奄美の森に棲む生き物たちへの思いやり運転の普及啓発&見守りプロジェクト

カテゴリー:自然・環境 

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寄付金額 1,508,010

50.2%

目標金額:3,000,000

達成率
50.2%
支援人数
31
終了まで
43
/ 90

鹿児島県奄美市 (かごしまけん あまみし)

寄付募集期間:2021年8月13日~2021年11月10日(90日間)

鹿児島県奄美市

プロジェクトオーナー

 奄美大島は、徳之島や沖縄島北部、西表島とともに、今年7月に世界自然遺産に登録されました。

 世界で奄美大島と徳之島にしか生息していない国の特別天然記念物アマミノクロウサギは、世界自然遺産の登録基準「生物多様性」のシンボルです。
 しかし、近年では森に棲む希少動物を夜間に見に行くナイトツアー等による車両通行が多くなっており、希少種のロードキル(交通事故)が発生しております。
 環境省によると、アマミノクロウサギの交通事故件数は、2020年に島内で50件と過去最多になっており、動物たちの安全を守りながら観光客を受け入れる対策が必要となっております。

 これまで国や関係団体では、警戒を促す看板や、道路に減速帯を設置して事故防止を図ってきました。
 今後、さらなる対策強化のため、奄美市では「奄美の森に棲む生き物たちへの思いやり運転の普及啓発&見守りプロジェクト」と題し、ロードキル防止のイラストを子どもたちが描くワークショップを開催し、採用されたイラストで啓発物を制作し、森に定点カメラを設置してアマミノクロウサギの見守りを行う予定です。

鹿児島県奄美市

 奄美大島は、鹿児島県本土から南へおよそ380キロメートルに位置し、全国の離島の中でも沖縄本島、佐渡島に次ぎ3番目に大きな島です。

 奄美市は、2006年の市町村合併により誕生し、島全体の約4割を占めております。中核都市としての機能を持つ名瀬地区(旧名瀬市)、緑豊かな森林と清流を持つ住用地区(旧住用村)、広い農地と美しい海岸線を持つ笠利地区(旧笠利町)で構成されています。面積は約308平方キロメートル、人口は、約42,000人です。亜熱帯海洋性気候で、一年を通して温暖多湿、冬季でも10度以下になる日は少ないです。

 日本で2番目に大きいマングローブの森、国の特別天然記念物アマミノクロウサギなど太古の生命が息づく自然と景勝地を有しています。
 これらの豊かな自然環境と古くから伝わる島唄などの伝統文化や精神を大切にし、「自然・ひと・文化が共につくるきょらの郷(しま)」を将来像として位置づけ、まちづくりに取り組んでおります。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

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控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

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結果:-

世界自然遺産の象徴、アマミノクロウサギを交通事故から守りたい

国の特別天然記念物 アマミノクロウサギ (C)奄美市

奄美大島は、徳之島や沖縄島北部、西表島とともに、今年7月に世界自然遺産に登録されました。
世界で奄美大島と徳之島にしか生息していない国の特別天然記念物アマミノクロウサギは、世界自然遺産の登録基準である「生物多様性」のシンボルであり、奄美大島のエコツアーにおける主要な観光資源の一つとなっております。
しかし、近年では森に棲む希少動物を夜間に見に行くナイトツアー等による車両通行が多くなっており、アマミノクロウサギなどの希少種のロードキル(交通事故)が発生しております。

数多くの希少種が生息する金作原の森 (C)奄美市
森に棲む生き物を見に行くナイトツアーの様子(※イメージ)

ロードキル防止のための取り組み

環境省によると、アマミノクロウサギの交通事故件数は、2020年には島内で50件と過去最多になっており、希少な動物たちの安全を守りながら観光客を受け入れる対策が急がれています。
奄美市内での事故の発生場所は、市道「三太郎線」周辺とされており、国や関係自治体などでは、これまで警戒を促す看板や、道路に減速帯を設置して事故防止を図ってきました。
また、市道「三太郎線」の夜間利用については、今年10月に低速での車両走行や夜間観察時における自主ルールの施行開始を目指しているところです。

アマミノクロウサギの道路横断の注意を促す看板

奄美の森に棲む生き物たちへの思いやり運転普及&見守りプロジェクト内容

写真

今後、さらなる対策強化のため、「奄美の森に棲む生き物たちへの思いやり運転の普及&見守りプロジェクト」と題し、夜間に希少動物が生息する森に車で入るときは、ゆっくりスピードを落として思いやり運転をしてもらうための普及啓発、およびアマミノクロウサギの見守りのためカメラを設置して、その生態を調査することで、今後のロードキル防止につなげていく予定です。

