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北アルプス山麓で開催される「国際芸術祭」を通じて、 子ども達にアート作品の鑑賞機会を提供したい!!

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 503,000

50.3%

目標金額:1,000,000

達成率
50.3%
支援人数
20
終了まで
受付終了

長野県大町市(ながのけん おおまちし)

寄付募集期間:2024年7月1日~2024年9月28日(90日間)

北アルプス国際芸術祭実行委員会

プロジェクトオーナー

長野県大町市は、3,000m級の北アルプスの麓に位置し、清冽な雪解け水と澄んだ空気、四季折々の景観に恵まれ、古くから塩の道千国街道の宿場町として栄えた山岳都市です。
しかし近年は、2021年に全市域が過疎地域に指定されるなど、少子高齢化等による人口減少が進行しています。この流れに何としても歯止めをかけ、若い世代に元気な大町市を引き継いでいきたい!その想いから、瀬戸内国際芸術祭や大地の芸術祭のディレクターとして知られる北川フラム氏を総合ディレクターに迎え、北アルプス国際芸術祭を開催します。
芸術祭において展開されるアート作品は、多様なアーティストたちの価値観が、一つの「形」となって現れているものです。こうして制作された作品を鑑賞することで、自らの価値観に気が付くとともに、その想いや考えを言葉にして他者と対話をしていくことで、様々な価値観に触れることができ、特に子ども達においても新たな発見の連鎖が生まれていく素晴らしい機会となります。
芸術祭を通じて子ども達一人ひとりの、作品や地域の「見方」を広げ深めていく。芸術祭をそんな学びの場にするため、子ども達に鑑賞の機会を提供していきたいと考えています!

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

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結果:-

北アルプス国際芸術祭とは?

2024年秋に開催する国際アートフェスティバル「北アルプス国際芸術祭2024」。
北アルプスの麓、長野県大町市の全域を5つのエリアに分けて、世界トップレベルのアーティストによる「現代アートの祭典」を展開します。
「瀬戸内芸術祭」、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」で知られる北川フラム氏を総合ディレクターに、また、世界的な有名デザイナーの皆川明氏をビジュアルディレクターへと迎え、アートの持つ力により、地域の価値や魅力を再発見し、北アルプス山麓の地域資源を世界へ発信するとともに、世界各地から集まる来場者の皆さまと、ここに暮らす人々が出会い、新しい関係性を誘発することで地域の活性化を図ります。

【開催概要】 

・会期
 2024年9月13日(金) ~ 11月4日(月・祝)
  ※毎週水曜日は定休日となります。
・会場
 長野県大町市全域
・作品・プロジェクト数
 11の国と地域36組のアーティストによる作品展開
・主催
 北アルプス国際芸術祭実行委員会
  名誉実行委員長 阿部 守一 (長野県知事)
  実行委員長 牛越 徹(大町市長)
・総合ディレクター     北川 フラム(アートディレクター)
・ビジュアルディレクター  皆川 明(デザイナー)

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〔参加アーティスト(2024.6.1現在)〕

ジミー・リャオ、村上慧、ムルヤナ、山本基、ポウラ・ニチョ・クメズ、エカテリーナ・ムロムツェワ、淺井裕介、鈴木理策、千田康広、マリア・フェルナンダ・カルドーゾ、小鷹拓郎、磯辺行久、ダナ・アワルタニ、川俣正、松本秋則、スクリプカリウ落合安奈、平田五郎、小内光、宮山香里、木村崇人、ケイトリン・RC・ブラウン&ウェイン・ギャレット、布施知子、北アルプス林研グループ、KASA、コタケマン、蠣崎誓、佐々木類、ソ・ミンジョン、船川翔司、目 [mé]、ルデル・モー、ヨウ・ウェンフー〈游文富〉、イアン・ケア、アオイツキ、Torus vil.、マームとジプシー

子どもたちの作品鑑賞について

芸術祭で展開される作品は、出身地、性別、年齢を問わず、国内外から参加する多様なアーティストたちが、それぞれの視点で見て聞いて感じた彼らの価値観を、一つの「形」として表現しているものです。
こうして制作された作品を鑑賞することは、物体や情報として捉える一方的な「見る」ではなく、作品を通じて「なぜこの作品が生まれたのだろう」と思いを馳せたり、「私は、あなたは、どう感じるのか」と個々が思い考えていくことにもつながります。
アーティストが制作する作品の鑑賞を通じて、子ども達が暮らしている大町市の土地や歴史、自然や文化が「必要不可欠である」ことにも改めて目を向け、子ども達一人ひとりの、作品や地域の「見方」を広げ、深めていく。北アルプス国際芸術祭をそんなきっかけにしていきたいと考えています。

