滋賀県 日野町
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近江鉄道レール文鎮と日野駅煎餅のセット
『120年前に近江鉄道が設立した当初から敷設されていたイギリス製(BARROW STEELE製)の鉄道レールで制作した文鎮(レール文鎮)と地元駅前通り共栄会が作られた日野駅舎の焼印の入った「日野駅せんべい」のセットです』
明治25年(1892年)元彦根藩士の明治政府官僚・西村捨蔵氏と財力豊かな4人の近江日野商人が、近江鉄道創設の協議をしたのが、近江鉄道の始まりです。
明治29年(1896年)に近江鉄道株式会社が創設され、120年を迎えました。
文鎮となったレールは、明治31年(1898年)にイギリス・BARROW STELL社で製造され、「BARROW STELL 1898 S380 OMI」の刻印があり、近江鉄道に納品されたことを記す頭文字のOMIが刻まれていました。
その歴史あるレールに、製造番号を刻みオリジナルのレール文鎮としてお贈りします。
日野駅構内にある3本のレールのうち、真ん中のレールはこのBARROW STELL社のものが今も残されています。敷設されたままの舶来レールは全国的にも珍しいものです。貴重な鉄道資産の残る日野駅にぜひお越しください。
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地域のお礼の品
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日野町について
滋賀県の南東部、鈴鹿山系の西麓に位置する東西14.5km、南北12.3km、総面積117.60平方kmの町です。霊峰・綿向山を東に望む日野町は、町の花である「ほんしゃくなげ」が咲き誇る、無限の大地が育んだ自然環境に恵まれた町です。
この地に人が住み始めたのは古く、今から約1万2千年前と言われています。旧石器時代の終わりから縄文時代の始めころ狩猟や採集生活を、さらに弥生時代には稲作も始められていた記録があり、飛鳥時代には百済の文化が持ち込まれました。
やがて、室町時代、蒲生氏の城下町となって大きく変貌を遂げ、歴史の表舞台に登場してきました。町の繁栄の基礎を築いた蒲生氏は400年以上この地を治め、商工業の保護・育成に努力し、鉄砲や鞍などを特産品として生み出してきました。
その蒲生一族の中で、いまも日野の人々の心に生きているのが蒲生氏郷公であります。信長の娘冬姫を妻とし、その後秀吉に従った氏郷は産業政策においても秀でており、日野に楽市楽座を開きました。その後松阪12万石、会津92万石の藩主となりますが、日野の人々はなおも慕い続けました。
江戸時代に入って、漆器や薬売りの行商から発展した日野の商人は近江商人の基礎を確立し、その中心の町として繁栄、全国各地に商圏を伸ばす近江日野商人として名をとどろかせていきました。
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