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コロナ禍は伝統工芸事業者も直撃!今こそ支援を!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 100,000

10%

目標金額:1,000,000

達成率
10%
支援人数
3
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2020年7月1日~2020年9月28日(90日間)

佐賀県NPO支援×ピースウィンズ・ジャパン

プロジェクトオーナー

私たち特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は「つくり手とつかい手をつなぐ」をミッションに掲げ、生産者とユーザーを結びつけるプラットフォームとして佐賀の伝統工芸を支援する「ピースクラフツSAGA」事業に取り組んでいます。

ご寄附へのお礼の品はもちろん全て佐賀の伝統工芸品です。

本プロジェクトにご寄附いただくことは、伝統工芸のつくり手を買い支えることになり、コロナ禍で売り上げを大きく減らしてしまった佐賀の伝統工芸事業者への直接的な支援になります。いただいたご寄附は佐賀の伝統工芸事業者支援に大切に使わせていただきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

 

新型コロナが残した大きな爪痕

伝統工芸の現場の苦しみは続いています。

■肥前びーどろ/副島硝子工業代表取締役 副島太郎

「売上が20分の1以下に・・・。」

新型コロナの影響は甚大です。デパートで予定されていた催事が2月以降立て続けに中止となり大きな痛手を受けました。

福岡のデパートで開催できた催事では、来場者が非常に少なく、例年の20の1以下の売り上げでした。

どの業界も厳しい状況だとは思いますが、佐賀の伝統工芸事業者は非常に苦しんでいます。

「売上が20分の1以下に・・・。」

■有田焼/坂本窯陶工房 坂本達也

「苦しいのは飲食店だけじゃない。」

今年は、10年以上出展し続けていた福岡での陶磁器フェアも中止になり、有田町のビッグイベントである有田陶器市も無期限延期となりました。

新型コロナの影響で飲食店が甚大なダメージを受けたことはたびたび報道されますが、陶磁器業界も飲食店からの注文がストップしてしまうため、厳しい状況です。

「苦しいのは飲食店だけじゃない。」

■唐津やきもん祭り 実行委員長 坂本直樹

「頑張る事業者に支援の手を!」

唐津やきもん祭りは今年で9回目の開催を迎える予定でした。

参加の窯元も増え、お客様も年々増加していたところですが、新型コロナの流行で中止となりました。実行委員会としても苦渋の決断でした。

3月以降海外からの旅行客は全く見かけません。販売も大きく落ち込み、大打撃を受けています。

「頑張る事業者に支援の手を!」

※ピースウィンズ・ジャパンは佐賀支え愛キャンペーンに参加をしています。返礼品は全て佐賀支え愛の対象となり、新型コロナウイルスの感染拡大により売上が減少している伝統工芸事業者の支援に繋がります。

 

つくり手とつかい手をつなぐ5つの活動を推進

日本の財産 佐賀の伝統工芸を守るために

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)では、佐賀県内の伝統工芸支援を行う「ピースクラフツSAGA」事業に取り組んでいます。

佐賀県には有田焼や伊万里焼を始めとする数多くの伝統工芸品があります。しかし、生活様式の変化等の理由でピーク時と比べ、生産量も売り上げも激減しています。

このような状況を打破するために、私たちは、佐賀の伝統工芸の魅力を引き出し、多くの人に伝えるため、以下の活動に取り組んでいます。

①返礼品に充てる伝統工芸品の購入
②国内外デザイナーとの新商品開発
③ウェブサイト、SNSでの情報発信
④生活者のニーズ調査・市場調査
⑤新規販路開拓

今年度からは、新たに「事業者助成事業」をスタートさせました。

寄附金の使い道

「新商品を開発したい」「海外販路開拓のために多言語プロモーションを展開したい」「被災後、事業を立て直すために設備を修復したい」等、伝統工芸事業者さんたちは、さまざまな課題や希望を持っています。

そこで、PWJは「わのクニづくり希望社」との共同事業で、佐賀県のさまざまな伝統工芸の振興発展のために、本年より各事業の取り組みを支援することを目的として助成事業を実施しています。

