保護どうぶつが地域を元気に。「助けたい」と「癒やされたい」が出会う、新スタイルの動物福祉複合施設をつくりたい!
カテゴリー:動物
寄付金額 141,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 14.1%
- 支援人数
- 9人
- 終了まで
-
86日
/ 90日
鳥取県琴浦町(とっとりけん ことうらちょう)
寄付募集期間:2025年12月1日~2026年2月28日(90日間)
鳥取県琴浦町 × 一般社団法人 森としっぽ

「動物を助ける活動」を一過性で終わらせない、命をつなぎ、地域を活性化させる新しいカタチの動物福祉サービスを提供する複合施設を創ります。家族を待つどうぶつたち、飼い主の方々、飼いたくても飼えないどうぶつ好きな方々の「こんな拠点やサービスがあったらいいな」という理想を実現するため、このたび動物専門の法人「森としっぽ。」がプロジェクトを立ち上げました。
どうぶつの保護・譲渡を持続的な活動にしつつ、どうぶつの癒しで地域を元気にする新たな動物福祉施設をオープンするためにクラウドファンディングをさせていただきます。
どうぶつの保護活動が持続可能になるために
「森としっぽ。」~ なぜ複合施設をしようと思ったのか?
私は幼少期から野良犬や野良猫に関わり育ち、大学時代には、動物の殺処分の課題について深く学ぶため、サークルを立ち上げて活動していました。その中で、保護団体や個人で活動される方々が、自己資金を投じ、ボランティアとして活動せざるを得ない厳しい現状を知りました。
私も最前線で活動したいと考えましたが、保護活動単独では仕事として成り立たないという現実がありました。
そこで、自ら会社を設立し、事業収益を得ることで、より多くの資金を動物たちのために持続的に活用できると考え、起業を決意しました。
事業として収益を上げながら保護の最前線での活動を両立できれば、このモデルを全国で志を同じくする方々へ広げていけると確信しています。民間の力で自立した保護・譲渡施設こそが、今後の動物保護活動を継続させていくために不可欠です。
どうぶつを通して繋がる多世代間交流
子どもたちもご高齢の方も皆が笑顔になる
「動物を飼いたい」という願いをあきらめてしまう方も多くいます。特に子どもたちは家庭・住宅事情により、またご高齢の方は自身の体調変化や動物の寿命を懸念し、最期まで責任がもてないと動物を飼うことを断念します。さらに、行政や愛護団体も年齢や経済状況などにより譲渡を控える場合もあります。
わたしたちはこの現状に対し、「今、健康で少しでも動物のお世話ができるなら、家族を待つ動物たちのお世話を担っていただくとはできないか」と考えました。
当施設に通い、家族を待つ動物たちのお世話をお願いする活動は、動物との触れ合いによる癒しに留まりません。多世代との交流から共通の会話が生まれ、子どもたちの社会性を育みます。ご高齢の方にとってはフレイル予防にも効果を発揮すると考えています。
また「ずっと見守り制度」は、施設への通所ではなく、動物の所有権は当法人が持ちつつ、ご家庭で家族としてお世話いただくサービスです。入院や施設入居など、お世話が困難になった際は、当施設が再び引き取り、終生お世話を行います。日常の体調不良には、ペットシッターとしてお散歩、猫トイレの大掃除、お買い物や通院代行など、動物たちができる限りご自宅で安心して暮らせるようサポートします。
学校での「動物介在教育」は、子どもたち動物愛護・福祉教育だけでなく、自主性を育み、ときには無言の癒しを求める居場所づくりと不登校対策に。病院や福祉施設での動物介在活動は憩いの場と生きがいを感じていただくことに繋がります。
どうぶつとの暮らしの中の様々な相談に対応
出会いから、お別れまでの悩みを解決へ
主な事業内容
●ドッグカフェ&ラン(全天候型)
屋外・屋内どちらも完備した全天候型のドッグランと、愛犬とくつろげるカフェスペースをご提供します。(カフェでは各種イベントも実施予定)
●ペットフレンドリーな宿泊施設
旅行や帰省の際に、愛犬・愛猫と一緒に滞在できます。(その他動物種もご相談ください。)
●動物介在活動(教育・福祉連携)
動物愛護教育や癒しを提供するため、学校や介護施設などに動物を派遣し、心のふれあいや学びを創出します。
●多様なニーズに対応するペットホテル(犬・猫・キャリア対応)
