過疎地の高齢者に交通手段を確保してあげたい!
カテゴリー:健康・福祉
寄付金額 3,536,000円
目標金額:5,000,000円
- 達成率
- 70.7%
- 支援人数
- 229人
- 終了まで
- 受付終了
三重県熊野市(みえけん くまのし)
寄付募集期間:2016年8月1日~2016年12月31日(153日間)
三重県熊野市
平成22年に過疎地の公共交通機関が不十分な三重県熊野市五郷町(いさとちょう)で住民が自分たちで公共交通の不便さをなんとかしようと立ち上がり、NPO法人「のってこらい」を設立し、公共交通空白地有償運送を開始しました。
今度、同じ悩みを抱えている熊野市飛鳥町においてもNPO法人「のってこらい」が公共交通空白地有償運送を行い、高齢者などの交通弱者の移動手段を確保できるよう取り組んでいただくことになりました。
このままではバス停にすら行くことが困難な人も増えてきて、買い物や病院に通うことができなくなってしまいます。
そこで、NPO法人のってこらいが新たな地域で公共交通空白地有償運送を実施するにあたり車両の購入とその運営費にご協力をお願いしたいと考えています。
新たな車両を購入しました!
皆様の寄付のおかげでNPO法人のってこらいの新たな車両を購入することができました。
これからも地域の高齢者などの移動手段を持たない人がいつまでもこの地域で元気で暮らしていけるよう、私たちができることをしていきたいと思います。
皆様の温かい励ましの言葉を胸にこれからもがんばってまいりますので今後とも応援よろしくおねがいします!
たくさんのお応援ありがとうございました!
これまで本当にたくさんの方から応援をいただき大変感謝しております。
なにより皆様の暖かい応援のメッセージがうれしく、これからも継続して取り組んでいくための大きな励みになります。
今後もこの事業がずっと続いていけるよう市とNPOが連携して取り組んでまいりたいと考えています。
車両を購入しましたら改めてこのページで報告させていただきます。
また、少しお問い合わせがあったので、この欄を借りて回答させていただきます。
「NPO法人のってこらい」の活動にご賛同いただき、直接団体に寄附を希望される場合につきましては
1口1,000円から「賛助会員」の会費として皆様のお気持ちを受け付けております。
詳しくは熊野市役所 市長公室 企画調整第1係(0597-89-4111)までお問い合わせください。
この度は誠にありがとうございました。
このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!
ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことです。個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。
⇒ふるさと納税をもっと知る
⇒私はふるさと納税をいくらできる?(寄附金控除額のめやす)
公共交通機関が不便な熊野市飛鳥町に
NPO法人「のってこらい」が救いの手を差し伸べる!
地域の交通手段がバスしかない熊野市飛鳥町では公共交通機関が不便なことから車を運転出来ない高齢者などいわゆる交通弱者が今後の生活に不安を抱えています。
そんな中、隣町の五郷町で独自で輸送サービスを行っているNPO法人「のってこらい」が飛鳥町のために支援の手を差し伸べました。
そこでNPO法人「のってこらい」が新たに飛鳥町で輸送サービスを行うために必要な車両の購入等にかかる費用をふるさと納税でご支援をお願いします。
■熊野市は交通手段がなくては生活ができない
熊野市は面積が373㎢と広く、海岸部や山間部に52の集落が点在しています。さらに中心部である市街地以外の周辺地区では過疎高齢化が顕著となっています。
総合病院は市外に立地し、スーパーは市中心部に集中、大型店舗は市外に立地しています。
また、高校は市中心部及び隣町に立地しています。そのため、交通手段なしでは日常生活が成り立ちません。
■公共交通機関が不便な飛鳥町
飛鳥町(あすかちょう)では唯一の交通手段がバスであり、さらに国道沿線しか走っていないため、離れた場所に住んでいる高齢者は国道まで(遠いところは1.5㎞も)歩かなくてはなりません。
また、そのバスも1時間に1本程度しかないため、ちょっと郵便局までお金をおろしに行くためにも長時間待たなければなりません。
バス停のなかにはイスも屋根もなく、暑い夏も寒い冬も、また大雨でもその状態でずっと待たなければならないところもあります。
