧東谷村)は、大阪市内から電車で約50分、美しい棚田が広がる里山です。

私、藤井文(とも)は、この「都会に近い里山&電車で行ける田舎」という希少な価値を守りながら、次世代に引き継いでいきたいと思っています。
そして、この想いを形にするため、2020年から空き家を活用し、多世代が集い学び合える場『Sasabase』を運営してきました。

Instagram <https://www.instagram.com/sasabasers/>

多世代が集い学び合える場『Sasabase』では、自然や地域の景観を活かし、子どもたちに多様な学びの機会を提供するとともに、地域外からの参加者にもこの里山の魅力を体験していただきたいと考えています。

そして、学校以外の「学びの場(サードプレイス)」としての価値を高め、地域と継続的に関わる「関係人口」を増やすことを目指しています。

ですが、一方で、笹部集落はその利便性の高さから宅地開発の危機にも直面しています。

この美しい棚田や自然が失われ、子ども達が自然に触れて学べる機会が無くなってしまうかもしれない。
私はそんな未来をどうしても避けたいのです。

そこで、この度、『Sasabase』に農家民泊機能を追加し、農業体験や町歩きイベントを通じて、国内外の人々と地域住民がつながり、新たな価値を生む挑戦を始めることにしました。

しかし、空き家の耐震化工事や施設の整備には多額の資金が必要です。

何度も諦めようかと思いましたが、その費用を全額個人ローンで賄う覚悟を決めました。

シングルマザーとして母と息子を扶養しながらの挑戦ですが、それでもこのプロジェクトを実現したいという強い思いがあります。

けれど、建物を改修するだけでは十分ではありません。『Sasabase』をみんなが集い、学び合える場所としてより豊かにするためには、地域資源を活用したプログラムの充実や運営に向けた支援が必要です。

そこで、クラウドファンディングを通じて皆さまのお力をお借りしたいと考えています。

皆さまの温かいご支援が、この里山の未来を支える大きな力となります。
笹部集落の自然と文化を未来へつなぐため、ぜひご協力をお願いいたします。

自己紹介

『Sasabase』代表の文(とも)です。川西市笹部で生まれ育ち、先祖代々続く稲作を守りながら、母と息子と暮らすシングルマザーの会社員です。
息子が9歳のとき、単身でシンガポールに渡り3年間働きました。
単身渡星で気づいたのは田舎の希少価値です。
2014年に帰国後は市内の賑わい創出に携わり、2020年に一般社団法人Sasabaseを設立。
既存のものに新たな価値を見出し、地域資源を活かした多様な学びの場を創ることで、地域の活性化を目指しています。
子どもも大人も先生であり生徒。地域の「学び」を軸に、人と地域をつなぐ活動をコツコツと続けている兼業会社員です。

自己紹介

これまでの活動と現在の取り組み

Sasabaseは、地域の魅力を活かした多世代が学び合う場を創るために、これまでさまざまな活動を行ってきました。以下にその一部をご紹介します。

その他、市や地域との協業イベントなど行ってきました。

これらの活動を通じて、私たちは地域資源を活かし、笹部に多世代が交流し学び合う場を創り続けています。これからも「学び」をテーマに、地域の未来を共に育むための活動を進めていきます。

挑戦するのは『里山エデュ・ツーリズム』

今回のプロジェクトでは、昭和の家「Sasabase」の建物を活かして、教育と観光を融合させた『里山エデュ・ツーリズム』に取り組みたいと思っています。

この『里山エデュ・ツーリズム』とは、教育(エデュケーション)と観光(ツーリズム)を掛け合わせた造語です。

具体的なプロジェクト内容

➊ 『Sasabase』の昭和の佇まいを残すための「改修工事」
➋ 地域の人を巻き込んだ「インバウンド向け農家民泊運営」と「町歩きガイド企画」
➌ 滞在客と地域住民との親睦を深める「交流プログラム」の展開

