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支援の届きにくい人びとが笑顔を取り戻すまで。機動力を活かした支援を届けたい。

カテゴリー:災害 

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寄付金額 67,000

0.6%

目標金額:10,000,000

達成率
0.6%
支援人数
6
終了まで
受付終了

広島県神石高原町(ひろしまけん じんせきこうげんちょう)

寄付募集期間:2022年7月1日~2022年9月28日(90日間)

広島県神石高原町×ピースウィンズ・ジャパン

プロジェクトオーナー

※神石高原町内在住の方は、ふるさと納税を通じてのピースウィンズ・ジャパンへの寄附を申し込みできません。予めご了承ください。

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)が運営する空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”は、大規模災害の被災地にいち早く駆けつけ、救助・救命活動を行う、医療を軸とした災害緊急支援プロジェクトです。
PWJが本部を置く広島県神石高原町からあらゆる災害に備えつつ、「一秒でも早く、一人でも多く」の命を救うことを使命として、【災害支援×地域医療支援、さらに国際医療支援】に対する体制を強化し、行政などの支援が届きにくい人・場所に支援を届け、1人も見捨てないという思いで活動を続けています。


空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”は2020年1月、新型コロナウイルスの感染が広がり、パンデミック(世界的大流行)が始まって以来、これまで不足している医療用手袋などの物資支援をはじめ、医療機関などへ医療チームなどの人員を派遣し支援を継続してきました。特に介護・福祉施設、精神科病棟などは官からの支援が届きにくい施設に対しても支援を実施し、その数は約4,300カ所以上に上ります。
 全国各地での緊急支援をはじめ、2022年4月現在、ウクライナ危機への緊急支援にも医師、看護師を現地へ派遣しており、現在も避難民への医療支援を行っています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

 

 

・【ウクライナ危機】隣国モルドバに医療チームを派遣、仮設診療所を設置

空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”を運営するピースウィンズ・ジャパンは、3月末に医師と看護師をウクライナから避難民が流入するモルドバに派遣し、避難所などで医療ニーズの調査を行ってきました。
モルドバ保健省から医療行為の許可を受け、4月7日にウクライナ避難民向けの食品・日用品の配布所の前に仮設診療所(medical point)を開設し、診療を行っています。

 

・コロナ禍×国際医療支援への貢献

2022年2月、パラオ共和国からの要請を受けたことから現地に出動し、医療物資支援、PCR検査などの技術指導、ERへの人員補強支援などを行いました。

 

・コロナ禍×日本各地への貢献の継続

2022年1月、ピースウィンズ・ジャパンが本部を置く広島県などではオミクロン株の流行によりこれまでにない速度で感染が拡大し、感染レベルの引き上げや「まん延防止等重点措置」の適用が開始されていました。
第6波では、これまでに緊急医療支援を行った地域をはじめ各地からの要請を受け、機動力と培ってきた感染対策のノウハウを強みに、北は北海道利尻島から、南は沖縄県石垣島へ駆けつけ、クラスターが発生した施設への緊急支援を開始しました。

 

・コロナ禍×へき医療への貢献の継続

広島県の神石高原町は、人口8000人弱の町で、高齢化率は48.6%(全国平均27.3%)と非常に高い地域です。また、医師不足が深刻な問題となっており、現在2名いるPWJ専従医師は2018年5月から山間部にある「へき地診療所」で定期的に診療支援を行っています。
また、新たに専従看護師3名を加え、医療チーム体制を強化しました。
コロナ禍においては、1回目のワクチン接種から支援を開始、2022年1月から3回目のワクチン接種においても支援を継続し、医師2名、看護師1名の派遣のほか、テントの貸与を行い、住民への迅速なワクチン接種の維持に貢献しています。

 

・へき地から都市部へ、オンライン診療でオミクロン自宅療養者を支援

広島県の「オンライン診療センター」の立ち上げから実働での診療に携わり、
へき地でも広島市などの都市部の自宅で療養する患者さんに対して診療支援を行っています。

 

・災害時の緊急支援

東日本大震災以降、私たちはほぼ全ての激甚災害に出動し、民間組織として支援活動を実施してきました。災害発生が予測される場合に、発生前から対象地域に入って備えることや、声が届きにくい被災者に寄り添い、行政の支援が行き届かない地域や自主避難所などにも支援を行うことは、民間ならではの強みです。
また、他機関との連携も特色としており、国内外で豊富な災害支援実績を持つ、多くの組織との協力体制を構築しています。自治体、病院、NPO、消防、さらに海外の支援組織などとも連携を図り、救助・医療から物資配布や避難所運営まで必要な支援を最適な形で届けます。

 

定期的な訓練を実施し、体制を強化しています。

災害が発生し、直ぐに現場へと向かい、捜索や救出にあたる緊急支援活動でのスキルは、一朝一夕では身に着けることは出来ません。
私たちは、医療チームも含め全チームメンバーによる定期的な訓練、他機関の医師、看護師、救急救命士、カメラマンなど、同じ思いを持つ多くの職種の方から参加者を募集し行われる災害派遣トレーニングを実施しています。

各訓練を通じての改善点・指揮命令系統の確認・個人技術の研鑽など、それぞれの課題を洗い出し、技術の向上へと繋げています。

 

・運用するレスキュー用資機材

 

これからも、国内外の医療・災害現場で一人でも多くの命を救うために、皆さまの力が必要です。

 

