地域通貨ネギーの力で、新型コロナの影響を受ける飲食店を守りたい!
カテゴリー:食・農林水産業・商工業
寄付金額 700,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 70%
- 支援人数
- 33人
- 終了まで
- 受付終了
埼玉県深谷市(さいたまけん ふかやし)
寄付募集期間:2020年5月1日~2020年7月29日(90日間)
埼玉県 深谷市

新型コロナの蔓延による外出自粛要請の影響を受け、地域の飲食店が非常に厳しい経営状況に立たされています。深谷市では、市内の商工会議所、商工会と連携して、テイクアウト・デリバリーを行う飲食店の情報を掲載するウェブサイト(新型コロナ経済対策サイト #がんばろう!深谷 http://sos.fukaya-brand.jp )を立ち上げました。
私たちは、ウェブサイトを立ち上げることに留まらず、実際にお客さんが飲食店のテイクアウトやデリバリーを利用し、実質的な飲食店の支援につなげることができないかと考えてきました。
そこで、思いついたアイデアが、深谷市ならではの新しいお金、地域通貨ネギーを活用することです。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
深谷市ならではの新しいお金 「地域通貨ネギー」

地域通貨ネギーは、昨年度から実証実験を開始した、深谷市ならではの新しい電子のお金です。単位は、negiと表記し、読み方はネギーと伸ばします。1negi=1円です。
実験初年度となる令和元年度には、1割分のプレミアムを乗せ、合計1億1千万ネギーの電子プレミアム商品券として発行し、実際に市場で流通させました。決済は、スマートフォンのアプリか、ネギーカードのどちらかの形式を選択することができます。初年度の実験では、市内に使えるエリアを限定し、使用期間を区切ったネギーが、市場でのQRコードを用いた決済として実用可能だということがわかりました。
実証実験2年目 ー本格導入に向けてー
今年度となる令和2年度は、「地域通貨導入による歳出削減と成果向上」というテーマを掲げ、いよいよこれから地域通貨を用いた実証実験を始めようと準備を整えていたところでした。
地域通貨を、キャッシュレスの決済手段とするだけでなく、深谷市ならではの行財政改革のツールとして活用し、福祉や医療費の削減などのためのインセンティブとして活用できないかと実証実験を模索していました。
そんな折に、今回の新型コロナウイルスの蔓延が本格化し始めたのです。

地域通貨のあるまちだからできること ー地域通貨ネギーでピンチに対応ー

深谷市に限ることではありませんが、新型コロナの外出自粛要請により、これまで経験したことのない非常に厳しい状況に追い込まれている業態のひとつが飲食店です。
地域の飲食店の方にお話を伺うと、「売上が例年の8割から9割減少している。」「お店を辞めることも覚悟しなければならない。」と悲痛なお声を伺います。
こうした厳しい状況だけれども、いや、だからこそ、産業の振興を担う、我々行政や商工団体が、地域の飲食店のためにできることがきっとあるのではないか。
そしてたどり着いたひとつの答えが、地域通貨ネギーを活用することでした。
今こそお家でプロご飯! 〜テイクアウト・デリバリーの利用でネギーを還元〜

市内商工団体と連携して立ち上げた「新型コロナ経済対策サイト #がんばろう!深谷」に掲載された飲食店において、1度の会計で税込1,000円以上利用した方を対象に、地域通貨ネギーを300円分(=300negi)還元することとしました。
300円分のネギーは、カードタイプとし、支払い時にお店が利用者にお渡しします。
ネギーカードは10万枚発行し、地域への経済効果の総額は、1億3千万円となります。
還元したネギーの利用は、緊急事態宣言終了後の景気回復への貢献を目指し、7月1日から8月末まで、配布した飲食店に限らず、市内のネギー取扱店全店で使えるようにします。
また、深谷市は全国屈指の農業のまちであり、野菜を楽しめるまちづくりを目指す観点から、参加する飲食店には、市内の農畜産物の利用について協力を求め、今回の経済対策の支援の裾野を、生産者を含め地域経済に広げます。
新一万円札の顔 ー渋沢栄一翁の生まれたまちからの挑戦ー

深谷市は、このような状況だからこそ、官民連携で新しいテクノロジーを採用し、地域課題の解決に挑戦します。そしてこの取組は、第一弾。この後も、地域課題の解決のために新しいチャレンジを続けます。
私たちの愛する深谷を良くしたい、そして、その取組がひとつでも良いので他の自治体に広がり、私たちの現在置かれている状況の改善に貢献したい。
そうした思いを胸に、深谷市は郷土の偉人渋沢栄一翁が生涯の規範とした、道徳と経済は一致しなければならない、すなわち「論語と算盤」の精神の実践に努めてまいります。
寄附金の使い道
みなさまからいただいた寄附金は、全て今回の事業で発行するネギーに活用させていただきます。
お礼品は、深谷市が全国で初めて導入したふるさと納税電子感謝券
地域通貨ネギーの取組は、この電子感謝券から始まりました。

ふるさと納税電子感謝券は、ふるさとチョイスと連携し、全国で初めて導入しました。その導入プロセスの中から生まれた深谷市ならではのお金が、地域通貨ネギーなのです。
ですから、電子感謝券の単位も深谷市の場合は、negiです。
ふるさと納税電子感謝券とは、ふるさと納税のお礼の品として自治体が定めた加盟店でのお買い物やお食事に利用できる券の呼称です。電子感謝券は、転売防止、運営・管理コストの削減などを目的に紙の感謝券を電子化したものです。
深谷市内の飲食店や北関東最大級の全天候型屋内アミューズメントプール「アパラダイスパティオ」、道の駅や温泉など、およそ60店舗で利用できます。
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2020年08月05日 09:39
寄附お礼及び現状についてのご報告
7月29日の受付終了までに、目標金額には届きませんでしたが、延べ33名、700,000円のご寄附をいただきました。
温かいご支援をありがとうございました。
頂いたご寄附は、今回のネギー発行に使用させていただきます。
本プロジェクトで配布したネギーカードの利用期間は7月1日から8月31日までとなっております。
発行額等を含めた最終的は利用状況については、利用期間終了後に取りまとめてご報告させていただきます。
引き続き温かいご支援を賜りますようお願いいたします。
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埼玉県深谷市
深谷市は、年間の野菜の産出額が全国の市町村の中で6位、農業全体では20位前後で推移する農業の盛んなまちです。
首都圏に位置する立地のメリットとこの農業のを基本とした地域産業の強みを生かして、新たな産業のブランディング「儲かる農業都市ふかや」の実現に向けて、3つのプロジェクトに挑戦しています。
①農業都市ふかやに人を呼び込むための観光の取組として、まち全体を「ベジタブルテーパーク」にします。
②新たな企業を誘致するための取組として、農業版のシリコンバレー「アグリテック集積都市 DEEP VALLEY」を目指します
③地域内経済循環を高める取組として「地域通貨ネギー」の導入を目指します。
今回のGCFの取組は、3つ目の挑戦の一環として実施します。
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