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広い世界を身近で学ぶ!海陽町グローバル教育プロジェクト

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 2,654,000

132.7%

目標金額:2,000,000

達成率
132.7%
支援人数
110
終了まで
受付終了

徳島県海陽町(とくしまけん かいようちょう)

寄付募集期間:2022年10月3日~2022年12月31日(90日間)

徳島県海陽町

プロジェクトオーナー

インターネットの普及により、ボタン1つで世界と繋がる時代になりました。10年ほど前までは「田舎だから・・・。」と諦めていた学習や経験を今の子どもたちは工夫次第で積むことができます。

世界を知り、海外とやりとりすることは、子どもたちの広い視野や学ぶ意欲を育てる機会となると考え、それらを可能とする充実した英語学習環境を整備するため、海陽町ではグローバル教育プロジェクトを進めています。

海陽町の英語教育が土台となり、世界で活躍できる人材が生まれる。
そんな夢が近い将来、実現できるよう取り組んでいきます!
ぜひ、皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

田舎でもできる!都会に負けない学びの場を提供したい

“学び”も、“生活”も、いいとこ取り

徳島県海陽町は海・山・川に囲まれ、都心では味わえない豊かな生活ができる恵まれた土地です。休日は山登り、川で釣り等、のびのびと自然体験ができるこの町で子育てがしたいと移住されるご家族もいます。また、サーフィンを目的に海のある海陽町を選び、プロサーファーを目指す子どもたちもいます。

一方で都会の充実した学習環境を求めて、海陽町から離れていってしまう方々もおられます。確かに海陽町には、都会のように大きな学習施設や種類豊富な塾、定期的な学習イベントはありません。

徳島市内までは車や汽車で片道2時間、神戸や大阪までは車や高速バスを使い片道3時間以上。子どもたちだけでとても移動できる距離ではありません。キラキラしたテレビCMの世界をすぐに体験できる都会の子たちを羨ましいなと感じた海陽町の子どもたちはたくさんいるのではいかと思います。

このように学びたい・行ってみたいという強い思いがあっても、都会と比較すると提供できる学習環境には限りがあるという現状がありました。

世界を広げるグローバル教育事業の展開

英語の力を伸ばし、世界を知る・会話する

オンラインイベント

ICT環境の整備により進んできた教育のオンライン化の中で、海陽町が注目したのが“グローバル教育”です。

海陽町では2019年度より、「町の中学校を卒業すれば、日常的な英会話ができる」ようになることを目標にグローバル教育事業をスタートしました。

放課後英語教室

ネイティブの講師・英語スタッフを8名配置し、未就学児を対象とした保育所・幼稚園での英語あそび、小学生から高校生まで参加できる放課後の英語教室、ハロウィンやクリスマスなど海外の文化を体験できる国際イベント、中高生が町を英語でガイドするツアー、家庭で楽しめる英語学習動画の作成等を行っています。

イングリッシュキャンプ
県内のALTたちを中高校生が海陽町を英語で案内
子どもたちとALTたちが「御守り染体験」(藍染め)に挑戦

また、学校においては、小学校での全ての英語授業をネイティブ講師が中心になって実施しており、朝活動の時間等に小1からアルファベットに触れる活動、中学校では英語でのコミュニケーション活動、英検受験料の無料化等を実施しています。
さらに、今年度は中学校においてオンラインのコンテンツを用いて、ますます聞き取りや会話に力を入れた展開を予定しています。

中学校での朝活動〈英語でのコミュニケーション活動〉

【達成目標】

中学校3年生での英検3級以上取得者:目標 65%

▼実績
2019年度:36% → 2020年度:34% → 2021年度:46%

海陽町の“グローバル教育事業”を通じて、子どもたちにはこの町で限りを感じず、無限の可能性を自分自身の中に持ってほしいと願っています。

今回のガバメントクラウドファンディングによるご寄付は、これらの教育活動に必要な費用の一部に充てさせていただきます。
子どもたちのグローバルな未来のために、皆様のあたたかいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

地域に活気を生むグローバル事業

町ぐるみでの“I'm happy! I live in Kaiyo!"

高齢者クラブの皆さんと英会話サロン

学校だけでなく、実際に生活の中で英語に触れる機会を増やすため、2021年度より地域へ活動を広げる“グローバル事業”を展開しています。

高齢者クラブでの英語イベントや町民を対象とした英会話教室、親子で参加できる国際イベント、祭りなど地域イベントでのブース設置等を行っています。
また、町内の観光施設・飲食店等における英語表記の広がり、本町のグローバルの活動を多くの方に知っていただけるようホームページやSNSの整備にも取り組んでいます。

おしゃべりクッキング
展示物の解説や土産物の説明を英語表記

町の人たちからはイベントや英語教室を通して「外国人のお遍路さんが来たら、声をかけてみます。」や、「孫と英語のことで話したんで。」等の感想をいただいています。講師の先生方も町で声をかけられたり、手をふってくれることが増えたそうです。