1件当たり50万円、7つの事業者に助成金の支給を行うこととし、先般、選定委員会を開催し、厳正に各事業者の計画を審査しました。

助成対象事業者の選定は以下の方々に依頼し、効果的な取り組みに使われるように専門的な見地から厳正な審査を行いました。

■山田健一郎 公益財団法人佐賀未来創造基金代表理事

「すべての申請が佐賀の宝(財産)」

申請いただいたそれぞれの取り組みは売上や認知度の向上だけにとどまらず、地域の歴史、文化、背景などを改めて感じることができる良い機会になりました。

特に地域での連携活動や海外展開、そして、これまでの取り組みに加えて、新しい生活様式を見据えた今後のモデルづくりになる幅広い事業内容で、全てが素晴らしく価値があり、審査の中でも多様な意見交換ができました。

佐賀豪雨や新型コロナの影響で大変な状況だからこそ、地域の財産である皆さんの作品に心が癒され、地域への愛情がさらに高まるのだと思います。

今後も、ぜひPWJさんとともにそれぞれの活動と地域愛が拡がっていってほしいと願っています。

■井上滋樹 九州大学大学院工学研究院教授 SDGsデザインユニット長

「試練をチャンスに!」

古くから人々を魅了し、多くの危機を乗り越え受け継がれてきた磁器。審査を進める中でこの美しい日本の伝統工芸を継承していく重要性をあらためて感じました。

多くの提案者からは展示会の実施などを提案されていましたが、コロナの影響で実施が困難かもしれません。試練はチャンスでもあります。

ITを活用して有田焼の魅力を世界に伝えるなど、これまでのやり方にとらわれない新しいチャレンジに挑戦し、一人でも多くのファンを育ててほしいと思います。

■古賀史生 佐賀新聞社編集局報道部デスク

「新たな芽吹きに期待」

有田焼をはじめとする佐賀の伝統産業は、新たな息吹をもたらす作り手の情熱に支えられてきました。

その歴史は、伝統と革新の融合そのものです。今年は新型コロナウィルスで有田陶器市が延期になりましたが、一方でウェブ陶器市は予想以上の反響でした。

これもまた、革新の芽吹きでしょう。応募された計画はいずれも、伝統を足がかりに未来を切り開く志にあふれていました。この助成が、新たな芽吹きにつながるよう願っています。

 

助成対象事業者は以下の方々です。

新たなチャレンジ、課題解決を応援!

採択事業者一覧と主な取り組み内容

「聖山陶房」
・豪雨により被災した工房・機械類や道具等の購入
「ミマツ工芸」
・ショールーム整備のための工場内整備
「金照堂」
・新商品開発及びパンフレット等作成
「副島硝子」
・改良版光彩硝子開発及び特許出願
「福珠窯」
・各地陶磁器フェアへの出展
「貝山製陶所」
・新商品開発
「坂本窯陶工房」
・リーフレット作成及び展示会出展
「精華窯」
・パンフレット作成及びIT機器購入

審査の結果、取り組み内容の一部分のみ採用となった事業者を含め、上記8事業者の採択が決定しました。

助成対象事業者インタビュー

ミマツ工芸 実松英樹

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今の時代はスピードを上げながら事業を進めないといけません。

自己資金だけだと2年後、3年後と先延ばしになってしまう課題に対して、助成を受けることでスピード感をもって取り組めます。

また、申請過程で第三者から見ても魅力ある事業なのかという確認ができますし、自分たちのやりたいことを整理することができます。

今回の助成事業をきっかけにショールーム整備やホームページ作成、オンライン販売の強化を進め、新たな展開を作っていきたいです。

聖山陶房 福田知太

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昨年8月末の佐賀豪雨では鉄工所から流出した油混じりの水が押し寄せ、陶房が1m50cmの高さまで水没しました。

機械類や材料がほぼ全滅状態でした。直後は廃業を考えましたが、行政やNPO、ボランティアの皆さんなどたくさんの方々にご支援いただき、活動再開を決めました。

皆さんの励ましが支えになっています。この助成事業をきっかけに釉薬などの購入を進め、これまで取り組んできた「初期伊万里の復刻」というテーマを追求し、未来に技術や作品をつないでいきたいと思います。

 

商品開発プロジェクト~EDITION2020~

伝統の技を日々の暮らしに!

