命を大切にするまちづくり!人と猫との共生を目指して…「地域猫活動」を広めたい!!
カテゴリー:動物
寄付金額 2,029,492円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 202.9%
- 支援人数
- 112人
- 終了まで
- 受付終了
静岡県御殿場市(しずおかけん ごてんばし)
寄付募集期間:2020年10月2日~2020年12月30日(90日間)
静岡県御殿場市
御殿場市では、飼い主のいない猫の増加によって、糞尿被害による生活環境の悪化、猫の交通事故死、エサやりによる住民間でのトラブルなどの問題が発生しています。
これらの問題を解決するため、平成28年度から自治会を補助対象とした「御殿場市地域猫活動補助金」をスタートし、地域住民と協働して地域猫活動に取り組んでいます。
地域猫活動とは、飼い主のいない猫に対して不妊去勢手術を施し、地域で適切な管理を行いながら、猫たちが一代限りの命を全うし、猫も人も幸せに暮らしていける環境を整える活動です。
現在、この取り組みは少しずつ広がりを見せ、市内でも認知されるようになりました。しかしながら、地域猫活動を実施したくても、資金の関係で実施できない地域がまだまだあるのが現状です。
この地域猫活動の輪を広げ、猫と人が幸せに共生するまちの実現のため、応援をお願いします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
不幸な状況に陥ってしまう猫を減らしたい!
猫と人が幸せに共生できるまちを目指して…
猫たちが本能で繁殖を繰り返した場合、1年でどれだけ増えてしまうかご存知でしょうか?
猫の繁殖力は非常に高く、1年に多い時で4回出産し、1回に4から8匹の子猫を生みます。そのため、1匹の母猫が1年に20匹以上の子猫を産むこともあります。また、近年では捨て猫(特に子猫)とみられる事例も多く、飼い主のいない猫の増加の一因にもなっています。
飼い主のいない猫の増加は、猫の交通事故死や、猫同士のケンカ、糞尿被害や鳴き声の苦情、エサやり者と猫の苦手な人との間で起こるトラブルなど、多くの問題を発生させています。
これらの問題を解決するため、御殿場市では平成24年度から自治会、ボランティア、地元獣医師、保健所、市で協力し、試験的に地域猫活動を開始しました。平成28年度からは御殿場市地域猫活動補助金をスタートし、対象地域を拡大しながら問題となっている地域で住民と協働して地域猫活動を実施してきました。昨年度までの累計で15の自治会に補助を行い、計351匹の猫に不妊去勢手術を実施しました。この地域猫活動により不妊去勢手術を受けた猫は、地域猫として今もこの地域で見守られて暮らしています。
地域猫活動を実施している地域では一定の成果をあげることができました。しかしながら、これらの地域以外で飼い主のいない猫が増え、不幸な状況に陥ってしまう猫が増えているエリアがまだまだあるのが現状で、もっと多くの地域に広めていく必要があります。この活動を広め、猫と人とが幸せに共生できるまちを実現するためには皆様からの支援が必要です。ご協力をお願いします。
地域住民が主役の地域猫活動
地域猫活動を広めたい!
