街中全てをあそび場に!!「移動式あそび場プロジェクト」
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 683,500円
目標金額:3,600,000円
- 達成率
- 18.9%
- 支援人数
- 30人
- 終了まで
-
85日
/ 122日
東京都墨田区(とうきょうと すみだく)
寄付募集期間:2025年8月1日~2025年11月30日(122日間)
東京都墨田区×一般社団法人SSK

私たち一般社団法人SSKは、「非日常の体験を通して、あそびゴコロあふれるやさしい社会を実現する」ことをミッションに、墨田区のジュニア・リーダー卒業生を中心に活動しています。
これまで「からふる号」を活用し、地域の子どもたちにあそびの場を届けてきましたが、多くの人が暮らす墨田区では、私たちの力だけでは到底足りません。
放課後のあそび場が失われつつある今、あそびの重要性を可視化し、「すべての子どもにあそびを届けるまち“すみだ”」への政策提言を行うべく、新たに「移動式あそび場プロジェクト」を立ち上げます。
この挑戦を、あなたの力で、ぜひ一緒に支えてください。
【注意事項】
区外の方だけでなく、墨田区民の方もこのプロジェクト(墨田区)にふるさと納税ができます。控除も受けられます。
※区民の方は【墨田区民不可】と記載されているお礼の品はお選びできません。
子どもの“遊ぶ権利”が危機に瀕しています
都市の放課後から「あそび」が消えていく
都市部ではいま、子どもが自由に遊べる“場”が急速に失われています。
公園ではボール遊びが制限され、空き地は姿を消し、共働き家庭の増加により、子どもたちの「時間・空間・仲間」──“三間”が同時に奪われつつあります。
千葉大学大学院の木下研究室の調査研究によると、平日友達と外遊びを一回もできない小学生は8割にのぼり、「友達がいない」「1〜2人」だと回答する小学生が7割程いるという結果がでています。
これは、都市部だけでなく、地方も同様に課題を抱えている状況です。
これは、単に遊びの機会が減っているだけではありません。
身体を動かす時間が減り、対面での関わりが希薄になり、子どもたちは自己表現や葛藤を乗り越える経験を得にくくなっています。

墨田区のような都市密集地では、その傾向がより顕著です。
からふる号でのあそび場でも「家に帰っても一人」、「遊びに行きたくても行く場所がない」といった声は日常的に聞かれます。
遊ぶ場がないことは、孤立・運動不足・デジタル依存だけでなく、地域の中での多世代の接点も失わせていきます。
この問題を抱えているのはすべての子どもたちであり、また、地域そのものです。
遊びを通して育つはずだった「人とつながる力」や「挑戦する力」が、日常の中で育まれにくくなっている現状は、社会全体にとっての損失でもあります。
だからこそ、子どもが自由に遊べる場を「保障」するしくみが必要です。
今こそ、“遊びは自己責任”という個人任せの時代から一歩進み、地域や行政がその重要性を共有し、子どもに遊びの機会を届ける仕組みをつくるときです。
移動式あそび場「からふる号」で、あそびが街へやってくる!
子どもが“主役”のあそび場を、墨田のまちへ

本事業では、墨田区内の公園や公共空間にて、移動式あそび場「からふる号」を活用した“あそびの出前”を実施します。
からふる号には、すべり台や素材あそび、昔遊び、大道芸遊びなど、多様な遊具と遊びの道具を搭載しており、子どもたちが自由に過ごせる遊びの空間を地域に届けます。
活動は、寄附金の到達段階に応じて以下のように展開されます。
◆ファーストゴール(160万円)
3ヶ所で各6回ずつ、合計18回のあそび場を実施します。
◆セカンドゴール(300万円)
さらに2ヶ所で各6回ずつのあそび場を実施し、全5ヶ所×各6回=合計30回の実施へ拡大します。
◆サードゴール(360万円)
全30回のあそび場実施に加えて、放課後の過ごし方や遊びの実態についてまとめた調査報告書を作成・印刷し、SNS等を通じて広く発信します。
〇すべてのゴールで共通して、子どもを対象とした放課後の実態調査を実施
あそび場に来た子どもたちへのインタビューを通じて地域の声を収集・記録し、子どもたちを取り巻く現状と課題を可視化することを目的に実態調査を実施します。
この調査結果は、あそびの価値を再認識し、行政・学校・地域団体との連携や政策提言へとつなげていくための基礎資料となるものです。
単なるイベントではなく、地域にあそびの場を届けると同時に、「子どもにやさしいまち」のあり方を社会全体で考える機会として位置づけています。

