近畿最古の芝居小屋・永楽館でしか味わえない歌舞伎公演を開催したい!

カテゴリー:観光・PR 

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寄付金額 1,136,000

37.8%

目標金額:3,000,000

達成率
37.8%
支援人数
30
終了まで
24
/ 90

兵庫県豊岡市(ひょうごけん とよおかし)

寄付募集期間:2024年10月3日~2024年12月31日(90日間)

兵庫県豊岡市

プロジェクトオーナー

現存する芝居小屋としては近畿最古の芝居小屋・出石永楽館は、上方歌舞伎の舞台様式を残した全国でも数少ない劇場で、兵庫県指定重要有形文化財の指定を受けています。
1964年に閉館しましたが、機運の盛り上がりにより、2008年に復原修理しました。そして、「歌舞伎を上演しよう!」とまちの声はさらに高まり、以降、毎年片岡愛之助さんを招き、歌舞伎の公演を続けています。
愛之助さんが「ライフワーク」と公言してくださっているこの公演が末永く続き、地域の活性化と伝統文化の発展につながっていけるよう、みなさま方のご支援・ご協力をお願いいたします。

永楽館歌舞伎の灯をともし続けたい!

近畿最古の芝居小屋で本格歌舞伎を行う

出石永楽館ではコロナ禍の3年間を除いて、2008年から毎年片岡愛之助さんを迎えて、上方歌舞伎の演目・俳優にこだわって歌舞伎を上演しています。多くの住民ボランティアスタッフにより行っている永楽館歌舞伎は、小さなまちの一大イベントとして地域の誇りとなっています。

また、伝統芸能である歌舞伎を昔ながらの風情豊かな木造の芝居小屋で上演すると、歌舞伎の伝統的な価値が最大限に引き上げられます。永楽館歌舞伎には全国から多くの歌舞伎ファンにお越しいただき、称賛と「来年も開催を」との励ましの声をいただいています。
この貴重な永楽館歌舞伎を開催し続けることは、日本の伝統文化の発展に確実に繋がっています。

しかし、座席数が360人しかない永楽館では、入場券完売でも入場料収入だけでは収支は大きな赤字であり、近年では開催が危ぶまれるようになってきました。

永楽館ファンの方々の期待に応え続けるとともに、また、国内はもちろん、いつか世界の人々にまで永楽館歌舞伎の素晴らしさと開催の意義が一層評価されることを願い、これからも毎年開催し続けていきたいと考えています。
永楽館歌舞伎が途絶えないように、熱いご支援を賜りますようお願い申し上げます。

永楽館歌舞伎の素晴らしさを知ってもらいたい

小さなまちの挑戦を全国へ、世界へ!

「東京でも、大阪や京都でもない小さなまちで本格歌舞伎を実施する!
小さな歴史的な芝居小屋で上演する歌舞伎は、『圧倒的な近さと一体感』という、ほかのどこの劇場にもない魅力を持って、まちの人々はもちろん、関西を始め、全国、そして世界の人々も魅了する!」
そんな夢を見ていました。
そして、夢物語で終わることなく、まちの声に押されて、今にも朽ちそうだった永楽館は復原修理を果たし、まちの人々とともに、ほぼ満員の歌舞伎興行を13回(13年)も実施することができました。

物価高などの影響もあり事業費は膨らむ一方ですが、まちの人々のためにも、永楽館歌舞伎ファンの方々のためにも、そして永楽館歌舞伎をまだ観たことのない方々のためにも、ここで終わらせられません。

これから将来にわたって歌舞伎を開催し続けるために、永楽館歌舞伎や古典芸能に興味をお持ちの方を始め、小さなまちの挑戦に共感いただける方々など、広くご支援をいただきたいと思います。

■寄附金の具体的な使い道

歌舞伎公演の充実や、公演を全国に発信していくために使わせていただきます。
用途
1 歌舞伎公演の実施費用
2 役者のぼりや招き看板、歌舞伎絵などの製作費用
3 SNS発信やチラシ・ポスターの印刷費など、広報費
4 椅子席の追加など、お客様により快適に観劇していただくための修繕費用
5 お練り(公演前日に幹部俳優が会場周辺を人力車で巡り、初日からの公演への意気込みを語る事業)を実施するための費用

