2022/01/18 (火) 08:05

特大なほたてを存分に楽しむ方法とは…

北海道別海町が誇る「野付のほたて」。特大サイズで甘いほたては、一流店でも使われるブランドもの。「野付のほたて」を存分に楽しむ方法をご紹介します。

●「野付のほたて」とは

「野付のほたて」は、北海道別海町の野付半島付近で漁獲されるほたてです。海流と特殊な地形により栄養豊富になる海域で育ったほたては、とにかく大きいのが特徴。
さらに、地撒式(じまきしき)という生産方法のため、ほたてが大自然の中で動き回って伸び伸びと育ちます。そのため、貝柱が発達して、特有の食感と甘みを有する絶品のほたてが出来上がるのです。

●「野付のほたて」の楽しみ方

一流の寿司屋や洋食店でも使われる「野付のほたて」。特に最初は、その素材の味をダイレクトに味わいたいところです。
ふるさと納税の返礼品には、いつでも簡単に食べられる「冷凍貝柱」が多くありますが、冷蔵庫で解凍した後、まずはなるべくシンプルなお刺身やソテーでいただきましょう。
その後は、煮る、揚げる、マリネにするなど、様々な料理で楽しむとよいでしょう。その際にも、なるべく素材の味を活かした方法や味付けをおすすめします。

ここでは「野付のほたて」を楽しむための3ステップをご提案!

1.生で

甘みも豊かな「野付のほたて」。最初は、その味をダイレクトに味わうため、お刺身で食べることをおすすめします。
作り方は、冷凍貝柱を冷蔵庫で解凍した後、横に薄くスライスするだけ。厚さはお好みですが、目安としては5mm-10mm程にすると良いでしょう。
まずは何もつけずにそのままに甘みを楽しんでください。醤油を少し付けるとさらに甘さが際立ちます。オリーブオイルなどを合わせて、カルパッチョにするのも良いでしょう。

2.ソテーで

お刺身以上に甘みを楽しめるのがソテーです。冷蔵庫で解凍した後、フライパンを使い弱火~中火で両面を2分程焼きましょう。加熱によってほたての甘さがさらに増します。最初は油も引かず、ただ加熱することによって素材の味そのものを楽しめるソテーに仕立てると良いでしょう。
シンプルなソテーを味わった後は、バターや醤油、バルサミコ酢などを合わせて焼いても美味しくいただけます。

3.様々な調理で

お刺身やソテーなど、シンプルに「野付のほたて」を味わった後は、様々な料理で楽しみましょう。その際にも素材の味を意識した調理法や味付けを意識されると良いでしょう。
例えば、フライにする際は、加熱しすぎずレアに仕上げ、何もつけずにいただくことで「野付のほたて」の良さが引き立ちます。
このほか、炊き込みご飯や煮物、マリネ、炒めものなど、どんな料理にも合います。地元の食べ方だと、エビチリのエビの代わりにほたてを使った「ほたてチリ」なんかもあります。素材の味を楽しんだ後は、皆様好みの食べ方で「野付のほたて」を存分に楽しみましょう。

おすすめ「野付のほたて」返礼品

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東京海洋大学非常勤講師 おさかなコーディネータ ながさき一生

 漁師の息子として18年間家業を手伝い、東京海洋大学を卒業。築地市場の卸会社を経て、魚のブランドの研究で同大学院を修了。水産庁公認「浜の応援団」である「さかなの会」を10年以上主宰し、食材としての魚に関するセミナー・イベントも多数開催する。

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