犬の可能性は無限大! 一歩踏み出すあなたのそばに(日本介助犬協会の活動支援)
カテゴリー:健康・福祉
寄付金額 6,152,467円
目標金額:5,000,000円
- 達成率
- 123%
- 支援人数
- 173人
- 終了まで
- 受付終了
愛知県長久手市(あいちけん ながくてし)
寄付募集期間:2024年10月7日~2024年12月31日(86日間)
愛知県長久手市 × 社会福祉法人日本介助犬協会

社会福祉法人日本介助犬協会(以下、協会)は、1995年にボランティア団体として発足しました。2004年に社会福祉法人を設立し、2009年には愛知県長久手市に全国初の介助犬専門訓練施設「介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~」を開所しました。また、2012年には長久手市と連携協定を締結しました。さらに、2018年からは「ふるさと長久手寄附金(長久手市のふるさと納税)」制度を活用した協会の事業全体への支援が続いています。
人と犬をつなぐ取り組み
私たち、社会福祉法人日本介助犬協会は「人にも動物にもやさしく楽しい社会をめざして」という事業理念のもと、困難を抱える方々に犬を通して笑顔を届ける活動をしています。
具体的には、手や足に障がいのある方の日常生活をサポートする「介助犬の育成・普及啓発活動」、動物介在活動や動物介在療法をはじめ虐待や性被害を受けた子どもたちを司法の場でサポートする付添犬派遣といった「Dog Intervention®(犬による介入)」、お子さんを含めて障がいのある方がおられるご家庭の希望に合わせた犬をマッチングして譲渡を行う「With You プロジェクト」など、様々な相談やニーズに合わせた取組みを行っています。
犬たちがそれぞれの個性を活かして楽しく活動するため、一緒に過ごす人たちからは明るい言葉が溢れます。もっと多くの人に協会の活動を知って欲しい。そして長久手市が掲げる「日本一の福祉のまちづくり」に貢献したい。そんな想いで今年も市が実施する「ふるさとながくて寄附金制度」でガバメントクラウドファンディングに取り組みます。
一人でも多くの困難を抱えた人たちが犬を通して笑顔になれますように。皆さまのご協力をお願いいたします。
介助犬ユーザーと介助犬のペアは「わずか59組」(2024年4月現在)
皆さんは街中で「介助犬」を見かけたことがありますか?
日本で活躍する介助犬ペアの数はわずか59組。
対して、潜在的な介助犬希望者は全国で約15,000人にのぼると言われています。
介助犬とは手や足に障がいのある方のサポートをするために特別なトレーニングを受けた犬のことをいいます。
盲導犬は目の不自由な方の目となって街中を安全に歩けるようにサポートを行います。聴導犬は耳の不自由な方の耳となり日常生活音を知らせ音源まで誘導を行います。
介助犬は手や足に障がいのある方の手足となり、日常生活動作のサポートを行います。

「介助犬が楽しそうにしているので自分も毎日ワクワクしながら生活しています」
介助犬たちが尻尾を振って楽しそうに暮らす姿に、障がいのある方々からは自然と笑みがこぼれます。
「介助犬に合図を出して一緒に行った作業は、自分にもできたように感じる」など、介助犬と一緒に暮らすことで明るい言葉が増え、「ごめんね」よりも「ありがとう」が増えたという声も聞かれます。
また、身体障害者補助犬(※盲導犬・聴導犬・介助犬の総称)は、「身体障害者補助犬法」という法律に基づき、公共施設や公共交通機関など、不特定多数の方が利用する公共の場所を利用できます。それにより、障がいのある方々の行動範囲が広がり、社会とのつながりがより深まることも期待できます。
費用は約300万円、寄付で成り立つ介助犬育成
介助犬とユーザーのペアが1組誕生するまでには、約250万~300万円の費用がかかります。この費用には、パピー期からの健康診断や医療費、フード代、犬具の費用、そして全国の介助犬希望者に対応するための交通費など、さまざまな諸経費が含まれています。
具体的には、犬たちの健康管理にかかる健康診断やワクチン接種、治療費などの獣医療費は年間で約500万~700万円にのぼります。また、犬舎の管理費や訓練のための交通費など、飼育全般にかかる費用は年間で約1,000万円です。
しかし、介助犬はユーザーへの「貸与」となるため、これらの育成費用の9割以上が皆さまからのご寄付によって支えられています。介助犬ユーザーと介助犬のペアの誕生、継続的な活動は、皆さまに支えられています。

寄附金の使い道
集まった寄附金は「日本介助犬協会の活動全て」に活用させていただきます。
※目標金額を達成できなかった場合でも、皆さまから寄せられた貴重な寄附金は「日本介助犬協会の活動全て」に活用させていただきます。
介助犬育成には一部公的補助がありますが、その他の犬には補助がありません。
Dog Intervention®やWith Youプロジェクト等の人と犬をつなぐ取り組み含めた全ての活動に活用いたしますので、今年もぜひ、皆さまの応援・ご協力をお願いいたします。
日本介助犬協会の取り組みについて
犬の可能性は無限大!
