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賀川豊彦がもとめた「友愛・互助・平和」を継承したい!「常設展示図録 賀川豊彦」修訂版発刊を応援しよう

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 1,380,000

62.7%

目標金額:2,200,000

達成率
62.7%
支援人数
77
終了まで
受付終了

徳島県鳴門市(とくしまけん なるとし)

寄付募集期間:2023年10月2日~2023年12月31日(91日間)

タグ:

徳島県鳴門市

プロジェクトオーナー

明治21年に神戸に生まれ、現鳴門市大麻町東馬詰で育った賀川豊彦は、日本の社会運動の草分け的存在として、労働運動や農民運動、関東大震災でのボランティア活動など、さまざまな活躍を成し遂げました。
明石海峡大橋により彼の生まれ故郷である神戸と鳴門市とが結ばれたことを契機に、現代における生活協同組合の父ともいえる彼の偉業、彼のめざした「友愛・互助・平和」を後世に語り継ぐべく、本市では「鳴門市賀川豊彦記念館」が設立され、今日に至っています。

2002年の鳴門市賀川豊彦記念館創立以後、間もなく発刊した「常設展示図録 賀川豊彦」は多くの方に親しまれてきましたが、在庫数が僅かとなったため、このたび表記などを改めた修訂版として増刷することとなりました。
ご来館の皆さまなどに、賀川豊彦への理解をいっそう深めてもらえる一冊とするため、ガバメントクラウドファンディングに挑戦します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

「友愛・互助・平和」を求めて闘った世界の偉人

賀川豊彦のおいたちと偉業

賀川豊彦は、明治21年に神戸で生まれましたが幼くして両親を亡くし、5歳から17歳までを父の故郷である鳴門市大麻町東馬詰で過ごしました。
その後、キリスト教や哲学、心理学などあらゆる分野を学び、21歳のときに神戸のスラム街に移り住んで社会的弱者の救済活動に身を投じることになります。
大正から昭和にかけて活躍し、関東大震災でのボランティア活動や労働運動、農民運動などを展開、昭和20年には「日本協同組合同盟」を結成して、生活協同組合などの組織を生み出す基礎をつくりました。
世界的な平和運動家でもあった賀川は、ガンジーやアインシュタインらとともに徴兵制廃止などを提唱。軍国主義が台頭し始めた昭和初期には反戦を唱え、戦後は一貫して戦争反対や核兵器廃絶運動を行い、ノーベル平和賞の候補にもなりました。

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彼の精神を受け継ぐために

故郷との”架け橋”で繋がる記念館建設

賀川豊彦生誕100年となる平成10年、賀川が生まれた神戸と鳴門が明石海峡大橋で結ばれることを契機として彼の偉業を後世に語り継ぐため、県内の有志が集結しました。

平成8年に「賀川豊彦鳴門記念館設立を目指す会」を立ち上げ、建設に向けての活動が始まります。
平成11年には寄附金募集のための建設実行委員会が発足。全国から集まった約1億2000万円の寄付金で平成14年3月21日に記念館が創立されました。

記念館では賀川と徳島とのかかわりや、彼の活動と時代背景を写真パネルや年表で分かりやすく紹介するほか、直筆の著書・原稿など、600点を超える貴重な資料が展示されています。

これまでのとりくみ

創立20周年を迎えた2022年、記念館では「時代は賀川豊彦のめざした『友愛・互助・平和』を求めている~コロナ禍後の新しい社会の創造~」をメインテーマに、新たな事業に取り組んできました。

①「賀川豊彦学校」の開校

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後継者育成のために、県民・市民、各種団体などから受講者を募り、賀川の実践した数多くの事業について、年間11コマの授業を行っています。昨年は40名の修了生を送り出しました。
そのうち、34名は「賀川豊彦ボランティアガイド」の認定証を取得し、記念館でのガイドなどに協力していただいています。今年は第2期で、34名が受講しています。

②「賀川豊彦ゆうあいフェスタ」の開催

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県民・市民に開かれた賀川豊彦記念館となるよう、11月の約2週間に渡って様々なイベントを行いました。みんなで楽しめる企画はもちろん、賀川豊彦を通じた文化資料に触れられるイベントも多数あります。

③『死線を越えて』中巻・下巻の復刻改訂版刊行

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賀川豊彦の名著『死線を越えて』の中巻『太陽を射るもの』、下巻『壁の声きく時』をクラウドファンディングにより復刻改訂版として発刊し、先に刊行していた上巻と合わせて全3巻をとおして手近に読めるようにしました。