2018年に開始した商品・作品開発プロジェクト「EDITION」はピースクラフツSAGAの主要事業の一つです。

今年も新作の製作が着々と進んでいます。

第3回目の今年は以下の5事業者にご参加いただいています。
・肥前吉田焼の副千製陶所
・黒牟田焼の丸田宣政窯
・諸富家具の平田椅子製作所
・有田焼の李荘窯業所
・鍋島緞通吉島家

 

商品開発に携わるデザイナー紹介

一線で活躍するデザイナーと伝統工芸のコラボレーション

デザインをご担当いただくのは2018年より担当いただいているプロダクトデザイナーの澄川伸一さんと今年が2年目となるグラフィックデザイナーの半田理恵さんです。

■澄川伸一/プロダクトデザイナー

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大阪芸術大学教授/澄川伸一デザイン事務所代表

1984年千葉大学工学部卒。ソニーデザインセンター、ソニーアメリカデザインセンターを経て1992年独立。ドイツIF賞、ドイツレッドドット賞、グッドデザイン賞など受賞多数。

昨年度は日本の伝統的な青色をテーマにそれぞれの職人さんたちの努力もあって非常に人気のあるものがたくさん生まれました。

今年度は、その伝統的な技術に注目してさらに素晴らしいプロダクトを作り上げていこうと思っております。

ぜひ公開を楽しみにお待ちください。

■半田理恵/グラフィックデザイナー

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株式会社LINICAプランナー・デザイナー/半田デザイン事務所代表/京都きもの芸術文化協会教授

千葉工業大学工学部デザイン科学科卒。制作会社にてエディトリアルデザインに携わり、2016年CIを軸にプロモーションツールの製作をメインとした半田デザイン事務所を設立。

昨年度に引き続き、また今年度もお声掛けいただき大変うれしく思います。

実際に佐賀に赴き見たものや経験したことの中で、最も先鋭的な部分を抽出し、新たな世界観を表現できればと考えております。

佐賀の伝統工芸を国内外の多くの方に楽しんでいただけたら幸いです。

 

EDITION2019の作品紹介

返礼品でも好評のEDITION商品

EDITIONで開発された商品・作品は、ふるさと納税ではPWJ限定で取り扱っています。

昨年度発表された作品の一部をご紹介します。

李荘窯業所

飛び鉋ディナープレート黒地金彩
H15×φ240mm、磁器製、寄附額20,000円

李荘窯業所

坂本窯陶工房

瑠璃茶碗
H62×φ140mm(高台H22mm)、磁器製、寄附額20,000円

坂本窯陶工房

幸楽窯

焼酎タンブラー翡翠と豆皿翡翠
焼酎タンブラーH80×φ75mm(200ml)、豆皿H12×φ90mm、磁器製、寄附額20,000円

幸楽窯

鍋島緞通吉島家

手織花菱龍唐草縁欧華文花浅葱地山吹中心(はなびしりゅうからくさふちおうかもんはなあさぎじやまぶきちゅうしん)
W600×L1200mm、毛足20mm、木綿製、寄附額2,400,000円

鍋島緞通吉島家

私たちが全力サポート

さまざまなバックボーンを持つスタッフが支援

東京でのプランニング経験を今に活かすスタッフ、生まれも育ちも佐賀の生粋の佐賀っ子スタッフ、JICAでアフリカ支援に携わったスタッフ、世界各国を渡り歩いた旅人、盤石で経験豊富な事務スタッフなど、個性的な面々が日々アイデアを出し合いながら支援活動に邁進しています。

これからも佐賀の伝統工芸のつくり手とつかい手をつなぐために全力で支援活動に取り組んで参ります。

SNSでも随時、情報を発信しています。ご覧ください。

PWJでは新着記事や事業者の展示会情報等、最新情報をSNSでもお届けしています。お気に入りの作家さん情報もチェックできます。

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お礼の品を選び、伝統工芸事業者を支援する!

ふるさと納税を通じてPWJの伝統工芸支援活動にご寄附いただいた方には、佐賀の工芸品をお礼の品としてお届けします。

700点以上もの工芸品をラインアップしています。実際に手元に置いて、品質の素晴らしさ、デザインの美しさを感じていただければ幸いです。

皆様のご支援が佐賀の伝統工芸事業者をさらに後押しします。

【注意事項】

佐賀県内の寄附者のみなさまへ
※平成31年4月1日付けで総務省から、ふるさと納税に係る返礼品等について、「当該地方団体の区域内に住所を有する者に対して返礼品等を提供しないこと」との通知がありました。(平成31年総務省告示第179号第2条第1号二)

この通知を受け、佐賀県民の皆様からのふるさと納税(NPO等の支援)によるご寄附につきましては、返礼品等の送付ができなくなりますので、ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。

※PWJでは、ご寄附額の最大15%を日本国内における費用(事業所の管理運営費、調査・提言活動のための費用など)に活用させていただいています。ご了承ください。

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佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、みなさまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、”自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。