地域の価値は自分たちで守る!兵庫県川西市で「住民による空き家対策を通じて地域価値の向上」に取り組みたい!【東 茂泰@あづま商事】
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 100,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 10%
- 支援人数
- 6人
- 終了まで
-
49日
/ 91日
兵庫県川西市(ひょうごけん かわにしし)
寄付募集期間:2025年3月26日~2025年6月24日(91日間)
兵庫県川西市

川西市北部は、閑静な住宅街、歴史文化が残る旧村地域、暮らしの傍に自然が残る里山地域が混じり合う良好な住環境でありながら、新名神高速ICでアクセスも良い暮らしやすい地域です。しかし、北部ニュータウンを中心に高齢化に伴う「空き家増加」が今後さらに進み「良好な住環境」という地域の価値が著しく損なわれることが懸念されています。
団塊の世代が90歳を迎えようとする10年後に備え、地域住民自ら、空き家対策の入口(空き家管理)と出口(利活用)に向けたマッチングに携わることで、北部地域の価値を守り、今ある魅力を伝え、これからの暮らしを考えるためのプロジェクトを始めます。
「地域住民による高付加価値な空き家対策プロジェクト」
※キックオフ発表会のQRコードをお持ちで返礼品を選択する方は、こちらからアクセスしてください。

はじめまして。プロジェクト発起人の東 茂泰(あずま しげやす)と申します。
川西市で創業57年の地域密着の商社【株式会社あづま商事】の二代目経営者です。先代より長年にわたり、自治会、コミュニティ協議会など地域の各種団体様へ様々な商品やサービスを提供することで、ご縁をいただいてきました。
また個人活動としては、「川西市空き家対策ナビゲーター」としても活動しています。
そんな私が、これまでの経験とつながりを活かし、地域住民の皆様と一緒に「高付加価値な空き家対策プロジェクト」を立ち上げることにしました。

2023年現在、川西市の空き家率は12.08%(全国平均13.6%)です。しかし、空き家問題は、空き家所有者や直接的な影響を受ける空き家に隣接する住民しか問題として感じにくい。そんな課題があります。
しかしながら、10年後の2035年には全国の空き家率が25%を超えると予測されています。団塊の世代が90歳を超え、亡くなりはじめるからです。
この「空き家率25%」という数字は、自分の家の両隣と向かいのうち1軒が空き家になっている計算です。


都市部でも郊外の古い住宅地などは、さらに早い段階で空き家率が上昇する見込みで、川西市でも特に北部ニュータウン地域は、高齢化に伴った空き家率の上昇傾向が顕著です。今は実感しにくくても、ジワジワと地域全体の価値(良好な住環境)に悪影響を及ぼす深刻な問題だと考えます。

「10年後も住み続けたい」と願う当事者として、専門家ではなくとも、地域住民が自らできる、住民だからこその空き家対策に取り組むことができないか?
そんな想いで、これまでに培った地域とつながりを活かして、地域の価値を守り、地域活性化につなげていくため、地域人材による空き家管理と空き家マッチングのサービス『家守留守居役』(やもりるすいやく)を始めることにしました。
本クラウドファンディングを通じて、『地域の価値は住民自ら守る』という仕組みをスタートさせていきたいと思います。共感いただける方は、どうぞ、ふるさと納税で応援いただけると嬉しいです。

実行者紹介 まちづくり活動35年の東茂泰(あづま商事)
私は、6歳~19歳まで大和地区、19歳~37歳まで東谷地区、37歳~現在まで北陵地区と、長年、北部地域で暮らしてきました。
19歳の時、市総合計画審議委員を務めたのをきっかけに、以来35年以上にわたり、コミュニティ協議会(事務局長)や、教育(学校運営協議会、トライやるウィーク委員長)など、様々な立場で地域に関わってきました。
現在は、川西市空き家対策ナビゲーター第2期生として、居住地の北陵(日生)地区で空き家対策の活動を少しずつ始めています。


「地域の課題に対し、当事者意識と危機感を共有したい」
しかし、長年、地域活動に取り組むうえで、いくつもの課題を感じてきました。

特に 空き家問題は、空き家自体が個人資産であることや、空き家の最終的な解決である売却は不動産業者の仕事であること、そこに至るまでに相続や登記、税金などの問題が複雑に絡んでいること等から、行政や専門家に任せておくしかないという意識が強く、地域として、取り組めることは少ないと考えがちです。その結果、どこか他人事になっているのではないかと感じています。
また、川西市では行政がさまざまな対策や制度を用意していますが、十分に機能しているとは言い難く、なかなか成果が見えてない状況です。