介助犬として活躍できるのは、訓練を受けた犬のうちわずか2~3割です。
健康面や性格面などで「介助犬にはならない方が幸せだ」と判断された犬たちは、介助犬ではなく適材適所として、別の分野でその犬が最も輝ける道を探します。
例えば、電車などの乗り物に乗るのが苦手でも、作業が得意な犬はPR犬として活躍します。素晴らしい性質を持つ犬は繁殖犬として、また、人とふれあうことが得意な犬は、医療現場で動物介在療法や動物介在活動を行うDI犬®(後述)として大いに活躍しています。さらに、障がいを抱える方々やお子さん、そのご家族をサポートする犬として活躍している場合もあります。音や他の動物などの刺激に敏感な犬たちは、丁寧なマッチングを行ったうえで一般家庭にペットとして譲渡をし、幸せに生活する道を選びます。

家族全員に笑顔が戻った「With You プロジェクト」
障がいのある方やお子さんがおられるご家庭から犬を迎えたいとご相談をいただくことが多くなり、2014年から「With You プロジェクト」という取り組みを開始しました。人と犬、両者の個性を丁寧にマッチングして犬を譲渡します。
このプロジェクトでは、譲渡候補の犬たちの性格や遺伝性疾患を含む健康状態を把握しているため、個々のご家庭の特徴や生活スタイルに合わせて犬をご紹介できます。また、通常より長めのお試し飼育も可能なため安心してご家庭に犬を迎えていただけます。
手術も治療も怖くない・安心して話ができる「Dog Intervention®」
犬を介して笑顔や意欲を引き出せるように、PR犬を連れた病院への訪問(動物介在活動)や、特定の患者さんに対して医師からの依頼のもとで動物介在療法を行っています。また大学病院では、動物介在療法のためのDog Intervention®(犬の介入事業)として、DI犬®の貸与なども行っています。
リードを握り犬と一緒に歩くことで病室から手術室への移動時間が40分から5分に短縮したというケース、手術を拒否し続けていた子どもが犬と一緒に笑顔で手術室に向かい無事に治療を受けることができたというケースなど、犬がもたらす笑顔と安らぎの力には大きな可能性を感じます。
犬たちは、患者の心に寄り添うだけでなく、治療を受ける子どもたちを見守る親御さんにも安心感を与え笑顔をもたらします。また、ストレスの多い医師や看護師など医療従事者の方々にとっても笑顔の源や癒しとなり大きく貢献をしています。
日本介助犬協会YouTubeチャンネルにて詳しい活動内容を紹介しています♪
DI犬®の活動動画はこちら(https://www.youtube.com/embed/kJcFWGwR9a4)
付添犬
2020年からは、虐待や性被害を受けた子どもが安心して自分の受けた出来事について司法関係者や医療従事者に伝えられるよう手助けをする「付添犬(つきそいけん)」の取り組みを始めました。
被害を受けた子どもにとってこの伝えるという作業は、とても勇気が必要で、計り知れないストレスを伴います。付添犬は、子どもたちの気持ちが少しでも安らぐように、司法の場などで話す隣に寄り添います。
長久手市とともに歩んできた介助犬育成
長久手市と社会福祉法人日本介助犬協会は、市が目標として掲げている「日本一の福祉のまち」を実現するために2012年に連携協定を締結しました。
長久手市内の小学生はシンシアの丘を訪れて介助犬への理解を深め、障がい者福祉を学びます。また、市の施設である平成こども塾主催の介助犬教室は、毎年キャンセル待ちが出るほど人気のあるイベントです。このように、長久手市と共に広く地域に根差した介助犬の普及・啓発活動を行っています。

2018年からは「ふるさと長久手寄附金」を通して、介助犬の育成普及のみならず施設の改修や介助犬にならない犬たちへの支援をいただきました。また、介助犬訓練犬のパブリック訓練(公共施設でのトレーニング)では、市内の施設を利用しています。訓練犬は介助犬の認定を受けていないことから、通常は公共施設、公共交通機関の利用ができませんが、長久手市内の施設の多くは訓練中の犬たちを特別に受け入れてくださっています。
日本介助犬協会が行っている介助犬の育成・普及活動において、長久手市の協力は欠かせません。