キャリアの種類に応じて部屋を分け、3段ケージだけでなく個室のフリー空間もご用意。動物の状態、お預かり期間、飼い主様のご希望に沿って安心してご利用いただけます。
●ペットシッターサービス
ご高齢の方などでお散歩や通院が困難な場合に、動物と最期まで安心して一緒に暮らせるようサポートします。
●オリジナルペット用品の販売
ガラス、陶芸、木工などの工芸作家様とコラボレーションした、オリジナルグッズを展示・販売しています。
●ペット共生住宅コーディネート
当施設を実物展示場として活用し、動物と快適に暮らすための新築やリフォームプランをご提案します。
●ペット後見人制度(終生サポート)
飼い主様が万が一の事態で動物を飼えなくなった際に、最期まで責任をもってお世話するための契約(受け皿)を提供します。
●ずっと見守り制度(預かりボランティア)
ご高齢の方など「動物と暮らしたい」という希望を叶えるため、預かりの形でお世話をしていただき、できないことは当施設がサポートをします。
●エンディングノート(メモリアルノート)
動物を家族に迎えてからお別れのまでの想い出や、看取りに関する家族の意見などを記録し、「別れ」を支えるノートを提供します。
●訪問火葬サポート(連携事業)
提携会社から火葬車両を準備し、カフェスペースを最期の想い出を振り返るお見送りの場所として提供します。
●ペットロスカウンセリング
継続的なカウンセリングにより、別れの悲しみに寄り添いながら徐々に元の生活に戻れるようサポートをします。
これらの事業を展開することで、スタッフ給与や動物のお世話代など活動資金をまかない、完全自立運営を実現します。
寄附金の具体的な使い道
複合施設リフォーム費用の一部へ
●目標金額に達しなかった場合の寄附金の取扱い
目標金額に達しなかった場合も、寄附金はすべて本プロジェクトの施設改装費用として活用いたします。
●目標金額を超過した場合の寄附金の取扱い
目標金額を上回るのご支援を頂いた場合も、同様に本プロジェクトの施設改装費用として活用いたします。
事業の実施スケジュール
2025年12月~2026年2月 内外装の改装工事を実施
2026年3月 ホームページ制作、サービスの詳細決定、設備什器の設置、スタッフ研修など
寄附者の皆さまへ
一般社団法人 森としっぽ 代表理事 松本 章太
動物の保護活動を持続的に行う「完全自立運営」は決して容易ではありません。オープンから3年間は、赤字を覚悟して事業を進めることになります。しかし、人口最少の鳥取県でこのモデルケースが成功させられれば、必ず全国展開が可能になると確信しています。この先進的なモデルをつくるため、私個人の資金に加え、応援してくれる両親や姉の資金、株式会社ルリエの資金を結集させて、持続的な運営を強力にバックアップします。施設の購入費2,100万円、改装費2,500万円は自己資金でまかなう覚悟であり、ご支援いただいた資金を回収に充てるつもりはありません。ただ、皆さまからの温かいご支援があれば、いち早く軌道に乗せることができ、事業が安定します。皆さまのご協力と温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
のび動物病院 スタッフの皆さん
私たちは日々診察に従事する中で、動物との生活に困難を抱える飼い主様に遭遇することがあります。急な病気や失業など、背景は多様ですが、どの方も飼育動物に幸せでいて欲しいと願っていることが分かります。ではどうすべきなのか?折よく森としっぽ様の活動を知り、相談しました。飼い主様への丁寧な聞き取りから始まり、問題を整理し具体策を提案。その上で飼い主様と一緒に問題解決を目指す、という大変な役務です。たくさんの飼い主様と動物達を助けていただき、感謝しかありません。
「森としっぽ。」様は動物介在活動にも取り組んでおられます。私自身も子供の頃、学校や友達と馴染めず辛いことがありました。そんな時は、飼っていた猫を抱きしめ自分の悩みを話しました。もちろん何か返ってくるわけではないのですが、明日も頑張ろうという気持ちになるのです。
また、「森としっぽ。」様のお力添えのもと、当院でも「ずっと見守り制度」の活用も進行中です。ご高齢の飼い主様と話をしていると、動物がご本人の生きがいとなっていることもよく経験します。これらの取り組みにより、今動物を飼っていない人にも動物と触れ合うことで得られる癒しや楽しさを経験してもらうことが可能となります。
