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社会を変えるのに大人になるまで待っている必要なんてない!高校生起業家教育プロジェクト

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 4,191,000

419.1%

目標金額:1,000,000

達成率
419.1%
支援人数
47
終了まで
受付終了

長野県塩尻市(ながのけん しおじりし)

寄付募集期間:2024年10月8日~2024年11月26日(50日間)

長野県塩尻市

プロジェクトオーナー

■「エヌイチ道場」高校生起業家育成プロジェクト
「エヌイチ道場」は、高校生が「本当に喜ばせたい誰か(n=1)」のために解決策を考え、事業化を目指すプログラムです。
誰しも自分の内に秘めた想いを持っており、高校生であっても、今ここから社会を変えていけるはずです。
エヌイチ道場は、高校生たちが本気で考える事業に伴走し、社会を変える人たちを増やします。自らのWHY(なぜ自分がその事業をやるのか)と、エヌイチ(喜ばせたい誰か)を徹底的に考え、仮説検証を行う4ヶ月間の実践型プログラムです。

この事業は、社会を変える取り組みをする実践型起業家教育プログラムとして、令和2年度「高校生起業家教育事業」(塩尻市主催)の一環で始まり、以降、4回実施してきました。
プログラムの企画運営は一般財団法人塩尻市振興公社が運営する「シビック・イノベーション拠点スナバ」で行っています。

シビック・イノベーション拠点スナバは、「生きたいまちを、ともに創る」をビジョンに掲げ、市民一人ひとりがアクションすれば、やがてイノベーションが生まれ、まちは、みんなが生きたいまちの姿へと変化していくための実践の場となっています。
塩尻市では、「シビック・イノベーターを増やす環境を創ること」をまちづくりの大きな目標に掲げ、その一つの取り組みとして高校生を対象として実施するのが、エヌイチ道場です。
この運営資金をガバメントクラウドファンディングで調達します。

自らのエヌイチ(喜ばせたい誰か)を考え仮説検証を行う

■WHYからはじめよ!
エヌイチ道場のプログラムは、まずなぜ自分はその事業をやりたいのか、なぜそのテーマに向き合っているのか、という投げかけからスタートします。リーダーシップ理論でよく語られるサイモン・シネック氏によると、WHYにつながる自身の原体験は、10代後半にはある程度の人が有しているものだといいます。高校生が自分自身の声に耳をすまし、自らの軸となるものを問い続けることが、事業を持続的に推進する力になります。

■エヌイチに着目する
あらゆる事業に共通するのは相手が求める価値を提供すること。「目の前の人を笑顔にする」という価値創造のため、エヌイチ道場では「架空の誰か」ではない「友達や家族」、「具体的にあったことのある〇〇さん」など、特定少数の具体的なニーズを理解し、課題の解像度をあげていくことで、相手に求められる事業をつくるための仮説検証を積み重ねていきます。

■高校生が自分自身で行動することで、地域との関係性が自然に生まれる
高校生は学業をはじめ多忙な毎日を送っています。そのため、自分のクラス地域の大人とつながり、まちで活動する機会を得られる高校生はほんの一握りです。「エヌイチ道場」で事業創造に挑戦することは地域の協力を得ることにつながり、高校生たちが主体性を持ってまちで活動することで、地域との関係が豊かになります。このようなつながりは、高校生たちにとって、第3の居場所のような大切な存在になっていきます。

創造の場は「シビック・イノベーション拠点スナバ」です。
大学生や社会人となった卒業生が参加し現役生に助言してもらいました。
写真

■間近に迫るビジネスモデルの創出
商品化に向けて具体的な一歩を踏み出しているチームもみられます。さらに地域の企業や大学などとの連携事業の話も出てきています。高校生たちがピッチイベントなどで事業アイディアを発表するところまでにとどまらず、ビジネスモデル化すなわち価値提供までを伴走できればと考えています。

写真

■マルシェやイベントなどの開催で多様な社会人とのつながりを生む
塩尻市の中心市街地、大門地区で行われているマルシェイベントの「塩尻大門マルシェ」にご協力いただき、高校生が出店するという機会もいただきました。他の出店者さんのブースを見学したり、アンケートをとったり、値付けから出店のやり方などを間近で見ることができました。

高校生がチャレンジしやすい環境は、誰もがチャレンジしやすい環境

最終プレゼンで事業につながるご意見をいただき思わず笑みがこぼれます。

エヌイチ道場は、高校生たちが自ら成長し、可能性を切り開いていく場所です。そして、彼らの挑戦をきっかけに、一歩踏み出そうとする誰もが応援され、シビック・イノベーションがさかんに起こるまちづくりの実現を目指しています。
そのためにも、プログラム期間を超えて、地域のイベント出店や本格的な商品開発など、さらなる仮説検証の機会を高校生が得ていくため、様々な支援を必要としています。

エヌイチ道場は高校生の夢を後押しするスタッフに支えられています。

第4期エヌイチ道場参加者からの言葉

◆エヌイチのスタッフ、最終ピッチの場をつくっている大人たちも含めて、楽しいです。自分たちも成長している、スタッフの人たちのプロセスも混ざっているからエネルギッシュで、一緒に取り組んでいる感がありました。先生と教え子という関係ではなく、一方的に教えられるんじゃなくて、わからなかったらきくサポート役という形がしっくりきました。(Oさん)

