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廃線後も歴史をつむぎ続ける記憶と風景を「三江線メタバース」で世界に発信したい!

カテゴリー:観光・PR 

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寄付金額 50,000

2.5%

目標金額:2,000,000

達成率
2.5%
支援人数
1
終了まで
57
/ 58

島根県邑南町(しまねけん おおなんちょう)

寄付募集期間:2025年12月5日~2026年1月31日(58日間)

島根県邑南町

プロジェクトオーナー

私たちNPO法人江の川鐵道は、2018年に廃線になった旧JR三江線に、トロッコを走らせるプロジェクトを展開しています。廃線からまもなく8年を迎えますが、三江線跡地を訪れる人は増えているように感じています。

ことし、宇都井高架橋(旧宇都井駅)が日本土木学会の選奨土木遺産の認定を受けました。そんな三江線の魅力や情報をインターネットで世界に発信するプロジェクトとして「三江線メタバース」として再現し、まるで三江線が走っていた当時の記憶や風景を体験していただけるようにします。また、三江線の歴史や写真を楽しめる「メタバース資料館」も開設します。

三江線の魅力を世界に紹介することで、三江線沿線が「いつか訪れて見たい場所」になれるように頑張っていきたいと思っています。ぜひ、応援のほどよろしくお願いします。

三江線建設の経緯、住民の思い、沿線の文化を紹介

私たち江の川鐵道は、三江線廃線の2ヶ月後の2018年5月に、邑南町内外の三江線や鉄道を愛する者が集まり、設立したNPO法人です。

廃線跡の宇都井駅と口羽駅を地元の邑南町が取得し、「三江線鉄道公園」として一般開放しながら、週末や祝日を中心に年間60日程度、10人乗りのトロッコを運行し、全国から家族連れや鉄道ファンを迎え、三江線跡地から情報発信を続けています。

しかし、三江線の記憶は次第に薄れ、風景は変わっていきます。また、三江線に関する動きや土木遺産などの詳細なデータなどを分かりやすく発信するには、メタバース空間を活用し、風景などを三次元的に体感してもらったり、メタバースの一環として空間内に資料を展示して発信するコーナーを新設したいと考えています。

こうした情報は、英語などの他の言語でも見られるようにすることも検討しており、世界からこの三江線の跡地でのわたしたちの動きを感じていただけるようにしたいと思っています。

江の川鐵道では、島根県技術士会の皆さんと協力して、三江線跡地の土木的な価値を再発見する活動を展開しています。土木遺産認定もその一環です。

そして、技術士会の皆さんと2022年以降、JR西日本の協力もいただきながら、三江線108㌔の三次元測量調査を実施しました。三江線の位置を正確に把握できたことで、将来、108㌔のメタバース空間の構築も夢ではありません。

今回の挑戦では、宇都井〜伊賀和志〜口羽〜江平〜作木口に至る、主に島根県邑南町と広島県三次市作木町の区間を先行してメタバース空間として再現し、実際に車両に乗って走っているような感覚を味わっていただける空間づくりを目指します。

そして、駅などに仮想空間としての「メタバース資料館」を設置し、三江線の歴史や風景を紹介したり、三江線に関する写真を撮影した人たちが展示したり、交流したりするスペースも検討しています。

三江線が廃線後も地域の内と外を結びつける存在であり続けるために、廃線となった三江線の記憶と風景を残していくために「三江線メタバース」の構築にぜひ、ご協力ください。

寄附金の使い道

三江線メタバース&メタバース資料館の制作費に充てさせていただきます。

【内訳】
調査費      30万円 写真、資料の収集
システム構築費  120万円  三江線メタバースのシステム構築
デザイン費   50万円  メタバースのデザイン費

【目標金額に達しなかった場合の取扱い等】
・目標金額に達しなかった場合、江の川鐵道の自己資金を充当して(メタバース空間の区域を縮小することも検討)、できうる限りのシステム構築を目指します。
・目標を超えた場合でも、上記の事業のために活用いたします。

三江線の記憶と変わらぬ風景を世界に届けたい!

NPO法人江の川鐵道は、JR三江線の廃線によって「全国の鉄道網から切り離された」という喪失感を払拭し、廃線になるほどの過疎地であっても、「やればできる」という気持ちを住民に持ってもらいたいという願いを込めて活動を続けています。

実際、最初は継続できるか、懐疑的な声も住民の間にはありました。「そんなことをやって続くのか」「誰もこんな何もないところ来やしないよ」という言葉を幾度となく、聞きました。

しかし、廃線から7年たった今でも、多くの人たちが、宇都井駅に上ったり、トロッコを楽しんだりしてくださっています。

さらに、そこに三江線メタバースをつくることで、インターネットを通じて、いつでも、三江線の現状や歴史、風景を見ることができます。

現在、トロッコ乗車や宇都井駅の有料入場者で年間4000人ほどの来場をいただいていますが、この三江線メタバースができれば、三江線の魅力を世界に発信し、この場所にいつか訪れたいと思う人がひとりでも増え、実際に訪問いただくきっかけになるようにしたいと考えています。

