【こまつ里山SDGs プロジェクト第4弾】蝶が舞い、生き物の多様性を体験できる里山づくり「里山を有効活用した持続可能な循環型地域社会をみんなで創りたい」
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 500,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 50%
- 支援人数
- 29人
- 終了まで
- 受付終了
石川県小松市(いしかわけん こまつし)
寄付募集期間:2024年10月10日~2025年1月7日(90日間)
石川県小松市 × 一般財団法人こまつ里山SDGs 倶楽部

小松市は、面積の7割を山林が占め、木場潟から臨む霊峰白山の手前に広がるこまつの里山には、美しい花の彩り、清らかな水辺、そして文化の交流拠点として、人と自然が織りなすさまざまな魅力にあふれ、外部からも高い評価を受けています。
小松市では、里山を中心とした地域が持つ多種多様な資源を有効に活用することで、地域活性化を図りつつSDGsを推進し、経済・社会・環境分野でバランスの取れた持続可能な循環型地域社会を実現することを目的として、小松市にゆかりのある経営者や研究者などで構成される組織機能を活かし、強力なパートナーシップのもと、ふるさと小松を未来へつないでいきます。
皆さまのご指導とご支援を心よりお願い申し上げます。
環境省から認定されたこまつ里山
小松市の里山は、環境省から「生物多様性保全上重要な里地里山」に選定されています。これは環境省が、さまざまな命をはぐくむ豊かな里山を、次世代に残していくべき自然環境の一つと位置づけるものです。地域住民が築き上げた優れた自然環境と農業のバランスが保たれ、木場潟や大杉谷川、大日川、平成の名水百選に認定されている桜生水など豊かな水源を有し、ホタルやハッチョウトンボなどの希少生物が息づいています。

こまつ里山が取り組むべき課題
小松市では以下の課題解決に向け、農林業者や地域コミュニティ、市民、企業、市民団体、行政など官民一体となった活動を拡大し、里山の保全・活用を推進するビジネスモデルとして確立することを目指します。
里山林の手入れ不足による生態系への影響拡大
3,300ヘクタールの里山林で十分な手入れがされておらず、日光がさえぎられ、風通しが悪く、広大な面積の里山林の荒廃が進んでいます。また中国原産の竹(モウソウチク)が増えることで森林の衰退が進んでいます。里山林の荒廃により、ツキノワグマの出没・人身事故なども多発しています。
高齢化や耕作放棄など農業が抱える課題
農業においては耕作放棄地が増えており、洪水調整機能や水質浄化機能の低下が懸念されます。また高齢化に伴う農業の担い手減少、転作田や里山農地の収益性向上、大麦や大豆を活用した特産品の開発など地元農作物の有効活用と高付加価値化なども課題になっています。
ボランティア団体によるプロジェクトに応援を
ご支援いただいた寄附金は、下記のプロジェクトに活用させていただきます。
なお、目標金額に達した場合も、達成しなかった場合も本プロジェクトに活用させていただきます。また、寄附金が2024年度の事業費を超えた場合は、2025年度以降の事業に活用させていただきます。
PROJECT.1 生物多様性を体感できる里山づくり
小松市の森林面積21,000ha のうち、施業可能な里山林3,300ha の整備と併せ、蝶が舞い、生き物が躍動する里を創生します。また、森林を守り、子どもから大人まで植物や昆虫の里づくりを通して自然のしくみを学びます。また、季節ごとの観察ポイントの整備を行い、身近に生物多様性の大切さを体験・実感できる環境づくりを進めます。さらに、クマやイノシシ、シカなどの野生動物との棲み分けがができる環境づくりを推進します。
【蝶の里整備:4,160,000円】
憩いの森において、本市の里山で多くみられた「ギフチョウ」「ジャコウアゲハ」「アサギマダラ」などの蝶を復活させるため、幼虫などが必要とする食草の植栽、管理を行います。
アサギマダラは、某人気アニメの蝶屋敷でたくさん舞っている蝶と言われています。
・食草(フジバカマ・カンアオイ・カタクリ)の購入、植栽
・肥料等の購入
・新たな植栽敷地の整備


