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世界遺産の構成資産「三角西港」を守り、あなたの手で未来へつなごう

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 3,809,351

76.1%

目標金額:5,000,000

達成率
76.1%
支援人数
139
終了まで
受付終了

熊本県宇城市(くまもとけん うきし)

寄付募集期間:2023年10月3日~2023年12月31日(90日間)

熊本県宇城市 スポーツ文化課

プロジェクトオーナー

三角西港は、明治20年に明治政府の国内統一殖産振興の政策に基づいて、オランダ人水理工師のローウェンホルスト・ムルドルの設計で建設されました。
当時の最新の技術が盛り込まれ、近代国家の威信を懸けた明治三大築港の一つで、宇城市の誇りです。
大切に維持保存をしてきましたが、今後も現在の姿を残すためには大幅な修繕をする必要が出てきました。
しかし、国から国庫補助金がもらえない可能性が出ており、財政難の自治体としても資金の工面に苦戦しています。
このプロジェクトでは、その改修費用のふるさと納税で応援してもらうべく、寄付を募集します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

世界遺産を守り、未来へ引き継ごう!

三角西港とは?

埠頭西より望む

熊本県中央部にある宇城市の西端に位置する三角西港は、平成27年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として、世界文化遺産に登録されました。
現在も宇城市の主要な観光施設として年間28万人の来訪者が訪れています。

現状と実施内容。そして、目指すところ

三角西港には、石積みの港湾施設をはじめとした、明治、大正期に建てられた築100年以上の文化財建造物(石積みの後方排水路を含む)があります。

木造建築物の多くは、昭和60年代に一度大規模改修を行っていますが、老朽化が著しく、将来的な保存が困難な状態となりつつあります。

昭和62年工事着工前の龍驤館
現在の龍驤館

一見きれいに見えますが、近くで見ると老朽化が進んでいるのが分かります。

劣化している外壁
レンガが崩れて落下
基礎石とレンガの間に隙間が
旧宇土郡役所

こちらの旧宇土郡役所も美しく見えますが、同じく老朽化が進んでおり、修繕が必要です。

旧宇土郡役所のドーマ窓から室内へ雨漏り
ドーマ窓を外して雨漏りの原因を調査
雨漏りの原因はこのドーマ窓から 現在はブルーシートで覆われています

また平成28年熊本地震を経験したことから、耐震、修繕を行い、来訪者への安心・安全を確保することが求められています。
加えて、石積みの後方水路は、除草・浚渫を行い、文化財としての価値と景観を維持していかなければなりません。

さらに現在は十分とは言えない世界遺産としての共通展示や啓発グッズ作成の他、令和7年に世界遺産登録10周年を迎えることから、多くの方に三角西港を知ってもらい、来訪してもらうための取り組みを行っています。

クラウドファンディングを実施する理由

東排水路の清掃活動

世界遺産であり、また文化財指定を受けているため、建造物の耐震・修繕・景観維持を行ったうえで、その活用・啓発をもって、三角西港の価値を未来へつなげていく必要があります。しかし、これまで活用していた国庫補助金がもらえなくなる可能性があり、事業等を休止せざるを得ない状況となっています。そのため、外部活力として、クラウドファンディングを実施するものです。

本プロジェクトの取組内容

旧三角簡易裁判所と子どもたちの見学風景

寄付金の使い道

本プロジェクトは、約5年間をかけて三角西港の世界遺産及び文化財価値の維持保全を基盤とし、その上で、今後の活用・啓発を図るものです。
【価値の維持保全】
(文化財)龍驤館及び旧三角簡易裁判所等の耐震事業
     旧宇土郡役所等の修繕
     後方水路の除草及び浚渫
【活用・啓発】
     啓発グッズの作成
     共通展示
     世界遺産登録10周年事業


※目標額を上回った場合、下回った場合も次の事業に活用させていただきます。
 文化財水路の除草及び浚渫、啓発グッズ作成を可能な範囲で実施します。

ガバメントクラウドファンディング(GCF)に取り組むことが初めてとなります。
どのくらいの方がこのページを見てくださって、応援頂けるのか分からないため、不安があります。
そのため、まずは500万円を目標金額として設定しました。
しかし、三角西港全体で予定している事業は、文化財指定を受けている建物の耐震事業など、金額がかなりかかる内容があります。
もし、追加応援していただけた場合は、以下のような事業が実施できるようになりますので、引き続き応援をよろしくお願いします。

〇500万円    文化財水路の除草及び浚渫、啓発グッズ作成
〇1,000万円   修繕、世界遺産10周年事業
〇3,000万円   耐震調査及び老朽度調査、耐震設計
〇5,000万円   耐震工事

宇城市より応援して下さる皆様へ

展望所からの三角西港

これまで、他の世界遺産の構成自治体や近隣市町村とも連携を図りつつ、市として世界遺産や文化財の価値の維持保全と活用を進めていました。しかし、一自治体では取り組みたくても、限界があるのも事実です。
まずは、今回のプロジェクトをとおして、「三角西港とは・・・どんな場所?」「知りたい、行ってみたい、応援したい」そのようなきっかけになってくれたらと思っています。
皆様のご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

お礼の品の一覧

  • 2023年12月27日 10:19

    残り4日 62.9%達成

    現在、目標金額の62.9%を達成しております。
    皆さまからのあたたかいご支援に感謝申し上げます。

    今年度は、水路の掃除や土砂あげ、除草などを行い、さらには三角西港オリジナルマスキングテープを作成しPRを行いました。
    また、来年度からの本格的な工事着工に向けて、着々と準備を進めています!

    ▼本プロジェクトは、令和5年12月31日まで目標金額5,000,000円で寄附を受け付けており、寄附金は、明治三大築港の一つで、宇城市の誇りでもある世界遺産「三角西港」のために活用させていただきます。

    ▼この取り組みをより多くの方に知っていただくため、これまで宇城市ホームページやチラシの配布などでの広報活動に取り組んできました。
    インスタグラムfuru_ukiのストーリーズでも進捗を配信しています。「いいね!」で応援いただけますと励みになります。皆様からの応援をお待ちしております。

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熊本県宇城市

宇城市は九州のほぼ中央、熊本県のほぼ中央に位置し、海、山、街があり、ちょうどいい住みやすさを実感できるまちになっています。また、温暖な気候を生かし、多くの果物などの農産物が生産されており、特にデコポン(品種名:不知火)は、発祥の地として有名です。
市の西端には、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産である三角西港があり、明治期の港が完全な形で現存しています。