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【第五弾】市民と協働!猫の不妊・去勢支援で、不幸な猫の命を守りたい~人と動物が共生できる社会をめざして~

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 1,083,000

108.3%

目標金額:1,000,000

達成率
108.3%
支援人数
58
終了まで
受付終了

山形県遊佐町(やまがたけん ゆざまち)

寄付募集期間:2021年9月13日~2021年12月11日(90日間)

山形県遊佐町

プロジェクトオーナー

遊佐町では、動物の愛護及び管理に関する法律の趣旨に基づき、「人と動物が調和し共生できる社会」をめざし、「遊佐町動物保護団体活動支援事業補助金」や、「遊佐町猫不妊去勢手術費補助金」の交付を行っています。

猫の不妊・去勢手術費用の一部を補助することにより、適正な飼養を行うことができない猫の繁殖や近隣被害を未然に防止し、動物の愛護及び管理の意識を啓発するとともに、地域住民の良好な生活環境を保持することを目的としています。
また、遺棄により悲しい結末となったり、殺処分されてしまう不幸な命が生まれないよう、動物の救護、保護、譲渡、動物愛護及び啓蒙活動などの保護活動を行う団体に補助金を交付し、活動を支援しています。

これらの事業によって、官民協働で問題の解決に取組み、人と動物が互いに共生できる町づくりをめざします。

このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄附ができる制度のことです。控除上限額内の2,000円を越える部分について所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

ふるさと納税をもっと知る
私はふるさと納税をいくらできる?(寄附金控除額のめやす)

動物との共存をめざす 山形県遊佐町

人と動物と住みよい町、互いに共生する快適な町づくり

遊佐町では、動物の愛護及び管理に関する法律(「動物愛護法」)の趣旨に基づき、「人と動物が調和し共生できる社会」をめざして、猫不妊去勢手術費と動物保護団体活動支援事業への補助金を平成28年度から実施しています。

山形県遊佐町のめざす地域づくり

猫の不妊・去勢手術費用の一部を補助することにより、飼い主や地域の人などの適正な管理の下にない猫の繁殖や近隣への被害を未然に防ぎ、動物の愛護及び管理の意識を啓発するとともに、良好な生活環境を保持することを目的としています。

また、動物の救護、保護、譲渡、動物愛護及び啓蒙活動などの保護活動を行う団体に補助金を交付し、活動を支援しています。

遺棄により悲しい結末を迎えたり、猫が殺処分されてしまうような状況を減らせるように、さらには人と動物が互いに共生できる町づくりをめざし、官民協働で問題の解決に取組んでいます。

捨てられた猫達は飢えや渇き、病気などにより不幸な結末を迎えてしまう場合も多く、また、特に子猫などは動物管理センターに引取られて殺処分の対象となってしまうことも。

こうしたなか、ボランティア団体は、小さな命を救うべく問題に取組み、日々奔走、活動しています。

写真

 

近隣自治体への広がり

このプロジェクトを実施するのは今回で5回目となりますが、中には毎回寄附をくださる方もいらっしゃるなど、たくさんの方に支援していただいております。
全国のみなさまからは、下記のような温かいメッセージをいただいております。

「猫と人間が共存できる、先進的な自治体となられるよう応援します」

「1匹でも多く、命を救ってあげてください のら猫が1匹でも餓死することのない平和な世の中をめざしたいです」

「不幸なネコを減らす取り組み応援します 成功例はぜひ他の都道府県、市町村に情報を展開してください」
 

などたくさんの温かい応援メッセージをいただきました。地域猫活動の取り組みは少しずつ広がりを見せています。

これまで県内外の市町より、不妊去勢補助金制度ならびにクラウドファンディングについてのお話をいただいており、県内においても寒河江市が不妊去勢補助金の制度を創設し事業をスタートさせています。

取り組みを着実に積み重ねていくことが、取り組みを近隣市町にも広め、最終的には山形県、そして全国の犬猫殺処分ゼロ実現に向けた働きかけになるものと考えています。

さらに多くのみなさまにこの取り組みを知っていただき、ご支援いただければ幸いに存じます。

 

補助金制度の改正

多くの方に制度を利用していただき、たくさんの命が救われるよう、補助金額等の変更を行いました。

①飼い主のいない猫に対する、補助金額の引き上げを行いました。
 メス:8,000円⇒14,000円
 オス:5,000円⇒7,000円

②町税等の滞納がないとする、税収納要件について、飼い主のいない猫についてはその要件を外しました。

③手術の頭数で飼い猫は一世帯一匹としていたものを、飼い猫・のら猫両方について、頭数制限を外しました。

 

