地域のインフラとしての子どもの居場所「居場所そら」 プロジェクト2024

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 308,000

30.8%

目標金額:1,000,000

達成率
30.8%
支援人数
15
終了まで
65
/ 90

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2024年11月20日~2025年2月17日(90日間)

佐賀県NPO支援×空家・空地活用サポートSAGA(そらそら)

プロジェクトオーナー

私たち空家・空地活用サポートSAGA(愛称:そらそら)は、2021年度より、子どもの居場所「居場所そら」を開設し、週3日(月・水・金)開所・運営しています。
家庭でもない学校でもない第三の居場所として、誰もが気軽に立ち寄れ、子どもたちが自由に遊び、学び、多世代間の関りをもちながら過ごす時間を大切にしています。
ママスタッフが子どもたちを見守り、保護者とのコミュニケーションも大切にしながら、ニーズに寄り添い、支援が必要な子どもがいれば、個別支援を届けるなどの取り組みを実施しています。

子どもの居場所を継続していくために

~活動して見えてきた課題~

支援が必要な子どもたち

令和5年度 佐賀県子どもの生活実態調査報告書によると、県内で世帯年収141万円未満の世帯は、全体の10%、ひとり親世帯の約43%がそれに該当すると報告されています。
私たちが運営する居場所そらにも、ひとり親家庭の子や、明らかに食事が摂れていない様子が伺える子、その可能性を否定できない子どももお友達と一緒に来所してきてくれます。
支援が必要だと感じた場合は、個別に食糧を渡したり、栄養価の高い食事(別メニュー)を準備して対応したりしています。
しかし、その子たちが抱える課題が重ければ重いほど、友達の目を気にしたりして、支援を遠慮したりするケースもありました。
定期的かつ継続的にコミュニケーションをとり、関係性を構築していくことの必要性を感じています。

子どもたちの増加と多様なニーズ

3年間の居場所を続けてきたことと、地域の学校への協力依頼、毎年春に開催する居場所見学会などの甲斐あって、年々来所してくれる子どもたちも増加してきており、それに伴い、ニーズも多様化してきています。
一例では、学校の授業についていけておらず、塾に行かせることもできないので、「学習支援」にも力を入れてほしいといった声も頂戴しています。
こういった新しいニーズに対応していくためには、学生ボランティアの確保や協力団体との連携構築など、人的・ソフト面のリソース確保に向けた取り組みが必要となっています。

私たちにできること

毎日の放課後と、夏休みなどの長期休暇は、待ったなしでやってきます。
一人でも多くの子どもが、安心して過ごせる居場所を提供し続けていくこと、支援が必要な子どもには、支援を届け続けることが大切だと思います。
上記の課題を意識し、改善していきながら、週3日の居場所そらを継続していきます。

地域のインフラとしての居場所へ

令和6年10月現在、居場所そらには小学生63名、中学生以上20名、計83名の子どもたちが来所してくれています。
そして、これから居場所そらを知って来てくれる子ども、まだ自分の居場所がなく、SOSを発信できる居場所を求めている子どものために、継続運営を続けていきます!

居場所そらの継続運営

毎週3日(月・水・金)の 15時~18時の開所とともに、夏休みなどの長期休暇期間中は、お昼から開所しランチ提供も実施していきます。

学習支援

また学習支援ニーズにこたえて、開所時間を延長して学習タイムを設けたり、学生ボランティアの確保に努めていきます。
そして、居場所そらが地域に必要なインフラとして、すべての子どもたちが安心して過ごせる環境を提供していきます。多様な支援や交流の場を通じて、孤立を防ぎ、地域のつながりを創出し、子どもたちの心身の健康と成長を支え、地域の未来を育む基盤として活動していきます。

寄付金の使い道

【内訳】
返礼品:35万円
佐賀県手数料:15万円
食材費:15万円(食事材料・おやつなど)
消耗品費:30万円(衛生用品・学習用品・イベント時景品類)
広報費・印刷製本費:5万円(広報チラシ他)

【目標金額に達しなかった場合】
子どもに係る社会課題に関心のある県内企業等から寄付を募り補填または、事業費を削減して実施します。

【目標金額を超えた場合】
寄附金は全て本事業に充てさせていただきます。

私たちが目指していること

1.地域コミュニティの強化
地域の子どもや保護者が利用することで、子ども同士、子どもと大人、大人同士の交流を創出し、地域一体の相違支援の意識向上を目指しています。

