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【ネクストゴール400万円に挑戦中!】佐賀の伝統工芸を未来へつなぐ商品開発プロジェクト

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

main_img 達成

寄付金額 5,215,000

260.7%

目標金額:2,000,000

達成率
260.7%
支援人数
77
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2022年9月16日~2023年1月14日(120日間)

佐賀県NPO支援×ピースウィンズ・ジャパン

プロジェクトオーナー

幕末・維新のころに日本の産業革新をリードした佐賀県には、有田焼・伊万里焼だけではなく、たくさんの魅力的な伝統工芸が受け継がれています。
認定NPOピースウィンズ・ジャパンはつくり手とつかい手をつなぐプラットフォームとして、伝統工芸を支援し地域活性化に寄与する「ピースクラフツSAGA」プロジェクトに取り組んでいます。
商品開発、助成事業などに加え、佐賀の伝統工芸品のみを扱ったオンラインショップも運営しています。
ふるさと納税のお礼の品はすべて事業者と選んだ佐賀県の伝統工芸品です。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

コロナ下でのウクライナ危機の影響が伝統工芸産業を直撃!

ウクライナ危機による物価高騰は伝統工芸事業者も苦しめています

コロナ禍は、展示会の中止や国内・インバウンドの観光客の減少、外食産業の食器需要の減少などを引き起こし、生産数を減らす伝統工芸事業者も多く、売り上げの減少が続いていました。
しかし、展示会の再開やオンラインショップの拡充などの工夫で、売上も少しずつ戻ってきていました。

ところが、ロシアのウクライナ侵攻は全国的に物価上昇を招く事態となりました。窯業界も例外ではなく、ガス・電気窯に欠かせない燃料費や、有田焼などの絵付けの原料となる金属パラジウムも高騰。資源エネルギー庁によるとロシアはパラジウムの生産量の約4割を占めており、ウクライナ侵攻後は記録的な価格高騰が続いています。また、燃料費の高騰を受け原材料代も上がり、多くの事業者は今年の夏以降、各商品の値上げを余儀なくされています。

苦しい状況が続く中、事業者は希望を持ち、チャレンジに取り組んでいます。
私たちは、そんな事業者の皆様が少しでも前向きになれるよう、より一層支援活動に励まなければならないと考えます。そのひとつとして、事業者の高い技術力や伝統を活かした商品を新たに世に送り出す商品開発プロジェクトを行っています。

デザイナーが引き出す伝統工芸の新たな魅力

商品開発プロジェクト【ピースクラフツSAGA EDITION 2022】

「ピースクラフツSAGA EDITION」とは、ピースクラフツSAGAが手がける商品開発プロジェクトです。
各事業者の定番商品となることを目指し、伝統工芸事業者の個性や技を十二分に活かしながら、現代生活にふさわしい商品をつくることを目的に2018年からスタートし、今年で5年目となります。

今年は、デザイナーの澄川伸一さんと伝統工芸事業者の鏡山窯(きょうざんがま)、井上萬二窯の井上祐希さん、徳幸窯、青山窯(せいざんがま)、ミマツ工芸とをピースクラフツSAGAがマッチング、プロデュースし、プロジェクトを推進。
約1年の時間をかけ、以下の工程でプロジェクトを進めました。

1 事業者選定

商品開発を希望する事業者を募り、デザイナーとのミーティングによって決定します。

2 初回打ち合わせ

写真

デザイナーと事業者との打ち合わせの場をつくり、商品開発の方向性をすり合わせます。

3 デザイン案提示

写真

デザイナーが打ち合わせを元にデザインを提案し、事業者とのミーティングで調整していきます。
商品完成までミーティングは何度も重ねられます。
コロナの影響もあり、対面のミーティングだけでなく、オンラインミーティングなども取り入れながら進めます。

4 試作品の製作

写真

事業者が試作品を製作。
実物をデザイナーが見て事業者と意見交換し、デザインに修正を加えます。

5 ブラッシュアップ

写真

事業者が再度試作品を製作。
実物をデザイナーが見て、事業者と詳細を詰め、ブラッシュアップしていきます。

6 完成

写真

商品完成、デザイナーも事業者も万感の思い。

7 写真撮影

写真

商品完成後、プロモーション素材を用意するため、商品写真やイメージ写真、製作風景を撮影します。
写真もデザイナーがディレクションを行います。

8 プロモーション

ふるさと納税返礼品への登録、ピースクラフツSAGA オンラインショップでの販売、プレスリリースなど広報施策を実施することで認知度の向上と販路の拡大につなげます。

寄附金の使い道

開発した商品は、ふるさと納税ではピースウィンズのみの取り扱いになりますが、参加事業者は今後、広く一般に販売していきます。
現代デザインと伝統の技を融合させることで、マーケットを広げることになり、事業者さんの未来を切り拓くことにつながります。