「地域猫」の取り組みも取り入れて対策

地域猫とは

地域の理解と協力を得て、地域住民の認知と合意が得られている、特定の飼い主のいない猫。

その地域にあった方法で、飼育管理者を明確にし、飼育する対象の猫を把握するとともに、フードやふん尿の管理、不妊去勢手術の徹底、周辺美化など地域のルールに基づいて適切に飼育管理し、これ以上数を増やさず、一代限りの生を全うさせる猫を指します。

環境省「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」平成22年2 月、p.16

地域に生きる動物を命あるものとして、地域の中で「地域の一員」として認めていくことが必要であり、そこから生まれている猫の問題については「地域猫対策」として捉えられなければなりません。

地域住民と課題解決に取組むボランティア、行政が協力、人と猫(動物)との調和のとれた、互いが共生できる町づくりをめざします。

 

令和2年度の実績

たくさんの方々より事業にご賛同いただき、目標金額を達成できました。
本当にありがとうございました。改めて御礼申し上げます。

昨年、不妊去勢事業の補助制度を利用いただいた実績とご寄附の活用についてご報告いたします!

 

これまで補助制度を利用された方の声を紹介します!

飼い猫マルくんが脱走 その時一緒に連れてきたマメくんを迎えた太田さん

去年の秋頃、飼い猫のマルくんが網戸を開けて脱走してしまいました。
家族みんなで探しました。そして数日後、バツが悪そうに帰宅したマルくんの傍らには、生後2ヶ月くらいのキジシロの仔猫がいたのです。その仔猫がのちの太田マメくんです。

しばらく庭や玄関で様子を見ましたが、かわいそうに思った娘さんが「中にいれてあげよう。」と保護をすることにしました。

脱走したマルくんは、お外で仲良くなったマメくんを、暖かいお家に入れてあげたいと思って連れてきたのか、それともマメくんがマルくんと仲良くなりたくてついてきたのか、真相はマルくんにしかわかりません。

すんなりと家族にも慣れ、いざ去勢手術を、と思っていた矢先の出来事です。
マルくんがまた脱走したのです。なんと、手術を控えているマメくんを従えて。
すぐに帰宅したようですが、悪いことをした、という事を認識しているようで、ふたりとも、サッとご飯を食べると、そそくさと部屋の奥に行ってしまったとのこと。ふたりでどこに遊びに行ったのでしょうか。

その後、無事にマメくんの手術は終わりました。マルくんの脱走にも気をつけています。どうやら、マメくんがマルくんを大好きなようで、あまりにもしつこいと、猫パンチを繰り出したりそれでもマメくんがくっついてくると、ひとりになりたいと外に出たがるようです。

普段は二匹仲良く過ごしています。太田家も、マメ君が家族になったことで、とてもにぎやかになったと喜んでいます。

太田さんちのマメくん
太田さんちのマメくん、マルくん

母猫と子ども四匹が暮らす 川俣さん

近所に空き屋もあり、前からのら猫はいました。

ある時、それまで見たこともない猫が、家の周りをうろつくようになりました。何日か様子をみていたものの立ち去る事でもなく、おなかも空かしていた様子なので、かわいそうでごはんをあげてしまいました。

その後、猫はいなくなりました。ところが、しばらくしてその猫が、子猫を四匹連れてもどってきたのです。驚きました。さて、どうしたものか。そのままにしても増えてしまうし、何より知らないふりは出来ませんでした。一度ごはんもあげているし、戻って来てくれた事もあり飼う事に決めました。

ちょび、まる、たま、みけ、よも の親子です。

町の補助金制度を使い不妊、去勢手術もしました。人と同じでそれぞれ個性があり、みんな性格がいいかわいい猫たちです。

家族はみんな猫好きです。うちを選んできてくれた、一期一会の出会い、運命、そう思い大切にしています。

家族としてレオくんを迎えた 碇谷さん

去年の秋頃です。色がグレーの猫ちゃんが家の周りをうろつくようになりました。近所の猫かもしれないと、飼い主を探したものの飼い主は誰もいませんでした。しばらくはご飯をあげなかったのですが、かわいそうであげてしまいました。

もともと猫は好きで以前も飼っていたのですが、ひとり暮らしで年齢的な事もあり猫はもう飼えないと思っていました。でも、近所の人に相談し、自分に何かあって猫を飼えなくなったときは、地域で対応してくれる事になり飼う事にしました。

