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救命のバトンリレーで大切な人を救う!~救急活動強化支援プロジェクト~

カテゴリー:健康・福祉 

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寄付金額 1,022,000

12.7%

目標金額:8,000,000

達成率
12.7%
支援人数
70
終了まで
受付終了

香川県高松市(かがわけん たかまつし)

寄付募集期間:2023年7月3日~2023年9月30日(90日間)

高松市消防局の取組

プロジェクトオーナー

消防行政は、住民の生命・身体・財産を守ることを使命として、平時から、あらゆる災害に備え、迅速に対応するため、日々、人命救助を想定した訓練に取組むとともに、整備計画に基づき、資器材等の充実強化を図っています。また、災害を未然に防ぐことが大切であることから、継続した災害予防の啓発活動や応急手当の普及啓発にも努めています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

プロジェクト内容

高松市では、救急出場件数が、コロナ禍を経て顕著に増加しています。令和4年は、管内の救急出場件数が、25,263件となり、コロナ禍前の平成30年に記録した年間出場件数23,849件を大きく上回り、過去最高を更新しています。

また、119番通報から患者を医療機関に搬送するまでの平均収容時間についても、41分5秒で、過去最長を更新しています。

特に、新型コロナウイルス感染症の拡大にみまわれた12月、月間救急出場件数も過去最多を記録し、救急搬送困難事案の急激な増加と合わせ、逼迫する救急需要への対応に追われました。

こうした“想定を上回る災害”が発生した時の対応経験を踏まえ、地域住民が安心して暮らし続けられるまちづくりに必要な救急活動体制を強化できるように、本プロジェクトを活用します。

是非、このプロジェクトにご賛同いただき、ご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

心肺蘇生実施率の向上のために

医療機関以外の場所で突然倒れた人がいた場合、心臓と呼吸が止まってから時間の経過とともに救命の可能性は急激に低下しますが、傷病者のそばに居合わせた人(以下、「バイスタンダー」という。)による心肺蘇生を受け、引き継いだ救急隊が適切な救急救命処置を実施しながら、迅速かつ適切に医療機関へ搬送した場合、救命の可能性が高まることが期待されます。

本市の令和4年中のバイスタンダーによる心肺蘇生実施率は、34.8%と全国平均値の約50%に満たない状況が続いており、バイスタンダーのスキルアップを図ることが課題であり、更なる救命講習の充実や救命活動に関する情報を発信することが求められています。

以上のことから、高松市消防局は、医療機関以外の場所で突然倒れた人が、バイスタンダーによる心肺蘇生を受け、引き継いだ救急隊が適切な救急救命処置を実施しながら、迅速かつ適切に医療機関へ搬送する、この質の高い「救命のバトンリレー」を成功させるために、市民・企業・医療機関と連携・協力しながら、安全で安心して暮らせる社会環境の実現を目指します。


寄附金の使い道

①応急手当普及啓発活動の推進

本市の救命講習は、高松市に生活圏を有する方を対象に無償で定期講習を行うとともに、常時、学校、企業、自主防災組織等団体からの申し込みを受付けしており、年間1万人を超える受講者に心肺蘇生法を身につける機会を設けてきました。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大期には、講習自体の中止や受講者数の制限により、応急手当の普及啓発活動が停滞していた時期があります。

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そのため、最新の救命講習用人形や訓練用AEDを整備し、数も増やしたうえで救命講習をさらに充実したものとすることにより、もしもの時に大切な人を助けられるよう、バイスタンダーの育成を強化します。


②救急艇用資器材の強化

本市では、平成23年から救急艇「せとのあかり」を運航しており、瀬戸・高松広域連携中枢都市圏の島しょ部を含め、ドクターヘリと同様、離島医療のライフラインとして重要な役割を担っていることから、寄附金を活用し、より高度な救命処置用資器材(AED及び患者監視モニター)を整備することにより、救命のバトンを引き継いだ救急隊による島民への救急活動体制の強化を図ります。

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③救急現場活動強化のための資器材整備

本市では、救命率の向上と救急業務の円滑な推進を図ることを目的として、消防車両を救急車両と同時に出場させる救急支援出場を運用しています。このような事案のうち、消防車両が現場に最先着することもあるため、消防車両にも救命活動に必要な救急現場活動用資器材(AED)の積載が求められています。