・起用したデザイナーのデザイン費:100万円
・打合せのための旅費交通費:30万円
・プロモーション費:50万円
・ふるさと納税返礼品購入費等:20万円

※目標金額に達しなかった場合でも、自己資金を投入し次年度の商品開発プロジェクトに取り組みます。
※目標金額以上のご寄付をいただいた場合、次年度の商品開発プロジェクトをさらに充実し伝統工芸事業者支援に活用します。

プロジェクトに参加した伝統工芸事業者の声

各事業者の特徴を活かしながらの作品が誕生

1. 唐津焼/鏡山窯(きょうざんがま)

鏡山窯/井上 公之さん

消費者には日常使いのイメージに乏しい唐津焼。
これをどう食卓にあげるかを澄川さんが一緒に考えてくださいました。
気に入っていただいた粉引の表情と手仕事の良さはそのままに、澄川さんの描くイメージに寄り添ううちに、ものとしての存在感と料理の引き立て役の両方を併せ持つ実用的で個性的な器になりました。

2. 有田焼/井上祐希さん

井上萬二窯/井上 祐希さん

澄川さんとのプロジェクトは、新たな発見もあり、楽しみながら進めることが出来ました。
プロジェクトを経て、今後は作品づくりだけでなく子どもや若い方が参加できる体験型のワークショップのような活動にもチャレンジしてみたいと思っています。

3. 有田焼/徳幸窯

徳幸窯/徳永 弘幸さん

澄川さんは以前から存じ上げていたのですが、共同で開発をするのは初めてだったので緊張してました。
打合せをするたびにアイデアが浮かばれ、それを取り入れることで作品が進化していく過程が楽しく、とても有意義な取り組みになりました。
硬い質感の中に浮かぶ柔らかい曲線、その表情の対比をご覧いただければと思います。

4. 伊万里焼/青山窯(せいざんがま)

青山窯/川副 史郎さん

代々多くの花瓶をつくってきましたが、ライフスタイルの変化により昔ながらの形状や絵柄は求められなくなりました。
そのことがずっと心に引っかかっていましたが、今回、澄川さんのデザインでまったく新しい花瓶に挑戦することができました。
シンプルで斬新な形状は自然の石や水をモチーフとしています。
雰囲気は一新しましたが、祖父や父がその時代に合った商品開発にチャレンジした気持ちを受け継ぐことが出来たと思います。

5. 諸富家具/ミマツ工芸

ミマツ工芸/實松 英樹さん

プロのデザイナーの方との製品開発では、何度も何度も改良を重ねる目線に妥協のないものづくりを学びます。
今回のプロジェクトでも、初めてのカテゴリーばかりでした。デザインはもとより、用途から考えた改良がとても意味深いものでした。
今後は、ガラス、陶器、磁器、漆器、錫、布、革、紙、木材など、これらの素材の中で、木が持つ「木目色柄」「曲がり」「節」など特徴を生かしえるアイテムを生み出したいです。

デザイナー紹介

プロダクトデザイナー
澄川伸一(すみかわ しんいち)

大阪芸術大学教授/澄川伸一デザイン事務所代表

コロナ禍で、家の中で過ごす時間が圧倒的に増えてきました。
また、大人数の食事の機会が減り、一人または少人数での食事の機会が増えています。

そのような状況の中、丁寧につくられた食器で日常の食事を豪華に彩ったり、花を活けて生活空間を季節の移ろいとシンクロさせてその変化を楽しんだり、細部にまでこだわってつくられた玄関先のアイテムで、家に帰るのが楽しくなるような演出をしたりなどが大事になってきています。

今年度はそのような「家の中の生活を豊かに」のテーマで、佐賀県の伝統産業の作家さんたちと素敵なコラボレーションの作品群が誕生しました。
ぜひお手に取ってお使いいただければ幸いです。

大阪芸術大学教授/澄川伸一デザイン事務所代表

商品開発プロジェクト「EDITION」の意義

伝統工芸を未来に繋げるために

長い歴史の中で育まれた佐賀の伝統工芸を多くの方に知っていただきたい、そして未来へとつなげていきたい。その思いで私たちピースクラフツSAGAは「つくり手とつかい手をつなぐ」伝統工芸支援活動に取り組んでいます。