PROJECT.2 グローバルな交流拠点とひとづくり
里山エリアに広く点在する日本遺産などの歴史・文化資源や食文化、体験コンテンツを活かし、サスティナブルツーリズムとして魅力を発信します。また、伝統的な「古民家」に人を呼び込み、にぎわいを創り出す拠点を創生し、新たな生活スタイルに対応したワーケーションを推進します。
【牡丹の里山整備:3,100,000円】
大杉町にある国登録有形文化財である江戸古民家「旧下里家」や「旧前家家」など9箇所(全体で1,000本超)で庭園・苗床整備を行ってきました。満開シーズンに鑑賞いただけるように定期的な管理に努めています。
・牡丹の苗木の購入、植栽
・肥料等の購入
・植栽敷地の整備


小松市からのメッセージ
小松市長 宮橋 勝栄
里山を有効活用した持続可能な循環型地域社会を創るために

小松市は、市域の7割が森林であり,霊峰白山を源とする豊かな水と美しい緑に恵まれた里山では古から自然と人が調和した暮らしが営まれてきました。しかし,近年,山間地では高齢化・過疎化による森林の荒廃と田畑の耕作放棄が進み,動植物の生態系にも影響を与え,固有の昆虫が減少するなど生物多様性も失われつつあります。
一般財団法人こまつ里山SDGs倶楽部の活動は,里山を中心とした 地域課題に向き合い,里山の再生,地域資源を活用した地域振興,そして生物多様性の復元に向けて,とても有効な取組みであり,本市としても共に推進してまいります。
皆さまからの温かいご支援をお願いいたします。
一般財団法人こまつ里山SDGs倶楽部 代表理事 鈴木 康夫

一般財団法人こまつ里山SDGs倶楽部は、小松市にゆかりのある経営者や研究者などで構成されており、強力なパートナーシップのもと、ひと・モノ・技術・情報・資金をマッチングし、新しい事業やベンチャー創出により、里山から未来を創生する、小松の特性を活かした事業を展開していきます。
小松市の特産物を楽しみながらプロジェクトをご支援ください!
【注意事項】
ふるさと納税の制度上、小松市内に在住している方にはお礼の品をお送りすることができません。何卒ご了承ください。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
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【要望に応えて復活!】cahoro-カホロ- ガトーショコラ 棒抹茶
13,000 円
ご要望にお応えして、大好評だったガトーショコラ 棒抹茶がついにふるさとチョイスに戻ってきました。
小さなアトリエで、仕込みから焼きあがりまで細部にまでこだわったお菓子を提供されているお店のガトーショコラ。
チョコのなめらかさと棒茶・抹茶のほろ苦さがクセになります。
ベルギー産クーベルチュールチョコレート、地元石川県産の新鮮卵、北海道よつ葉バター・小麦、九州産の生乳から作られる生クリーム、宇治抹茶、加賀ほうじ茶を使用し濃厚でとろける食感に仕上げています。お茶の香りが広がります。加賀棒茶発祥の地・小松ならではのお菓子です。
中は真空包装にしてありますので、GIFTでお送りするのも安心です。(要冷蔵)
cahoro-カホロ-
石川県小松市八幡己276石川県小松市
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2025年01月21日 14:00
【プロジェクトの受付期間終了】 ご支援いただき、ありがとうございました。
2025年1月7日をもってプロジェクトの寄附受付を終了しました。
目標額には届かなかったものの、たくさんの方からご支援いただけたこと、大変うれしく思っております。応援いただき本当にありがとうございました。
いただいた寄附金は、蝶が舞い、生き物の多様性を体験できる里山づくり等に、大切に活用させていただきます。
この度は、誠にありがとうございましたもっと見るまだコメントはありません
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石川県小松市
小松市は、石川県西南部に広がる豊かな加賀平野の中央に位置し、古くからものづくりで栄えたまちです。建設機械メーカー「コマツ」の発祥の地であることや伝統工芸の九谷焼の産地としても有名です。
町人文化も脈々と継承され、全国三大子供歌舞伎の1つに数えられる「お旅まつり」の曳山子供歌舞伎は、250年の歴史を誇ります。
ほかにも、歌舞伎十八番の内「勧進帳」の舞台「安宅の関」、1300年の古湯「粟津温泉」、桜の名所「芦城公園」、紅葉が美しい「那谷寺」では、四季折々の美を楽しめます。
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