漁業者と高校生が挑む、唐津の海を再生するプロジェクト

カテゴリー:自然・環境 

寄付金額 0円

0%

目標金額:1,000,000円

達成率
0%
支援人数
0人
終了まで
89日
/ 90日

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2026年10月9日~2027年1月6日(90日間)

佐賀県NPO支援×NPO法人 浜-街交流ネット唐津

プロジェクトオーナー

唐津市沿岸では、クロダイやアイゴなどの植食性魚類の増加にともなって海藻が減少する「磯焼け」が進行し、魚介類の産卵場や稚魚の成育場となる藻場が失われています。私たちは2022年から南方系ウニのガンガゼ駆除などの藻場再生活動に取り組み、これまでに約2.2ha(ガラモ場1.2ha、アマモ場1.0ha)の藻場を再生してきました。しかし、藻場を守るためには、ガンガゼを駆除するだけでなく、クロダイやアイゴなどの植食性魚類の適正駆除も必要です。
本プロジェクトでは、唐津の漁師と海の環境保全に取り組む高校生が協力し、これまで十分に利用されてこなかったクロダイなどの植食性魚類を加工・商品化します。「海を守ること」と「海の恵みを活かすこと」を一つの循環につなげ、次世代を担う高校生自身が地域の海の未来をつくることを目指します。

多様な役割を果たしている藻場をさらに再生したい

海水温の上昇などの環境変化によって、ガンガゼなどの南方系ウニが増加するとともに、クロダイやアイゴなどの植食性魚類による海藻への食圧が大きくなっています。その結果、海藻が食べ尽くされ、藻場が回復しにくい状態となっており、漁業者が水産資源の減少や漁場環境の悪化という課題を抱えています。
藻場は多くの魚介類の産卵・成育場であるとともに、海水浄化機能や酸素供給、二酸化炭素吸収など生態系や私たちの生活環境にも恵みをもたらしています。そのため、課題の影響は漁業者だけでなく、地域住民、子どもたち、そして将来の地域社会全体に及びます。

藻場と磯焼け
海藻を食べるクロダイ
藻場の役割

漁業者による植食性魚の漁獲と高校生による加工品つくり

本プロジェクトでは、「漁業者×高校生×地域」が連携して、海の環境保全につなげる仕組みをつくります。
①植食性魚類の漁獲
 漁業者がクロダイなどの植食性魚類を積極的に漁獲することで、これまで十分に利用されてこなかった魚を地域資源として捉え直す。
②高校生による商品開発
 高校生が漁業者や加工事業者から魚の特徴や加工方法を学び、食べやすさ、味、地域性などを考えながら加工品を開発する。
③試食・改良・商品化
 地域の人たちや関係者に試食してもらい、味や商品性を検討。パッケージや商品名などについても高校生がアイデアを出す。
④販売・PR
 地域イベント等で販売・PR。「この魚を食べることが海の環境保全につながる」というストーリーとともに発信する。
⑤売上を次の環境保全活動へ還元
 商品の売上を高校生による次回の藻場再生活動などの活動資金につなげる。魚を獲る→加工する→販売する→活動資金になる→海を守る→魚が育つという循環を目指す。

海の環境保全学習会①
海の環境保全学習会②
海藻胞子供給
試作品(トマトとクロダイのペペロンチーノ)
試作品(クロダイバーガー)

1)目標金額 100万円
2)寄附金の使い道
【内訳】
・漁業者から植食性魚類の仕入費:150,000円
・高校生の加工品製造に係る経費:150,000円
・高校生の加工品販売会費用:50,000円
・事務費:150,000円
・返礼品代金・送料:350,000円
・県手数料 150,000円
・目標金額に達しなかった場合は、規模を縮小して実施します。
・目標金額以上の寄附が集まった場合は、規模を拡大して実施します。