取り組みを通して、外国人観光客を呼び込んだり、町の人たちにも国際交流を楽しんでもらうことで、子どもたちの興味を高めるとともに、町に新しい活気を生み、「海陽町って楽しい!」と感じる一つのきっかけにできればと思っています。

納涼祭に屋台を出店した海陽町グローバルチーム

寄附金の使い道

子どもたちが「使える英語」を身につけ、グローバル化に適応できる人材に成長できるよう英語を学べる環境づくり、海外文化に触れる地域づくりを行う「グローバル教育事業」に活用させていただきます。
・英検受験料補助
・オンライン学習環境の整備
・国際交流イベント等の実施
・町内観光施設等での英語表記推進 等

【目標金額に達しなかった場合の寄附金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合も、本プロジェクトへ活用させていただきます。

寄附金の使い道

事業に携わる方の思い

海陽町グローバルチームからのメッセージ

■視野の広い、無限の子どもの成長を支えたい/ジェフ

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子どもたちの未来と可能性のために、この小さな町が進行しているグローバルに焦点をあてたプロジェクトに関心をお持ちいただきありがとうございます。

インターネットやテクノロジーなどを通して、世界のどこにいても人々がアイディアを交換し、協力できるようになった現代世界。この絶好の機会をうまく生かすためには英語力と異文化の理解が不可欠のものであり、海陽町の子どもたちに必要な技術を身につけさせることが一つの目的です。しかし、こちらのグローバルチームが進めているのはこの目的に限られていないのです。

私はアメリカに生まれ育って、若い頃から異文化のことに興味を持ちました。外国語とその周りにある文化を学ぶ経験を通して、自分の世界が何倍も広がりました。料理、音楽、メディアを始め、人の習慣、価値観、観点、生き方などを理解し始めると、自分の文化の実態もより深く理解でき、自然に心配りをしつつ生きることができるようになると感じています。なので、海陽町の子どもたちがこういう貴重な経験ができるような取り組みをしています。

海陽町は各小・中学校に活気のある外国人スタッフが付き、子供たちと楽しく交流できていて、授業などで英語能力を向上させるための活動を進めつつ、学校の外でも海外の人・物事が楽しく、面白くふれ合える機会を作っています。

■英語でのコミュニケーションと自己表現/サラ

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海陽町ではALT(外国語指導助手)とCIR(国際交流員)は、生徒たちが自分のアイディアや感情を英語で表しコミュニケーションできるように、必要なツールの提供と適切な環境作りに取り組んでいます。

小学校では、3~6年生の授業は毎回日常会話のテーマを決め、生徒たちがペアで話す活動で始めます。生徒同士ですので、間違いを恐れず、気楽に話ができています。5・6年生にはプレゼンテーションやインタビューをする機会を与え、生徒たちは学んだ英語を使って自己表現することで達成感を感じているようです。

中学校は放課後のクラブ活動で、季節の話題や英単語についてのポスターを作ったり、ゲームや問題解決の活動などに取り組んでいます。協力しあうことが必要な活動は、効果的に英語でのコミュニケーション力を育てます。

これまでの英語教育は翻訳、記憶、と明示的な文法の決まりの説明が中心で行っていましたが、これからはより現実的なツールとしての英語扱いに焦点を置いて教えていきたいです。日常生活で英語を使っている生徒たちを見たい!その夢を実現するために、生徒たちが持っている英語の力を自然に活用することができる環境作りが必要だと思います。

■POP English ラウンジで自然な英語にふれて/メイ

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私は、毎週1日2時間、英語母語話者の外国人が担当をしている放課後プログラム「POP English ラウンジ」を行っています。小中高校生が自由にボードゲームをしたり、英本を読んだり、英語を使ってスタッフと時間を過ごしたりすることができます。私たちは「自然な英語に触れ合う経験と現実的な国際交流機会を作るための楽しい課外環境を作る」ことを目指しています。

より多くのリソースを提供することや、色んなイベントをすること、海陽町の子どもたちにもっと身近なものになるように、このPOP English ラウンジの範囲を広げていきたいと思っています。海陽町の若者の将来にグローバル化する世界で成功するための英語力と自信を与えることに、POP English ラウンジでの経験は貴重なものになると思います。

■英訳を通じた英語環境づくり/グウェン

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我々は、観光者に海陽町をもっと身近に感じてもらいたいと思い、「日本の田舎を経験したいけど、日本語が出来ない」方のため、様々な地域の魅力を英訳するプロジェクトをしています。例えば、地域の歴史や日本刀などを紹介する「海陽町立博物館」の展示物や、町の土産物等を販売する「三幸館」の商品説明などを英語で翻訳しています。

このプロジェクトは観光を支えるだけではありません。生徒は町中で自然な英語環境にアクセスできて、授業では経験できないような英語に触れる機会を得ることができます。英語能力向上への関心を高めていると考えています。
英訳プロジェクトを通じて、海陽町の地域活性化だけではなく、海陽町の生徒のグローバルな将来のための支援につなげていきます。