日本介助犬協会は、これからも長久手市と共に「地域で共生するまち」を推進し、そして犬と共にあらゆる障がいや課題を抱える人に笑顔と生きる力を提供してまいります。ぜひ、私たちの活動に是非ご支援を賜りますようお願いいたします。

HPやSNSで情報を発信しています!
・X(旧Twitter):https://twitter.com/JSDA_ServiceDog
・Facebook:https://www.facebook.com/JapanServiceDogAssociation
・Instagram:https://www.instagram.com/japanservicedogassociation/
・YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC2w5dXlD5P1LvcubIH5dMhw
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
お礼の品一覧
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2025年01月17日 18:16
終了のご報告
あけましておめでとうございます。
皆さまにご協力いただきました「犬の可能性は無限大!一歩踏み出すあなたのそばに(日本介助犬協会の活動支援)」は2024年12月31日に期限を迎え、支援人数は173人、寄附金額は6,152,467円となりました。
たいへん多くの方にご支援をいただきましたこと、この場をお借りしまして感謝お礼申し上げます。
今後も、人にも動物にもやさしく楽しい社会をめざして、一人でも多くの方を笑顔にできるよう、職員一同精進してまいります。介助犬育成普及啓発活動とともに、With YouプロジェクトやDog Intervention®活動についてもご支援ご協力賜りますようお願い申し上げます。
改めまして、たくさんのご支援を賜り、本当にありがとうございました。もっと見るまだコメントはありません
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2024年12月27日 11:11
70%達成!ラストスパート!
目標金額の達成率が70%を超えました。
多くの方からのご支援、本当にありがとうございます。
いよいよ寄附募集終了まで、あと5日です。
日本介助犬協会は「人にも動物にもやさしく楽しい社会をめざして」活動しています。
目標金額達成に向け、ご協力をお願いします。
今年すでにご支援・ご協力いただいた方へもお願いです。
お知り合いの方にもぜひ、「ふるさと納税を通して介助犬の支援ができる」ことをお伝えいただければと思います。
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2024年12月20日 17:33
ふるさと納税のやり方ガイドを作成しました☆
「ふるさと納税で支援したいけどやり方が分からない」
という声にお応えするため、ふるさと納税のやり方ガイドを作成しました。
ガイドはnoteにアップしておりますのでご覧ください★もっと見るまだコメントはありません
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2024年12月10日 11:13
30%達成しました!!
目標金額の達成率が30%を超えました。
多くの方からのご支援、本当にありがとうございます。
寄附募集期間は12月31日までとなります。
引き続き、ご支援・ご協力・応援をよろしくお願いします。もっと見るまだコメントはありません
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2024年11月18日 16:24
20%達成しました!!
目標金額の達成率が20%を超えました。
多くの方からのご支援、本当にありがとうございます。
引き続き、ご支援・ご協力・応援をよろしくお願いします。もっと見るまだコメントはありません
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2024年11月12日 12:46
返礼品紹介♪ ~ふるさと納税限定タオルハンカチ~
ご寄付をいただいた方へふるさと納税限定デザインのタオルハンカチをお送りします!
