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長久手の芸術活動を未来へつないでいくために【長久手市文化の家25周年記念誌の刊行】

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 1,301,000

65%

目標金額:2,000,000

達成率
65%
支援人数
36
終了まで
受付終了

愛知県長久手市(あいちけん ながくてし)

寄付募集期間:2023年12月3日~2024年3月1日(90日間)

愛知県長久手市

プロジェクトオーナー

長久手の芸術活動を未来へつないでいくために【長久手市文化の家25周年記念誌の刊行】

長久手市文化の家は今年で開館25周年を迎えました。身近に文化芸術を感じてもらえるよう、地域のみなさまや数多くのアーティストに支えていただきながら、様々な活動を行ってきました。これまでの活動を未来へつなげていくために、このたび記念誌を発行し、その費用をクラウドファンディングで募集することとなりました。記念誌や返礼企画を通じて、広くみなさまに文化の家を知っていただきたいと考えています。みなさまからのご支援よろしくお願いいたします。

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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

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結果:-

長久手市文化の家のご紹介

長久手市文化の家は、長久手市内の文化芸術活動の拠点となるべく1998年7月15日に開館した、長久手市の直営劇場です。今年で開館25周年を迎えました。
これまで、音楽・演劇・ダンスなどの公演、美術作品の展示に加え、市内の様々な場所でアーティストがパフォーマンスを行うなど、気軽に文化芸術を感じることができる事業を展開してきました。
文化の家の命名は、“市民全体の「家」となってほしい”という願いが込められています。現在では、何も催しがない日でも館内は人でにぎわい、時に全国からも駆けつけてくるような魅力ある公演を実施することもできるようになりました。

文化の家 イベント紹介

おんぱく

文化の家のや市内のあちこちで音楽家たちがパフォーマンスを繰り広げ、最終日は文化の家が《丸ごと一日音楽テーマパーク》になる音楽祭。音楽を聴くだけでなく、様々な体験ができるイベントです。

名演への招待シリーズ

海外からの注目アーティストを招聘して開催してきたシリーズ企画。
開館から毎年実施し、20回を超える人気シリーズとなっています。

であーと

小中学校や児童館、福祉施設にアーティストが出向き、参加者と交流しながらコンサートを開催。全国的な先駆けとして、約20年前から実施しています。

劇王

劇作家が作品を競う短編演劇大会。観客とゲスト審査員の投票によって優勝者が決まります。文化の家が発祥で、今では全国各地の劇場で開催されています。

創造スタッフ

文化の家には「創造スタッフ」という契約アーティスト制度があり、音楽・美術・演劇・ダンスの若手アーティストが在籍しています。それぞれのジャンルを掛け合わせた、他の劇場にはない新鮮なアイデアを取り入れた企画を実施しています。

文化の家フレンズ

文化の家の事業を支えてくれているボランティアの方々。
公演の支援だけでなく、自主企画も行い、文化の家が多くの人に身近に感じられるようサポートを行っています。

長久手クオリティの創出

1990年代、たくさんの地域で公共ホールが建てられる中、長久手には劇場がありませんでした。

「私たちのまちにも劇場を」――たくさんの町民の方の長年の思いが形になり、1998年にようやく文化の家はでき上がりました。

当時ハコモノと揶揄された文化施設が続々と建てられるなか、後発として充実した文化施設にするため、運営の基盤となる「長久手市文化芸術マスタープラン」を定め、積極的な制作活動を行うことを明記しました。貸し施設としてだけでなく、年間100本を超える長久手オリジナル事業を展開しています。市内にある愛知県立芸術大学との連携も積極的に行い、オリジナリティ・クオリティ共に高い評価を得ています。

運営の先進性が認められ、2006年には愛知県初の総務大臣賞を受賞しています。

吹奏楽フェスティバル
市民劇団 座☆NAGAKUTE
ハイキングコンサート

なぜ記念誌を発行するのか?

長久手の文化芸術の歴史を残す意味

25年が経ち、開館当初から在籍している職員も退職していく時期になりました。これまで口頭で伝えられてきた企画のノウハウや、文化の家の風土・理念などが、このままでは忘れられていく、そんな状況に直面しています。
また、財政的にも25年前に比べると悪化してきており、指定管理者制度の導入なども検討されるなかで、文化の家がこれまでと同じクオリティでいつまでも文化芸術活動を提供できる保証もありません。クオリティを担保し続けるためには、地域の方をはじめとしたたくさんの方に活動をご理解をいただくことが不可欠です。

文化芸術活動の意味は短期的には測れません。長年の積み重ねによって、はじめてその価値がみえてきます。文化の家の存在にはどんな意味があったのか、それを文章にして可視化するために記念誌が必要なのです。

この記念誌では、25周年を迎えるにあたり、これまでの活動を振り返りながら、文化の家を支えてきた市民やアーティスト、著名人などのインタビューを織り交ぜつつ、文化の家の魅力に迫ります。
このクラウドファンディングは記念誌刊行のための費用をご支援いただきながら、長久手市文化の家にしか創出できない返礼品送付や返礼企画をご提供します。

寄付金の使い道

皆様からいただいた寄付金は、下記の費用に活用させていただきます。

・文化の家開館25周年記念誌印刷にかかる費用(500部予定)

※寄付金額が目標に達しなかった場合でも、印刷にかかる費用に使わせていただきます。
 寄附金額より多く集まった場合は、文化の家が行う文化・芸術に関する事業に使わせていただきます。

全国の自治体・公共劇場に向けて

文化の家が行ってきた取組は全国的にも先進的だと評価をいただきました。例えば、アーティストが出張してパフォーマンスを提供するアウトリーチ活動は、まだ各地でほとんど取り組まれていなかった2004年から、市内の学校をはじめとする様々な施設で積極的に行ってきました。
早く始めたということは、それだけたくさんの失敗を重ねてきたということです。失敗を重ねなければ洗練させることはできません。
文化の家は、全国の自治体や公共劇場がまさに今直面している課題にいち早く取り組み、地域に文化芸術を広めてきました。
文化の家の知見を共有し、他の自治体の方にも知っていただくことで、全国の地域が文化的に豊かになることにもつながると思っています。

文化の家館長 あいさつ

写真

25周年記念誌発行 ~記憶の遺産を未来へ

長久手市は、万博(2005年)の開催地であり、2022年にはジブリパークがオープンし、日本一若い街として発展してきました。市内には愛知県立芸術大学があり、多くの芸術家が在住している「アートの街」でもあります。

1998年に開館した長久手市文化の家は25周年を迎え、来館者はのべ1200万人を越えました。また、文化政策の指針となる「長久手市文化芸術マスタープラン」に基づき、音楽・演劇公演、アウトリーチ、若手アーティストの育成制度「創造スタッフ」など、数多くの事業を行ってまいりました。こうした実績を形にすべく、このたび「25周年記念誌」を発行することになり、ガバメント・クラウドファンディングによる寄付を募っています。多くの市民の方々やアーティストたちの記憶を「長久手の文化遺産」として発信し、理念の継承や人材育成に活用していきたいと考えています。
長久手市文化の家は、基本理念である「ともに創る、きらめく長久手」に基づき、今後も地域からその役割の一端を担ってまいります。
皆様のご協力、ご支援を心よりお待ちしております。

長久手市文化の家
館長 生田創

お礼の品一覧

※返礼品及び返礼企画を受けることができる方は、長久手市外に住民票がある方のみです。

現在進捗情報はありません。

愛知県長久手市