■寄附金の具体的な使い道
より多くの子どもたちに遊びの機会を届け、「すべての子どもにあそびを届けるまち“すみだ”」を実現するために、皆さまからのご寄付は以下の用途に活用させていただきます。
【内訳(概算)】
移動式あそび場(からふる号)運営費・人件費:150万円
あそび道具・遊具・備品購入費:80万円
実態調査の実施・記録・報告書作成費:60万円
広報費(チラシ印刷、SNS発信、写真記録など):40万円
保険・運搬・公園占用等:30万円
合計:360万円(目標金額)
【目標金額に達しなかった場合】
目標金額に達しなかった場合でも、以下のように段階的に活動を実施します。
160万円以上:3ヶ所×6回=計18回のあそび場を開催
300万円以上:5ヶ所×6回=計30回の開催に拡大
各段階においても、「放課後の実態調査」はすべての会場で継続的に実施し、得られた記録を蓄積・活用していきます。
なお、目標未達分については自己資金も活用し、可能な範囲で事業を実施します。
あそびゴコロがつなぐ、やさしいまちのかたち
自分らしくいられる居場所を、すべての子どもたちへ

私たちが目指す「あそびゴコロあふれる、やさしい社会」とは、
誰もがちがいを受けとめ合い、自分らしくいられるまちのことです。
それは、子どもにとっても、大人にとっても、安心して心をひらける日常。
このプロジェクトは、そんな未来をかたちにしていく取り組みです。
移動式あそび場「からふる号」がまちに出かけていき、公園や広場で子どもたちが思いきり遊ぶ。
それを、地域の大人たちがそっと見守る。
そんな風景が、すこしずつ日常のなかに戻ってくることを願っています。
“あそび”は、ただ楽しいだけではありません。
うまくいかなくても、誰かとぶつかっても、自分のペースで試してみる。
子どもたちは、遊びの中で葛藤を経験し、自分の気持ちと向き合いながら、世界と出会っていきます。
この活動は、単発のイベントではなく、まちに“やさしさ”を育てる仕組みです。
そして、現場で集まった声をていねいに記録し、報告書というかたちで地域や行政と共有することで、
「子どもにとって、このまちはどうあるべきか」を社会全体で考えるきっかけをつくっていきます。
一人ひとりの「やってみたい」を、まちのみんなであたたかく受けとめられる社会へ。
あそびを届けることは、そんな未来を育てることだと、私たちは信じています。
2025年秋、あそび場が街へ出動します!
全30回の実施+調査+報告会を予定

事業の年間スケジュール
4、5月:事業全体の設計・体制整理
6月:実態調査の設計・項目検討
7月:調査手法の確定、公園・広場の選定
8月:使用許可・行政調整(公園課等との協議)
9月:移動式あそび場スタート
10月:あそび場実施
11月:あそび場実施
12月:あそび場実施、データの整理
1月:あそび場実施、調査まとめ・報告書準備
2月:調査報告書の作成・印刷、成果発信準備
3月:報告書の公開・配布、報告会の開催
事業に携わる方の思い
一般社団法人SSK 会長 須藤 昌俊
■子どもが自分らしくいられるまちを、あそびから育てる

私たちSSKは、「あそびゴコロあふれる、やさしい社会を実現する」ことをミッションに掲げ、活動してきました。
今回の移動式あそび場プロジェクトは、ただ“あそぶ場”を届けることが目的ではありません。
あそびを通して、子どもたちが自分らしくいられる時間や空間を、地域の中にもう一度育てていくことを目指しています。
近年、放課後に遊べる場所が急速に減っています。「時間・空間・仲間」の“三間”が奪われ、子どもたちは家の中やデジタルの世界に閉じこもりがちです。
けれど、だからこそ、外で自由に遊べるあたたかな空気を、まちに届けたいと思いました。
“からふる号”は、ただの遊び道具を積んだ車ではありません。
子どもが声を出し、転び、笑い合える「自由と挑戦の空間」です。
そして、そこに居合わせた地域の大人たちが「見守る」という関係性が生まれることで、まちの風景そのものが変わっていきます。
このプロジェクトでは、子どもや保護者の声をていねいに記録し、調査報告書というかたちで地域と行政に届けていきます。
あそびの価値を社会全体で再発見し、子どもにとってやさしいまちをどう育てていくかを、皆さんと一緒に考えていけたらと思っています。
子どもたちの“やってみたい”が、ちゃんと尊重されるまちを一緒につくっていきましょう。
秋草学園短期大学 秋山 展子
■地域みんなで支える子どもの遊び場