④「賀川豊彦所縁の地in徳島マップ」作成

賀川豊彦が幼少年期を過ごした鳴門・徳島ゆかりの地を表した地図を作成しました。
 

⑤賀川の短歌「この山にこの川べりに幸あれよ阿波藍の国紺に染まれよ」の色紙作成

賀川がふるさと徳島を詠んだ短歌です。
 

⑥鳴門教育大学留学生への食糧支援

フードバンクとくしま・JA・とくしま生協・労福協などの協力を得て、鳴門教育大学総合学生支援棟にて実施。今年で3回目になります。

ガバメントクラウドファンディングへの挑戦

より深く知ってもらうために

記念館設立当時、展示への理解を深めてもらうため、『常設展示図録 賀川豊彦』が発刊されました。
重厚な展示内容をまとめ上げた本誌は、記念館の展示内容が手に取るように分かると好評であり、近年では「賀川豊彦学校」の受講テキストとしても活用、多くの方へ賀川豊彦の理解を深める教本としての位置付けでもあります。

この度、残部が少なくなったこと、一部表記の改訂が必要となったことから、「修訂版」を発刊したいという声が上がりました。
そこで、ガバメントクラウドファンディングを活用し、修訂版発刊費用を募集させていただきます。

本プロジェクトにより、全国の皆さんと一体となって、賀川の目指した「友愛・互助・平和」への理解を深め、次代へ継承していくことができればと思います。温かいご支援を心よりお待ちしております。

<寄附金の使い道>

本活動への補助金として、

●修訂版展示図録の製作費用
●広報活動にかかる費用(チラシ等の印刷費および配布のための郵送費など)

に活用させていただきます。

【目標金額に達しなかった場合の寄附金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合も、本プロジェクトへの補助として活用させていただきます。

鳴門市長 泉 理彦からのメッセージ

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鳴門市長の泉 理彦です。
賀川豊彦氏は、大正から昭和にかけて、各地でさまざまな社会運動を指導してきた世界的に有名な偉人です。賀川氏は、今日における生活協同組合の基盤を作ったとされており、「友愛・互助・平和」のため、生涯をかけ様々な社会運動や世界的規模での平和活動を行われ、青少年の育成にも大きな力を注がれました。
また、賀川氏は幼少期を現在の鳴門市大麻町東馬詰で過ごしており、本市に非常に縁のある人物です。
当プロジェクトは、21世紀やその先を生きる人たちに、賀川氏が実践した「博愛の精神」を受け継いでいくため、本市に立地する「鳴門市賀川豊彦記念館」の常設展示図録を修訂し、発刊するものです。
全国の皆さんには、ふるさと納税を通じて、賀川氏の実践した「博愛の精神」を感じていただき、ぜひともその理念を継承するため、ご助力いただければと思います。
どうかよろしくお願いいたします。

「賀川豊彦記念・鳴門友愛会」から寄附者の皆さまへ

『常設展示図録 賀川豊彦』は、創立当時に発行し、鳴門市賀川豊彦記念館の展示内容が手に取るようにわかると好評で、多くの方に親しまれてきました。
また、昨年度から開校された「賀川豊彦学校」の受講生のテキストとして贈呈し、活用しています。
このたび、図録の在庫が僅かになったため、誤表記などのあった部分数か所を改め、「修訂版」として1,500部を増刷することにしました。
今回の事業により、一層活用を図ることができ、賀川豊彦への理解をさらに推進できるものと考えています。
皆様から多くのご支援をいただけますよう、お願いいたします。

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お礼の品一覧

【注意事項】

このプロジェクトへのご寄附は、ふるさと納税制度の対象となります。
鳴門市にお住まいの方は、ご寄附をいただくことは可能ですが、お礼の品をお送りすることができません。ご了承ください。

現在進捗情報はありません。

徳島県鳴門市

鳴門海峡の特殊な地形が生んだ、まさに奇跡ともいえる自然現象である渦潮は、豊穣な海を育み、「鳴門わかめ」や「鳴門鯛」といった豊富な海の幸を私たちに届けてくれます。

さらに、海だけでなく、豊かな自然に恵まれた鳴門市には、「なると金時」や「鳴門れんこん」など、四季折々、自慢の味覚がたくさんあります。ふるさと納税を通して、「渦の国 鳴門」の魅力を知っていただければ幸いです。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 賀川豊彦の功績をもっと多くの人に知って貰えるよう、鳴門市に頑張って欲しい

    2023年12月23日 16:12

  • 賀川豊彦の偉大な功績の更なる顕彰、啓発を期待いたします。

    2023年11月24日 23:02

  • プロジェクトの成功をお祈りしています。
    頑張ってください!

    2023年10月20日 23:58

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