小中学生の作品鑑賞

北アルプス国際芸術祭では、多くの子ども達にアート作品を鑑賞していただくため、大町市内及び市近隣の小中学生、芸術祭に来場した子ども達全員にキッズパスポートを配布し、全作品を無料で公開しています。
作品を鑑賞した子ども達からは、「もう一度来たい」「家の人と来てみたい」といった声が寄せられ、引率した先生からは、「普段、学校内では感じられない「本物」の芸術作品を実際に鑑賞することを通して、様々な感動を受けていたように感じられた。」
「芸術にはいろんな形があるということや、固定概念に縛られずに自由に表現することの良さを感じていました。」
という感想をいただくなど、芸術祭を楽しみながら、正解や答えに捉われることのない多様な考え方や見方、価値観があることを感じる学びにつながっています。

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キッズガイドの取り組み

今回の芸術祭では、子ども達により一層芸術祭を楽しんでもらえるよう「キッズガイド」を制作し、子ども達にプレゼントします。
芸術祭では、美術館等での作品鑑賞とは違い、声の大きさを気にすることなく、友達や家族と自由に作品鑑賞をすることができます。キッズガイドでは、こうした芸術祭ならではの楽しみ方を紹介する他、作品をじっくり鑑賞しながら「どうしてこの作品を作ろうと思ったんだろう?」「どうしてこの場所を選んだんだろう?」のように、作品を制作したアーティストの気持ちになりきって想像したり、作品を様々な角度で見ることで新たな発見ができる楽しさを伝えていきたいと考えています。
(右記の画像はキッズガイドのイメージです。)

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プロジェクトを行うことになった経緯

子ども達に作品鑑賞をしていただくため、上記のキッズパスポートとキッズガイドを市内及び近隣の小中学生全員に配布する他、芸術祭に来場した小中学生にも無料で配布しています。しかしながら、印刷費等の制作費用として約100万円の費用が掛かり、芸術祭を運営する上でも大きな負担となっています。
今後も継続してより多くの子ども達にアート作品の鑑賞機会を提供するため、みなさまのご支援をお願いいたします。

寄附金の使い道について

お寄せいただきました寄付金は、キッズパスポートの制作・印刷費、キッズガイドの制作・印刷費、鑑賞対象となるアート作品の制作経費に全額充てさせていただきます。
※目標額を上回った場合、下回った場合も、上記経費に全額充てさせていただきます。

芸術文化振興による社会創造への貢献

大町市では、国内外からアーティストを招聘し、地域の資源を活用した芸術創作活動を支援するアーティスト・イン・レジデンス事業を積極的に展開し、市の新たな魅力の創造や交流を通じ、市民が身近に芸術文化に触れる機会を創造するとともに、市内全域を回遊しながら地域の魅力を発見できる「北アルプス国際芸術祭」を重要なコンテンツに位置付け、これまで展開してきました。
アートには、価値のあるものを見極める鑑賞力や自らの意思を尊重する主体的な判断力を鍛える力があると言われており、当地域の子どもたちが国際的なアーティストとの交流や、作品などを学習・鑑賞することにより世界の様々な文化的な背景を受容する想像力などを育む機会の創出に努めています。
また、これまでの芸術祭においては、過疎化の進行により増加傾向にある空き家・空き店舗などを展示会場として活用し、使われなくなった材料を素材とする作品も生まれています。
アートが持つ人を惹きつける強い力による情報発信力や集客力を活用しながら、シビックプライドの醸成と地域ブランドを構築するとともに、将来の移住・定住に向けた「関係人口」の増加へとつなげ、持続可能なコミュニティの形成に向けた取り組みを進めていきます。