そのような状況を鑑み、川西市では地域での啓発活動や、行政・専門家への橋渡しを担うための身近な相談員「空き家対策ナビゲーター」を養成を実施されてきました。しかし、積極的に活動する場を持てる人は多くない現状もあります。

そこで考えたのが、地域人材による空き家管理と空き家マッチングのサービス『家守留守居役』(やもりるすいやく)です。
人材をマネジメントできるしっかりとした事務局機能をつくり、各地域の「空き家対策ナビゲーター」をはじめ地域住民有志を募り、住民自ら空き家対策に取り組むことで、課題解決の一助となると同時に、地域全体で当事者意識と危機感を共有することにつなげたいと思います。

"地域住民が自らできる空き家対策サービス『家守留守居役』とは?"
地域人材による空き家管理と空き家マッチングのサービス『家守留守居役』は、専門家でない地域住民が関わることで、使命感を抱くことができ、地域を知る住民が取り組むからこその高い付加価値を備えられる、そんな空き家対策なんです。
大きな特徴は以下の3つです。

特徴1.ご近所スタッフによる空き家管理
『家守留守居役』では、適正な管理の難しい空き家所有者に対して、月1回の住宅内外の【点検確認や報告業務を行うサービス】を提供します。

そこで、点検業務に際し、空き家対策ナビゲーターはじめ、地域住民有志の方々にスタッフとして、携わっていただこうと考えています。それにより、空き家所有者の「他人が家に入ることへの抵抗感」を和らげると共に、空き家の近隣住民と円滑なコミュニケーションが可能となり、所有者と近隣住民の双方に安心感を持ってもらえる。そんな住民目線のサービスを提供していきます。
特徴2.暮らしに関わる情報発信
空き家放置=管理意識の低下は、近隣コミュニティとの繋がりの希薄さが原因のひとつです。そこで、空き家所有者に対し、点検報告に加え、地域の行事・学校・病院・防犯・防災などの暮らしの情報(既存媒体も活用した地域のかわら版)をお届けします。

入院や施設入所で空き家となった高齢者に対し、長年暮らしてきた地域の情報やご近所の声などを届けることで、ご近所や地域と心理的な繋がりを保つことができます。ますます早く自宅に戻りたい気持ちが湧いてくるかもしれん。
空き家の相続人となった子世代にも、かつて暮らしていた地域の情報を届けることで、久しぶりに空き家の様子を見に行こうと思うかもしれません。そして、家族や友人らと共に過ごした地域の記憶を呼び覚ますことが期待できます。
いずれも空き家とその地域に意識を向けてもらい、管理意識を高めることにつながります。また改めて地域の良さを感じてもらい、空き家のある地域へUターンするきっかけになるかもしれません。
特徴3.推しの空き家マッチングとは?
現在、市が実施する空き家マッチング制度は、不動産の専門家や行政の視点で考えられていることもあり、あまり機能しているとは言い難い状況です。空き家を軒数や単なる不動産物件として扱うのではなく、地域に愛着を持つ住民目線で地域に必要なものに変えていく視点が必要だと感じています。
そこで考えたのが、推しの空き家マッチングです。

地域には様々な活動をする人がいます。その人たちの「想い」を住民目線で丁寧にヒアリングして、空き家所有者や地域に発信することを考えています。
空き家を活用して活動したいニーズの具体例には、以下のようなものが想定されます。

このような具体的で正確なニーズに触れる機会が多いのは、地域で活動する住民であるはずです。
このような情報を地域の中で届けることにより、空き家の近隣住民に予め知っておいてもらうことにもなるため、物件所有者にとっても物件利用者にとっても、互いを知ることで未然にトラブルを防いだり、不安の解消や安心感につながります。長らく結論を先送りしてきた空き家所有者の背中を押すことにもなるかもしれません。空き家を利活用する人にとっても地域に溶け込みやすくなるなど、所有者・地域・活用希望者すべてにとって、良好な空き家マッチングにつなげられるのではないかと考えています。
まち(地域)全体で取り組む意識とメリットを生み出す仕組みとは?
今回の地域人材による空き家管理と空き家マッチングのサービス『家守留守居役』では、関わる人すべてが笑顔になれる「地域還元の仕組み」を提案します。
地域還元の仕組みとは、空き家所有者からいただく毎月の管理料の一部を地縁団体(自治会など)や住民スタッフに報酬や協力金として、お支払いする仕組みです。

