世界遺産の和紙文化(細川紙)を次世代につなぐ「技術者育成」に挑戦したい!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 518,000

51.8%

目標金額:1,000,000

達成率
51.8%
支援人数
11
終了まで
69
/ 90

埼玉県東秩父村 (さいたまけん ひがしちちぶむら)

寄付募集期間:2022年11月18日~2023年2月15日(90日間)

埼玉県東秩父村

プロジェクトオーナー

埼玉県唯一の村「東秩父村」は、ユネスコ無形文化遺産に登録された手漉き(てすき)和紙「細川紙」の産地です。

細川紙は、埼玉県のほぼ中央部、秩父郡東秩父村及び比企郡小川町で伝承されている国内産楮(こうぞ)を原料とした伝統的な手漉き和紙です。
この地域における手漉き和紙の歴史は、宝亀5年(744年)の正倉院文書に武蔵紙の記録が見られることから、1300年以上の歴史があるものと考えられています。

細川紙を生産できる技術者は年々減少しており、その伝統技術を絶やすことなく次世代に継承していくために、私たち東秩父村はクラウドファンディングに挑戦します。

埼玉県東秩父村

東秩父村は埼玉県西部に位置する県内で唯一の村です。
秩父盆地から山を隔てた東側にあることから名づけられました。総面積は37.06㎞(東西7.7㎞、南北10.5㎞)、8割が山林で正三角形の地形をしており、 季節ごとに様々な花々が咲き誇る自然豊かな花の郷で、1年を通じて、ハイキングなど多くの人々が訪れます。
また、隣接する比企郡小川町と共に、「和紙の里ひがしちちぶ」として1300年の歴史を持つ手漉き和紙の伝統を守り続けています。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

ふるさと納税で
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

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結果:-

世界遺産の和紙文化(細川紙)を次世代につなぐ「技術者育成」に挑戦したい!

約1300年受け継がれてきた和紙の伝統を守る

細川紙

 
埼玉県唯一の村「東秩父村」は、ユネスコ無形文化遺産に登録された手漉き和紙「細川紙」の産地です。

細川紙は、埼玉県のほぼ中央部、秩父郡東秩父村及び比企郡小川町で伝承されている国内産楮(こうぞ)を原料とした伝統的な手漉き和紙です。
この地域における手漉き和紙の歴史は、宝亀5年(744年)の正倉院文書に武蔵紙の記録が見られることから、1300年以上の歴史があるものと考えられています。
 

和紙を使用した工芸品

 
長い歴史の中で日本人の生活や文化に深く浸透してきた細川紙。

書道用の半紙や版画紙、障子紙や掛軸の裏紙、また和傘、ちょうちん、紙の器など、その用途は多岐にわたります。和紙の強靭さや高い保存性は、100年の使用にも耐えられるもので、その丈夫さは海外でも高く評価されています。
 
ヨーロッパの美術館では、絵画の修復に極薄の和紙が用いられています。和紙職人の技術力の高さや知恵の素晴らしさは、日本を象徴するものとして、より広く世界に発信していくべきものと考えています。
 
細川紙の作成技術を持つ技術者は年々減少しており、その伝統技術を絶やすことなく次世代に継承していくために、私たち東秩父村はクラウドファンディングに挑戦します。
 

手漉き和紙技術の後継者を育成する

和紙技術者「研究生」を支援

細川紙技術者による研修

細川紙の技術者としてひとり立ちするためには、長い年月をかけて技術を磨く必要があります。

まず、細川紙技術者研修生として3年間の研修を受講し、基本的な技術を学びます。
その後、細川紙技術者協会に入会が認められてから、10年以上にわたり技術の向上に努め、協会の正会員となることで初めて、生産した和紙を「細川紙」と銘打つことが許されます。

本村は、研修生を支援するだけではなく、その後も技術向上に努め、手漉き和紙技術の継承者となることを目指す方を「研究生」として継続して支援します。


このほかにも、和紙文化の保護育成のため、以下のような事業の実施を検討しています。

 ・手漉き和紙技術後継者育成研修(比企郡小川町と合同)
 ・和紙製造所の修繕・整備
 ・和紙商品の開発支援

寄附金の使い道

細川紙技術者「研究生」を支援します!