本プロジェクトは、放課後の子どもの居場所づくりという社会的課題に対して、大いに意義のある取り組みだと受け止めております。
共働き家庭の増加や地域のつながりの希薄化により、子どもたちが安心して過ごせる放課後の「居場所」が不足している今、自由な発想で遊び・学び・育つことのできる本活動の存在は、とても貴重です。
プレーカーには温かく見守るスタッフが存在し、子どもたちはその声かけや関わりをとても楽しみにしている様子が共同研究の過程でも見られました。
その関係性は、居場所としての安心感を高めていると思います。
また、この活動の大きな魅力は、閉鎖された場所ではなく、公園や広場などの開かれた空間で展開されることです。
そのため、遊んでいる子どもだけでなく、通りかかった地域の大人たちが気軽に声をかけたり、一緒に活動に加わることもでき、自然に地域の輪が広がります。
まさに、遊びを真ん中に据えた地域の共育・共生の場と言えるのではないでしょうか。
子どもが遊びを通して人とつながり、地域の一員として育っていく姿は、現代に求められている居場所支援の在り方の今後の可能性を感じます。
すべての子どもに自由で安心できる放課後を届けたい——この願いを叶える本プロジェクトを、心から応援しています。
寄付者の皆様へ
あなたの寄附が、あそび場を生み出します
墨田の子どもたちに、あそびの時間を届けてください
子どもたちの未来を支えるには、“あそび”の時間と場所が欠かせません。
このプロジェクトは、単なるイベントではなく、子どもたちの可能性と地域の未来をつなぐ仕組みです。
あなたのご支援が、墨田のまちにあそび場を増やし、対話を生み出し、子どもたちの笑顔を守る大きな力になります。
ぜひ、あそびの風景を一緒につくっていきましょう!

墨田区長 山本 亨からのメッセージ
「すみだの夢応援助成事業」への御支援をよろしくお願いします!

墨田区では、「地域を盛り上げたい」「地域の困りごとを解決したい」といった、すみだの街を元気にするプロジェクトを応援する取組として、「すみだの夢応援助成事業」を実施しています。
この助成事業は、地域の団体が区内で実施する「新規性のある意欲的なプロジェクト」に対して、区がふるさと納税を活用したクラウドファンディングの機会を提供し、そこで集められた寄付金を助成金として交付することにより、プロジェクト=“すみだの夢”が実現する仕組みとなっています。
今年度は、音楽を通して街を活性化するプロジェクトや、街なかの様々な場所で子どもたちのあそび場を展開するプロジェクトが実施されます。
皆さまの温かい御支援と御協力をお願いするとともに、この “すみだの夢”実現への取組を通じて、新たな交流が生まれ、街の活性化につながることを期待しています。
また、より多くの皆さまに墨田区の魅力を知っていただき、訪れてくださることを心より願っています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
お礼の品一覧
【注意事項】
※区民の方は【墨田区民不可】と記載されているお礼の品はお選びいただけません。
※寄付者の皆様には、寄付金額によらず今回の事業報告書を電子データにて送付致します。また、事業の進捗を報告するLINEオープンチャットにご招待します。(参加は任意です。)
現在進捗情報はありません。
東京都墨田区
墨田区(すみだく)は東京都の東部に位置する、隅田川と荒川に挟まれた町。江戸時代には運河の水利を活かした地場産業が発達し、明治から昭和にかけては次々と町工場が生まれ、その技術や技能は現代にも受け継がれています。毎年夏に開催される隅田川の花火大会は、江戸時代より続く夏の風物詩。両国にある国技館では、大相撲の数々の名勝負が繰り広げられています。2012年には東京スカイツリーが誕生。国内外より多くの観光客が訪れています。
<このプロジェクトは令和7年度すみだの夢応援助成事業です!>
すみだの夢応援助成事業とは、すみだのまちを元気にするプロジェクトを支援する助成制度です。墨田区は民間事業者のプロジェクトに対し、「ふるさと納税を活用したクラウドファンディング」の機会を提供し、寄付者は共感するプロジェクトを個別に指定して応援することができます。いただいた寄付金は指定したプロジェクトへの助成金として交付します。すみだの夢応援助成事業の詳細は、墨田区ホームページ(https://www.city.sumida.lg.jp/kuseijoho/sumida_kihon/governance/yumeouen_jyoseijigyo/index.html)をご覧ください。
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