市指定文化財「旧大沢小学校」を保護・継承するため、修理したい!
カテゴリー:伝統・文化・歴史
寄付金額 80,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 8%
- 支援人数
- 10人
- 終了まで
-
6日
/ 91日
長野県佐久市(ながのけん さくし)
寄付募集期間:2024年11月1日~2025年1月30日(91日間)
長野県佐久市
佐久市大沢地区にある「旧大沢小学校」は、明治26年(1893年)に大沢尋常小学校として建築された木造瓦葺二階建の約278㎡、延床面積約約556㎡の学校建築物で、東西に廊下が走り中央に階段を配置した明治中期独特の構造をもった建物です。
玄関と2階講堂入口には半円形のガラスの欄間を飾り、屋根には梁が二重に組まれ、屋根の東西を五方束でしっかりと支え堅固なつくりの建築物です。下見板張りの建築物としては早期のもので、市内にある明治34年(1901年)建築の旧志賀小学校の建物にもその手法が継承されています。
市内に残る明治時代の学校建築物としては比較的往時の状況を残し、学術上価値のあるものとされています。
昭和58年(1983年)の野沢小学校との統合により閉校となり、以後、地元の皆様や関係の皆様からのご協力により、平成8年(1996年)6月6日に市有形文化財に指定されました。
近年、大引きや根太などの床下地等にシロアリによる食害が発生し、一部の部屋では床が弛み入室禁止の措置をとりながら床下地等の防蟻処理を行ってまいりましたが、この度、大規模な修理が必要となりました。
「旧大沢小学校」は、ドラマや映画のロケ地としても使用され、令和4年4月にテレビ放送された「金田一少年の事件簿」の第1話「学園七不思議殺人事件」のロケ地となったことは記憶に新しいところです。
閉校以前の児童や教職員の皆様、地元や関係の皆様、聖地巡礼で訪れる皆様の校舎に対する想いを形にして、「旧大沢小学校」を後世に継承しましょう。大勢の皆様の応援をよろしくお願いいたします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
【旧大沢小学校】シロアリの食害にあっている歴史と伝統のある校舎を修理したい
明治25年2月の着手当時、建築に要した費用は3,425円で、大沢村費は200円、残りを全村民の寄付金と共有林からの材木代で賄われています。
明治26年4月に竣工して以降、大規模な校舎の改修工事はなく今日に至っていますが、近年シロアリによる食害が要所で確認でき、今回は床が弛んだり危険な個所を修理します。
【旧大沢小学校】床下地等の修理
旧大沢小学校の所有者は佐久市ですが、維持管理には地元大沢区や保存会の皆様のご協力をいただいています。
また、旧大沢小学校は、ゴールデンウイーク中やお盆の期間に一般公開を行っていますが、その際には保存会の皆様が中心となり校舎等の説明を行っています。
今回は、一般公開の際に立ち入り禁止としている放送室の大引き、根太などのほか諸室の床下地等を修理します。
床下地等を修理します
【寄付金の使い道】
・床下地等の工事にかかる費用の一部に充てさせていただきます。
【事業実施のスケジュール(予定)】
・2024年12月:工事着手
・2025年3月:工事竣工
※目標金額に達しなかった場合にも、工事にかかる費用の一部に充てさせていただきます。
寄付者のみなさまへ
佐久市長 柳田清二からのメッセージ
旧大沢小学校の建築は、当時、動力や機械のない時代のため、共有林からの木材出し、製材、加工、組み立てなど、全て人の手によって行われました。
今回の工事は、用材に地元の大沢財産区が丹念に育ててこられたカラマツ等を使用し、大引きや根太などの床下地等の大規模な修理をしてまいります。
同校職員室の黒板には、「大沢小学校百余年の教育を閉じる。世の流れとはいえ、一抹の淋しさあり。しかれども、子どもたちの大いなる成長を祈りて錠をおろす。」と、閉校当時の先生の想いが書かれ、現在も消えずに残っています。
本事業を通し、先人達から託された学び舎を、私達が後世に繋いで継承していきたいと思います。
趣旨をご理解いただき、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
お礼の品の紹介
市外の皆様からご寄付をいたたいだ場合の返礼は全品「メイドイン大沢」の品です。
社会福祉法人佐久コスモス福祉会 第二佐久コスモスワークス(障がい者福祉サービス事業所)
【5,000円のご寄附に対する返礼品】
さをり織りは、手織りの機を使って織っていきます。これといって決まりはなく、自由奔放に自己表現ができるところが特徴です。作者の感性を大切にして織っていくこと、それがさをり織りです。(さをり織りは単品生産のため、同じものは作れません。)
作品ポストカード4枚セットは、作者の感性や個性が表現されている作品です。
【10,000円のご寄附に対する返礼品】
さをり織りは、手織りの機を使って織っていきます。これといって決まりはなく、自由奔放に自己表現ができるところが特徴です。作者の感性を大切にして織っていくこと、それがさをり織りです。(さをり織りは単品生産のため、同じものは作れません。)
ストールは受注製作になり、お届けに2ヵ月程度かかります。
木内醸造株式会社
【10,000円のご寄附に対する返礼品】
「初鶯」の普通酒は、精米歩合65%の本醸造仕込み。つまり玄米の外側を35%も削り、添加するアルコールも必要最低に抑えてあるのがこだわりです。
「天雪」は黄麹、清酒用酵母を使って作られる本格焼酎。減圧蒸留と酒蔵を利用した長期貯蔵によって、飲みやすくフルーティーな香りに仕上げるのがこわだりです。
【10,000円のご寄附に対する返礼品】
米どころ佐久市の大沢地区で生産されたコシヒカリ米で、長野県の「信州の環境にやさしい農産物」に登録された特別栽培米を精米したものです。
2㎏×3袋、1㎏×6袋も可能です。
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2025年01月15日 11:45
令和6年度旧大沢小学校床下地等修復工事の状況について
当初、旧大沢小学校床下地等修復工事にかかる事業は、令和6年度中の工事竣工に向けて10月に工事設計委託業務完了、11月に工事請負入札、12月に工事監理委託業務開始、3月末には工事竣工と工事監理委託業務完了の計画でありました。
しかし、11月に施行した工事請負入札が不調となり、12月に2回目の工事請負入札を施行しましたが再び不調となったことから、令和6年度内に本工事の適正工期(4カ月)が確保できなくなり、令和6年度中の本工事と工事監理委託業務は施行できなくなりました。
このことから、今回ご寄附の金額は工事にかかる費用の一部として、既に施行している工事設計業務委託料880,000円に充てさせていただきます。ご寄附をされた皆様、ありがとうございました。
なお、本事業が再開する際には、改めてお知らせいたしますので、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。もっと見る
長野県佐久市
佐久市(さくし)は長野県下4つの平の一つである佐久平の中央に位置し、市の中央を詩情豊かな千曲川が流れ、浅間山など雄大な山並みに抱かれた美しい高原都市です。北陸新幹線、上信越自動車道が東西に走り、中部横断自動車道が整備されるなど高速交通ネットワークの拡充に伴い、日本のほぼ中央に位置する佐久市は、高速交通の結節点、交流圏の拠点として飛躍的な発展が期待されている全国有数の健康長寿都市です。
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