【第2弾】世界的冒険家「植村直己」ゆかりの地に植村冒険館をリニューアルオープンして、冒険史に残した足跡を後世に伝え続けたい
カテゴリー:伝統・文化・歴史
寄付金額 4,393,000円
目標金額:3,000,000円
- 達成率
- 146.4%
- 支援人数
- 124人
- 終了まで
- 受付終了
東京都板橋区(とうきょうと いたばしく)
寄付募集期間:2020年10月1日~2020年12月18日(78日間)
東京都板橋区(とうきょうといたばしく)
世界的な冒険家である植村直己は、板橋区の仲宿を拠点として世界に旅立ち、世界初の五大陸登頂者となるなど、数々の偉業を成しとげました。
板橋区にある植村冒険館は、植村直己の「冒険精神=ウエムラ・スピリット」を永く後世に伝える活動を、30年近く行ってきました。
植村直己の生誕80周年である2021年、冒険に向かう植村直己の居所だった場所から徒歩5分とかからないゆかりの地に植村冒険館をリニューアルオープンします。
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「植村直己」の偉業を後世に伝えたい
「冒険精神=ウエムラ・スピリット」を永く後世に伝える
板橋区を拠点として世界に旅立った植村直己の偉業を伝えるため、区内に植村冒険館を開設し、30年近く展示などの事業を展開してきました。
しかし現在、板橋区蓮根にある既存の植村冒険館における展示コーナーの面積は、手狭であり、常設展示室がありません。
リニューアル後は、永く後世に「ウエムラ・スピリット」を伝えるために、常設の展示室を整備したいと考えています。
そうした中、植村直己の生活の拠点だった板橋区仲宿にほど近く、普段から多くの子ども達で賑わう区立東板橋体育館の改修に合わせ、植村冒険館と複合化し、リニューアルオープンすることによって、より多くの子ども達に植村直己の名を知ってもらいたいと考えています。
「植村直己」って、どんな人?
板橋区を拠点として世界に出発していった冒険家
植村直己(うえむらなおみ)は、板橋区に住んでいた世界的な冒険家です。
世界の五つの大陸の一番高い山(五大陸最高峰と言います)に登ったり、世界で初めてたった一人で北極点に行くなど、それまで誰もやったことのない冒険をしました。
今から35年前の1984年2月にマッキンリー(現:デナリ)という山に登ったあと、行方不明になり、今もこの山で眠っています。
1970年(昭和45年)5月、植村直己は日本人として初めて世界最高峰エベレストの頂上に立ちました。板橋区で暮らし始めたのは、この遠征に出発する前の1969年(昭和44年)の夏のことです。
仲宿商店街から一本奥に入った三畳一間のアパートが最初の住まいでした。家具はトランクと寝袋だけ。冒険から帰ったらまた次の冒険の準備を始め出かけて行きました。エベレスト登頂をはじめ、北極圏1万2千キロの走破、北極点単独到達など歴史に残る冒険はここ板橋から出発していったのです。
厳しい自然のなかでたったひとり、人間の可能性に挑戦し続けた植村直己。決してあきらめず困難に立ち向かう姿勢と人間味あふれる温かい人柄は、今もたくさんの人に愛されています。
植村直己の冒険年表
・1941年(昭和16年):兵庫県豊岡市で生まれる/7人兄弟の末っ子
・1960年(昭和35年):明治大学農学部に入学し、山岳部に入部
・1964年(昭和39年):大学卒業とともに片道切符を持って外国に出かける
・1968年(昭和43年):エル・プラタ、アコン・カグア単独登頂/アマゾン川6000キロをイカダで下る/日本に帰国
・1970年(昭和45年):日本人として初めてエベレストに登頂する。/マッキンリーに単独登頂して、世界で初めて五大陸最高峰登頂を達成。
・1972年(昭和47年):グリーンランド最北の村で1年暮らし、犬ぞりを習う
・1974年(昭和49年):野崎公子と結婚
・1974年~1976年:北極圏1万2千キロの犬ぞりの冒険に出発
・1978年(昭和53年):世界で初めて北極点にひとりで到着する。/グリーンランドを北の端から南の端まで3000キロ犬ぞりで走る。
・1984年(昭和59年):世界で初めて真冬のマッキンリーにひとりで登頂する/下山中に行方不明になる/国民栄誉賞を受賞
植村冒険館のリニューアル
ウエムラ・スピリットを身近に感じられる常設展示室を整備します
リニューアル後の植村冒険館には質の高い常設の展示室を整備し、植村直己のチャレンジスピリットにいつでも触れることができるようになります。
展示室に一歩足を踏み入れると、植村直己が冒険の中で目にした雪山の景色や実際に使用した犬ぞりの光景が臨場感あふれる映像で目前に迫ってきます。
また、展示室では植村直己の日記をモチーフにしてエピソードを紹介。植村直己の残した「言葉」から過酷な冒険の様子や、人間らしい一面を知り、板橋区から世界へ旅立っていった国民栄誉賞受賞者、植村直己を身近に感じられるような作りとします。
※常設展示室イメージ図