事業者を細かい角度からサポートする「助成事業」は3年目を迎え、今年は7事業者を支援し、窯の修復等にご利用いただいています。
事業者の新たな販路となるように、昨年は佐賀の伝統工芸品を専門的に取り扱うオンラインショップをスタートさせました。まだまだ課題は山積ですが、事業者の大きな販路のひとつとなれるよう、邁進しております。

今後もアイデアを出し合いながら「つくり手とつかい手をつなぐ」支援活動を充実させていきたいと考えています。

今回取り組んだ商品開発プロジェクトにも大きな意義があります。

①商品開発のリスクを減らす
伝統工芸事業者が単独で外部デザイナーを招聘し、商品開発に取り組むには金銭的、人員的に大きな負担が伴います。
ピースウィンズがコーディネートし、費用を負担することで事業者のリスクを減らすことができ、チャレンジの幅を広げることができます。

②伝統工芸の新たな魅力を引き出し、発信する
経験豊富なプロダクトデザイナーに参画してもらうことで、伝統工芸品の持つ魅力を活かしながら、モダンで洗練された商品を生み出すことができます。そして、マーケットを広げ、伝統工芸の未来を切り拓くことができます。
ピースクラフツSAGA オンラインショップにおいても今回のプロジェクトで生まれた作品を積極的に発信していきたいと考えます。

私たちは、伝統工芸事業者が希望を持てるようなプロジェクトに今後も取り組み、未来に繋いでいけるよう精一杯活動していきます。

日本中から愛され、世界から注目されるような商品開発のチャレンジもこれからも続けていきます。

【 EDITION 2018 のお礼の品一覧はこちら 】

【 EDITION 2019 のお礼の品一覧はこちら 】

【 EDITION 2020 のお礼の品一覧はこちら 】

【 EDITION 2021 のお礼の品一覧はこちら 】

お礼の品を選び、伝統工芸事業者を支援する!

ふるさと納税を通じてピースウィンズの伝統工芸支援活動にご寄付いただいた方には、佐賀の工芸品をお礼の品としてお届けします。

600点以上もの工芸品をラインアップしています。実際に手元に置いて、品質の素晴らしさ、デザインの美しさを感じていただければ幸いです。

皆様のご支援が佐賀の伝統工芸事業者をさらに後押しします。

【注意事項】

佐賀県内の寄附者のみなさまへ
※平成31年4月1日付けで総務省から、ふるさと納税に係る返礼品等について、「当該地方団体の区域に住所を有する者に対して返礼品等を提供しないこと」との通知がありました。(平成31年総務省告示大179号第2条第1号二)

この通知を受け、佐賀県民の皆様からのふるさと納税(NPO等の支援)によるご寄附につきましては、送付ができなくなりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。

※使途や受領後の対応など、寄付金の取り扱いに関しては、ホームページ上の「寄付金等取扱規定」でご覧いただけます。

  • 2022年12月06日 10:11

    ふるさとチョイスのGCFにさらなるご支援を!

    ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」の応援したい課題を選んで寄付を行うガバメントクラウドファンディング(GCF)に立ち上げた「【デザイナー×伝統工芸】佐賀の伝統工芸を未来へつなぐ商品開発プロジェクト」が目標額200万円に達しました!
    多くの皆さまのご支援に感謝申し上げます。

    2023年の商品開発プロジェクトはすでにスタートしました。
    より多くロングセラー商品を生み出したいとわたしたちは考えています。
    そのためには皆さまからの力強い応援が必要です。
    さらなるご支援をお願いいたします!

    返礼品はもちろんすべて佐賀の伝統工芸品。
    ふるさと納税を通じてPWJの活動にご支援をお願いいたします。

    【デザイナー×伝統工芸】佐賀の伝統工芸を未来へつなぐ商品開発プロジェクト
    目標金額:2,000,000円
    期間:2022年9月16日(金)~2023年1月14日(日)

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佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。
お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 頑張ってください!

    2022年12月12日 18:40

  • 洗練された魅力的な商品を生み出す、素晴らしい取り組みだと思います。佐賀の伝統工芸の未来を切り開いていってください。

    2022年12月8日 12:37

  • 頑張ってください。

    2022年12月3日 22:51

  • 今年の作品も素晴らしいですね!
    GCFの目標達成も間近。さらに伸びていきそうで楽しみです。

    応援しています!!

    2022年12月3日 10:06

  • 地域振興頑張って下さい!

    2022年11月6日 18:17

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