海士町から社会を変える人づくりを!地域を越境して学ぶ若者支援事業

カテゴリー:子ども・教育 

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目標金額:1,000,000

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支援人数
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終了まで
85
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島根県海士町(しまねけん あまちょう)

寄付募集期間:2025年10月13日~2026年1月10日(90日間)

海士町×さとのば大学

プロジェクトオーナー

日本を深く学ぶ!地域留学する若者支援にあなたの納税を使います。

少子化の影響から毎年470校が廃校となる日本。特に地方では子ども・若者がどんどんいなくなっています。そんな中、海士町は高校魅力化、島留学を早くから実践し、注目されてきました。
日本の地域が持つ文化や智慧の豊かさ目を向ける高校生・大学生も増えており、今後海士町だけに留まらず、”海士町スタイル”で、日本各地に飛び込み学ぶ若者たちの学びを支援する仕組みを作ります。

「Think global, Act local」という言葉がありますが、広く世界を考え身近な社会を変える学びを広げたいと考えています。
日本各地には、多様な文化の中で独自の挑戦をする人々がいます。若いうちからこうした人々と触れ合い、その行動や生き方を学ぶことは、未来を変える貴重な体験になり、それがひいては日本を元気にすると信じています。

日本を深く学ぶ!地域留学する若者支援にあなたの納税を使います。

はじめに

少子化の影響から、日本では、毎年小中高合わせて470校が廃校となっています。特に地方では顕著で、子どもたち、若者たちを含む家族ごと地域外へ出て行ってしまいます。

海士町は、本土からフェリーで3時間という場所にありながら、教育の魅力化や大人の「島留学」などを通じ、若者が関わりたくなる魅力ある島づくりを行い、注目を集めています。

私たちNPO法人学び3.0の連携大学である「さとのば大学」は、設立当初から海士町を地域キャンパスの一地域として、若者たちを受け入れてきました。移住して暮らしながら学び、授業そのものはオンラインで全国の仲間と受けるというスタイルです。

若者の存在が地域に変化をもたらす

都市部では、大学生は珍しくもない存在かもしれませんが、大学のない地域では、それが一人だとしても、大きな存在であり、変化のうねりとなります。地域にとって子ともや若者がいることはとても嬉しく、活気につながります。

さらに、環境問題やSDGs等社会問題への関心の高まりから、日本の地域、文化に関心を持ち、地域で学びたい若者が増えています。

こうした思いを後押しするかのように、海士町も含めて、各地で機運が高まっており、このタイミングで、若者に来てほしい熱意ある地域と、日本の地域を学ぶ意欲のある若者をしっかり結んでいきたいと考えています。

実現したいこと(支援が必要な理由)

若者に来てほしい熱意ある地域と地域に留学し学びたいと意欲ある若者がいても、いくつかハードルがあります。

その一つが経済的なハードルです。
前提として、日本の大学生の半数がなんらかの奨学金を受給するなど、厳しい状況が若者を取り囲んでいます。

ましてや地域へ移住する場合は、暮らしに係る負担が多くなり、地方に行けば行くほどアルバイト先も限られるという状況があります。
また地域としても、受入れの最低限の環境を整えることにもお金がかかります。

またもう一つが”出会い”のハードルです。
いきなり地域に飛び込むにはハードルが高く、地域と若者がお互いに相性を確認する機会が必要だと考えています。

一過性ではなく、地域住民と共に暮らすことそのものが学びとなります

一つ目の経済的な側面では、地域で学びたい若者の気持ちが経済的な状況によって阻まれるのは悔しく、もったいないことです。

例えば「さとのば大学」は、海士町も含めた14の地域と連携していますが、市民大学であり、一般的な奨学金制度の対象外となってしまいます。そうなると経済的な事情から、地域留学を断念したり、休学をするケースがあります。

統廃合によって地域から学びの場がなくなり、子どもが、若者がいなくなりつつある地域に、再び新たな仕組みやデジタルの力を使って魅力ある学びの場を提供しようと奮闘する地域が海士町を含めたくさんあります。

ぜひ挑戦をする若者を、地域を応援してください。海士町から日本を変える若者を育む仕組み、機運を作っていきます。

受け継がれてきた地域の風景、知恵、想いを学ぶ

プロジェクト資金の使い道

プロジェクトで集まった金は、下記の内容で利用させていただきます。

(1) 地域留学する高校生・大学生への奨学金
大学4年間の長期地域留学から、高校生から参加できる短期留学といった機会に参加する高校生、大学生のうち、経済事情が厳しい学生に対し奨学金を支給し、学びを後押しします。

地域に目を向ける若者が増えています

(2) 受入れ地域への支援
地域で若者を受け入れるための、居住場所の整備等、受入れに必要な資金を受入れ団体に補助します。また地域について学ぶ講座等を開催し、お互いの理解を深める機会をつくっていきます。

学生が学ぶ環境を地域がサポート

(3)学びの旅の開催
地域に関心のある高校生・大学生を対象に、観光ではない、地域の暮らしにつかり、地域の方々と交わりあう学びの旅を海士町にて開催します。参加がしやすいように長期休み期間中に3泊4日を予定。NPO独自のプログラムで、越境による刺激を自己の変容につなげる内容で行います。

目標金額を超えた場合や達成しなかった場合でも、寄附金は全て本事業に活用させていただきます。
皆様のご支援どうぞよろしくお願いします。

さいごに

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。海士町とNPO法人学び3.0は、海士町から津々浦々の日本の城を元気にしたいと思っています。地域の状況はまったなしです。

受けついできた自然とともに生きる暮らし、智慧、風景そして価値観はノスタルジーではなく、これからの未来を生きる私たち、次世代に必要なものだと思っています。

このような取り組みが、海士町から全国に広がっていったら、とても嬉しいです。ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

海士町長 大江和彦 メッセージ

日頃より海士町を応援してくださり誠にありがとうございます。
海士町では島民一丸となって承前啓後の考え方を根底に「海士町の新時代」という次なるステージへ飛躍するため、島の様々な挑戦を推進しながら、一層魅力的な町を目指してまいります。
ガバメントクラウドファンディングを活用して、第3期海士町創生総合戦略「地域経営人口プラン~みんなでしゃばるまちづくり2.0~」に基づき、町の掲げる3つの「かん」(ひとの還流、暮らしの環境、里山里海の循環)を推進する新たな挑戦が増えていくことを願っております。
私たちの取り組みをぜひあたたかい目で見守ってくださいますと幸いです。

海士町のまちづくりを応援してくださる皆様からのご協力を心からお待ちしています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品のご紹介

現在進捗情報はありません。

島根県海士町

海士町は、日本海の隠岐諸島に位置する人口約2,300人の島です。
ユネスコ世界ジオパークに認定され、豊かな海、豊富な湧水など自然環境に恵まれ、自給自足のできる半農半漁の町で、鎌倉時代に後鳥羽上皇が島流しにされた場所でもあります。
「ないものはない」をスローガンに掲げ、近年は人口減少を食い止めるための多様な教育・交流施策の挑戦により、離島・過疎地でありながらも若者の賑わいが創出されています。