生産・直販・加工・地域環境保全を含めた農業・農業者の新たな「拠点」を作りたい!
カテゴリー:新産業・地域創生
寄付金額 1,195,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 119.5%
- 支援人数
- 50人
- 終了まで
- 受付終了
宮崎県小林市(みやざきけん こばやしし)
寄付募集期間:2019年12月2日~2019年12月20日(19日間)
宮崎県小林市×堀研二郎(ホリケンファーム)
はじめまして!
小林市で有機農業を営んでいるホリケンファームの堀研二郎といいます。
今回のふるさと納税型クラウドファンディングでは、食べ物を売るということだけではなく、消費者の暮らしに寄り添える食糧基地となる「拠点」を創るための資金調達に挑戦します。
※ふるさと納税の制度上、小林市内の方にお礼の品をお届けすることができません。小林市内の方は本文中の緑のボタン「ふるさと納税で応援」からご寄附ください。農場長の本気のお礼動画メッセージをお届けします(必ずメールアドレスを登録ください)。
プロジェクトオーナーの紹介
「地球にやさしい男になりたい」という思いから進学、就農
幼年期に遊んでいた小林市の川が生活用水等で濁っていく様を目の当たりにして、小林市の自然を次世代に残すためには?と心の隅に思いながら生きてました。
「環境に関わる仕事がしたい。地球に優しい男になりたい。」という思いから、東京農業大学に進学し、そこで、環境負荷を極力抑え持続的に農業生産を営む事をめざす有機農業に出会いました。
学んでいく中で、今後の農業は、同じ志のある生産者・理解ある消費者と繋がなければいけないと感じ、そんな繋がり生み出すことができる「拠点」を、地元小林市に作りたいと、農業者の道に進みました。
今回作る、生産者・農産物・消費者が集う「拠点」では、次のようなことができるようになります。
①生産した農産物に自ら値付けし、消費者に直接販売できる
②消費者が安心安全でおいしい食べ物を生産者の顔を見て購入できる
③よりよい農業のあり方を、消費者と生産者が情報交換したり、意見交換することができる
新規就農から10年目、地元小林市に夢の第一歩である食の拠点づくりに、ぜひご支援ください。
有機農業や食べ物への思いを動画にしました!ぜひご覧ください!
食べ物は命の糧、命を育むもの
~農業・農業者の役割~
食べ物は命の糧で、命を育んでいくものです。もちろん安全でおいしいものであるほうがいいですし、食べ物をつくることで自然が破壊されてはいけません。農業は食の生産だけではなく、その生産活動によって社会に役立つ有形・無形の価値を生み出します。
農業は、安心でおいしい食べ物を作り、地球環境を守ることもできる仕事です。僕はそれをより実践できるのが「有機農業」だと考え、ホリケンファームを営んでいます。
農業がもつ、社会に役立つ有形・無形の価値
(1)水資源涵養(かんよう)や土石流防止などの環境保全機能
(2)生物の多様性保持に貢献する生態系保全機能
(3)景観保全や安らぎの提供などのアメニティー維持機能
(4)自然・環境教育の場や農村文化を提供する社会的文化的機能
(5)地域社会の維持などの地域経済維持機能など、生産活動と結びついていること(結合生産)、利益を無料で享受できること(公共財)、農産物の価格に価値を反映できないこと(外部経済性)
農業は自然の中で生きている植物や動物と共に行われる生きた生産体系で、工業とは本質的に異なります。特に有機農業では、自然の中の有機的なつながりや循環を大切に営みます。
失われつつある農業の社会的価値
世界情勢・自然災害に動じない基盤をつくる為に
現在、本来発揮される農業の多面的機能の多くが、価値・役割を見いだせず、失われています。
生産者の栽培方法、消費者の生活様式の変化により、食の生産以外の役割・価値は認知されずづらくなってきたのかも知れません。
食について海外への依存度が高い日本は、食料自給率が40%と言われています。しかし、生産に必要な農業資材(種・肥料等)の多くも海外に依存しているため、実情はさらに厳しいです。
農業の最大の使命は命の根源である食べものを作り出す事ですが、その為には持続可能な生産技術の確立と、再生産できる農業経営(経済活動)が必要となります。
「有機農業」の可能性と農業の発展に必要なもの
世界情勢を鑑みた時、これからの世代のためにも、農業・農業者の存在意義、価値、役割を改めて作り上げていく必要があると感じています。
僕は、「有機農業」こそ、その価値や役割を担うことができるのではないかと考えています。
有機農業では身近にある有機資材(落ち葉・雑草・間伐材等)を利用し地域性(気候・水・風・土壌など)と上手に付き合いながら生産していきます。
簡単なようで有機農業での生産には並々ならぬ労力が必要ですし、自然相手で必ずいい結果が出るものでもありません。
しかし、本当においしく安全で、且つその生産活動も環境に優しいというのが、「有機農業」の大きな利点であり、可能性だと考えています。
持続的に安心で安全な食を生み出し、農業の可能性を全てを引き出すためには長期的に段階を踏んでいかなければなりません。僕のような一農家だけではなく、同じ志を持つ生産者、理解ある消費者の協力が必要になります。
おいしくて安全なものを作る農業を守るため、ご支援ください
今回のふるさと納税型クラウドファンディングでは、食べ物を売るということだけではなく、消費者の暮らしに寄り添える食糧基地となる「拠点」を創るための資金調達に挑戦します。
食べ物を売るということだけではなく、生産に必要な自然環境から食の在り方、消費者の暮らしに寄り添える食糧基地となる場所を創出します。
■有機農業の生産力・自給力・持続力の向上を目指して
農産物・生産者・消費者が集まる「拠点」を作る
【寄附金の使い道】
「拠点」づくりの為の費用
■自己資金:350万円
【内訳】
・農産物直売所:250万円
・基礎工事・水道工事:100万
■寄附金目標金額:100万
【内訳】
・内装費:100万
※目標金額に達しなかった場合、農産物直売所のみの建込み
※寄附金の額に応じ加工スペース・飲食スペースを併設。
【事業実施のスケジュール】
・2019年8月:建築申請(済み)
・2019年12月:立て込み開始
・2020年1~2月:内装等準備(この経費の一部に充てます)
・2020年3月:オープン(予定)
有機農業って??