【地域猫活動について】
地域猫活動の中心的な活動としてTNRがあります。
不妊去勢手術を施した猫には、目印として耳に小さなV字の切り込み(通称「桜カット」)を入れます。
また、不妊去勢手術を施し地域に戻した猫の管理、具体的にはエサやりや猫用トイレの設置、糞の清掃活動なども地域猫活動の一環です。これらの地域猫活動は、御殿場市では自治会のボランティアや御殿場地域ねこ活動の会(ボランティア団体)を中心に取り組んでいだたいています。自治会の中には定期的に捨て猫防止のパトロールを実施するなど地域独自の取り組みをしている自治会もあります。
当初、この活動に取り組む自治会はひとつだけでしたが、少しずつ広がりをみせ、現在では13の自治会に補助を行い、協働で地域猫活動を実施してます。昨年度は139匹に不妊去勢手術を行いました。活動は単年度で終わる事業ではなく継続して実施することが必要です。加えて、猫は移動するため、広域的に活動を広めることもとても重要なことです。そのため、可能な限り地域猫活動を実施するエリアを広げていきたいと考えています。実際、補助を行っている自治会以外にも地域猫活動を実施したいと考えている地域もあるのですが、資金不足により活動ができない地域がまだまだあるのが現状です。
また、御殿場市では、地域猫活動でケアが困難な子猫の保護対策として、子猫の保護・譲渡活動を行っているボランティア団体の御殿場地域ねこ活動の会へ支援を行い、子猫の新しい飼い主探しも支援しています。こちらの支援も継続して実施していきたいと考えています。
【寄付金の使い道】
いただいた寄付金は主に自治会が取り組む地域猫活動への補助及び地域猫活動ではケアが困難な飼い主のいない子猫の保護・譲渡に係る支援に活用します。
・地域猫活動を実施する自治会への補助
・飼い主のいない子猫の保護・譲渡活動への支援
目標金額に達しなかった場合でもご支援いただいたお金は地域猫活動等のために活用させていただきます。目標金額以上の寄付をいただいた場合は次の年度(令和4年度)以降に繰り越し、活用させていただきます。
地域猫活動を実施した地域住民の声を紹介します!
・糞尿被害が無くなりまちがキレイになった。
・住みやすいまちになった。
・猫同士のケンカによる鳴き声をあまり聞かなくなった。
・当初は猫を好きでも嫌いでもなく、
トラブルの原因としか見ていなかったが、愛着を持つようになった。
・地域コミュニケーションの活性化につながった。
・猫を減らすだけの活動と認識していたが、
不幸な猫を減らす活動と認識するようになった。
・動物愛護精神の浸透につながった。
地域猫活動について否定的なご意見をいただくこともあるのは事実ですが、ほとんどの意見は肯定的な意見で占められています。
こういった喜びの声をもっと多くの地域で聞くことができるように、次年度は現在活動中の自治会も含め、15以上の自治会で地域猫活動を行うことが目標です。
活動の輪を広げるために
事業実施スケジュール
・2020年・・・問題となっている地域の自治会へ地域猫活動について周知
・2021年・・・自治会、御殿場地域ねこ活動の会、御殿場保健所、市で協働し地域猫活動を実施
ごてんば魅力宣伝部長 ごてんばこめこ
応援お願いします!
御殿場市マスコットキャラクター、ごてんばこめこです!
最近では20歳以上の飼い猫も多く見かけるようになってきましたが、飼い主のいない猫の平均寿命は5歳前後といわれています。
感染症や交通事故、猫同士のケンカなど常に危険と隣合わせの短い生涯を終える猫たち。不幸な状況に陥ってしまう猫を1匹でも減らし、猫と人とがともに幸せに暮らしていける関係築いていくこと。そのために地域猫活動広げていきたい!ごてんばこめこはそう願っています。
ぜひ、多くの皆様にこのプロジェクトにご賛同いただき、ご支援ご協力をいただけれれば幸いです。応援よろしくお願いします。
事業に携わる方の思い
御殿場地域ねこ活動の会 代表 小笠原 恵子さん
■合言葉は「人も猫も同じ命!」
飼い主のいない猫は元をたどれば捨て猫であったり、不妊去勢手術を施していない外飼いの猫にルーツがある猫も多く、無責任な人間の手により発生しています。また、飼い主のいない猫は交通事故や感染症、人間の都合等で命を奪われたり、糞尿等により住民トラブルに発展することもあります。当会ではこの現状を変え、命にやさしいまちづくりを推進するために活動しています。
当会の具体的な活動としては、各地域で実施している地域猫活動の支援を行っています。この活動をする中で捕獲したメス猫に子どもがいる場合は、子猫が生きていけない可能性が高く、生き残れたとしても飼い主のいない猫の増加につながってしまうことから、子猫を保護して譲渡会で飼い主を探す活動もあわせて行っています。