※寄附金額に関わらず1枚お届けします。
※タオルハンカチの色は指定できません。
これまでの返礼品はすでにグッズを持っているというお声もありましたので、なんと今年は『ふるさと納税限定タオルハンカチ』をご用意しました。
・ふるさと納税限定タオルハンカチ 1枚
泉州タオルにオリジナルデザインが刺繍されています♪
サイズ:34㎝✖36㎝
目をつむってお座りしている姿がなんともかわいい限定デザイン刺繍の入ったタオルハンカチです。
泉州タオルは、吸水性に優れ、肌触りが良く、安全な国産のため、安心してご使用いただけます。
また、持ち運びがしやすいサイズで、とても使い勝手が良いです♪
ご寄付いただく方の中には、「返礼品はいらないから、その分も支援に活用して欲しい」というありがたいお声もいただきます。
その想いを形にするための、返礼品なし寄附メニューもあります。
皆さまのご協力をお願いいたします♪もっと見るまだコメントはありません
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2024年10月17日 17:31
記者発表を行いました!
2024年10月9日(水)に長久手市役所にて記者発表を行いました♪
ふるさと納税をきっかけに、日頃より応援くださっている方はもちろんのこと、介助犬を知らない方にも詳しく知っていただける機会となるよう挑戦していきたいと思います。介助犬を通して、犬を通して一歩踏み出す人の手助けが出来るよう、皆さまの温かいご協力をお願いいたします。
<ご取材いただきありがとうございました!>
・10月10日(木)発行の中日新聞朝刊(なごや東版)に掲載されました。
・10月14日(月)放送の「ともみとともに(ラジオサンキュー)」でインタビューいただきました。もっと見るまだコメントはありません
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2024年10月10日 09:07
センター長 ご挨拶
昨年度も皆様より多大なるご支援をいただき、目標を達成することが出来ました。
役職員一同、心より感謝申し上げます。
さて、私たちの活動は来年2025年で創設30年を迎えます。
創設当初はそもそも介助犬という存在を誰も知らない、とにかく皆さんに知っていただくところから始めよう、と当時のスタッフたちは育成や普及啓発活動に走り回っていたそうです。
それから30年が経ち、現在では介助犬育成事業のみならず犬たちの素晴らしい力を借り「Dog Intervention®(ドッグインターベンション)」や「With You プロジェクト(ウィズユープロジェクト)、司法の場で活躍する「付添犬(つきそいけん)」など沢山の方を笑顔にする活動を行っております。
私が思うに、犬たちの素晴らしさや人を笑顔にするパワーはきっと30年前から変わっていないのだろうと思います。
変わったのはそれをどのように輝かせるかという私たちスタッフひとりひとりのバージョンアップ。
私たちだからこそ出来ることを合言葉に、犬も人も素晴らしい仲間たちと共に困難を抱える方々に寄り添い、笑顔になってもらうという活動を続けて参ります。
私たちの活動費用はそのほとんどがご寄付で成り立っております。
お願いばかりで大変恐縮ではございますが、引き続き何卒皆様のお力添えを賜りたくお願い申し上げます。
社会福祉法人 日本介助犬協会
介助犬総合訓練センター~シンシアの丘~
センター長 遠藤大輔もっと見るまだコメントはありません
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愛知県長久手市
長久手市は、名古屋市東側に位置し、面積は21.55平方キロメートル、人口約6万人の街です。
天正12年に徳川・豊臣両氏があいまみえた激戦の地(小牧・長久手の戦い)として名を知られた本市は、平成24年1月に市制を施行して現在の長久手市となりました。
名古屋に隣接した市西部は住宅地・商業施設などが多く都市化が進んでいます。また、市東部は今なお自然を多く残しており、市街化された都市と自然豊かな田園の両面を併せ持った二面性の良さを兼ね備えているのが特徴です。
市の中央部を東部丘陵線(リニモ)が走っており、西は地下鉄藤が丘駅、東は愛知環状鉄道八草駅と乗り換えもできます。
車でのアクセスも東名高速道路名古屋ICや、名古屋瀬戸道路長久手ICが近く、交通の便にも恵まれています。
新たに、「ジブリパーク」が誕生し、多くの人が訪れるようになりました。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。