• TOP
  • 受付中プロジェクト
  • お遍路さんのために遍路道の保全・保護を!新型コロナウイルスの影響を乗り越えたその先へ~愛「遍路道」プロジェクト(第2弾)~

お遍路さんのために遍路道の保全・保護を!新型コロナウイルスの影響を乗り越えたその先へ~愛「遍路道」プロジェクト(第2弾)~

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

main_img

寄付金額 294,000

29.4%

目標金額:1,000,000

達成率
29.4%
支援人数
22
終了まで
56
/ 91

愛媛県 (えひめけん)

寄付募集期間:2020年6月1日~2020年8月30日(91日間)

愛媛県

プロジェクトオーナー

四国路の春は遍路の鈴の音とともに始まるといわれるように、白衣のお遍路さんが四国の自然の中を歩く風景は、四国を代表するイメージです。
古くからの雰囲気を残す遍路道は文化財としての価値も高く、これまでも地元住民の方々の手によって大切に守られてきましたので、その一部は国の史跡として指定されています。
しかし、土道である遍路道の一部では平成30年の西日本豪雨災害や台風などにより土砂の流失や倒木が発生したため、令和元年度に「愛『遍路道』プロジェクト」として、多くの方々からご寄付をいただき、遍路道の保全・保護や環境整備を行うことができました。
そして、今年度も引き続き遍路道の保全・保護や環境整備に取り組まなければならないと考えていたところ、新型コロナウイルスが世界中に猛威をふるい始め、愛媛でも多くの札所が納経所の閉鎖や閉山などを行いました。
そこで、この新型コロナウイルスの影響が収まった頃、再び訪れるであろうお遍路さんをお迎えするため、国の史跡「八幡浜街道笠置峠越」の保全・保護や環境整備などに取り組みます。

愛媛県

温暖な気候、優しい人情、人も風土もあたたかい柑橘王国、愛媛県。
太陽と潮風をいっぱい浴びて育った温州みかんやいよかんなどその数はなんと約40種類もあります。
海の幸も豊富でブリの養殖は日本一。みかんブリやチョコブリなども人気です。
また、「サイクリングの聖地」として知られるしまなみ海道でひと汗かいた後は、「古事記」や「日本書紀」にも登場した日本最古といわれる道後温泉のお湯につかってゆったりしてみてはどうでしょう。
新型コロナウイルスの影響が収まった頃、皆様にぜひご来県していただき、心と体を癒していただけたらと願っております。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

 
 

幾多の苦難を乗り越えてきた四国遍路

新型コロナウイルスの影響を乗り越えて

世界中に猛威を振るっている新型コロナウイルスの影響は、「四国遍路」も例外ではありませんでした。

令和2年4月7日に政府より7都府県に「緊急事態宣言」が発令され、さらに、16日には対象地域が全国に拡大。愛媛でも多くの札所が納経所の閉鎖や閉山などを行いました。

「四国遍路」の長い歴史の中において、お遍路さんは江戸時代中頃から増加してきたといわれていますが、これまでも、江戸時代の規制や飢饉、明治に入っての廃仏毀釈、昭和に入っての戦争などの影響により、その時々に停滞期を迎えたことがあります。

しかし、その度に、先祖や家族の供養を行いたい人々、病気治癒の切なる願いを込めた人々、成人の通過儀式としての人々など、多様な思いを胸にした様々な人々がお遍路さんとして四国を往来し、現在の「四国遍路」へと続いています。そして、こうしたお遍路さんを支えた一つに、地元住民の方々などのご尽力があったことは言うまでもありません。

この新型コロナウイルスの影響が収まった頃、再び訪れるであろうお遍路さんをお迎えし、1,200年を超えて受け継がれてきた「四国遍路」をこれからも引き継いでいくために、今できることはどのようなことでしょうか。

 

四国遍路に世界も注目!

