「海体験」で児童養護施設の子どもたちの心と体つくり応援

カテゴリー:自然・環境 

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目標金額:1,500,000

達成率
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支援人数
0
終了まで
90
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佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2025年12月4日~2026年3月3日(90日間)

NPO法人 浜-街交流ネット唐津

プロジェクトオーナー

近年は全国的に子どもの心身の発達に必要な魚の消費量が減少するとともに、生活環境の変化で海や山での自然体験も減少しており、子どもたちの健康と心を心配する声が多く聞こえてきます。私たちは、幼少期からの魚食がもたらす健康効果を伝え魚食に慣れ親しんでもらうために、長年にわたり親子魚料理教室の開催や県内すべての児童養護施設の子どもたちへ海産物寄贈を行っています。
今回のプロジェクトでは、心と体つくりに効果があるとされている磯遊びや釣り、シュノーケリング等の「海体験」を通じて、児童養護施設の子どもたちを応援したいと考えています。

生活環境の変化で子どもたちの自然体験が減少

子どものロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)が拡大

子どもたちの健康づくりを目的に行っている親子魚料理教室や児童養護施設への毎月の魚介類寄贈では、たくさんの子どもたちから「魚が好きになった」との感想をいただいており、私たち漁業者も嬉しく思っています。

児童養護施設への海産物寄贈
新聞記事(佐賀新聞社)

ところで、近年は生活環境の変化で子どもたちの海や山での自然体験が年々減少傾向にあり、埼玉県医師会が平成22~25年に県内の幼稚園から中学生までの子ども1343人に運動器の検診を行った結果、約40%に機能不全の兆候がみられ、3人に1人以上にロコモティブ・シンドロームの疑いがあると報告されています。

子どもたちの自然体験の経年変化
子どもの自然体験と探求力の関係

私たちが長年にわたり行っている釣りや定置網漁業体験に参加した子どもたちは、それまでに経験したことがない海との触れ合いの中で心身ともに変化がみられているとのことです。

今回のプロジェクトでは、経済面や規則等により、野外活動がある程度制限下にある児童養護施設の子どもたちを対象に「海体験」を通じて心と健康づくりを応援したいと考えています。

磯遊び、釣り、シュノーケリング等による海体験の効果

「海体験」による心と健康づくりの効果は、海などの環境が人間の心身に良い影響を与えるとされる「ブルースペース理論」でも知られるように、以下のような効果があるとされています。

・リラクゼーション効果:波の音やマイナスイオン、海の風景による感情安定化
・探求心向上効果:海の生き物や植物と触れ合うことで探究心向上
・好奇心向上効果:海の生物や生態系、潮の流れ・満ち引き等の観察による好奇心向上
・体力向上効果:海や砂浜で全身を使うことで筋力や持久力、バランス感覚向上
・免疫力向上:海水や海辺の空気に触れることで免疫力向上
・環境学習効果:海洋プラごみの現状を見ることで環境保全意識向上

磯遊び
釣り
釣り②
シュノーケリング
グラスサンドアート

令和7年度に実施した「海体験」後には、子どもたちから楽しかったとのメッセージをいただきました。

※SDG's 3. すべての人々に健康と福祉を
※SDG's14. 海の豊かさを守ろう

寄附金の使い道

◆目標金額 1,500,000円

1)寄附金の使い道
 〇海体験施設利用料 513,000円
 〇保険料、交通費等 212,000円 
 〇返礼品代、送料  550,000円  
 〇県手数料     225,000円


※目標金額に達しなかった場合は、規模を縮小して実施します。
 目標金額以上の寄附が集まった場合は、規模を拡大して実施します。

「海体験」から子どもが得る経験による成長

児童養護施設にはたくさんの地域企業や団体等がいろいろな物資支援や交流による支援を行っていますが、「海体験」などの野外活動に関しては少ないのが現状です。

児童養護施設で生活する子どもたちは、高校を卒業とともに進学や就職でひとりだちすることになりますので、それまでに「海体験」を通じた心と体つくりを応援させていただきたいと思っています。

「海体験」実施スケジュール

2026年7~9月 磯遊び、釣り、シュノーケリング、グラスサンドアアート等の「海体験」
※予定施設
 ・唐津市呼子交流促進施設めぐりあいらんどおがわ
 ・佐賀県波戸岬少年自然の家

たくさんの子どもたちが「海体験」で心身とも元気になってほしい

唐津漁師 乙姫丸(坂本春也)

最近は漁村の子どもたちでも、家の中でゲームやスマホで遊んでいる時間が多いと聞きます。健康な心と体づくりには幼少期から海や山で遊ぶことも大切です。

児童養護施設の子どもたちには、今回のプロジェクトで心身ともにますます元気になってほしいと思います。

笑顔あふれる素晴らしい時間を有難うございました。

児童養護施設聖華園 園長 河原 祐一郎様

近年は、室内での活動や遊びが中心となり、子どもたちが自然に触れる機会が少なくなってきています。そんな中、今回は貴重な「海体験」の機会をいただき、子どもたちが実際に自然の大きさや美しさを肌で感じることができました。初めての体験に戸惑いながらも、目を輝かせて楽しむ子どもたちの姿が印象的で、笑顔あふれる素晴らしい時間となりました。
このような経験を通して、子どもたちが自然の中で感じる喜びや発見を大切にし、今後も豊かな心を育んでいけるよう努めてまいります。来年もまた、これまで触れたことのない自然との出会いを通して、子どもたちとともに貴重な体験を重ねていきたいと思います。
最後になりましたが、今回の活動に際し多大なご支援をいただきました全国の皆さま、ならびに関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

すべての子どもたちの心と体つくりを願っています。

NPO法人 浜-街交流ネット唐津 代表理事 千々波行典

児童養護施設の子どもたちには、自然の中で学び成長していくための周囲の支援が必要です。子どもたちが本当に必要としている野外活動支援を十分に提供するためには、皆さまのお力添えがどうしても必要です。

皆さまのご支援が、子どもたちにとって温かな未来への大きな一歩となるとともに日本の未来つくりに必要です。どうかご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品のご紹介

現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援

私たちが活動する佐賀県玄海地区(唐津市、伊万里市、玄海町)は、好漁場である玄界灘に面しており、古くから漁業が盛んな地域です。玄海国定公園にも指定され、多くの松原や自然景勝地に恵まれ、また朝鮮半島 などとの交流に関係する文化史跡も多く残っています。