(現段階では展示室の設計途中のため、今後変更になる場合もあります。)
【改修スケジュール】
2019年 基本計画に基づく具体的内容を検討
2020年 冒険館展示設計・施工
2021年9月 東板橋体育館部分暫定オープン(予定)
2021年12月 植村冒険館リニューアルオープン(予定)
「植村冒険館リニューアルへのご支援をお願いします」
3万円以上のご寄付に植村冒険館グッズをプレゼント
植村冒険館のリニューアルプロジェクトは、2019年から2021年までの3年間実施する予定です。
(3年間寄付目標総額 1,000万円)
令和元年度寄付総額 1,070,000円(令和元年12月末時点)
1年目の目標額100万円を達成いたしました。
寄付金の使い道
いただいた寄付は、常設展示室の目玉である高画質かつ臨場感あふれる映像シアター設置費用の一部に充てられます。
なお、3万円以上の寄付をいただいた方には植村冒険館グッズをプレゼントします。また、希望される方のお名前をリニューアル後の植村冒険館に設置する寄付者銘版に掲載いたします。
世界の冒険家 植村直己の精神を後世に伝え続ける植村冒険館のリニューアルを応援してください。
(※3万円以上の寄付をいただいた方への植村冒険館グッズのプレゼント及び寄付銘版の作成は2021年を予定しています。)
事業に携わる方の思い
板橋区長 坂本 健
■ウエムラスピリットを後世に伝えるために
板橋区を拠点として世界中に旅立ち、世界的な冒険家である植村直己氏は、北米最高峰マッキンリー(現:デナリ)で消息を絶ってから36年が経過した現在においても、世界中の冒険家に愛される偉大なるレジェンドです。
板橋区では、敢えて厳しい自然の中に身を置き、人間の可能性に挑戦し続けた植村直己氏の冒険精神「ウエムラ・スピリット」を永く後世に伝えるために平成4年に植村記念財団を設立して以来、28年間にわたり活動を続けてきました。
今回、植村冒険館を植村氏のゆかりの地に近い区立東板橋体育館に移転併設し、植村氏の生誕80周年にあたる2021年にリニューアルオープンすることとなりました。
リニューアルオープン後には、スポーツと冒険の融合という新たなコンセプトとともに、質の高い常設の展示室を整備し、あらゆる世代の皆さんに「ウエムラ・スピリット」を感じていただける施設へと生まれ変わります。
植村直己氏の冒険や精神を次世代・多世代へと継承するとともに、現代を生きる人々が共感を抱き、自分自身のチャレンジスピリットを育むための取り組みをさらに発展させたいと考えています。
皆さまのご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。
植村冒険館スタッフ一同
■植村冒険館を応援してください
新・植村冒険館は、「体育館との融合」が大きなテーマです。これまで冒険館をご支援くださった方々のみならず、初めて冒険館を訪れる方、体育館の利用でご来館された方にも「わくわく感」を持ちながら、植村直己の冒険をご覧いただけるような展示内容を準備中です。引き続き応援をよろしくお願いいたします。
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2021年01月05日 13:30
目標額達成のご報告
2年目を迎えた本プロジェクト「世界的冒険家「植村直己」ゆかりの地に植村冒険館をリニューアルオープンして、冒険史に残した足跡を後世に伝え続けたい」。
当初のプロジェクト満了日を待たずして、寄付目標額300万円を達成することができましたことをご報告いたします。
多くの皆様からのご支援、誠にありがとうございました。
2年目寄付総額 124件 4,393,000円(令和2年12月18日現在)
〔1・2年 累計寄付総額 159件 5,463,000円〕
本プロジェクトは植村冒険館のリニューアル経費に充てるため、3年間で総額1,000万円を目標額に、寄付を募集しています。
(3年目のプロジェクトページ作成は令和3年4月頃を予定)
いよいよ2021年はプロジェクト最終年、植村冒険館リニューアルオープンの年となります。
板橋区は、より多くの方に来館頂き、ウエムラスピリットに触れて頂けるよう、着実に開館準備を進めてまいります。
引き続き、本プロジェクトへの応援をよろしくお願い申し上げます。
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東京都板橋区
板橋区には、中山道の宿場町として栄えた板橋宿があり、川越街道も含め、旅人をもてなす街道文化が醸成され、近郊型農村として発展してきました。これらの板橋ならではの歴史や伝統、まちなみ、ものづくりの技術、商店街の活気、区民の温かな人柄が、もてなしの精神となって今を支えています。
そんな板橋区は、懐かしさと新しさに出会えるまちです。
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