「四国遍路」は、近年多くのテレビ番組で取り上げられるなど、人々に関心を寄せていただいてまいりましたが、これは、日本だけでなく世界にも広まってまいりました。

フランス人女性による四国遍路の体験や感動をつづった著書の出版や、ニューヨークタイムズ紙で「2015年に行くべき場所52選」として紹介されるなど海外の認知度も高まり、特に、八十八箇所の札所を徒歩で巡る歩き遍路は、精神的な充実感に加え、自然や人々との触れ合いなど、ほかでは得がたい体験として若者や外国人からも注目を集めています。

愛媛には宇和海や西日本最高峰の霊峰・石鎚山、穏やかな瀬戸内海など多彩な自然があり、第40番札所・観自在寺から第65番札所・三角寺まで四国最多の26の霊場と四国最長の遍路道があります。

また、愛媛は長く続く修行の旅の中、煩悩を断ち切り、悟りの境地に達する地とされ、「菩提(ぼだい)」の道場と呼ばれています。

愛媛の「四国遍路」では、平成28年度の「仏木寺道」と「横峰寺道」に続き、29年度には「龍光寺」「横峰寺」「三角寺奥之院道」「八幡浜街道笠置峠越」、30年度には「観自在寺道」、令和元年度には「明石寺」「大寶寺道」が国の史跡指定を受けました。

これは、これまで地元住民などの方々の手によって「四国遍路」が古くからの雰囲気を残し、文化財としての価値が守られてきたことを示しています。

しかし、土道である遍路道は昔ながらの面影を残す反面、台風などの自然災害やイノシシなどの鳥獣による被害を受けている箇所が見られ、また、遍路道の入口や分かれ道などでお遍路さんが道に迷いやすい箇所もあります。

これから先もお遍路さんが安全・安心に巡礼できるよう遍路道の補修や案内板の設置などを継続して行う必要が生じています。


第1弾の取組み

史跡の保全・保護と、整備を行う市町・地元団体を支援しました

令和元年度の愛「遍路道」プロジェクトでは、国の史跡である「伊予遍路道(観自在寺道)」の保護・保全や環境整備のため、ベンチの整備や竹林の伐採などを行う市町・地元団体を支援しました。

■「伊予遍路道(観自在寺道)」ベンチの整備

■「伊予遍路道(観自在寺道)」竹林の伐採

■ 小道具類の配付

また、観自在寺道のほか、国の史跡に指定された遍路道がある県内4市町に対し、清掃道具(鎌、のこぎり、竹ぼうきなど)やロープ、軍手などを配付し、日常的な管理に携わってくださっている地元団体への一助とさせていただきました。

写真

 

国の史跡「八幡浜街道笠置峠越」を守る!

地域とともに

平成29年に国の史跡に指定された「八幡浜街道笠置峠越」は、八幡浜と西予市宇和町卯之町を繋ぐ八幡浜街道の一部で、八幡浜市釜倉と西予市宇和町岩木の間にある標高397mの笠置峠を越える道です。

峠に立つ地蔵尊(寛政6〈1794〉年造立)の台座には、「あげいし」(第43番札所明石寺〈めいせきじ〉、西予市宇和町所在)などへの道程が追刻されており、西予市側の道端に残る遍路墓の存在からも、この道筋が九州方面からのお遍路さんと四国遍路を結ぶ道として機能していたことが分かります。

江戸時代より、九州からのお遍路さんは豊後の佐賀関から伊予の八幡浜あたりへ着船し、逆打ちであれば第43番札所明石寺に向かって行きました。2020年はちょうど4年に一度の逆打ちの年になり、九州からの歩き遍路の方々にとって大切な節目の年と言えます。

「八幡浜街道笠置峠越」は、地元の人々に「笠置古道」「かさぎみち」などと親しまれ、保存活動や古道を歩く歴史学習も盛んに行われています。

峠を挟む西予市・八幡浜市とともに両地域の地元団体が協力して行うウォーキングイベントは、恒例行事として多くの方が楽しみにしています。

八幡浜市の地元団体である「笠置峠古道を守る会」は、2010年ごろから街道をふさぐ石や倒木を取り除くなどして遍路道を整備してきました。

古道を知り、古道に親しむ学習会やイベントも開催し、折々の草刈りや悪天候後の状況確認なども行っています。

今年度は、新型コロナウイルスの影響でイベントの実施を見合わせていますが、草木の伐採や土道の整備などは行い、引き続き笠置峠古道を守っていきます。

今回頂いたご支援により、「崩れた土道の修復」や「遍路道への入口や分かれ道での案内板の設置」などを予定しています。

また、「八幡浜街道笠置峠越」のほか、国の史跡に指定されている県内の遍路道において、日常的な管理に携わっている住民団体に対して必要な小道具類を配付し、地域による維持管理を応援します。

寄附金の使い道

・崩れた土道の補修(倒木・落石の撤去、イノシシによる被害の修復など)
・案内板の設置などの環境整備
・日常的な維持管理に取り組んでいる地元団体へ小道具類の現物支給