海洋生態系と漁場環境保全、佐賀が誇る美しい唐津の海を守る意識の高まり

このプロジェクトによって、単に新しい水産加工品が生まれるだけではなく、地域の海に対する人々の関わり方そのものが変わることを目指します。
① 「厄介者」から「海の恵み」へ
 これまで十分に利用されてこなかった植食性魚類を、新たな地域水産資源として活用することで、環境問題を地域の恵みに変えることができます。
② 高校生が海の課題を自分ごととして捉える
 漁業者から海の現状を学び、魚を加工し、商品として販売することで、高校生が環境問題を知識として学ぶだけでなく、自ら考え、行動する経験を得ることができます。
③ 漁業者と高校生の新しいつながりが生まれる
 漁業者が持つ海や漁業の知識と、高校生の発想力・行動力を組み合わせることで、世代を超えた地域づくりにつながります。
④ 藻場再生活動の継続性が高まる
 商品販売による収益を次の活動資金につなげることで、寄附だけに頼らない、地域資源を活用した持続的な環境保全の仕組みを目指します。
⑤ 「食べること」が海を守る行動になる
 消費者が商品を購入することが、単なる消費ではなく、藻場再生や海洋環境保全への参加になります。

唐津湾

実施スケジュール

・漁業者の植食性魚類漁獲:2026年10月~2026年11月
・高校生の加工品開発製造:2026年10月~2026年12月
・高校生の加工品販売:2026年10月~2027年8月

早稲田佐賀高校 サスティナ部 顧問 平野佐矢子氏

現場の漁師さんから話を伺い、藻場再生現場の見学、藻場再生のお手伝いや海洋プラごみ分別を体験させていただいた高校生は、唐津の漁師さんの温かさと唐津の魚介類の美味しさに心をわしづかみにされました。唐津の海のことを広め、プラごみ問題や食害魚問題を解決したいと考え、植食性魚類を使った商品作りに挑戦しています!

平野氏

高校生の力で唐津の海の再生 東宝丸 井上健一氏

私は玄界灘で漁業を営んでいます。近年、磯焼けの拡大により水産資源にも影響がみられています。磯焼けは、私たち漁業者の暮らしに直結する大きな問題です。ここ数年、高校生との交流が生まれ、海の現状を学び体験する機会を得ました。漁業者と一緒に植食性魚類を活用した加工品づくりに取り組んでくれることを大変心強く思っています。海の課題を次世代と共有し、共に解決に向けて行動することは、地域の漁業にとって大きな希望です。私たち漁業者だけではできることに限りがあります。多くの皆さまにこの活動を知っていただき、ご支援いただくことで、唐津の豊かな海を未来へ残していく力になります。

井上健一氏

唐津の宝である海を守りたい  ㈱唐津魚市場 樋渡貴志氏

海藻が減り、藻場が失われていく問題は、漁業者だけの課題ではなく、私たち消費者の食卓や地域の自然環境にもつながる大切なテーマです。その課題に対して、地元漁業者と高校生が力を合わせ、「海を守る活動」と「地域資源を生かした加工品づくり」を同時に進めようとしている点に大きな希望を感じました。特に、高校生が海の現状を学び、自ら考え、商品開発や販売に関わる取り組みは、地域の未来を育てる素晴らしい活動だと思います。こうした経験を通して、次世代が海を大切にする心を受け継いでいくことを期待しています。

樋渡氏

漁業者と高校生が力を合わせ、玄界灘の豊かな藻場を次世代へ引き継ぐ挑戦です。

NPO法人 浜-街交流ネット唐津 代表理事 千々波行典

高校生は、魚の加工・商品開発・販売体験だけでなく、海洋環境や漁業の現状を学び、自ら地域の未来を考える担い手として海洋環境保全活動に参加しています。漁業者の知恵と高校生のアイデアを結びつけることで、「獲る」だけでなく「海を育てる」新しい漁業の形を目指します。一人でも多くの皆さまのご支援が、海の未来につながりますのでご支援よろしくお願い申し上げます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-円

お礼の品のご紹介

現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援

私たちが活動する佐賀県玄海地区(唐津市、伊万里市、玄海町)は、好漁場でもある玄界灘に面しており古くから漁業が盛んな地域です。玄海国定公園にも指定され、多くの松原や自然景勝地に恵まれ、また朝鮮半島 などとの交流に関係する文化史跡も多く残っています。