このような活動をさらに発展させ、持続的なものとしていきたい。それが人にも動物にも優しい社会の形成につながっていく。共感を覚えるのは私たちだけではないのではないしょうか。ぜひご協力をお願いいたします。
一般社団法人日本スクールドッグ協会 代表理事 青木 潤一
私たちはスクールドッグ活動を通して、子どもたちに「生き物と共に生きる」ということを伝えてきました。
犬たちはただ学校に“癒し”を届ける存在ではなく、人と動物が互いに支え合いながら生きる「共生」の象徴です。
だからこそ、動物たちの命が大切に扱われる社会の実現は、私たちの教育の根幹ともつながっています。
今回のこのプロジェクトは、「保護・譲渡」と「動物介在」という二つの大切な機能を併せ持ち、人と動物の幸せを同時に実現しようとする素晴らしい取り組みだと感じています。
保護犬・保護猫の存在を通して、子どもたちは“命の重さ”や“思いやり”を学びます。
そして、その学びはやがて社会をやさしく変える力となっていくでしょう。
教育の現場でも、動物たちの命を守る現場でも、私たちが目指すものは同じです。
それは「持続的で、誰もが関われる優しい仕組み」をつくること。
このプロジェクトが地域の中で新たな希望の灯となり、人も動物も共に幸せに暮らせる未来のモデルになることを心から期待しています。
まちづくり団体 コトウラ3区 代表 丸山 ユキ
気が付けば、まわりに空き家が多くなった。そういえば、近所で子供の声をほとんど聞かなくなった。いつまでも元気だと思っていたあの人は、いつのまにかいなくなっていた。草がぼうぼうの景色、帰ってこない子供。
でも、そんなことより問題だと思ったのは、明るい顔の人が少ないことでした。
人が笑っていると気になりますし、つられて笑ってしまうことがあるように、笑顔や明るさは、人から人へとつい伝染し、循環する力があります。明るい顔の人が多い町だということは、楽しみや喜びを持っている人が多いことの証明みたいなもの。
そんな人が増えたらいいな、という思いから、遊ぶように繋がることを意識して笑顔を増やすためのボランティア活動を行っており、「がんばらない」を掲げています。誰もがもう十分頑張っていますから。これ以上に頑張ってしまったら、明るい顔じゃなくなってしまいそうですよね。
「森としっぽ。」さんの活動は以前から知っていました。 前向きで明るいお二人には、いつお会いしてもつい笑顔がうつってしまいます。 動物たちとの触れ合いにおいても、思わず笑顔がこぼれます。
ちょうど、立地もよく広さも十分な好物件があることを知ったとき、すぐに森としっぽさんの活動が頭に浮かびました。地域の課題である高齢化のことも浮かびました。
「犬のお世話があるからボケていられない」という近所のおばあちゃんの声なども。
自分だけだったら「これでいいや」となる所が、犬のためだったり、誰かのためだったらつい力が湧いてくる、そんなことがボランティアの活動においてもよくあります。
森としっぽさんの活動なら、人と人とがもっと優しくつながり合えるかもしれない、明るい顔の人が町にもっと増えるかもしれない、とすぐにイメージできました。今後の活動を応援しています。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
鳥取県琴浦町

琴浦町は鳥取県のほぼ中央にある、農業、漁業、商工業が盛んな人口およそ1万5千人ほどの元気いっぱいのまちです。日本の滝百選に選ばれた「大山滝」やかつてこの地を訪れた後醍醐天皇とゆかりの深い清泉「天皇水」などの美しい水の恵みを受け、地酒のほかかまぼこ、お菓子、牛乳・乳製品、二十世紀梨、全国の品評会でも高い評価を受けた牛肉など多くの特産品があります。また、琴浦町には、白鳳時代に建立されたとされる県内最大規模の国指定特別史跡「斎尾廃寺跡」をはじめ、室町時代の南北朝の動乱を描いた太平記の舞台となった「船上山」や日本一に認定された国指定天然記念物「伯耆の大シイ」など数々の名所・旧跡があります。琴浦町は、歴史・自然・産業ともに魅力いっぱいのまちです。
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