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復興から持続可能な地域づくりへ!住民の生きがいづくりから始まった古民家民宿を活用したコミュニティビジネスを、次のステップへ発展させたい!~小千谷市若栃集落のおもてなし~

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 245,000

24.5%

目標金額:1,000,000

達成率
24.5%
支援人数
8
終了まで
受付終了

新潟県(にいがたけん)

寄付募集期間:2019年12月9日~2020年2月29日(83日間)

新潟県×若栃集落

プロジェクトオーナー

新潟県小千谷市の山あいにある若栃集落は過疎高齢化が進む集落です。2004年10月23日に発生した中越大震災では震度6強の揺れに襲われ、家屋や農地に大きな被害を受け多くの住民が生活の基盤をなくしてしまいました。
小学校の廃校や復旧の遅れにより元気のなくなった村を活気づけるため、村の有志が集まり、これからの集落を考える「わかとち未来会議」が発足しました。わかとち未来会議で提案されたプランには、地域を持続可能な地域として後世に残していくための事業があげられ、農業法人の設立や農家民宿の開業などに取り組み始めました。

その一つ、古民家民宿「おっこの木」は、2回の地震により住む人がいなくなった築160年の古民家を買い取って民宿にしたもので、2010年6月に営業が開始されました。集落の観光拠点となった「おっこの木」は、わかとちの歴史・営みを象徴する建物の維持とともに、わかとちを訪れる人に「わかとちのおもてなし」を味わってもらう場になっています。地元の食材を使った料理と地元のお母さん達の楽しいおしゃべり。これが「わかとちのおもてなし」です。

今回のプロジェクトでは、夏場に訪れる方に快適に民宿で過ごしてもらうため、古民家への空調設備を設置します。標高約200mのため、夏でも空調のいらない気候だったのですが、近年は猛暑日を記録する日も増えてきました。空調を整備して、子どもからお年寄りまで快適に過ごすことの出来る民宿にしたいと考えています。

※頂きました個人情報は、新潟県より寄附先の若栃集落へ提供し、お礼の品の発送等に活用させていただきます。

自然豊かな山村と懐かしさのある空間と村のお母さんたちのあたたかい笑顔

わかとち未来会議で始まった中越地震からの復興

若栃集落は、新潟県小千谷市の山あいにある集落です。

2004年10月23日に発生した中越大震災では震度6強の揺れに襲われ、家屋や農地に大きな被害を受け、多くの住民が生活の基盤をなくしてしまいました。

地区の小学校の廃校や復旧の遅れにより元気のなくなった村を活気づけるため、村の有志が集まり、これからの若栃集落を考える「わかとち未来会議」が発足しました。わかとち未来会議で提案されたプランには、地域を持続可能な地域として後世に残していくための事業があげられ、農業法人の設立や農家民宿の開業などに取り組み始めました。

その一つ、古民家民宿「おっこの木」は、2回の地震により解体されることになっていた築160年の古民家を買い取って民宿にしたもので、2010年6月に営業が開始されました(建物は、2016年に国の登録有形文化財に指定)。さらに、「集落の恵み」でもある山菜や農産物を活かした特産品の開発・販売にも取り組んでおり、2016年4月に株式会社を設立しました。

わかとち未来会議をきっかけに始まったこれらの取り組みは、住民の働く場所の確保につながり、高齢者に「安定した収入」と「生きがい」をもたらすことにもつながりました。

交流人口の拡大へ

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集落の観光拠点となった「おっこの木」は、わかとちの歴史・営みを象徴する建物の維持とともに、わかとちを訪れる人に「わかとちのおもてなし」を味わってもらう場になっています。地元の食材を使った料理と地元のお母さん達の楽しいおしゃべり=「わかとちのおもてなし」の魅力により、毎年多くの方が訪れる拠点となりました。