目標金額に達しなかった場合でも、本プロジェクトに活用させていただきます。

永楽館でしか味わえない歌舞伎がある

住民が一体となってもてなし、楽しむ歌舞伎

豊岡市出石町は、出石城下町の歴史的風情を残し、「但馬の小京都」といわれるまちです。まちの中心部は国の伝統的建造物群保存地区に選定されています。
そのようなまちだからこそ、まちの人々の力で、これまで多くの歴史的な資源を活かしたまちづくりを行ってきました。

なかでも出石永楽館は、復原して町の活性化の拠点にしたいという住民の熱い想いで、再開館するに至りました。
再開館にあたっては、まちのボランティアが館内の清掃を行ったり、桟敷席の座布団を手縫いして、さらにこけら落とし公演(第1回公演)の開催にこぎつけることができました。
以来、歌舞伎公演のたびにチケットもぎりや清掃、座席案内などを行う「お茶子」や場内アナウンスなどの運営業務はもちろん、公演初日の前日に行われる「お練り」でのみこしなどの盛り上げ役や、上演中に出演俳優の屋号などの掛け声を行い芝居を盛り上げる「大向う」など、多くの住民ボランティアなしには運営が成り立たない事業になっています。

そのボランティアを楽しみにされる住民も増え、また、一方では毎年楽しく観劇される住民は非常に多く、永楽館歌舞伎は出石の秋の風物詩としてなくてはならない存在となりました。
観劇いただいた遠方のお客様からも「永楽館歌舞伎の手作り感、まちの人々のおもてなし感が好きです」とのコメントもいただいています。

ただ、昨年度は5日間9回公演の短期間興行だったため、入場券は早々に売り切れ、多くのお客様が入場券を入手することができませんでした。そこで、今年度は興行期間、公演回数を大幅に拡大し、8日間15回公演することにいたしました。すべての公演で満席になることを目指します。

■事業の実施スケジュール

2024年7月30日 記者発表
2024年9月1日 チケット発売
2024年10月 会場周辺の準備
2024年11月4日(月・振替休日)~11日(月) 公演開催

永楽館から豊岡の魅力を全国に発信する

豊岡市 市長 関貫久仁郎

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出石永楽館ではコロナ禍の3年間を除いて毎年、片岡愛之助さんを座頭に迎えて、上方歌舞伎の演目・俳優にこだわって上演しています。地域の誇りとなっていることはもちろん、全国から多くの歌舞伎ファンにお越しいただき、称賛と「来年も開催を」との励ましの声をいただいています。
伝統芸能である歌舞伎を昔ながらの風情豊かな木造の芝居小屋で上演すると、歌舞伎の伝統的な価値が最大限に引き上げられます。この貴重な永楽館歌舞伎を開催し続けることは、日本の伝統文化の発展に確実に繋がっています。
永楽館ファンの方々の期待に応え続けるとともに、また、国内はもちろん、世界の人々にまで永楽館歌舞伎の素晴らしさと開催の意義が評価されることを願い、これからも毎年開催し続けていきたいと考えています。
永楽館歌舞伎が途絶えないように、熱いご支援を賜りますようお願い申し上げます。

官民一体となって創り上げる歌舞伎

永楽館歌舞伎実行委員会 会長 榮木 健二さん

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こけら落しから毎回出演されている片岡愛之助さんが記者発表の中で、「永楽館歌舞伎の魅力は役者の息遣いを感じられる距離感、小さな箱だからこその醍醐味、他にない唯一無二の芝居小屋なんです」と熱く語られた。
昨年、4年ぶりに待ちに待って開催した5日間の興行はすべて満席となり、久しぶりに出石の賑わいが戻った。
スマホ1つで娯楽が手に入る今、小さな町の小さな箱(芝居小屋)なんだけど、身近にそして目の前でリアルを感じることのできる真の娯楽がここ出石にはある。ここはお越しになるすべての方々を笑顔にし、夢や希望を与えてくれるところ。そんな出石に住んでることを嬉しく思う、誇りに思う。そして永楽館の歴史には、出石の方々の底知れぬ愛を感じる。
復原後、地元住民らによって結成された劇団や落語等、お年寄りから子どもたちまで多くのグループ団体がこの舞台で演じ、まさに大衆文化・娯楽を両面から心底楽しんでいる。
当たり前のように今、地元の子どもたちや中高生の大いなる夢と希望を育む場、なくてはならない場所となっている。
その象徴となる永楽館歌舞伎こそが、これからもこの先の出石を明るく照らす希望の光となることは間違いない。