※料金は仮設定であり、サービス開始時に変更になる場合があります。


「空き家が必要な場所に変わることで人と地域を活性化」
空き家問題は、地域全体で取り組む意識の醸成が何より重要と考えます。
地域人材による空き家管理と空き家マッチングのサービス『家守留守居役』(やもりるすいやく)は、住民が経験やつながりを活かして自ら取り組めるひとつの方法だと考えます。
この取り組みにより、空き家が、地域に必要な居場所として活用され、様々な機能をもつ場が地域内にできることで、生活の利便性向上、住民の交流促進、人と地域の活性化に繋がると信じています。
そして、住み慣れた地域の価値を守り、高め、住み続けられる、住み継ぐことができる、住み替えることができる【持続可能な地域づくり】を一緒に推し進めていきましょう。

また、このプロジェクトでは、『地域の価値は住民自ら守る』という当事意識と危機感を持って一緒に取り組んでもらうためのひとつの形としてふるさと納税による寄付を募っています。
地域人材による空き家管理とマッチングサービス『家守留守居役』に共感いただける方は、一緒に活動するクラス(暮らす)メイトとして参画していただけると嬉しいです。



寄付金の使い道
皆様からの寄付金は、地域住民で取り組む今までにない高付加価値なサービス提供による空き家対策の取り組みを、空き家所有者や空き家活用希望者はじめ、地域内外に広く周知するため、以下の費用に充当します。これらの費用は、すべて川西市内の事業者や市内在住在勤のフリーランスの方へ発注する予定です。
1 ホームページ制作やパンフレットなどの作成費用
2 SNSの運用費用
3 業務管理システムの開発費用
※目標金額に達しなかった場合、また目標金額以上の寄付をいただいた場合でも、上記の費用として活用させていただきます
5,000円以上のご寄付を頂きました皆さんには、お礼の品として、川西市のキャラクター「きんたくん」グッズのなかから「きんたくん こはぜストラップ」をお送り致します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
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2025年04月22日 10:30
北部ニュータウンの大和地区にて、お話させていただきました!
4月19日(土)川西市北部のニュータウン地域である大和地区の新交流拠点「nocoto」にて、自主企画として、市北部で活動する他3社をお誘いして合同で事業プラン発表会「北部再耕」を開催しました。満員御礼で、今回も予想を上回る方にお越しいただき、ありがとうございました。
空き家問題は、オールドニュータウンといわれる50年前に開発された住宅地が深刻で、私の実家がある大和地区でお話しできて良かったです。ぜひ、大和地区にお住いの皆様、一緒にまちの価値を高めるクラス活動しましょう。
今回利用させていただいた交流拠点【nocoto】は、50年前に住宅開発した大和ハウス工業様が、住み替えを促進して住み続けられる持続可能まちづくりをするために整備されました。当日は大和ハウス工業のご担当者様もお越しいただき、目指すところは同じであることから「連携していきましょう」と良いお話ができました。
今後も各方面に対し、事業プランをお話させていただく機会を作っていくつもりです。
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2025年04月18日 12:00
3/26公開プレゼンしました!
3月26日(水)に川西市主催のガバメントクラウドファンディングのキックオフイベントにて登壇しました。公開プレゼンテーションで想いをお伝えしました。
当日は予想を上回る約80名の方がお越しいただきありがとうございました。
当日のプレゼン動画が、川西市公式YouTubeで公開されていますので、お越しになれなかった方、少しでも興味を持っていただいた方は、ぜひご覧ください。
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兵庫県川西市
川西市(かわにしし)は、兵庫県の南東部に位置し、東は大阪府池田市、西は宝塚市などの自治体が隣接しており、大阪や神戸にも近い都市圏にありながら、豊かな自然環境に恵まれた良好な住宅都市として発展を続けています。また、その昔、源満仲公が市中部の多田の地を本拠に有力な武士団の基礎を築いたことから「清和源氏発祥の地」としても知られているほか、加茂遺跡などの文化財なども多く存在し、悠久の歴史を感じることのできるまちです。清和源氏発祥の地の象徴である多田神社や日本一の里山と称される黒川地区、商業施設でにぎわう中心市街地など、様々な表情を携えています。
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