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若栃集落では、「おっこの木」を活用し、首都圏の中学生の教育体験旅行や地元の小学生の総合学習、JICAの海外研修生の受入を行っており、毎年多くの人が集落を訪れ農業体験や自然体験学習を行い、農家に宿泊する民泊も行っています。また、地域おこし協力隊や大学生インターンも積極的に受入を行っていて、若い人材の導入にも力を入れています。

復興から次のステップへ

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中越地震時には43世帯160人だった世帯人口も現在では28世帯約90人、高齢化率も50%と過疎高齢化が進んでいます。農地や道路が復旧し、集落内でコミュニティビジネスが始まったことで集落の高齢者の生きがいが醸成され、次なる課題は「集落の存続」に向けた取組です。

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現在行われているコミュニティビジネスを次世代につなぐために集落では次のステップへ動き始めています。その一つの取り組みとして、多くの来訪者を受け入れている「おっこの木」の老朽化し修繕が必要になった箇所の修繕と、来訪者が快適に過ごすことのできる環境整備を行うこととしました。

「わかとちのおもてなし」で復興から持続可能な地域づくりへ

古民家民宿・交流拠点「おっこの木」をより快適なおもてなし空間に!

若栃集落は、中越地震からの復興の過程におけるテレビの取材や大学生などとの関わりをきっかけとして、集落外の方々との関わりが始まりました。集落で生産した米や農作物、山菜などを通信販売で外部の方へ販売したり、グリーンツーリズム事業を行って首都圏の子どもたちやJICA海外研修生を受け入れたり、外部人材との交流の幅はどんどん広がっています。

古民家民宿・交流拠点「おっこの木」は築160年の古民家を改修した建物のため、老朽化がいちじるしく、修繕箇所も多くなってきています。さらに、夏の暑さが昔よりも厳しくなる中、空調設備のない建物のため、乳幼児や高齢者の方が過ごしにくい環境となっています。

今回のプロジェクトでは、夏場に訪れる方に快適に民宿で過ごしてもらうため、古民家への空調設備を設置します。標高約200mのため、夏でも空調のいらない気候だったのですが、近年は猛暑日を記録する日も増えてきました。空調を整備して、子どもからお年寄りまで快適に過ごすことの出来る民宿にしたいと考えています。

寄附金の使い道と実施スケジュール

寄附金の使い道:古民家民宿「おっこの木」の維持・再生費用の一部

集まった寄附金は、下記の工事経費の一部として活用します。

【計】1,240,000円
【内訳】
・エアコン設置工事(1階 茶の間/奥座敷、2階 寝室の3箇所):940,000円
・外壁修繕:300,000円
【寄附金の取扱い】
・目標金額に達しなかった場合:工事経費の一部として、本プロジェクトへ活用させて頂きます。

寄附金の使い道:古民家民宿「おっこの木」の維持・再生費用の一部

実施スケジュール:2020年の夏までに快適な環境整備を!

2020年冬~春:空調設備の設置
2020年春~夏:外壁の修繕

実施スケジュール:2020年の夏までに快適な環境整備を!

若栃集落の持続可能な地域づくりの実現を目指す!

高齢化率も50%と過疎高齢化が進む若栃集落。中越地震で被害を受けた農地や道路が復旧し、集落内でコミュニティビジネスが始まったことで集落の高齢者の生きがいが醸成されました。

現状の課題「集落の存続」に向けた取組として、現在行われているコミュニティビジネスを次世代につなぐ次のステップとして、多くの来訪者を受け入れている拠点「おっこの木」の老朽化し修繕が必要になった箇所の修繕と、来訪者が快適に過ごすことのできる環境整備を行うこととしました。

今回の環境整備を行うことにより、夏場に「おっこの木」に訪れる方に快適に民宿で過ごしてもらうことが出来るようになり、より多くの方に利用してもらえる民宿にパワーアップすることが期待されます。「おっこの木」に多くの方が訪れると集落に賑わいがもたらされ、集落全体が元気になります!

