チョイス限定 マタギもんぺ 黒・LLサイズ



お礼の品について
容量 | 1着 生地:綿麻キャンバス地(綿85% 麻15%) ▼カラー 黒 ▼サイズ LL/身長目安180-190、ウエスト72-114、総丈102、股下74、ヒップ76、わたり幅39、ふくらはぎ24.5、裾巾19.5 ※単位はcmです。 ※製品によっては、若干の誤差があります。 ※ウエストはゴム伸縮時で計測しています。 |
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事業者 | 株式会社 京屋染物店 他のお礼の品を見る |
お礼の品ID | 6482707 |
お申し込みについて
申込条件 | 何度も申し込み可 |
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申込期日 | 通年 |
発送期日 | 決済から1ヶ月程度で発送 |
配送 |
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「マタギもんぺ」は、東北の山岳地帯で活躍するマタギたちの伝統を受け継いだパンツです。
軽量かつ動きやすく、丈夫な素材を使用しているため、アウトドアや日常の着用に最適です。
天然素材を取り入れているため、肌に優しく、季節を問わず快適さを保ちます。
はじめてのご注文は、分からないことだらけで特に不安かと思います。
お客様の疑問に一つ一つ丁寧にお答えし最後までサポートさせていただきますので、どうぞ安心してご注文ください。
【事業者】株式会社 京屋染物店
山岳最強のプロ集団『マタギ』が愛用したフィールドパンツ『マタギもんぺ』

マタギとは、クマなどの大型獣を捕獲する技術と組織をもち、狩猟を生業としてきた人たちのことをいいます。
マタギは狩猟のイメージが強いですが、山菜やきのこ採り、魚釣りなどなど、山にある資源を有効に活用する術を持ち、自然と密接に繋がりながら暮らす山の民でもありました。
秋田県阿仁町はマタギ発祥の地で、自然に対する独自の信仰や山岳スキルを持ち、今尚マタギ文化が脈々と継承されています。

そんなマタギたちがかつて愛用していた『マタギもんぺ』というフィールドパンツがありました。
マタギもんぺは、物資の少ない時代、ましてや高機能素材も無い時代において、厳しい自然の中でも快適に過ごす工夫を随所に凝らしたパンツです。
安価な作業着が出回り、貴重なマタギの衣文化は歴史から消え去ろうとしていましたが、マタギたちと共にリサーチや開発を重ね、現代においても快適に履くことができるパンツとして復活させました。
現代に蘇るマタギもんぺ

昔のマタギもんぺの機能性をそのままに、現代でも履きやすい形にアップデートしたマタギもんぺができました。
大きな動きに追従する、大きなタック

ヒップ部分には、マタギもんぺ最大の特徴の大きなタックを入れました。
何度も試作を重ね、大きな動きにも追従する生地のゆとりがありながら、ダボつかないスッキリとした着心地を実現しました。

従来のマタギもんぺ同様に、山仕事、野良仕事も軽快にできるフィールドパンツに仕上がりました。
余裕のある腰回り
腰回りも従来のマタギもんぺ同様に、余裕を持たせた作りにしました。
左右に合計6つのタックを蛇腹状に入れ、余裕がありながらスッキリしたシルエットに仕上げています。

腰回りにゆとりが生まれることで、足の曲げ伸ばしのある動きも快適に行うことができます。
股下から裾にかけて伸びるマチ
股下から裾にかけて伸びるマチも、従来のマタギもんぺ同様の形を取り入れました。
立体的なで足に馴染む仕上がりになっています。

股下から裾まで一枚ものの生地でマチをとっているので、足を広げた時に縫い目のかかる負荷がなくなり丈夫な作りになるほか、生地の伸縮が大きくなるため足の可動域を広げることに繋がります。
細めの膝下のシェイプ

膝下のシェイプは従来のマタギもんぺよりも細めに仕上げました。
細身にすることで、足捌きが良くなり、山中や庭仕事などでも木の枝などへの引っ掛かりも軽減されます。

また脚絆や長靴などを履く時にも、スッキリ履くことができます。
ウエストはゴムと紐で調整

従来のマタギもんぺは、袴のように前と後に分かれた生地を紐で縛り履きますが、今の暮らしではかなり履きにくい仕様です。
簡単に着脱できるように、ウエストにはゴムを入れ、紐で調整できる仕様にしました。

速乾性のある中厚の綿麻生地

現物のマタギもんぺは木綿生地でしたが、リサーチ進めるとマタギもんぺは麻で作られることが多かったようです。
東北地方は寒冷で木綿は貴重だったため、東北の衣服の多くは、身近で採れる麻で作られています。
新しいマタギもんぺの生地は、丈夫でありながら通気性と速乾性がある『中厚の綿麻生地』を採用しました。
綿麻の混紡なので履き心地が良く、しっかりした厚みがあるので丈夫に履くことができます。