そのため、消防車両へ最新の救急現場活動用資器材(AED)を整備し、あらゆる災害現場で傷病者が発生した時に迅速・的確に対応できる体制を整えます。

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また、新たな感染症の発生など、不測の事態に備えるための現場活動用資器材(感染防止衣等)を備蓄し、救急出動体制の強化を目指します。




※目標金額に達しなかった場合、また、目標金額以上の寄附をいただいた場合でも、本プロジェクトの事業費として活用させていただきます。


指令管制員の想い

「お父さんが突然倒れて意識がない。」
「住所?住所は・・・思い出せない。」
このように狼狽した119番通報が日々入電します。
 
そのような心肺停止状態が疑われる場合には、特に緊急度が上がり、時間との戦いになります。
通報者を落ち着かせ、最低限必要な情報を聴き取り、直ちに出場指令を行います。
それと同時に、バイスタンダーに依頼して、1秒でも早く心肺蘇生が開始されるよう胸骨圧迫やAEDなどの口頭指導を行います。

あなたの通報が救命の第一歩です。指令管制員は、市民の命を守るため、現場へ向かう救急隊と共に、常に迅速で適切な対応を心掛けています。
 
最後に、119番通報は命を守る電話です。
救急車の適正利用へのご理解とご協力をお願いします。


救急隊員の想い

「救命のリレー」という言葉を知っていますか。
このリレーのバトンは揺らぐ命の灯です。
そして誰もが突然に、第一走者になりえるのです。

「公園で清掃中の男性が心肺停止である。」との指令で出場しました。現場に到着すると、居合わせた市民が心肺蘇生法を実施し、AEDを使用することで、男性はすでに会話が可能な状態に回復しており、救急隊が傷病者の安定化を図りながら、迅速に適切な医療機関へ搬送することが出来ました。まさに救命のリレーが成功した一例でした。

揺らぐ命の灯は一秒ごとに小さくなり、放っておけば数分で消えてしまうこともあります。
もしあなたがこのような場面に遭遇した時には、命のバトンを拾い上げ、救急隊につないで欲しいのです。一生懸命に走ってください。救急隊は必ずそのバトンを受け取ります。


質の高い「救命のバトンリレー」の実現に向けて

高松市長 大西 秀人からのメッセージ

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本市消防局管内における令和4年中の救急出場件数は、コロナ禍前の平成30年の最多記録を大きく上回っているところでございます。また、本格的な高齢社会の到来により今後見込まれる、救急需要の増加への対応が喫緊の課題となっているところでございます。

このため、本市では、皆様から頂いた寄附金を、市民の皆様が、救命活動の第一走者としての役割を担えるよう、より実践的な救命講習会の開催に使用させていただくほか、そのバトンを受け取る救急隊の活動に必要な資器材の強化などにも活用させていただくことで、より質の高い「救命のバトンリレー」の実現に向けて、全力を挙げて取り組んでまいります。

本プロジェクトに対する、全国の皆様の温かい御支援をよろしくお願いいたします。


是非、ご支援のほど、よろしくお願いします。

  • 2024年03月15日 17:15

    高松市消防局ホームページに事業報告を掲載しました!

     クラウドファンディング事業について事業報告を掲載しております。

     なお、クラウドファンディング事業は終了となりましたが、法人・団体様からのご寄附に限り受付は可能ですので、寄附のご相談につきましては、消防局総務課 経理係(電話:087-861-2502)までご連絡をいただければと思います。

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  • 2023年10月02日 17:03

    寄附募集期間終了に伴うお礼について

     「救命のバトンリレーで大切な人を救う!~救急活動強化支援プロジェクト~ 」につきましては、9月30日をもちまして寄附募集期間が終了しました。

     目標金額である8,000,000円に達することはできませんでしたが、ふるさとチョイスを通しての90日間の寄附総額は、延べ70名の方から1,022,000円のご支援をいただきました。
     心よりお礼申し上げます。
     皆様方からいただいた寄附金は、救急活動強化支援事業に活用させていただきます。

     この事業テーマである質の高い「救命のバトンリレー」は、私たち消防職員だけでは成功させることはできません。日々の訓練に励むのはもちろんのこと、救命講習等の普及啓発活動を通し、市民・企業・医療機関の方々と共に問題解決に取り組んでいければと思います。

     皆様には、引き続き、高松市消防局にご支援を賜りますようお願い申し上げます。

     ※高松市消防局のホームページに累計寄附金額を掲載しておりますので、こちらもご覧になってください。

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  • 2023年09月08日 15:56

    高松市消防局ホームページに進捗状況を掲載しました!