皆様のご支援が次なる災害支援に役立てられます

1. 緊急時に本当に現場に届く支援を
災害発生時に「一秒でも早く、一人でも多く」救うため、必要な機材や物資を日ごろから準備・メンテナンスします。

2. 医療を通じ、安心して住み続けられる地域づくりを
過疎地の病院・クリニックの応援を実施中。オンライン診療・オンライン面会などにも取り組んでいます。

3. 国内外の医療・レスキュー支援に継続的な支援を
現在医療チームを派遣中のウクライナ危機への医療支援活動には、継続的な支援が必要です。今後も現地の状況にあった支援を続けつつ、国内の災害時などにおいて機動力を活かした迅速な支援活動を維持できるよう、取り組んでいます。

  • 2023年12月20日 09:30

    「その時」はいつ来てもおかしくない

    ふるさと納税を通じて、平時からあたたかいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
    募金活動というものは、一般的に災害が起きた後に行われることが多いです。
    しかし、それでは迅速な出動、そして大きな災害に備えることができません。改めて、皆さまからの平時からの心強い支えに、深く感謝申し上げます。
    私たちも、一秒でも早く、一人でも多く命を救うことのできるよう、現在も体制を整えています。

    ●「その時」はいつ来てもおかしくない
    30年以内の発生確率が70~80%と言われる南海トラフ地震。同じく70%と言われる首都直下地震。
    地震大国・日本では、数十年から数百年に一度というサイクルで巨大地震が発生しており、次の大震災がいつ訪れてもおかしくない状況です。
    いつか訪れる「その時」のために備えているのが、私たち空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”です。私たちは、行政機関ではなく民間のNGOのチームです。

    災害救助活動は行政や自衛隊が行うものなのでは?と疑問に感じられるかもしれません。
    しかし、行政が取り組むには難しい範囲もあります。派遣や現地での活動の判断をする際にどうしても「要請」や「承認」が求められ、救助までに時間を要することがあります。
    さらに、国や自治体の予算は、すでに起きた災害や社会課題に使うことが優先され、まだ発生していない災害の準備に対して大きく予算を割くことが難しいという現状もあります。

    ●いち早く駆けつける、だけではない。被災地に到着したら柔軟な機動力で支援を届ける
    一方、民間のNGOが災害救助活動に取り組む価値は、大きく3つあると考えています。

    1. 迅速性
    2. 柔軟性
    3. 協調性

    民間チームは、迅速な意思決定や、柔軟な対応ができ、多組織で協調して連携することが可能です。時間を急ぐ事案に対処したり、支援が届きにくい地域・施設の救助に対応したりと、細かい規程や指針にとらわれず、柔軟に活動することができます。
    具体的な例を挙げれば、ドクターヘリは国の指針で患者しか乗せることができませんが、空飛ぶ捜索医療団のヘリでは水や必要な物資も運べます。


    ●災害で脅かされる命のために、本気で備える
    民間団体の私たち空飛ぶ捜索医療団が間の立場に立つことで、自衛隊、DMAT、行政職員、地域の医師会、赤十字など、官民連携での協働が可能になります。
    未曾有の災害が発生した際、それらの多機関が実際に連携して支援活動にあたれるよう、2023年12月16日(土)・17日(日)に、フィールドホスピタル(野外病院)の展開訓練を実施しました。
    全ては、一人でも多くの命を救うために。私たちは平時から本気で体制を強化しています。引き続き、皆さまからの応援をよろしくお願いいたします。

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広島県神石高原町

神石高原町について

●「神石高原町(じんせきこうげんちょう)」をご存知ですか?
ほとんどの方は初めてお聞きになる町名かと思います。広島県にある世界遺産「宮島」や「平和公園」から約100㌔東の岡山県との県境に位置する豊かな自然に恵まれた町です。人口は約9,000人。標高約400~700mの中国山地の中にわずかな平地と里山,丘陵地で構成された中山間地域です。戦後から緩やかに続く近郊都市への人口の流出により,全国的にも早い時期から過疎高齢化社会を迎えてきた町ですが,自然だけでなく,都会では得られない「本当の豊かさ」が溢れる町,それが神石高原町の魅力です。

●神石高原町は豊かな自然に恵まれた,天然の遊び場の宝庫です!
夏は水遊び,冬は雪遊び・・・。都会では遠出しないと体験できないような自然と隣り合わせの環境がここにはあります!

●中山間地にも,いろんな仕事があります。新しいチャレンジを応援しています。
特産品のトマトや畜産にチャレンジする方,無農薬にこだわって農業に取組む方,地元の酒造メーカーや近隣都市に通勤する方まで,仕事も様々です。
テレワークでできる仕事も増えている昨今。IT系の仕事で移住された方も。ストレスのないインターネット環境を整備しています。

●子どもが少ないから待機児童もなく,登下校もスクールバスで安心・安全
保育所は待機児童なし!小学校も少人数なので,先生や友達と距離も近く,学年を越えて仲良く遊びます。スクールバスのため登下校時の事故リスクも少なく,ご近所の目も届きやすいから治安が良いのも特徴です。

●ゆとりの住空間と広い敷地。静かでゆったり流れる時間を満喫!
近年,多くの移住者が古民家を改装して住まわれています。庭だけでなく,畑や山まで付いている物件もあり,都会のようにとなり近所を気にすることなく,ゆったりと暮らせる贅沢な時間もこの町の醍醐味です。

●綺麗な水と空気,豊かな大地に恵まれ神石高原町は特産品も豊富!
「まる豊とまと」や「神石牛」などのブランド特産を筆頭に,「こんにゃく」や「ピオーネ」など多くの地元産品が生産されています。6次産業化も推進され加工品として流通するものも増えています。