自然のサイクルに沿った営み
日本に住んでいてまず、食糧に困ることは無いと思います。食べたいと思ったものを食べたい時に食べれる世の中です。
生産技術と農業資材の発達とその他業種の発達のおかげで年中通して食べ物があふれています。
しかし、自然のサイクルに沿った営みの有機農業では季節の野菜だけの生産になります。夏場には葉物類は少なくなりますし、冬場に真っ赤なトマトはお届けすることができません。
僕が有機農業に取り組みたいと思うようになった原点は家族でした。家族においしくて安全なものを食べてもらいたい、そしてその延長にいる地域の消費者にも食べてもらいたいと素朴に考えた事がはじまりです。
有機農業に取り組みはじめてからは、化学的(無機的)な農薬、化学肥料に頼らず有機的な資材で土づくりを行い、環境破壊を起こさず、健康によい、おいしい食物を作ることを実践してきました。
自らが食べるものが誰が、どこで、どの様に作られ、どの様に口に入るか、消費者の皆さんに有機農業の営みの本質をしってもらい、選択してもらう事で有機農業を営む生産者が増えることが僕の理想です。
有機農業の始まり
公害問題、環境破壊が叫ばれた時代、日本有機農業研究会が71年に発足しました。「豊かな地力と多様な生態系に支えられた土壌から生み出された健康的で食味の良い食べ物を通じて、自立した生産者と消費者が密接に結び付き、それにより地域の社会や文化の発展と、安定した永続的で幸福な生活の実現を図る」として、以降、有機農業が各地で展開されています。
こんな思いで有機農業に取り組んでいます!
寄附者の皆様へ
小林市初のふるさと起業家支援に挑戦します
霧島連山の懐に抱かれ、潤沢に湧き上がる湧水や多種多様な農産物を育む田園を有する小林市。「小林市水資源保全条例」や「小林市蛍保護条例」などを設け、市民一体となって恵まれた自然環境の保護に取り組んでいます。
食品廃棄物などのたい肥化も含め、市民一体となった環境保全への取組の成果は、高いリサイクル率にも現れており、自然と共存するまちづくりが進んでいます。
今回、そんな小林市のふるさと納税を活用した、「ふるさと起業家支援クラウドファンディング」に挑戦します。
自然のサイクルに沿った農業によって生産された農産物の生産力・自給力・持続力を向上させ、生産者・消費者・地域社会が一体となって小林市の食を守るモデルを作ることを目指します。
農業生産には多種多様な側面があり、一つの解が全てではないと思いますが、環境や文化、地域との共存を目指す新しいロールモデルの提案をぜひ応援ください。
お礼の品をご紹介
小林市の豊かな自然に育まれたフレッシュな農産物をお届け
起業提案者であるHORI-KEN Farmで作られた新鮮な旬の野菜や、今回の取組に賛同いただいている畜産農家で生産されたブランドポークをお届けします。
お礼の品一覧
現在進捗情報はありません。
宮崎県小林市
宮崎県小林市。南九州に聳える、秀麗な霧島連山の北麓に位置する小さなまち。南九州の中でも冬季には積雪がある土地柄。温暖でありながら程よい寒さが野菜をたくましく美味しく育ててくれます。
風・水・土・人、まだまだ恵まれた環境がここにはあります。しかし、農業が基幹産業と謳いながら、自然が残りながら、農業を志す者、特に園芸(野菜農家)農家の戸数は減少しております。
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