高山陣屋を、次の100年へ。御蔵屋根葺替支援プロジェクト

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

寄付金額 0円

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目標金額:7,000,000円

達成率
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支援人数
0人
終了まで
90日
/ 90日

岐阜県(ぎふけん)

寄付募集期間:2026年10月1日~2026年12月29日(90日間)

岐阜県 高山陣屋

プロジェクトオーナー

2029年、高山陣屋は史跡指定100周年を迎えます。全国で唯一現存する郡代・代官所として受け継がれてきたこの文化財を、次の100年へつなぐため、御蔵屋根の葺替事業を進めています。
今回ご支援をお願いするのは、伝統的な石置長榑葺屋根に使用する榑板(くれいた)の調達です。榑板は飛騨に受け継がれてきた技術によって製作される貴重な屋根材であり、その確保には多くの費用が必要となります。
皆さまからのご寄付は、この榑板の購入費に活用させていただきます。
高山陣屋を、次の100年へ。温かいご支援をお願いいたします。

日本で唯一現存する郡代・代官所【高山陣屋】

高山陣屋は、日本で唯一現存する郡代・代官所です。
江戸幕府による飛騨支配の拠点として1695年に設置され、明治維新後も行政施設として利用され続けたことで、当時の建物や敷地が良好な状態で受け継がれてきました。現在は国指定史跡として保存され、年間30万人を超える方々が訪れています。

100年守られてきた文化財を、次の100年へ

 高山陣屋跡は1929年に史跡指定を受けました。以来、多くの方々の努力によって守り続けられ、国内外から多くの来訪者を迎えています。
 陣屋前広場で毎朝開かれる朝市は、地域の人々と観光客をつなぐ交流の場として親しまれています。また、子どもたちが地域の歴史を学ぶ場としても活用されており、高山陣屋は地域の暮らしとともに歩んできました。
 しかし、文化財は守り続けなければ残りません。2029年の史跡指定100周年はゴールではなく、その先の100年へ向けた新たなスタートでもあります。

なぜ今、支援が必要なのでしょうか

 今回支援をお願いするのは、高山陣屋御蔵の屋根です。
 御蔵は、高山城三之丸の米蔵を移築したもので、高山陣屋に残る現存建物の中で最も古い建物です。日本遺産「飛騨匠の技・こころ」の構成要素にもなっています。現在の屋根は、飛騨地域に伝わる伝統的な「石置長榑葺」という工法で葺かれています。御蔵では5年に1度榑板の入替を行い、上下や表裏を入れ替えながら、1枚の長榑を20年間使用します。今回、その榑板の一部が更新時期を迎えています。
 葺替に必要となる榑板は、伝統的な技術によって製作されるため高価であり、その調達には多額の費用を要します。文化財の価値を損なうことなく保存し続けるため、今まさに新しい榑板の確保が必要となっています。
 このガバメントクラウドファンディングでは、その費用の一部について皆さまのご支援をお願いするものです。

高山陣屋の屋根を支える伝統技術

 高山陣屋の価値は建物だけではありません。
 その屋根に使われる榑板をつくる「榑へぎ」の技術、そして石置長榑葺という伝統工法も、受け継ぐべき文化財のひとつです。保存活用計画でも、こうした屋根技術の継承は高山陣屋の本質的価値として位置付けられています。私たちが守ろうとしているのは建物だけではありません。飛騨の風土の中で育まれてきた技術や知恵もまた、これからの時代へ受け継いでいくべき大切な財産です。
 高山陣屋の屋根に使われる榑板は、サワラ材を木目に沿って丁寧に割って製作されます。材料の確保が難しくなっていることに加え、製作には熟練した技術と多くの手間が必要なため、榑板は非常に貴重な屋根材です。
 今回の事業では、この伝統的な榑板を新たに調達し、将来の屋根葺替に備えます。皆さまのご支援は、建物そのものだけでなく、屋根材を生み出す技術や文化を守ることにもつながります。

皆さまのご支援の使い道

 今回のガバメントクラウドファンディングでいただいたご寄付は、御蔵屋根葺替事業で使用する榑板の調達費に活用させていただきます。
 文化財の保存には多くの費用が必要です。皆さまのご支援が、高山陣屋の未来を支える大きな力となります。

高山陣屋を未来へ受け継ぐために

2029年、高山陣屋は史跡指定100周年を迎えます。

この景色を、次の世代へ。
この屋根を、次の100年へ。

高山陣屋を未来へ受け継ぐため、皆さまの温かいご支援をお願いいたします。

ふるさと納税で
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

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岐阜県

 岐阜県は日本のほぼ中央に位置し、「飛騨」と「美濃」という二つの個性豊かな地域からなる県です。面積は約1万621平方キロメートル(全国第7位)、県土の約80.6%を森林が占め、北部には飛騨山脈(北アルプス)、南部には木曽川・長良川・揖斐川の「木曽三川」が流れる、山と清流の豊かな地です。古くから「飛山濃水の地」と呼ばれ、その自然環境が飛騨・美濃それぞれに独自の文化と歴史を育んできました。

 飛騨地域では、古来「飛騨の匠」と称される優れた木工・建築技術者を輩出してきました。その技は奈良の大仏殿をはじめ全国の社寺建築にも活かされており、「飛騨匠の技・こころ」として日本遺産に認定されています。飛騨地域唯一の国宝建造物である安国寺経蔵(高山市)は、室町時代に建てられた禅宗様建築の傑作であり、匠の技の結晶として今に伝わっています。また、江戸幕府が飛騨国を直轄統治するために設けた役所「高山陣屋」は、全国に数多く存在した郡代・代官所の中で当時の主要建物が現存する唯一の例として国の史跡に指定されており、江戸時代の行政と暮らしを今に伝えています。春と秋に行われる「高山祭」の屋台行事はユネスコ無形文化遺産に、「白川郷合掌造り集落」はユネスコ世界文化遺産に登録されており、有形・無形の両面で世界に認められた文化遺産の宝庫です。

 美濃地域では、長良川の清流を生かした伝統産業が花開きました。1300年以上の歴史を持ちユネスコ無形文化遺産にも登録された「本美濃紙」のほか、日本最大の陶磁器産地「美濃焼」、中世の刀鍛冶の技を礎とする「関の刃物」など、清流と職人の技が生んだ産業は今も世界に通じる品質を誇ります。長良川の鵜飼はその技術や用具が国の文化財に指定されており、篝火に照らされた幻想的な光景は古くから人々を魅了し、松尾芭蕉が俳句に詠み、川端康成が小説『篝火』に描くなど、多くの文人にも愛されてきました。多治見市には国宝建造物「永保寺観音堂・開山堂」が現存し、美濃の中世建築の粋を今に伝えています。

 岐阜県には、こうした有形・無形の文化財や歴史的建造物が数多く残されています。先人たちが築き上げてきた歴史・文化・技術を大切に守りながら、その魅力を未来へ継承し、広く発信していく取組を岐阜県は進めています。