2.子どもの社会性の向上
同世代だけでなく、学年の違う多世代との交流、地域の大人、スタッフ、保護者と関わることで、子どものコミュニケーション能力をはじめ、協調性や社会性が向上し、子どもたちが本来持っている、生き抜く力を成長・開花させることを目指しています。

3.貧困の軽減
食事の提供や学習支援により、どんな境遇の子どもたちでも必要な支援を受けることができ、その後の進学、社会進出などの一助となり、貧困の連鎖を断ち切る可能性も期待できます。また、子どもたちが将来、自分を育んでくれた地域に誇りを持ち、次の世代に対し、自分にできることで支援をつないでいく、そんな持続可能な地域を目指しています。

■事業実施のスケジュール

週3日の居場所開催と、季節のお楽しみ会を開催

令和7年4月1日~ 子どもの居場所 居場所そら継続運営(毎週 月・水・金)
令和7年8月頃 所外学習・体験会の開催
令和7年10月 季節のお楽しみ会「ハロウィン会」
令和7年12月 季節のお楽しみ会「クリスマス会」
令和8年2月 季節のお楽しみ会「節分会」

佐賀未来創造基金 山田さん

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子どもの居場所は地域の未来を支える大切な『インフラ』です。
子どもたちにとって、安心して過ごせる居場所の存在は、心身の健やかな成長や、将来の可能性を拡げる大切な役割を担うものだと思います。
特に、家庭環境や経済的な事情で孤立しがちな子どもたちにとっては、空腹を満たす食事、そばにいてくれる大人や地域の人たちとの交流が心の支えとなり、関係性の貧困を断ち切り、希望ある未来へと成長していくためのきっかけをももたらします。
そして、この子どもの居場所を継続していくことも重要であり、かつ容易なことではありません。
皆さまのご支援により、子どもたちが安心して集える居場所が守られ、明るい未来を共に築く力となります。
居場所そらの活動で、一人でも多くの子どもたちが笑顔で健やかに成長していける環境づくりが進んでいくことを期待しています。

居場所そら スタッフ

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コミュニティの変化に伴い、地域の居場所がスタンダードになると信じ、運営に携わっています。社会問題の一つとして子どもに関するものは多岐に渡り、急を要するものばかりです。全てを網羅することは難しいですが、当所では週3回、ただただ子どもたちを迎え、安全に過ごせるよう見守っています。
人間関係は積み重ねです。日々の活動の中で、困り事や課題をある程度実情に即して把握できる入り口としての役割を担っています。課題解決への一つのツールとして、この学校でもなく、ご家庭でもない「居場所そら」ならではの第三の居場所の存続をさせて頂きたく、ご支援を宜しくお願い致します。

寄附者の皆さまへ

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私たちは、地域の子どもたちが安心して過ごせる居場所を提供するために活動しているNPO法人空家・空地活用サポートSAGA(愛称:そらそら)です。子ども第三の居場所として「居場所そら」を開所して2年半が過ぎました。居場所そらは、子どもたちが健全に成長し、豊かな未来を築くための大切な支えとなっています。

居場所そらを開所した背景には、当団体そらそらが住宅確保要配慮者を支援する活動を行う中で見えてきた社会問題があります。要配慮者に対して時々物資支援を行っている際、台風が近づく不安な時や夕方遅くに子どもたちが一人で寂しくお腹を空かせてお母さんの帰りを待っている姿を見かけることがありました。そんな子どもたちを地域で見守ることができればとの思いで「居場所そら」を立ち上げました。子どもたちは、居場所そらで自由におばちゃん家に遊びに来たような笑顔を見せてくれます。

しかし、居場所そらを継続し、さらに充実させるためには、皆様のご支援が欠かせません。皆様に私たちの活動をご理解いただき、可能な範囲でのご支援を賜りたく、お願い申し上げます。
皆様の温かいご支援が、子どもたちの未来を明るく照らす大きな力となります。何卒、よろしくお願い申し上げます

副代表理事 内川実佐子

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄付することができます。
お返の品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。