ロードキル防止啓発グッズに活用するイラスト制作の子ども向けワークショップ

子どもたちによるイラスト制作のワークショップのイメージ

先人たちが守り継いできた遺産を次世代へ継承することも、課題の一つとなっています。

そのため、島に住む子どもたちにも世界自然遺産への関心を持ってもらおうと、ロードキル対策についての学習およびその防止策のイラストを子どもたちが描くワークショップを開催し、採用されたイラストを使って普及啓発活動を行います。
例えば、描いたイラストを使用したカーマグネットを制作し、レンタカー会社などに配布して「森の中での思いやり運転」の普及啓発に取り組みます。

カメラで見守り&希少種保護のための調査を実施

見守り&調査用カメラのイメージ

さらに、世界自然遺産登録区域(コアエリア)に接続しており、希少生物の生息密度が高く、島内でも特に保護すべきエリアとなっている市道「スタル俣線」については、希少生物の生息環境の保全強化が必要であることから、今年10月以降夜間は通行止めを求める予定になっております。

この市道「スタル俣線」などに、定点カメラを設置して車両の通行状況を確認してアマミノクロウサギの見守りを行い、その生態を調査・研究することで、今後のロードキル防止対策につなげていく予定です。

寄付金の使い道

森の中での「思いやり運転」の普及啓発とアマミノクロウサギの見守りをします

■子どもたちによるロードキル対策イラスト製作および普及啓発活動
2,000,000円
■カメラでのアマミノクロウサギの見守りおよび生態の調査(カメラ設置・運用・分析)
1,000,000円

【事業実施のスケジュール】
■子どもたちによるロードキル対策イラスト製作および普及啓発活動
2021年11月 ワークショップ実施 ※募集内容は決まり次第、奄美市ホームページなどに掲載します。
2022年1月~2月 カーマグネットなど啓発物を製作
2022年3月 レンタカー会社等への配布など

■カメラでのアマミノクロウサギの見守りおよび生態の調査(カメラ設置・運用・分析)
2021年11月~2022年2月 見守りカメラ設置・調査・研究
2022年3月以降 奄美市ホームページなどで報告書の公開

【目標額以上にご寄附をいただいた使い道について】
■本市では、300万円を目標額としておりますが、もし目標額以上に集まった場合、超えたご寄附分につきましては本市の「世界自然遺産に関する事業」に充当いたします。

寄付者のみなさまへ

奄美市長  朝山 毅(あさやま つよし)

 世界自然遺産へ推薦していた「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」について、このたびの世界遺産委員会において、世界自然遺産への登録が決定されました。
 奄美大島を含む当該地域の貴重な自然環境が、豊かな「生物多様性」をもって、「世界の宝」として評価を受けましたことを、誠に嬉しく、また誇らしく思います。
 長きにわたり、多くの皆様より多大なる支援を賜りましたことを、深く感謝申し上げます。

 振り返りますれば、平成15年に「琉球諸島」が国内の世界自然遺産候補地の一つに選定され、平成25年には奄美大島を含む四島で一つの世界自然遺産として推薦を目指すことが決定されました。
 その後、平成30年の登録延期勧告、昨年のコロナ禍に伴う世界遺産委員会の開催延期を含め、今回の正式登録に至るまで数多くの越えるべき課題がございましたが、奄美大島5市町村をはじめ関係機関と常に連携し、与えられた課題に真摯に向き合うことで、登録の吉報をいただくことができたと考えております。

 今後は、世界自然遺産の島である奄美大島の豊かな自然環境を保全し、次の世代に継承するとともに、豊かな地域づくりを推進してまいりますので、皆様からのご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

奄美市担当からのメッセージ

世界自然遺産やふるさと納税を担当する奄美市の職員

今年7月、奄美市を含む「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」は、世界自然遺産に登録されました。
奄美大島はかつてユーラシア大陸の一部でしたが、200万年前までの地殻変動により大陸から分断され、大陸では既に絶滅してしまった希少な生き物が数多く生息しており、その「生物多様性」が評価されております。

国の特別天然記念物であるアマミノクロウサギは、世界でも奄美大島と徳之島にしか生息しておらず、世界自然遺産のシンボルともいえる生き物です。
しかし、近年では森に棲む希少動物を夜間に見に行くナイトツアー等による車両通行が多くなっており、ロードキル(交通事故)が発生しております。

国や関係団体では、これまで注意喚起の看板設置やスピードを落とす減速帯の設置などの対策を行ってきました。
しかし、アマミノクロウサギの島内のロードキル件数は、昨年2020年に過去最多となっております。
また、世界自然遺産登録地になったことにより、今後観光客の増加が見込まれるため、さらなる対策強化が必要となっております。
 
今回のプロジェクトでは、「奄美の森に棲む生き物たちへの思いやり運転普及&見守りプロジェクト」と題し、森の中での「思いやり運転」の普及と、アマミノクロウサギをカメラで見守りをしながら、その生態を調査して今後のロードキル対策に活かしたいと考えております。
目標は、アマミノクロウサギのロードキル件数ゼロです。
ぜひ、ご賛同いただける皆様のご支援をお待ちしています。

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