町の補助金制度を使い去勢手術もしました。

離れて暮らす娘たちも「男前の猫だね」ととても喜んで、レオのためにかキャットタワーもつけてくれました。車もないので、病気しないように健康には気をつけています。

レオとの出会いは縁と思います。お互いかけがえのない大切な家族です。

 

山形県庄内地域での取り組み

山形県庄内地域における殺処分数、捨て猫数

2013(平成25)年に改正動物愛護法が施行されてから、殺処分や引き取り数は大幅に減少しました。しかし、いまだに年間約200匹の尊い命が、殺処分により失われてしまっています。
なお、2019(令和元)年にはさらなる改正法が成立しており、動物愛護に対する意識が一層高まることが期待されます。

動物保護団体に関して

「庄内アニマル倶楽部」は山形県庄内地区で犬や猫の保護・譲渡・動物愛護・啓蒙活動を行っているボランティアグループです。

庄内アニマル倶楽部

・迷子犬や保健所収容等の情報を収集し、ブログ等にて広く情報の提供を行う。
・保護を必要とする動物に対する相談を受け、必要に応じて救護を行う。
・保護した動物の新しい飼い主を募集する。
・新しい飼い主さんが見つかるまで一時預かりをし、医療処置や心のケアを行う。
・「里親会」を開催する。

同倶楽部は普段仕事を持った人がボランティアで運営。人数・予算・スペースなどの限界があるのですべての課題や要望に対応することは難しいのですが、着実にできることを一歩ずつ進めていらっしゃいます。
また、2019年10月には「でこワンでこニャンまつり」を開催し、いぬねこ里親会を行うなどの活動も行ってくれています。

町内には庄内アニマル倶楽部のような動物保護団体のほか、個人レベルで捨て猫への不妊・去勢手術や里親探しといった活動を続けている方が何人かいらっしゃいます。

※ポスターは一昨年のものです。昨年度よりコロナの影響で実施見送りに。

 

官民で力を合わせ、
人と動物が共生できる地域をめざします

ボランティア団体による保護活動が数年前から続けられているなか、行政は、ただ遺棄された子猫の保護をお願いするなど問題解決をお願いする立場でしかありませんでした。

行政として、民間団体に依頼するだけでいいのか、という問題意識で始めた猫の不妊去勢補助事業ではありますが、課題解決に向けた官民協働の形を進めることができたものと思っています。

補助金制度の周知、活用を行いながら、行政、動物愛護推進員、ボランティアが協力し、問題の解決にあたっています。

補助制度を立ち上げてから今年で四年目ですが、のら猫に対する補助金の活用件数についても、増加しています。

しかし、不妊去勢手術を行って問題の解決には至りません。町では、補助金を利用する方に対しては、引き続きの餌やり、トイレの対応、場合によっては医療行為の実施など行っていただけるよう、出会った猫について、生きている限り面倒をみていただけるよう、終生飼養をお願いしております。
 
また、出口対策としての「殺処分ゼロ」と同時に、入口対策としての「無責任飼い主ゼロ」を目指し、「終生飼養」の啓蒙・啓発にも力を入れていかなければなりません。

こうした取り組みを着実に積み重ねていくこと自体が、犬猫と共存したいくための取組みを近隣市町にも広め、最終的には山形県の犬猫殺処分ゼロ実現に向けた働きかけになるものと、考えています。

「地域に生きる動物を命あるものとして、地域の中で、地域の一員として認めていく。」

この言葉が実現された先に、人と動物とが共生する遊佐町があるのです。

事業への理解を得ながら、継続して進めていくために

今後、この猫の不妊去勢補助事業を一時的なものに終わらせず、遊佐町が安定的、定常的に取り組む事業として定着させていきたいという意向があり、そのための財源について、動物に高い関心を寄せる方にもご協力をお願いしたいと引き続きこのプロジェクトを行うことになりました。

また、このように資金協力を広くお願いすることによって、猫を取り巻く現状と問題をより多くの人に知っていただき、この事業への理解と賛同を広げ、深めていただきたいとも考えております。

 

お礼の品をご紹介

【注意事項】

※このプロジェクトへのご寄附は、ふるさと納税制度の対象となります。
そのため、遊佐町にお住まいの方は、ご寄附をいただくことは可能ですが、お礼の品をお送りすることができません。何卒ご了承ください。

今回のプロジェクトに5,000円以上のご寄附をいただいた皆様に、庄内アニマル倶楽部が監修する「動物カレンダー2022」をお届けします。
また、10,000円以上のご寄附をいただいた方には、「動物カレンダー2022」と庄内地域で間伐された黒松から作られた「森の猫砂」をお届けいたします。