実行委員長あいさつ

実行委員長
大町市長 牛越徹

前回の「北アルプス国際芸術祭2020-2021」では、かつて経験したことのない、コロナ禍という厳しい環境の下での開催となりましたが、アーティストの皆さまの、様々な工夫と努力により準備された作品は、新たな大町の魅力を際立たせるとともに、コロナ禍で停滞する地域に明るい一筋の希望の光を与えてくれました。
また、多くの方々にご協力、ご来場いただき、改めて深く感謝申し上げます。
今年秋の「北アルプス国際芸術祭2024」では、コロナ禍を乗り越え、新たな大町の魅力を質の高いアートとともに、大町の食や地域の特性を活かした体験などを通じて、全身で体感していただければと思います。多くの皆様との交流を楽しみに、ご来場を心からお待ちしております。

総合ディレクターからのメッセージ

北アルプス国際芸術祭
総合ディレクター 北川フラム

北アルプス国際芸術祭は、土地・人・物たちが交響し、美術がもつ感応・交歓する力が媒介となる、開かれた地域創生のプロジェクトです。それは清冽な水資源、豊かな森林、特徴ある地殻、高い空の「水・木・土・空」をテーマにあらわされる土地と、縄文からの人の往き来と文化的基盤をベースにして作られます。
それはまた均質化し断絶する世界で、力ある国内外のアーティスト・地元住民・サポーターが交流し、地域を土俵とした協働を生み出すため、手間のかかる手作りの芸術祭として進められていくものです。
もともと信濃は、土地と結びついた文化的な活動が盛んなところです。コロナ禍による抑制のなか第2回で繋げられた芸術祭は、いよいよ地域と場所、アーティストの検討をふくめての作業に入りました。今秋の会期に向けて準備を進めたいと思います。

〔北アルプス国際芸術祭における展示作品〕

過去に2回開催した北アルプス国際芸術祭の展示作品を紹介します。

ヨウ・ウェンフー(游文富)「心田を耕す」
松本 秋則 「アキノリウムin OMACHI」
トム・ミュラー 「源泉(岩、川、起源、水、全長、緊張、間)」

お礼の品一覧

下記のお礼品の中からお選びいただけます。

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北アルプス国際芸術祭2024の作品鑑賞パスポート引換券もお選びいただけます。
(左記画像はイメージ写真です。実際の引換券とはデザインが異なる可能性があります。)

  • 2024年12月27日 11:59

    【ご支援いただきありがとうございました】目標金額達成及び事業実施について

    この度は当プロジェクトへのご支援を賜り、誠にありがとうございました。
    進捗情報の更新が遅くなり、大変申し訳ありません。

    当GCFプロジェクトでは、皆様にいただいたご寄附はもちろんのこと、多くの温かい応援メッセージもいただき、取り組みに賛同してくださる皆様や、ライチョウの魅力を知りファンでいてくださる皆様の存在を身近に感じることができ、プロジェクト終了後も大きな励みになっております。
    関係者一同、心より感謝申し上げます。

    また、寄附時にご希望いただいた皆様にはメールにて実施報告をさせていただきましたが、大きな目標でもある「野生復帰」の試みも9月に実施され、本年はライチョウの飼育繁殖や研究において大変意義のある1年となりました。
    来年度以降も、ライチョウの野生復帰のさらなる挑戦や、付属園での動物飼育について、精いっぱい努めてまいりますので、あたたかく見守っていただけますと幸いです。

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長野県大町市

長野県の北西部、鹿島槍ヶ岳や爺ヶ岳、蓮華岳など3,000m級の北アルプスの麓に位置しています。平成13年に山岳文化都市を宣言した大町市は、黒部ダム・立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口であるとともに、北アルプス登山の拠点として多くの観光客が訪れます。
昭和30年代には、世紀の大事業といわれた黒部ダム建設の拠点となりました。資材輸送の大動脈であった大町市から黒部ダムへ通じる大町トンネル(現関電トンネル)掘削の難工事は小説「黒部の太陽」に描かれ、のちに映画やドラマなどにもなりました。

市北部には、木崎湖・中綱湖・青木湖と三つの湖が連なる仁科三湖があり、夏のアウトドアや青木湖での幻想的なホタル観賞クルーズ、ワカサギ釣りなどが楽しめるほか、犀川でのラフティングや国営アルプスあづみの公園大町・松川地区での自然体験、冬のスキーなど、四季を通じて楽しめる山岳観光都市です。

標高が高く良質なそばが取れるため、秋に行う新行そば祭りには多くのお客様が訪れるほか、昔ながらの製法でつくる八坂の灰焼おやきなど、伝統的な食も楽しめます。