寄附金の使い道

 

いま共に育む進取のまちづくり 風とらえ風おこす

九州からのお遍路さんの入口の町

四国の西の窓口、八幡浜市は、青い海に面した自然豊かな街です。沿岸は変化に富む複雑な構造のリアス式海岸で、岬と入江が交差した美しい景観をなしています。

温暖な気候と地形を生かした柑橘栽培が盛んで、温州みかんは質・量ともに全国有数の産地です。

明治に入り県下最大の商都と栄えていたこともあり、その往時の面影を残す建物が多く存在しています。

八幡浜市では、こうした歴史や文化、自然を身近に感じることができます。

 

■お遍路さんの気持ちになって遍路道の整備を

「お接待」の心で遍路道の保全・保護、環境整備を進めます。

【2020年9月】
・遍路道の保全・保護、環境整備の計画
【2020年10月】
・保全・保護、環境整備の開始
・小道具の購入、配付 
【2021年3月】
・完了

 

事業に携わる方の思い

愛媛県まなび推進課 課長 松井 慶介

■地域が誇る宝を未来につなぐ

写真

四国遍路は、地域住民によって物品を無償で援助したり、宿泊所を提供したりする「お接待」に支えられて数百年にわたり継承されてきた、生きた伝統であります。

現在は、新型コロナウイルスの影響によりお遍路さんの数が減少しておりますが、新型コロナウイルスの影響が収まった際には、再び全国各地や海外からの多くのお遍路さんがこの愛媛の地を歩かれることと思います。

四国の住民にとっては、四国遍路は身近な生活に溶け込んだ地域の大きな「誇り」であり、次の世代にしっかりと継承していくためにも、みなさんと思いを共有しながら、四国遍路を世界文化遺産にしたいと考えています。

ぜひとも、この取組みにご支援をお願いします。

笠置峠古道を守る会 会長 井上 和浩

写真

笠置峠越の道は、九州をはじめとする四国の外と四国遍路を繋ぐ重要な道であり、地元の者にとっても近隣のまち・むらを結ぶ慣れ親しんだ道でした。

その道が、2017年に「八幡浜街道笠置峠越」として国史跡に指定され、また、2019年には「歴史の道百選」に選ばれ、うれしくも身が引き締まる思いです。

これからもお接待のこころで古道を大切に守り、多くの方に親しんでもらえる道にしていきたいと思います。

ご支援よろしくお願いいたします。

 

住民の声

愛媛大学四国遍路・世界の巡礼研究センター センター長 胡 光

■四国遍路を未来へ

写真

新型コロナウイルスの影響は、四国八十八ヶ所霊場にも及び、多くの札所で納経所の閉鎖、閉山が実施されました。遍路道は、歩く人が減ると次第に荒れていきます。

現在の遍路道は300年以上前の江戸時代に誕生して、四国内外の人々の手で守られてきました。

最近、増えてきた外国人遍路の皆さんは、四国の道に失われた古き良き日本の姿を見つけに来ています。四国遍路や遍路道は四国の文化そのものであると言えます。

道後石手寺の衛門三郎伝説には、弘法大師のもとでの「再生の物語」が説かれ、現在でも四国の地を巡った人々は「再生」して帰ります。

今度、地域社会と遍路道が「再生」できますよう、皆様のご支援をお待ちします。

 

四国に住む人の願い!

愛媛県からのメッセージ

これまで「四国はひとつ、四国遍路を世界遺産に」を四国共通の思いとして四国遍路の世界遺産登録に取り組んできました。

昨年度のプロジェクトでは、おかげさまで多くの方々にご賛同いただき、西日本豪雨災害などで被災した遍路道の保全・保護に取り組む市町を支援することができました。

新型コロナウイルスの影響に苦しむ最中ではありますが、お遍路さんやそれを支える地域の方々のために今年度も引き続き皆様方のご支援をいただけたら幸いです。

四国遍路を巡ったことのある方や、これから四国遍路に行ってみようという方、四国遍路に興味のある方のご支援をお待ちしています。よろしくお願いします。

お礼の品一覧

ご寄付してくださった皆様には、些少ですが愛媛のイメージアップキャラクターのみきゃんの特製缶バッジをお礼にお送りします。

缶バッジの絵柄の指定はできませんのでご了承ください。

(ただし、昨年度ご協力いただいた方で異なる絵柄をご希望の場合は、配慮いたします。)