◆エヌイチ道場に参加してよかったなと思うことは、いろんなことをちゃんと考えるようになったなと思います。今までは、しっかり深くまで考えていなかったのですが、エヌイチは誰なのかとか、エヌイチは何を求めているのかとかをすごい深く考えることができました。振り返ってみて成長していると感じられました。参加できてよかったです。(Hさん)

◆探究も含めて、why(なぜ自分がその事業を行うのか)が言えるようになり、whyを放置せずに自分で深ぼりを意識するようになりました。例えば長野県のレタスはなんで冷たいところで育てるのかなど。why,how,whatをすごい問われるから気にするようになりました。(Bさん)

◆協力してくれる人の存在が大事で自分たちだけだと限界があることに気付きました。協力者がいるとやらなきゃいけない使命感が出ました。塩尻市社会福祉協議会がやった1回目のイベントで感じました。アドバイスをたくさんもらって今ではかけがえのない仲です。次回のイベントでまた社会福祉協議会と繋がろうと思っています。(Tさん)

寄付金の使い道

高校生が自分らしく挑戦しやすい環境をつくることは、誰もが自分らしく挑戦しやすいまちをつくることへとつながります。寄附金は、高校生の活動資金だけでなく、挑戦を加速するプログラムの運営費にも活用します。
皆さんのご支援とご協力が、彼らの挑戦を後押しし、未来の社会のあり方を変えていく力となります。社会を変える人々を増やすプログラムに、ぜひご支援をお願いします。

※目標金額に達した場合、また達しなかった場合でも、皆さまからご支援いただいた寄付金は、全て上記の事業に活用させていただきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2024年12月25日 10:50

    エヌイチ道場の運営チームより御礼&活動報告

    みなさま、こんにちは!長野県塩尻市で高校生起業家教育プログラム「エヌイチ道場」を運営しております、
    シビック・イノベーション拠点スナバです。
    この度、たくさんの方から、本プログラムのご支援をいただき、
    大変嬉しく、びっくりしております。誠に、ありがとうございます。

    エヌイチ道場は、2020年度より、想いを持った高校生に寄り添い、彼らが信じるものを形作るための
    思考法をインプットしたり、社会に対してポジティブなインパクトを生み出すためのアクションを伴走してきました。
    5年目となる今年、道場は5期生を迎えており、道場を体験した高校生の人数は、合計で57名となりました。
     
    今年は、
    ・交通安全教育
    ・インバウンドできた外国人との多文化交流
    ・アートを通じたエンターテイメント
    ・ナッジ理論を使った健康促進
    ・サイエンス出張教育
    ・子ども向けダブルダッチ練習と上達の機会提供
    ・森林での環境体験
    など、7事業14名の高校生が参加中です。

    私たちがよく高校生に話しているのは、
    「社会を変えるのに、大人になるまで待ってる必要なんてない」ということです。
     
    高校生がチャレンジする様子をみながら、大人である私たちも
    気がついたら刺激を受けて、自らも行動し始めたり・・。
    高校生がチャレンジするための機会を自らつくりはじめる人たちが出てきたり・・。
     
    こうした挑戦と変化の連続の先に、生きたいまちはだんだんとかたちづくられていくのではないか・・?
    プログラムを通じて、その微かな手応えを感じ始めています。

    また、今回、ご支援いただいたみなさまのおかげで、このプログラムの必要性や意義をさらに実感することができました。
    高校生がチャレンジしやすいまちは、おそらく他の誰もがチャレンジしやすいまちになるはずです。

    みなさまからのご支援や想いを胸に、今後もさらに活動を進めてまいりますので、
    ぜひ引き続き、ご声援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

    最新の活動に関しては、
    専用のHP(エヌイチ道場で検索)をご参照ください。

    引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


    「生きたいまちを、ともに創る」
    シビック・イノベーション拠点スナバ
    エヌイチ道場運営チーム 一同より感謝を込めて

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  • 2024年11月19日 15:14

    目標額達成の御礼】御支援ありがとうございました。

    皆様の御支援のおかげで目標を達成することができました。温かいメッセージとともに、全国から応援をいただき本当にありがとうございました。
    皆様からお寄せいただいた寄附金は、高校生起業家教育プロジェクトを中心に、未来を変革し創造する人材の育成の費用として大切に活用させていただきます。
    事業が完了しましたら、あらためてこちらから御報告させていただきます。
    これを機に、ふるさと寄附を御活用され、塩尻市の文化や特産品を五感でお楽しみいただければ幸いです。

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長野県塩尻市

塩尻市(しおじりし)は、松本盆地の南端、長野県のほぼ中央に位置し、太平洋側と日本海側の交通が交差する交通の要衝です。市内には信濃川水系と天竜川水系の各河川が流れ、塩尻峠と善知鳥峠、鳥居峠は、太平洋と日本海への分水嶺となっています。
北アルプス、鉢盛連峰、東山・高ボッチ山、さらには中央アルプスの山並みを背景に田園風景が広がる、清浄な水と緑に囲まれた歴史あるふるさとです。 特産のぶどうが生み出すワインは世界にその名を知られ、平出遺跡は太古の歴史を語りかけてくれます。
奈良井宿の町並みや木曽漆器が歴史と伝統を感じさせ、おもてなしの心を今日に伝えています。
基幹産業の製造業は、市内に、最先端の技術、人材、拠点施設等が集積し、高い製造品出荷額を誇るなど、市内産業を牽引しており"ものづくり"のまちでもあります。