みんなで学ぼう! 子どものアレルギー

カテゴリー:健康・福祉 

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目標金額:1,000,000

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佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2025年11月17日~2026年2月14日(90日間)

佐賀県NPO支援×一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーション

プロジェクトオーナー

アレルギーは命に関わる深刻な症状を引き起こすこともあり、保護者だけでなく周囲のすべての大人が正しい知識を持ち、迅速な対応ができることが大切です。

また、インターネットなどにあふれる誤った情報にふりまわされる人も多く、必要がない食物除去を行っている人の話もよく耳にします。こどもの健やかな成長とQOLの向上のために、わたしたちはこの活動を続けています。

家族の孤立を防ぎたい

小児アレルギーの専門家を身近な存在に

子どものアレルギーは増加傾向にあります。
アレルギーの要因には遺伝と環境(花粉、ペットの毛、食べ物など)の両方があり、妊娠期から正しい情報を知っておくことが予防や早期発見・早期対応につながります。

しかし、アレルギーについては誤った情報に振り回されてしまう人がまだまだ多く、妊娠期の食事を制限したり、離乳食で特定の食品の摂取を遅らせる事例も頻繁に耳にします。

アレルギーの研究は日進月歩で、エビデンスに基づいた最新の情報をだれもが必要なときにいつでも得ることができる環境が求められています。また、専門用語ではなく一般の人や子どもでも理解できる言葉で分かりやすく発信されることも大切です。

このような想いから、私たちはセミナーの開催やInstagramの運営などに取り組んでいます。

オンラインセミナーの様子

オンラインのメリットを活かして

時代に合わせた情報発信のかたち

この活動は、もともと小児喘息疾患のある子どもがいる村上美由紀さんが20年前に始めたものです。村上さんは日々の看病を通じて、小児アレルギー児を持つ子どもの保護者が、病院以外では小児アレルギーに関する正しい情報を得ることの難しさを痛感したそうです。

頻繁に入院・受診していた時期を通りすぎた後、子どもたちが受診していた有田共立病院に勤務しはじめ、2005年に伊万里・有田地区のボランティア団体「小児気管支喘息を持つ子ども(その後“小児アレルギーを持つ”と改名)と保護者を支援する会・ふ〜やクラブ」を立ち上げました。
発起メンバーは、当時有田共立病院勤務の“辻小児科アレルギークリニック”の辻功介医師と、地域の開業医、伊万里市の“いとう小児科”伊東雅樹医師。その他、地域の医師や看護師らの専門職だけでなく、行政、団体等多くの人や組織とのつながりを育くみながら途切れることなく講演会を開催し続けました。

エピペン実習風景

2020年にはコロナ禍で講演会の開催が難しい状況となり、オンラインに特化した一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーションが団体会員となり活動に参画したことで、初めてオンラインセミナーを開催し、参加対象を全国に拡大しました。
オンラインセミナーの開催を続けながら、並行してライフスタイルに応じてオンデマンドで視聴できる動画コンテンツを制作して公開したり、若い世代にも伝わりやすいようイラストをメインにした Instagram(後援:佐賀県)を活用して情報を発信したり、その時々でできる最善の形を模索しつつ活動を続けています。

寄附金の使い道

プロジェクト実施のための費用の一部

【内訳】
・セミナー開催費:20万円
・Instagram更新費(イラスト制作・動画制作):40万円  
・ふるさと納税の募集に要する費用:40万円

目標金額に達しない場合は、Instagramの更新頻度やセミナーの開催内容を調整して実施します。目標額以上に寄附をいただいた場合は、翌年以降の活動に充てさせていただきます。

家族が笑顔で過ごせるように

学び合い、助け合い、安心して暮らせる社会へ

子育て中の保護者に加え、看護師、薬剤師、保育士、保健師、栄養士等、子どもの育ちに関わる全ての人が小児アレルギーについて学ぶことで、まず第一にアレルギーに罹患しないための予防が可能となり、また、何らかのアレルギー症状が見られた時には早期発見から適切な治療につながりやすくなります。
また不安を抱えた保護者は、いつでも気軽に相談できることで孤立が解消され、笑顔で子どもと向き合う心の余裕が生まれます。これにより、アレルギーを持つ子どもたちが安心して過ごせる環境に近づくのではないでしょうか。
地域社会全体が一丸となってアレルギー対策に取り組むことは、医療費の削減や経済的負担の軽減にもつながり、より持続可能な社会を実現するための基盤づくりにも寄与すると考えています。

運営に参加するメンバー

今、不安を抱えている人のために

これからも続けていきたい

■事業スケジュール

2026年
1月~12月
Instagramへの新規投稿の制作、公開
イラストの理解を深めるための解説動画の制作、公開

秋ごろ セミナー開催

イラストで発信

(一社)ヘルスサポーターズイノベーション代表理事 寺野幸子

軽やかに、しなやかに人生を歩もう

心と身体は密接につながっていて、どちらか一方に不調が出ると、もう片方もバランスを崩してしまいます。現代のストレス社会の中では、年代や性別を問わずみんなが日々「ゆらぎ」とともに生きています。「ちゃんとしなければ」「人に迷惑をかけてはいけない」と、困った時や悩んだ時もインターネットを頼りに一人で解決しようとしてしまいがちではないでしょうか。身体や性、メンタルなどに関するデリケートなことは、特にこの日本では人に話しにくい風潮もあります。現在の大人達は必要な健康教育を受ける機会が少なかったこともあり、子どもや若者にどのように健康や性のことを伝えればいいのか分からないという人も多いです。

そこで、大人も若者も一緒に使える「ポケット保健室」というサービスを通じて、もっとオープンに、もっと温かく、もっと多様性を持ってこれらのテーマに向き合っていく社会を作りたいと考えました。未来を変える大きなうねりとなることを願って、この小さな一歩を踏み出します。

みなさまのご協力を賜れれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

寄附者の皆様へ

わたし達と一緒に子ども達の健やかな育ちを支えてください

20年続くこの取り組みは、医師、NPO、行政、企業等多くの組織が協働していることが一つの特徴です。コロナ禍にも途切れることなく、時代に応じて新しい視点を取り入れながら続いてきました。これからもオンラインを活用することで、どこに住んでいても信頼できる最新の情報を得ることができる環境づくりによって近年課題となっている“医療格差”を補う一助となりたいと考えています。
温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。


【活動メンバー】
辻功介:医師
村上美由紀:ふ〜やクラブ代表
室英理子:医師
上野佳代子:管理栄養士・小児アレルギーエデュケーター
森田駿:医師
伊東雅樹:医師
寺野幸子:ヘルスサポーターズイノベーション代表
江口智子:イラストレーター
溝口達弘:医師
(写真上段左から)

こども達の笑顔のために活動するメンバー

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援

一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーションは助産師や理学療法士、保育士、公認心理師、キャリアコンサルタントなど多職種連携で、「いつでも」「どこでも」ユーザーに寄りそい、心身の健康と、ウェルビーイングの実現をサポートするオンラインサービスポケット保健室CHILWELを運営しています。https://chilwel.jp/
また、ともに本事業に取り組む「小児アレルギーを持つ子どもと保護者を支援する会・ふ〜やクラブ」は佐賀県に拠点を置き、20年間にわたり小児アレルギーを持つ子どもと、その保護者、子育て支援者等に向けて、エビデンスに基づいた最新の情報を提供する活動に取り組んでいます。