綿麻生地は、麻が混紡されているため、サラッとした肌触りで夏場でも快適に履くことができ、適度な通気性もあります。
麻は速乾性に優れているので、木綿生地に比べ濡れてもベタつきが少なく乾きの良い生地です。
ポケット付き

従来のマタギもんぺにポケットはありませんが、今の暮らしではスマホやハンカチ・手ぬぐいなどを持ち歩くために、ポケットは必須です。フロントポケット2つ、バックポケット1つ取り付けました。

ポケットの仕様は『玉縁(たまぶち)ポケット』を採用。玉縁ポケットとは、叩き付けのポケットとは違い内側で袋状に仕立てたポケットのことです。

袋状のポケットになっているので、内側をひっくり返して中に入ったゴミなどを簡単に出せる仕様になっています。
山仕事や野良仕事で使う場合、ポケットに入った木クズや落ち葉などを簡単に外に出すことができます。
裂織ループ

製造過程でどうしても出てしまう残布で裂織のループを付けました。
ループを付ける位置も背面やサイドなどいろいろ検討しましたが、使い勝手を重視して、本制作では右フロントポケットの上部に取り付けることにしました。

東北は木綿が少ない地域であったため、捨てられる生地を裂いて織り直す『裂織』という文化が残っています。

東北の物を大切にする象徴としてのアイコンでもあり、ちょっとした道具を引っ掛けるループとしてもご使用ください。
みなさまのお手元にお届けするため、
職人がせっせとこしらえています。

職人による手作業で、一つひとつ丁寧に製作しています。
多少の色のムラや滲みがある場合がありますが、手染めの良さとしてご理解いただけるとうれしいです。
カテゴリ |
ファッション
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服
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民芸品・工芸品 > 織物・繊維品 > 民芸品・工芸品 > 和装 > |
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- 自治体での管理番号
- ichinoseki01776kuroLL
- 地場産品類型
3号
一関市について
◆市の紹介
本市は、岩手県の南端に位置し、南は宮城県、西は秋田県と接しています。
首都圏からは450キロメートルの距離で、東北地方のほぼ中央、盛岡市と仙台市の中間地点に位置しています。
一関市の総面積は1,256.42k㎡であり、東西は約63km、南北は約46kmの広がりがあります。
人口は118,015人(H30.8.1現在)で、人口、面積とも岩手県で2番目の規模となっています。
◆歴史・沿革
本市の歴史は古く、平安時代には安倍氏、藤原氏が独自の文化を築き上げ、その後葛西氏、伊達氏、田村氏の治世下に置かれました。
明治の近代化以降の地域の成り立ちは、廃藩置県によって、胆沢県、一関県、水沢県、磐井県と変遷し、明治9年に岩手県に編入されました。
昭和の大合併によって合併前の8市町村となり、平成17年9月に1市4町2村が新設合併、平成23年9月に編入合併し現在に至っています。
◆自然
本市は、四季折々に多彩な表情を示すめぐみ豊かな自然に包まれています。
市の西側にある栗駒山の周囲には深い森が広がり、湯量豊富な須川温泉をはじめ多くの温泉に恵まれています。
市の東側にある室根山をはじめ緩やかな丘陵地が広がる北上高地は穏やかな隆起準平原で、なだらかな高原には牧場が各所に開かれています。
北上平野の南端部にあたる市の中央部には標高の低い平地が広がり、東北一の大河北上川が緩やかに流れています。
北上川の支流、磐井川の中流域には渓谷美を誇る厳美渓、砂鉄川には石灰岩地帯を深く刻み込んだ猊鼻渓があり多くの観光客が訪れる名所となっています。
◆文化
本市には、世界文化遺産「平泉」の関連遺産として世界遺産暫定リストに登載されている骨寺村荘園遺跡があるほか、平泉文化にゆかりのある遺跡などが各地に残されています。
また、古くから受け継がれてきた南部神楽をはじめとする伝統芸能や行事が数多く息づいているとともに、国指定重要無形民俗文化財の室根神社祭のマツリバ行事、県内有数の規模を誇る川崎地域の花火大会、奇祭として知られる大東大原水かけ祭りや縄文の野焼きを再現した藤沢野焼祭など各地で行われる独特の祭りも豊富です。
古くから冠婚葬祭や農作業の節目、季節の行事などの場面で、もちをついてふるまう「もち食文化」があります。

岩手県 一関市