昨今、笹部を超えて北部の能勢へ行かれる外国人の方が増加しています。
『Sasabase』にも笹部を気に入ったドイツ人の方が多いときは年に2回も訪れてくださいますが、北部地域に宿泊施設はほぼありません。
今回の改装で民泊機能(農家民泊)を追加しますので、「日本の田舎体験」を希望する外国人観光客との交流を深め、地域の人々(子ども~シニアまで)が異文化に触れる機会を提供します。
関係人口の増加は知識だけでなく文化にも触れられる絶好の機会をもたらします。

1) 『Sasabase』の「改修工事」プラン

『Sasabase』の改修プランは耐震化しつつも出来るだけ昭和の佇まいを残すことです。
これまで訪れた人はみんな「あ~、懐かしい‥‥。おばあちゃん家に来たみたい。」と言ってくれました。そんな気持ちを大切にしたいのです。

1階のキッチンも改修しますが、お母さん達が協力し合ってお料理したり子ども達がお手伝いしたくなるような雰囲気を残します。

人と人がホッコリ繋がるイベントや寺子屋は1階の広間で行ってきました。昭和の大工さんが建てた当時の雰囲気をなるべく維持したいので、仏壇や雪見硝子、欄間などはそのまま残します。

尚、これらメインの改修については全額個人ローンでやろうと思っています。

2)「インバウンド向け農家民泊運営」と「町歩きガイド企画」

訪日客を含む参加者が地域の農業を体験するプログラムや、地元の事業者や地域の方々と協力した町歩きガイドを実施します。
例えば…

笹部集落には四季折々の表情があります。小さな集落ですが毎日お散歩しても新しい発見があります。

地域のガイドさんによる町歩きの後はSasabaseの縁側でホッコリしながらお喋りするのも楽しいです。

3)「交流プログラム」の展開

訪日客や地域外から来られた方々と地域住民との交流を深めるためのセミナーやワークショップ、オンラインでの国際交流セミナーを企画します。
例えば…

お外の釜戸で羽釜ご飯を炊いたり、軒下で食事会など、日常ではなかなかできない経験です。

また、少し日が傾きかけた時間帯に焚火カフェを楽しむのも良いものです。

海外観光客含む関係人口増の可能性

インバウンド(海外観光客)の訪日目的として、地域貢献や日常体験への興味が増加傾向にあります。
決して大きなマーケットではありませんが地域で行うには程よい規模感で無理なく関われる地域活性化策だと思います。

将来のビジョン

シングルマザーの私がシンガポールへ渡ったとき、当時9歳の息子は「ぼくは笹部が好きだからここに残る」と言い、祖父母とこの地で育ちました。

その姿を見て、私自身が地域の温かさや素晴らしさを忘れていたことに気づかされました。田舎には、受け継がれる文化や、それを守る人々、そして子どもたちを見守る地域の温もりがあります。
そこには、学校では得られない多くの大切な「学び」が溢れているのです。

この自然と景観があるからこそ、そうした価値が生まれています。地域活性化のために新しい施設を造ることも一つの方法ですが、自然は一度壊してしまうと元には戻せません。それと同時に、私たちの心の豊かさも失われてしまうかもしれないのです。

だからこそ、この地を守り、このかけがえのない価値を未来の子どもたちに受け継いでいきたい。それが私の願いです。

プロジェクトに必要な資金について

Sasabaseの改修(耐震化工事や施設の整備)に必要な資金は約1,900万円になる予定ですが、全て個人ローンで賄う計画です。

今回のガバメントクラウドファンディングで集まった資金は、改修後の設備充実や運営サポートにかかる費用に充てさせていただく予定です。

寄付金の使い道

皆さまからの寄付金は、笹部集落の景観を守り、次世代へ継承するための活動に活用されます。具体的には、Sasabaseの運営費として以下の取り組みに使用します。

①ボランティア謝金
学びの場の運営やプログラムにご協力をいただく方々へ、感謝の気持ちとして謝金をお支払いします。

②学びの場と民泊の設備・維持費
改修後の『Sasabase』では、学びの場「Terra‘Co」に加え、農家民泊としての機能を備えます。これらの運営を支えるため、必要な設備の導入や維持費に活用します。
• 改修後に必要な設備費(エアコンなど):約50万円
• ミニ図書室や室内の備品等:約20万円