     9月1日時点の進捗状況を高松市消防局ホームページに掲載しております。
     ※なお、高松市消防局のホームページ内にある「累計寄附金額」とは、ふるさとチョイスのサイトからの寄附金額、寄附申込書による寄附金額及び法人からの寄附金額を合計したものになります。

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香川県高松市

高松市消防局は、5署(北・南・東・西・三木)、4分署(朝日・香川・牟礼・綾川)、4出張所(円座・塩江・山田・国分寺)、1救急ステーションの消防施設を有し、管内人口は受託2町(三木町・綾川町)を含めて470,228人です。(令和5年4月1日現在)

また、本市の北側に広がる瀬戸内海には、瀬戸内国際芸術祭の開催地にもなっている女木島・男木島・大島などがあり、本市では、島内外の救急医療をつなぐための救急ライフラインとして、平成23年から救急艇「せとのあかり」を運航しています。

救急艇は、小豆島や豊島など、瀬戸・高松広域連携中枢都市圏域の離島地域においても、住民が安全に安心して暮らし続けられるよう、その役割を担っています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 一人でも多くの大切な命が救われますように願っています。

    2023年9月27日 3:31

  • 一人でも多くの命が救えるよう祈ります。

    2023年9月22日 20:01

  • 1人でも多くの命が救えることを祈ります。

    2023年9月22日 19:49

  • もしもの時には救命のリレー選手となれるよう、これからも日々精進いたしますので、新しい機材の整備を望みます。

    2023年9月1日 14:05

  • 救命率向上のために頑張ってください。

    2023年8月30日 15:40

  • 高松市出身者です。救急活動をされている皆さまが活動しやすくなることを願います。

    2023年8月8日 12:17

  • 頑張ってください

    2023年8月3日 16:44

  • コロナ禍での対応ニュースで見ていました、ご苦労様です。
    救急医療には税金を使っていただきたいですが、そのための財源はきっと今の子供たちが払うことになると思うと、なんでもかんでも税金で賄うべきだとは思いません。こういった寄付を募ることはとても良い取組みだと思います。少ないですが、より良い高松市のためにお役立てください。

    2023年7月25日 22:07

  • 昨年キャンプ場で倒れドクターヘリで緊急搬送していただき助けてもらいました。くも膜下出血でした。元気になり感謝を形にしたいと思います

    2023年7月12日 15:08

  • 今までに救急搬送のお世話に成ったことがあります。今後も頑張って皆様安全に市民のために頑張って頂きます。年金生活のため多くはご寄付出来ませんが気持ちだけで!

    2023年7月12日 14:27

  • 市民の安全安心の為頑張っておられる消防職員の方々に敬意を表します。これからもお身体に気をつけて頑張ってください。

    2023年7月12日 11:33

  • がんばれ高松市消防局!

    2023年7月4日 8:01

  • コロナ禍での活動大変お疲れ様です。
    市民のためにこれからもよろしくお願い致します。

    2023年7月3日 18:28

  • 救急車のサイレンが聞こえる度に、救急隊員さんが懸命に家族を処置してくれた過去の光景が思い出されます。
    命を守るためには、限られた医療資源である救急車をどのように活用するか、私たち市民もそのモラルが問われていると実感します。
    最近、救急車がタクシーのように使われていることもあると聞き、嘆いています。
    大切な命を救うための救急車が、真に必要な方のために、使われることを願っています。
    どんな時も市民のために全力で対応してくれる救急隊さん、消防の皆さんの力になれたら幸いです。
    これからも応援しています!

    2023年7月3日 16:16

  • 少ないですが、高松市の消防行政に使用してください。

    2023年7月3日 10:02

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