現在、当会では年間に100件以上のTNR(猫に不妊去勢手術をして地域に戻す活動)をお手伝いし、譲渡会を開催して100匹以上の猫を飼い主に譲渡しています。しかしながら、御殿場市内には飼い主のいない猫たちがまだまだ多くいるのが現状で、保護する子猫も年々増え続けています。この問題は、すぐに解決できることではありませんが、少しずつこの活動の輪を広げ、猫の苦手な人も好きな人にとっても共存できる住みやすいまちを実現していきたいと思います。
東田中区地域猫ボランティア会長 内海 憲一さん
■住みやすいまちに…
東田中区では商業施設付近で飼い主のいない猫が増え、駐車場内で轢かれてしまったり、糞尿による被害などでかねてから問題となっていました。
区長をしていた当時、区民から猫による苦情があるもののどう対応して良いか分からず、困っていたところ、地域猫活動を知りました。その後、行政や御殿場地域ねこ活動の会さんのアドバイスを受けながら、地域猫活動を担うボランティアを区民から募集し、市の補助金を活用して地域猫活動に取りかかりました。当初は猫の苦手な区民からは、「猫に不妊去勢手術をしても戻すのであれば意味がない。」などの反対意見もいただきましたが、長年活動を続けるうちに飼い主のいない猫も減り、まちもきれいになったこともあって活動に理解を示してくれるようにもなりました。近年では、ただ猫を減らす事業ではなく、不幸な猫を減らす事業として区民の認識が徐々に変化してきたように感じます。
私たちの地域では、平成27年度からの活動により、飼い主のいない猫は減少してきましたが、隣接地域では地域猫活動を実施していないため、そちらから猫が流れてくることが課題として挙げられます。隣接地域でも地域猫活動が広がって、御殿場が人にも猫とってもより住みやすいまちになることを期待しています。
寄附者のみなさまへ
御殿場市からのメッセージ
御殿場市では、地域猫活動の輪を広げ、人と猫との共生目指して命を大切にするまちづくりを進めていきます!
不幸な状況に陥ってしまう猫をこれ以上増やさないため、このプロジェクトへのご支援・ご協力をいただければ幸いです。よろしくお願いします。
お礼の品のご紹介
ご寄附いただいた皆様には、地域ねこ活動の会オリジナルの「見て楽しいにゃんこカレンダー」をお礼の品としてお渡しさせていただきます。
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2021年09月01日 00:00
事業実績について
令和2年度は全国の皆様から御賛同をいただき、目標額を大きく超える御寄附をいただくことができました。誠にありがとうございました。
いただいた寄付金につきましては、地域猫活動を実施する14の自治会及び子猫の保護・譲渡活動を行っているボランティア団体へ交付させていただいています。
その結果、令和3年度4月から8月までの間で飼い主のいない猫44匹の不妊去勢手術を行いました。
また、ボランティア団体による譲渡活動により、令和3年度4月から8月までの間にまだ小さく不妊去勢手術のできない子猫54匹の譲渡が成立いたしました。
地域猫活動を実施している地域の住民からも「ケガをした野良猫を見かける機会が少なくなった」、「家の周りにあった野良猫の糞尿がなくなりキレイになった」などの活動の成果を喜ぶ声や「猫を減らすだけの活動と認識していたが、不幸な猫を減らす活動だと理解した」などの活動に対する地域の理解が深まっている声をいただくことができました。
今後も自治会やボランティアと協働して、人と猫との共生社会を目指して地域猫活動を続けてまいります。
今後の継続的・広域的な地域猫活動を実施するためにご協力よろしくお願いします。もっと見るまだコメントはありません
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静岡県御殿場市
御殿場市は、世界遺産富士山と箱根山系の間に位置し、豊かな自然に囲まれた高原都市です。
明治時代以降、美しい景観から、外国人や財政界人、文化人の別荘が多く建てられ、別荘文化が今に残っています。
御殿場市には、富士山に降り注いだ雨や雪解け水が長い年月をかけてろ過されて湧き出たキレイな水や豊かな自然など、富士山の恩恵を受けた産品・おいしい食べ物がたくさんあります。日本の象徴でもある雄大な富士山を仰ぎ見ながら豊かな時間を過ごしてみませんか。
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