※目標金額に達しなかった場合、また目標金額以上の寄付をいただいた場合でも、上記の費用として活用させていただきます

プロジェクトに対する想い

「必要とされることが大切」

空き家となった農家も、そのまま放置すれば朽ちていくばかりです。しかし、必要とされる場として生まれ変われば、新たな価値を持つ場所になります。
ありのままの自然や景観を、本当に必要だと感じる人は少ないかもしれません。
ですが、多数決だけでその価値を決めてよいのでしょうか。

笹部を訪れる人たちはみんな口を揃えて「ホッとする」と言います。
少し疲れた人が訪れ、癒され、元気を取り戻してまた巣立っていく。しばらく姿を見せなくなることもありますが、それはこの場所が不要になったのではなく、「いつでも帰れる場所がある」という安心感を持ってくれているのだと感じます。

ここにある景観や文化は、一度壊してしまったら元には戻りません。
本当に価値がないのか、壊す前に立ち止まって見直すことが大切です。
たとえ必要とする人が1人でも、その価値は100人にとっての価値と同じくらい大切だと信じています。

皆さまからのご支援が、新たな挑戦を成功させ、笹部集落の魅力を未来へと繋ぐ力となります。温かいご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

応援メッセージ

一般社団法人明日襷代表理事 宮田宣也 さん

日本には豊かで美しい農村の風景があります。しかしそれを守り続けることがこれからの大きな課題です。そこに住み、生活しエネルギーを循環し続けなければなりません。多くの困難があれど、それを超えることが出来るのはその土地を愛する気持ちです。ともさんの大きなチャレンジを決めた勇気に敬意を表します。かけがえのない日本の宝物を、必ず未来へと届けてください!応援しています!

一般社団法人明日襷代表理事 宮田宣也 さん

一般社団法人フォースタート 代表理事 大内秀之さん

川西市出身の私は、数年前からSasabaseさんと関りを持たせていただいております。 今回のクラウドファンディングが成功し、昔からの自然や景観、そして昭和の家が次の世代へと繋がっていくよう、応援してます!!

一般社団法人フォースタート 代表理事 大内秀之さん

カホン奏者・音楽家 中山拓人さん

Sasabaseの空間や笹部の風景が大好きで、アーティスト写真もこの場所で撮っていただきました。 この場所を次世代に繋いでいくために、Sasabaseでのさまざまな体験や田舎が抱える課題を個人だけでなく地域社会にとっての財産として捉え、一緒になって楽しんでいくことが大きな力になります。 この取り組みを推し進める機会として、ぜひ皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

カホン奏者・音楽家 中山拓人さん

“おとあそび”でつながる 地域のあそびば『きらくわをん堂』 主催 柏村 千尋

風に波打つ稲穂を眺める。 畑作業に汗を流し、地に座り、自分も自然の一部なのだと感謝し、安堵し、気持ちを整える。 みんなで料理を囲み音を奏で、横ではスヤスヤ眠る我が子。 季節ごとの草花探し。 幼かったこどもとSasabaseで過ごす豊かな時間は私の財産です。 Sasabaseがこれからもたくさんのひとに愛され、かけがえのない自然とともに 笹部に在り続けますように。 応援しています。

“おとあそび”でつながる 地域のあそびば『きらくわをん堂』 主催 柏村 千尋

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

兵庫県川西市

川西市(かわにしし)は、兵庫県の南東部に位置し、東は大阪府池田市、西は宝塚市などの自治体が隣接しており、大阪や神戸にも近い都市圏にありながら、豊かな自然環境に恵まれた良好な住宅都市として発展を続けています。また、その昔、源満仲公が市中部の多田の地を本拠に有力な武士団の基礎を築いたことから「清和源氏発祥の地」としても知られているほか、加茂遺跡などの文化財なども多く存在し、悠久の歴史を感じることのできるまちです。清和源氏発祥の地の象徴である多田神社や日本一の里山と称される黒川地区、商業施設でにぎわう中心市街地など、様々な表情を携えています。