事業実施のスケジュール

2025年2月〜 メタバースのデザインやシステム構築のための協議開始
2025年4〜12月 システム構築
2026年1月 メタバース空間のオープン

邑南町長 大屋光宏

多くの方に三江線の魅力を伝えたい

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JR三江線は2018年に廃線となり、現在は邑南町が跡地を取得し、三江線鉄道公園として、邑南町の観光に欠かせない存在になっています。「天空の駅」として親しまれている宇都井駅公園や、口羽駅公園、作木口駅公園の活用を通じて、一人でも多くの方に邑南町を訪れてもらえるように願っています。

廃線からまもなく8年になりますが、NPO法人江の川鐵道の皆さんやボランティアスタッフの皆さんによるトロッコ運行や口羽駅の資料展示コーナーなどに多くの人びとが訪れています。今回のプロジェクトで、三江線の沿線の風景や土木学会により土木遺産に認定された宇都井駅などをメタバースの世界でも楽しんでもらい、三江線の魅力を伝えることで、さらに多くの皆さんを迎えるきっかけになればと思っています。町としても全面的に応援します。全国の皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

江の川鐵道理事長 日高弘之

より多くの三江線ファンに情報を届けたい!

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NPO法人江の川鐵道は、三江線が廃線になった直後に立ち上げました。当時は、線路を活用できる見通しもない中でしたが、町内外の会員の皆さんの力を借りながら、また町やJR西日本の皆様のご理解とご協力によって、トロッコを走らせることができるようになりました。

三江線の廃止からまもなく8年になります。わたしたちは廃線直後から邑南町鉄道公園でトロッコを走らせ、宇都井駅の入場案内を行ってきました。皆様のおかげで、昨年度は2,000人を超す来場がありました。来られた方にお話を聞くと、初めて宇都井駅を訪れる人であったり、関西や四国など遠方からもおいでいただいています。

このたびは、より多くの全国の三江線ファンの方々に、メタバースの技術を使って三江線の風景をネット上で体験いただいたり、メタバース資料館を再現したりしたいと思っております。皆様のご支援をお願い申し上げます。

江の川鐵道のボランティアスタッフ  西川 葉奈

江の川鐵道の活動に感激

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私は江の川鐵道でのトロッコ運営や宇都井駅のINAKAイルミへのボランティアの参加を通し、人々が三江線沿線かつ邑南町を盛り上げていこうと尽力なされている姿に感激しました。今回の「三江線メタバース」もできあがりが楽しみです!

三江線は地域内外の人々をつなぎ、素敵なご縁が生まれるきっかけを与えてくれる場所です。ぜひお気軽にいらしてください!

宇都井駅周辺で行っているINAKAイルミ実行委員長 三次 宏昭

宇都井駅の階段にこれからも足音が響きますように!

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宇都井駅の選奨土木遺産認定おめでとうございます。宇都井駅の50年の歴史のうち16年イルミで関われた事を光栄に思います。

いつもそこにある駅が、こんなに素晴らしいものだということを知ったのは、廃線の知らせからでした。INAIKAイルミは、宇都井駅の存在があって始まりました、最初は助成金が有り資金の心配はありませんでしたが、4年目以降毎年綱渡りの運営です。

それでも続けて来れたのは、駅とイルミが好きな仲間、駅と軌道が好きな江の川鉄道の皆さんの熱量です。50年、これを一つの節目として、これからも宇都井駅の階段に足音が響き続けることを楽しみにしています。

「三江線メタバース」の完成で、宇都井駅の魅力がさらに伝わるように、皆さんのご支援をお願いします。

三江線跡地から始まる、新しい挑戦を一緒に参加してください!

江の川鐵道からのメッセージ

私たち江の川鐵道は、廃線跡を活用したトロッコの運行等を通じて、地域住民と関係人口が相互に理解を深め、地域内外の人たちが出会い、行き交うような、過疎地であっても賑やかな地域に再生していくために活動を続けています。

廃線は、この地域が従来の経済の仕組みでは立ち行かない現実を地域に突きつけました。しかし、ここで諦めてしまっては、先人達がこの三江線をなんとか開通させ、地域を盛り上げていきたいと頑張ってきたことが無に帰してしまいます。全国で鐵道のあり方が議論される中で、廃線跡を活用したこのプロジェクトが、鐵道の可能性を再考する一つのきっかけになればという思いも持っています。

私たちはこれまで、このガバメントクラウドファンディングを通じて、トロッコの新造、口羽駅の信号システムの復旧、宇都井トンネルの影絵の増設、口羽駅の資料館化などの一つ一つのプロジェクトを、皆様の支援をいただきながら実践してきました。ここで実現できたプロジェクトはひとえに皆さんのおかげです。今回のプロジェクトも、1人でも多くの方に共感してもらえるように頑張っていきたいと思っていますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
 
 

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

島根県邑南町

島根県邑南町は、中国山地の真ん中に位置する人口1万人弱の小さな町ですが、豊かな自然と地域を大切に思う人たちが、里山の文化と暮らしを大切に過ごしています。住民自身による、地域を豊かに、面白くする活動が盛んで、有機野菜などを生かしたグルメ、地域に根付く祭りなど伝統行事だけでなく、景観を生かしたイルミネーションイベントINAKAイルミ」「や、歴史を探訪できる資源がたくさんあります。温かい人たちとの出会いがあなたを待っています!