歌舞伎をきっかけに、出石の町の活性化を

出石城下町を活かす会 福岡 隆夫さん

〔永楽館がにぎわってた頃の思い出〕
中学生の頃に映画を見に行く「永楽館」で、日活アクション映画が盛んに放映され、2階の向こう桟敷で寝転んでみていた記憶が残っています。

〔昭和39年に閉館してから、再開に向けた活動の経緯〕
昭和62年に第一回兵庫町なみゼミが開催され、「永楽館と酒蔵は出石の貴重な宝」と指摘されました。そして昭和63年に「永楽館と酒蔵を貴重な文化財として保存活用しよう」と、「出石城下町を活かす会」を発足させました。以後、元の所有者と「語る会」を開いたり、劇場建築に詳しい先生を招いて勉強会を開いたり、館内の片付けや掃除をしてコンサートを開いたりして、一般市民を巻き込んで保存運動を続けていました。

〔平成20年に復原、歌舞伎が始まってから〕
歌舞伎公演に先立ち開かれる「お練り」で、お練りの先頭で横断幕を持って歩き、役者の幟や提灯持ちなどをしてお練りを盛り上げました。公演では毎回ボランティアとして、入場者の誘導や下足番及び切符のもぎりを手伝い、官民一体となって歌舞伎公演を盛り上げました。

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歌舞伎によって、より価値が高まる永楽館

アナウンスボランティア 山下 恭子さん

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平成20年のこけら落とし公演から場内アナウンスのボランティアをさせていただいています。
出石に生まれ育ち、永楽館の名前は知っていましたが、歌舞伎については何の知識もありませんでした。初めてのアナウンスのテスト放送の時、緊張のあまり中村壱太郎(かずたろう)さんを「なかむらいちたろうさん」とアナウンスしてしまいました。そのとき、片岡愛之助さんに暖かい「ツッコミ」をしていただき、緊張の糸が緩んだことを思い出します。
また、ある時は若手の役者さんが台本を持ってこられ「ここのセリフを地元の言葉にしたい」「地元にちなんだ場所に変更したい」などと頼まれ、「エッ、私に!?」と、驚きながらもアドバイスすると、そのまま本番の公演で使っていただき、驚くと共に、少しだけ公演に参加させていただいた喜びを感じました。
明治34年にできた永楽館は、すっぽんやせり、回り舞台など、歌舞伎に必要な舞台装置が揃っています。しかも現代の施設のような電動の装置でなく、すべて人力で動かす、驚きと工夫に満ちた装置です。
そんな永楽館で開催される永楽館歌舞伎は、大迫力の演技、目も覚めるような女形の美しい舞、ときにはユーモアあふれる芝居を、手を伸ばせば役者に届くような距離で楽しむことができます。まさに永楽館でしか味わうことのできない唯一無二のものと言えます。
この歌舞伎公演があるからこそ、出石永楽館の価値が何倍にも高められているのだと思います。これからもずっとずっと歌舞伎公演が続いていくことを強く願っています。

豊岡市から寄附者の皆様へ

出石永楽館は、現存する近畿最古の芝居小屋です。取り壊しの危機に直面しながら、住民による熱心な保存活動が原動力となり、平成20年にみごと復原修理されました。
以降、出石永楽館ではコロナ禍の3年間を除いて毎年、片岡愛之助さんを座頭に迎えて、歌舞伎の公演を開催し続けています。地域の誇りとなっていることはもちろん、全国から多くの歌舞伎ファンにお越しいただき、称賛と「来年も開催を」との励ましの声をいただいています。
永楽館ファンの方々の期待に応え続けるとともに、また、国内はもちろん、いつか世界の人々にまで永楽館歌舞伎の素晴らしさと開催の意義が一層評価されることを願い、これからも毎年開催し続けていきたいと考えています。
永楽館歌舞伎が途絶えないように、「ふるさと納税」という形で熱いご支援を賜りますようお願い申し上げます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