■世界中の人々に海陽町の魅力を発信したい/トニー

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グローバル教育推進事業の一環として、2022年4月よりホームページを開始しました。
このホームページではより多くの方に海陽町を訪れてもらうことを目的にして、海陽町の美しい風景や海を記事にして外国や外国人にアピールしています。また、町民の方にも楽しんでいただけるよう、英語と日本語でコンテンツを作成し、グローバルチームの活動を見てもらうことができます。

これからは、子ども向けの学習教材なども充実させていく予定です。また、地元の飲食店のメニューを翻訳して閲覧できるようにするなど、一般の方にも役立つホームページにしていきたいと思っています。
今後も、海陽町のPRやコンテンツ制作、ホームページの運営に取り組んでいきますので、ぜひご覧ください。

グローバル海陽のホームページ
グローバル海陽のホームページ

海陽町立海陽幼稚園

■英語との出会いは楽しさから

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海陽町では就学前の子ども達にも英語に触れる機会があります。
海陽幼稚園は4歳児・5歳児が通っていて、月に二回英語をつかって楽しむ時間をとっています。
日本人講師や外国人講師と30分の時間で英語をイラストや歌・ジェスチャーをしながら、体を使って楽しんで学んでいます。その中で、学んだことを使って伝えるようになっています。

生活の中で日本語も英語もしっかり聞き、自分の言葉で思いを伝えられ、たくさんの人とコミュニケーションが取れる力を身につけ、世界で活躍する「かいようっ子」になってほしいと思っています。

プロジェクトに賛同いただける皆さまへ

海陽町長 三浦 茂貴

■海陽町グローバルプロジェクト ご支援のお願い

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本町では、地理的条件に負けず将来の世界を担う子どもたちの未来を広げ、卒業してからの 長い人生にそれぞれの可能性を最大限に発揮できるよう、選択肢の少ない田舎で育っても将来に選択肢をたくさん持てるように、全ての子どもたちが都会と変わらない共通のスタートラインに立つことのできる常に先を見る教育環境づくりに取り組んでいます。

子どもたちが活躍するこれからの時代は、AIなどが発達して殆どの仕事を人間がする必要がなくなります。しかし、コンピューターがプログラムや数式で表せない人間にしかできない仕事がゼロから物事を考える発想力を必要とする仕事、そしてその発想力を鍛えるために語学が必要となります。

言語というものは、それぞれの国や地域で異なる歴史や文化が古くから作り上げてきたものであるため、同じものでも日本語で考えるのと英語で考えるのでは全く違う発想が生まれます。

都市との教育環境の格差を縮め、時代に適応できる人材育成を目指し、「中学校卒業時には、日常英会話ができる」ことを目標に、英語を学べる環境づくりや体制整備を確立してまいります。

田舎にいても子どもたちの未来の職業選択の幅が広がるように、皆さまのあたたかいご支援をどうぞよろしくお願いします。

お礼の品について

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グローバル教育のスタッフが制作したオリジナル英語学習コンテンツ「アルファベット絵本」をお礼の品としてご用意しております。
(※現在制作中のため、2023年1月中旬以降の発送となります。)

その他、海陽町の自慢の産品をお礼の品としてお選びいただけます。

※このプロジェクトへのご寄付はふるさと納税制度の対象となります。このため、海陽町にお住まいの方は、ご寄付をいただくことは可能ですが、お礼の品をお贈りすることができません。何卒ご了承ください。

感謝の気持ちを込めて!ステッカー贈呈

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寄付で応援してくださったすべての方に、グローバル海陽のロゴステッカーをお送りします。
(※ステッカーは、寄付金受領証明書に同封して郵送させていただきます。)

現在進捗情報はありません。

徳島県海陽町

海陽町は徳島県の最南端、高知県との境に位置しています。
1,000mにおよぶ緑豊かな山々がそびえ、まちの中央を平成の名水100選・究極の清流「海部川」が流れています。上流には日本の滝100選の「轟の滝」があり、河口付近は日本有数のサーフポイントとして有名です。
青く美しい海岸は室戸阿南海岸国定公園に指定され、シーカヤックやダイビング、SUPなどのマリンアクティビティを楽しむことができます。
2021年、線路と道路双方を走る世界初の乗りもの「DMV(デュアル・モード・ビークル)」が運行開始し、新たな観光資源として注目されています。
[世界初]を体感しに、ぜひ海陽町へお越しください。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • グローバル教育プロジェクト、応援しています!!

    2022年12月29日 17:20

  • 応援しています!!!

    2022年12月19日 13:44

  • 海陽町のグローバル教育、応援しています!!!

    2022年12月19日 12:22

  • いつも応援してるよー!

    2022年12月17日 9:53

  • グローバルな教育を推進することに賛同します。特に、都市部との格差は大きな課題と思っています。微力ながら応援させてもらいます。

    2022年11月6日 15:05

  • コロナ禍で大変だと思いますが、頑張って下さい。

    2022年10月31日 12:08

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