【寄付金の使い道】
 細川紙技術者「研究生」を支援する助成金の一部

[目標金額に達しなかった場合の寄付金の取扱い]
 目標金額に達しなかった場合、ふるさと納税による寄付金として本事業に活用させていただきます。また、目標金額以上の寄付をいただいた場合、本事業の助成金および和紙文化の保護育成に関わる本村事業の事業費として活用させていただきます。

手漉き和紙技術の後継者を育成する

和紙技術をまなぶ研究生の声①

■市村太樹さん 【細川紙・大河原和紙技術者研究生】

研究生(市村さん)
研究生(市村さん)2

①細川紙の研修生になろうと思ったきっかけ
 若手が足りなくて困っている業界の手助けをしたいと考えていたところで、東秩父村の和紙に出会いました。後継者がいないことで伝統文化が失われてしまうのは惜しいと思い、研修生に応募したのがきっかけです。

②細川紙の研究生として目指しているものや目標
 細川紙技術者協会の正会員になり、細川紙を漉けるようになることを目指すのはもちろんですが、それに加えて、古い時代に行われていた技法なども身に付けていきたいです。

③やりがいを感じること
 自分が漉いた紙を購入していただけた時はとても嬉しいです。また、長年紙漉きをされてきた技術者の方々とお話しする際に、皆さんがおっしゃる『よいじゃあねえ』(容易じゃない)部分を実感として理解できることに喜びを感じます。

④大変だと感じることや苦労していること
 現在では、手漉き和紙はあまり身近なものとは言えません。それは、『難しそう』『お高い』といったイメージが壁となっているからだと思います。しかし、なかなか手を伸ばしにくいと思われる方が多く、身近でないからこそ、希少価値のあるものとして和紙に興味を持っていただけるのではないかと思います。技術を身に付けるだけでなく、手漉き和紙のイメージ向上にも努めていきたいと思います。

和紙技術をまなぶ研究生の声②

■中野晴実さん 【細川紙・大河原和紙技術者研究生】

研究生(中野さん)

①細川紙の研修生になろうと思ったきっかけ
 もともと紙が好きであり、楮で作られた韓国の紙(韓紙)を使った工芸品を作ることが趣味でした。そこから、日本の楮を使った和紙に興味を持ち、東秩父村で研修生を募集しているのに偶然出会ったことがきっかけでした。

②細川紙の研究生として目指しているものや目標
 和紙を漉く技術を身に付けるのは当然ですが、将来的には、楮を育て、自分で育てた楮を使った細川紙を漉くことが夢です。

③やりがいを感じること
 和紙は誰にでも漉くことができます。しかし、均一な厚さで、同じ重さで何枚も安定して漉くことは難しく、自分の技術が向上するたびにさらに目指すべき上が見えてくることにやりがいを感じています。

④大変だと感じることや苦労していること
 紙漉きの工程には力仕事もあり、ひとりでの作業が大変に感じることがあります。また、紙漉きは「冬の仕事」であり、寒さへの対策が必要になることです。

寄付者のみなさまへ

埼玉県東秩父村からのメッセージ

村長 足立 理助

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東秩父村は約1300年の伝統を有する、手漉き和紙の産地です。
なかでも細川紙を漉く技術は昭和53年に国の重要無形文化財に登録され、更には、平成26年に石州半紙、本美濃紙と併せ、「和紙:日本の手漉和紙技術」として、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

それはひとえに、細川紙技術者協会の皆さまの長年にわたる技術の向上、後継者育成に取り組んでこられた努力の賜物であります。

現在は生活様式の変化等により、和紙の需要が減り後継者不足の課題を抱えていますが、細川紙を漉く技術の伝承はしっかりと受け継がれてきました。

東秩父村は、和紙の歴史、文化を大切に、伝統の手漉和紙技術を後世に残すために新しい取り組みを続けてまいりますので、是非ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

【おことわり】お礼の品について

お礼の品には、細川紙を使った製品のほか、細川紙と同じ技術で作成した和紙を使った製品もあります。
細川紙と明記されていないものは細川紙技術者協会認定の技術者が作成した「細川紙」とは異なります。
あらかじめご承知おきください。

また、和紙製品はひとつひとつ手作業で生産しており、お届けにお時間をいただくことがありますので、ご容赦ください。