県民の安全安心を確保する対策を強化し「人とクマの健全な共存」を秋田から

カテゴリー:まちづくり 

main_img

寄付金額 122,000

1.2%

目標金額:10,000,000

達成率
1.2%
支援人数
9
終了まで
88
/ 90

秋田県(あきたけん)

寄付募集期間:2025年11月14日~2026年2月11日(90日間)

秋田県庁

プロジェクトオーナー

現在、秋田県ではツキノワグマの大量出没が長期化し人身被害も県内全域に及ぶなど、危機的状況に直面しています。令和7年度は11月9日時点で目撃件数が1万1千件を超え、人身被害も65人(死亡4人含)に達しており、県民の生命と安全が脅かされているほか、学校の休校や屋外行事の中止など様々な分野で影響が拡大し、日常生活が一変しています。

この危機の収束に向けて、県では、クマの誘引物(柿・栗)の伐採、電気柵の設置など、多様な対策に全力を挙げて取り組んでいますが、平凡な日常生活を送ることができないなど、様々な課題に直面しています。

皆様のご寄附は、子ども達の通学路等の見守り体制の強化や藪の刈払いなど、県民の安全確保や人とクマの棲み分けに関する取組に活用させていただきます。

一刻も早く「安全な日常」を取り戻すため、皆様の緊急のご支援をお願いいたします。

【危機的状況】脅かされる県民の生命と日常生活

異常事態!目撃件数と人身被害の増大

秋田県内では、今秋に入りクマによる人身被害や市街地への出没が相次いでいます。令和7年度は住宅街や市街地など11,000件を超えるツキノワグマの目撃情報が報告されており、地域住民に大きな不安が広がっています。

目撃件数: 令和7年度のツキノワグマの目撃件数は、11月9日現在で11,000件超。これは、過去最多であった令和5年度の3,723件を大幅に上回る異常な状況です。

人身被害: 同日現在で65人(死亡4人を含む)もの被害が発生しており、過去最多の令和5年度の70件に迫る、県民の生命が危険に晒されている状況です。

散歩中や農作業中など、日常の場で被害に遭うケースが多発。教育現場でも休校や屋外行事の中止など、「安全に暮らす」という当たり前の日常が脅かされています。

なぜ今、クマの出没が深刻化しているのか?

クマと人の生活圏の境界線が消失

目撃や被害が急増している背景には、人口減少等により、里地里山での人の活動が低下し、耕作放棄地が増加したことで、人とクマを隔てる緩衝機能を果たさなくなってきたことなどが考えられます。結果として、クマの分布域が拡大し、人の生活圏とクマの生息域が隣接、あるいは重複する場所が増え、クマが市街地に出没する事態が頻発しています。

プロジェクトの目的と主な対策

緊急対策

深刻な被害拡大を受け、政府は10月30日に「クマ被害対策等に関する関係閣僚会議」を開催。国民の命と暮らしを守るため、追加的かつ緊急的な対策強化を決定しました。
また、11月14日には、「クマ被害対策パッケージ」を改定し公表しています。

秋田県も、自衛隊の派遣要請など人身被害を防ぐための緊急対策を講じていますが、依然として例年を上回る広範囲な出没により、秋田県民の日常生活に深刻な影響を及ぼしています。

この危機的な状況を乗り越えるためには、目の前の被害拡大を防ぐ「緊急対策」により、秋田県民の命と暮らしを守らなくてはなりません。

共生のための中長期的な取組

他方で、秋田県では、秋田県民の安全安心な暮らしを確保しつつ、中長期的には、クマとの共生を目指しています。

そのためには、クマの生息域の拡大を抑える対策を講じることで人とクマの棲み分けを進め、クマが人里に近づかないような環境整備が不可欠です。

危機的状況を収束させ、安全で安心な日常生活を一日も早く取り戻すために

■安全確保
子どもたちが安全に過ごすための、小中学校等周辺の見回りや爆竹等による追払い。

■情報提供
ツキノワグマ等情報マップシステム「クマダス」の運用・保守、及び県公式LINEとの連携によるリアルタイムな情報発信。

■環境整備
クマを人里に誘引する放任果樹(カキや栗など)の伐採、移動経路となる集落周辺の緩衝帯(藪)の刈払い。

■体制強化
クマ被害防止のための担い手の確保・育成。

未来の安全を守るために

寄附金の使い道

皆様のご寄附は、上記対策のとおりツキノワグマの被害防止対策に活用させていただき、秋田県民の生命と安全の確保に努めてまいります。

目撃件数や人身被害が増加し続ける今、秋田県民の日常が脅かされています。

子どもたちが安心して学校生活を送り、秋田県民が散歩や農作業ができる平穏な日常を取り戻すため、どうか皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。

※目標金額を超えた場合や達成しなかった場合でも、寄附金は全て本事業に活用させていただきます。

寄附者の皆様へ

秋田県知事 鈴木 健太

写真

ツキノワグマの脅威により、秋田県民は命を脅かされる恐怖と、平穏な暮らしが壊される不安を抱いて、日々の生活を送っている危機的な事態です。
未来ある子ども達が、クマにおびえて通学するような状況はあってはならないことです。
県民の安全と安心を取り戻すため、秋田県は関係機関・団体と協力し、総力を挙げて被害防止対策を講じてまいります。
皆様の力強いご支援をお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

秋田県

秋田は、ここにしかない魅力にあふれています。
人々が自然に寄り添いながら、大切に育んできた風景。
県内各地で脈々と受け継がれている祭り、食、産業。
それらは都会と呼ばれる場所から遠く離れ、長く厳しい冬があったことで、独自の発展を遂げてきました。
こうした風土が育んだ共助の精神と、大らかさも自慢の一つ。
温かい人の輪に加わり、唯一無二のモノ・コトに触れるひとときは特別な思い出となって、記憶に深く刻まれるでしょう。
さあ、心のふるさとづくりへ。
ワン・アンド・オンリーの土地、秋田が皆様をお待ちしております。