プロジェクトに懸ける想い

おっこの木 大番頭 森 憲幸さん

■お客様に癒しを提供し続けていきたい

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私たちは全国から多くのお客様を迎え、古民家特有のゆったり感が日ごろの忙しさを忘れられる、癒しを提供しています。食事も地元で採れた野菜、山菜をふんだんに使い、ヘルシーメニューで好評を得ています。

古民家特有の「ゆったりした雰囲気」のなか、「四季がはっきりしている自然風景」と「身体に優しい」ヘルシーメニューを堪能いただく「わかとちのおもてなし」で、お客様に癒しを提供し続けていきたいです!

おっこの木 女将 渡部むつ子さん

会話が、喜びと楽しさを引き出す

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おっこの木に訪れる人が常々おっしゃるのが、「地元の人とのかかわり、交流が多くの方に満足感を与えている」ということです。テレビ・ラジオもない世界で、賄いの人との会話が、お互いの喜びと楽しさを引き出します。

大人からお子様まで古民家の広い空間と自然を満喫できるものと思っています。地元の民謡、踊りを、一緒になって楽しみましょう。

若栃町内会長 渡部敏一さん

集落の存続は一期一会から

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築160年の古民家は今では少なくなった茅葺屋を改装した民宿でオープンした宿泊施設になっています。地域ではこの古民家が民宿になったことで歴史を守り、多くの人の来訪により、村に活気が生まれてきています。

これからもより快適な宿にしてもらい、若栃ファンを多く作ってもらい、そこに移住者が増えてもらえば理想だと思っています。

寄附者のみなさまへ

新潟県からのメッセージ「地域づくり団体を県が応援していきます!」

若栃集落は、15年前に起こった中越地震の震源地にも近く、被害が大きかった地域の一つです。若栃集落は地震からの復興の過程で「わかとち未来会議」を立ち上げ、「集落をどう維持していくか」という課題に向き合い、コミュニティビジネスにチャレンジしてきました。

古民家の活用や集落の農産物などの商品化による雇用の創出と安定した収入の確保、高齢者の生きがい醸成を行い、株式会社の立ち上げまでを行った事例は、全国的にも例を見ないのではないかと思います。度重なる自然災害により集落の維持・存続に危機感を持つ集落は全国に数多くあると思います。若栃集落の取組を広く全国の皆様に知っていただき、今まさに、復興に取り組んでいる地域の励みになってほしいと思っています。

新潟県では地域づくり団体が取り組む地域づくり活動に対して、県として応援することができないかと考え、クラウドファンディングを活用することとしました。当県の「クラウドファンディングを活用した地域づくり活動資金調達事業」を通して多くの方々から若栃集落の活動にご協力を賜りたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

若栃集落からのお礼の品一覧:わかとち魚沼産コシヒカリや宿泊利用券!

【注意事項】

・頂きました個人情報は、新潟県より寄附先の若栃集落へ提供し、お礼の品の発送等に活用させていただきます。

現在進捗情報はありません。

新潟県

新潟県小千谷市南部の山あいにある若栃集落は、標高200メートルに位置し、自然豊かな棚田が一面に広がっています。
四季折々の景色や食材、行事を活かした観光客の呼び込みや、グリーンツーリズムとして小中学生の農業体験や自然体験学習の誘致などを行って交流人口を拡大してきました。
8月の若栃大花火大会、11月の収穫祭、3月の春山散策などわかとちの四季を味わい、暮らしにふれることのできる行事では、集落外からも多くの方が来訪されます。
来訪者の方の拠点施設でもある農家民宿「おっこの木」では地元の人たちとのふれあいから心ときめく感動を味わうことが出来ます。ぜひ一度、わかとちへおいでください。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 過疎化の進む村起こし。今後の人寄せに貢献して頂ける応援になればと思います。頑張って下さい!

    2019年12月31日 12:35

  • 建物などと合わせて、土地の文化・伝統を受け継ぐ企画は大切だと思います。頑張ってください。

    2019年12月30日 20:23

  • 地域が発展していくことを願っています。

    2019年12月13日 11:30

  • わかとち、おっこの取り組み応援してます!
    レイモンド

    2019年12月26日 5:11

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