なお、「動物カレンダー2022」は現在制作中です。
どんなデザインがお手元に届くのか、楽しみにお待ちください。

※お礼の品は2021年12月中旬~下旬頃お届け予定です。

●動物カレンダー(動物保護団体アニマル倶楽部監修)

庄内アニマル倶楽部を卒業した犬猫の、現在の姿のカレンダーです。
写真は2021年のカレンダーです。
2022年のデザインは現在鋭意製作中!楽しみにお待ちください。
壁掛けタイプ/A4サイズ(折りたたみ時A5サイズ)

●動物カレンダー(動物保護団体アニマル倶楽部監修)

●森の猫砂(動物保護団体アニマル倶楽部販売)

消臭効果バツグンの、猫砂です。猫、モルモット、フェレットなどにお使いいただけます。

森の猫砂は、「スノコ式2段トイレ」もしくは「引き出し式システムトイレ」などが推奨トイレになります。猫砂は、おしっこと臭いを呼吸して分解、粉になってスノコの下に落ちて行きます。ペットシーツは適宜お取替えください。
ご使用済みのペットシーツと猫砂は可燃ごみに捨てることができます。

※森の猫砂プロジェクトは、地域の犬や猫の保護活動をする庄内アニマル倶楽部が運営しています。

●森の猫砂(動物保護団体アニマル倶楽部販売)

※ ページ内で使用している猫を抱いた笑顔の人々の写真は、実際に「遊佐町猫不妊去勢手術費補助金」制度を活用し、不妊去勢手術を施した猫とその飼い主の方からご提供頂きました。
※ この制度があったからこそ、安心して猫を飼い続けることができるようになり、さらに野良猫を飼い猫として迎えるきっかけになった方もいます。

 

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

山形県遊佐町

遊佐町は、恵みの多い鳥海山、日本海、月光川の清流にはぐくまれ、創造性豊かな歴史と文化を持つ田園のまちです。
山形県を人の横顔に見立てると、ちょうど「おでこ」の部分に位置します。
町内には鳥海山に降った雨が長い年月をかけて地上に湧き出た湧水がいたるところで(海辺の砂浜や海底でも!)みられ、その恵みを受けて、たくさんのおいしいお米や新鮮な野菜、メロン・スイカをはじめとした果物などが育ちます。また、山や海、そして風光明媚な自然の風景は日々の生活で疲れた心を癒し、毎年たくさんの方が観光に訪れてくださいます。
ゆったりとした時間が流れる遊佐町では、ヒトも動物ものびのびと暮らしています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 毎年この時期になると寒い外でどう過ごしているのだろうかと心が痛くなります。猫たちがみんな幸せに過ごせる世の中になることを願ってやみません。尊い活動を微力ながら応援しております。

    2021年12月5日 14:51

  • 少ない寄付金ですが、猫ちゃん達にお役に立てればと思います

    2021年11月23日 15:38

  • 幸せ色の虹の橋を歩ける猫生に努力する皆さんに遠くから応戦します。

    2021年11月18日 11:30

  • カレンダーとても気に入ってます・。手作り感と、昔の名前がある一方、新しい生活を始めた新しい名前があり、幸せになっているんだなあと感じます。

    2021年11月9日 20:28

  • 猫と一緒に暮らす人間が、幸せになれるような活動を遠くから応援しています。

    2021年10月26日 19:56

  • 幸せな猫ちゃん達にお願いいたします

    2021年10月20日 11:37

  • とても素晴らしい取り組みですね。動物を大切にされる自治体に寄付したいと思っています。どうぞお役立てください。

    2021年10月10日 0:12

  • このような取り組みが全国に広がることを願っています。
    犬猫の保護や譲渡会も自治体レベルで取り組みして貰えたらと思います。

    2021年10月9日 22:26

  • みなさまの活動を心から応援します。「処分」ということばで命を奪われる動物たちを少しでも減らせるよう,がんばってください。

    2021年10月9日 13:57

  • 少しですが、お役にたてたら幸いです。

    2021年9月26日 18:11

  • 不幸な命を作らない様に猫達の去勢を応援したいと思います。また、ボランティアの皆様に感謝します。

    2021年9月21日 21:20

  • 猫好きな者です。どうか不幸な猫ちゃんが1匹でも助かりますように、祈っております。

    2021年9月17日 21:11

  • 1匹でも多くの猫を助けてあげてください。幸せな猫ちゃんが増えることを望んでいます。活動頑張ってください!

    2021年9月16日 11:56

  • 猫ちゃんが幸せに過ごせますよう、応援しています。

    2021年9月14日 19:18

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