■NPO法人「のってこらい」が飛鳥町の交通弱者を支援
公共交通機関の不便さは高齢者の生活に不安をもたらしています。
今後さらに高齢化が進み、高齢者が唯一の交通手段であるバスの停留所まで歩くことすら困難となってくることが懸念されます。
そして、家で日常生活は送ることができても、お店や病院まで行けないことで、子どものところに引っ越さなくてはならず、住み慣れた土地から離れなくてはならないという状況が増えかねません。
そのような中NPO法人「のってこらい」が困っている飛鳥町にその支援の手を広げていただくことができました。
■NPO法人「のってこらい」とは
熊野市にある52集落あるうちの五郷町(いさとちょう)という集落では、平成22年に地元の公共交通機関の不便さをなんとかしようと住民が立ち上がり、五郷町出身の峪口祥治さんを代表とし、NPO法人「のってこらい」を設立しました。「公共交通空白地有償運送」という制度を活用し、輸送サービスを以後、提供し続けています。
「のってこらい」は行政の補助金などをあてにせずに、持続できる運営を実現するため、地域住民が主体となって構成された法人です。
自分たちで交通を支えるという強い気持ちを持って取り組んでいます。
「のってこらい」のおかげで地域住民は病院や商店などを自由に行き来できるようになり、車を持っていない高齢者も安心して生活できるようになりました。
「のってこらい」とは熊野の方言で、「乗っていこうよ」という意味です。
NPO法人「のってこらい」の代表峪口祥治さん。
熊野市の市街地で2009年までふとん店を営んでいた峪口さんは60歳でお店をたたみ、空き家になっていた五郷町の実家に戻る機会が増えていました。
そこで、たびたび話す地域の人の言葉を通じて交通空白地の問題を突き付けられた峪口さんは第二の人生としてこの活動を始めることを決めました。
のってこらいの輸送サービス
交通空白地有償運送という制度を活用し、タクシーと同じような輸送サービスを行っています。
運賃は初乗り2㎞までは300円、以後1㎞毎に50円加算。ただし、利用するためにはNPO法人の会員になる必要があります。(年会費1,000円)
■地域住民にとってはなくてはならない交通機関に
過疎地では車がないと生活がままならないため、車を持っている人の割合は高く、そうした人の多くは高齢者になっても自分で車を運転し続ける傾向があります。
とはいえ、車をもともと持っていない、あるいは高齢になり運転できなくなる人は多く存在し、そうした人たちにとって、公共の足はライフラインであると言っても過言ではありません。
現在の運行範囲の地域には人口が1,200人に対し、65歳以上の高齢者が約600人(高齢化率約50%)います。
そのうち「のってこらい」の会員が約100人いますので、地域内の高齢者6人に1人は利用している重要な交通手段となっています。
■新たに専用の車両が必要です
現在は、代表の峪口さん1人が運転手を務めていますが、このたび、対象エリアを飛鳥町に拡大するにあたって、もう1人運転手を採用し、専用の車両を購入する必要があります。みなさまからいただいた寄附金は、車両の購入費として200万円、また車両整備費(ドライブレコーダーやスタッドレスタイヤ、無線機などの購入費)や、返礼品の購入費等に300万円を活用させていただきます。
今後のスケジュール
2016年8~9月 拡大エリアの区長等に運行開始の説明と利用促進のPR
2016年10月1日 新たに1人運転手を採用し、仮車両でエリアを拡大
2017年4月 新たに専用車両を購入
お礼の品
今回のプロジェクトにご賛同頂いた方へ、熊野市のお礼の品をご用意しております。
現在進捗情報はありません。
三重県熊野市
三重県南部に位置する熊野市は温暖な気候に恵まれ、農業では柑橘類の栽培が盛んな地域です。特産品として熊野地鶏や香酸かんきつ「新姫(にいひめ)」などがあります。
現在、熊野市では373平方kmの面積に約9000世帯、約1万8000人が生活しています。熊野市全域に集落が点在し、特に海岸部や山間部の周辺部での過疎高齢化が進行。
市の65歳以上の高齢者の割合は41.11%と4割を超えています。(平成28年7月1日現在)
高齢者が病院や商店などの生活インフラに気軽にアクセスして、安心して生活をおくるためにはどうしても公共交通機関が必要になります。熊野市の交通空白地有償運送の取組みに、ご注目ください。
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