築125年古民家を改修し、宿泊・飲食・体験を組み合わせた「里山まるごと体験拠点」をつくりたい!
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 20,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 2%
- 支援人数
- 3人
- 終了まで
-
64日
/ 64日
山口県下関市(やまぐちけん しものせきし)
寄付募集期間:2025年10月29日~2025年12月31日(64日間)
山口県下関市(山口弘将)

山口県下関市豊田町の築125年古民家を改修し、宿泊・飲食・体験を組み合わせた「里山まるごと体験拠点」を整備します。農作業や発酵、竹林活用などのワークショップを通じ、都市と地域の人が交わる交流の場を育みます。未利用資源を再生し、外部人材や寄附者が参加・共創できる仕組みをつくることで、地域資源の循環と関係人口の創出を目指します。
寄附をしてくださる下関市民のみなさまへ
本プロジェクトでは、下関市在住の方限定で、5,000円以上の寄附をいただいた方全てに「お礼のお手紙」を進呈し、本プロジェクトを通じて開催する交流イベントを先行してご案内します。
※下関市に住民票がある方は、返礼品の対象外となります。
下関市に住民票がある方は、下記の「ふるさと納税で応援」から寄附をお願いします。
地域おこし協力隊の山口弘将です
はじめまして。私は山口弘将(やまぐちひろまさ)と申します。2023年に下関市豊田町に移住し、2024年から地域おこし協力隊として活動しています。
空き家となっていた古民家を購入し、未利用資源の活用に取り組みながら、民泊・飲食・体験プログラムを組み合わせた拠点づくりを進めています。
本プロジェクトは、単なる古民家再生ではなく、地域の資源を循環させ、人と人をつなぐ「場」を未来につなげていく挑戦です。
プロジェクトを立ち上げた理由
地域おこし協力隊として活動する中で気づいたのは、この豊かな里山の資源が、使われないまま眠り、少しずつ失われていく現実でした。
耕作放棄地や空き家は増え、高齢化により担い手は減り、行政や地域組織だけでは手が回らない――。そんな現状を目の当たりにして、ただ見ているだけではいけないと思いました。
一方で、私のように都市から来た人にとっては、この暮らしや風景は新鮮で魅力的に映ります。
だからこそ、都市の人々が関わり、学び、応援できる仕組みをつくれば、資源の再生と関係人口の増加が同時に実現できると確信しました。
そこで、自ら購入した築125年の古民家と農地を拠点に据え、この地で挑戦を始めることにしました。
そこには「偶然」の出会いと「必然」の積み重ねがあります。偶然出会った豊田町の古民家に惹かれ、地域の人に受け入れていただき、活動を重ねる中で必然のように浮かび上がってきたビジョン。それが「里山まるごと体験拠点」という形になったのです。
この挑戦は、大きな開発ではありません。小さな一歩の積み重ねです。けれど、その一歩が未来へと続く道になると信じています。
宿泊・飲食・体験を組み合わせた「里山まるごと体験拠点」を整備します
里山まるごと体験拠点 in 豊田
下関市豊田地区の里山に、築125年の古民家を拠点とした「里山まるごと体験拠点」を整備します。ここでは、宿泊・食事・体験を通じて、この土地ならではの自然や文化にふれることができます。
豊田ならではの魅力
この地域には、他では味わえない里山の恵みと文化が息づいています。
・夜の川を彩るゲンジボタルと「ホタル舟」
・体験のあとに癒してくれる温泉(道の駅蛍街道西ノ市「蛍の湯」など)
・冬の風物詩「豊田湖のワカサギ釣り」
・地域ブランドの「豊田梨」や美味しい米
・ジビエ(シカ・イノシシ)と里山の山の幸
・豊かな森と竹林が広がる林業資源
・歴史を伝える「浮石義民」史跡
・勇壮な伝統芸能「鶏闘踊り」
里山の自然や文化、暮らしが一体となった、まさに「まるごと体験できる地域」です。
ここで体験できること
拠点では、地域資源を活かした多彩な体験プログラムをご用意しています。
【農と食】
・耕作放棄地を再生して行う米づくり(田植え・稲刈り・収穫)
・「どぶろく特区」を活かしたどぶろく仕込み体験
・豊田梨の収穫や加工体験(ジャムやスイーツづくり)
・季節の野菜収穫と里山料理教室
・味噌や漬物などの発酵食づくり
・冬のワカサギ釣りと調理体験
【自然と里山】
・蛍観賞や蛍舟に乗って楽しむ幻想的な夜
・森の散策や里山の生きもの観察
・竹林整備や竹細工・竹炭づくり
【文化と歴史】
・浮石義民の史跡を巡り、地域の物語を知るツアー
・郷土芸能「鶏闘踊り」を見学・体験
・語り部による地域の昔話や伝承にふれるひととき
【暮らしと四季】
・古民家のDIYリノベーション(壁塗り・建具直しなど)
・薪割りやかまどごはん、囲炉裏料理体験
・餅つきやしめ縄づくりなど季節行事への参加
※事業構想段階につき、イメージ写真が少ないですがご了承ください
このプロジェクトで実現したいこと
私がつくろうとしているのは、単なる宿泊施設でも観光施設でもありません。
ここで実現したいのは――
古民家に泊まり、里山の朝や夜の空気を感じること。
地元の食材でつくった料理を囲み、自然と会話が生まれること。
田んぼに立ち、発酵食品を仕込み、竹を切り出す体験を通じて、地域の暮らしの力を体感すること。
そんな「暮らしに触れる滞在」ができる拠点です。
訪れた人は「また来たい」「関わり続けたい」と思い、地域の人にとっては「ここに誇れるものがある」と感じられる。小さくても確かな交流と循環を積み重ねていくことで、この里山を未来へとつなげたいと考えています。
寄附金の使い道
いただいた寄附金は、以下の事業のために大切に活用させていただきます。
・古民家改修費(屋根・水回り等)
・圃場整備費(鳥獣防止柵、水路、基盤整備)
・農業備品、DIY資材購入
・商品開発費(加工食品研究、発酵醸造研究)
・体験イベント運営費(講師謝金・保険等)
※目標金額に達しなかった場合、また、目標金額以上の寄附をいただいた場合でも、上記の費用に活用させていただきます。
※返礼品は現在審査中となっており、11月下旬頃に公開できる予定です。下関市に住民票がある方は、返礼品の対象外となります。
【事業実施のスケジュール】
2025年8~9月:返礼品設計、改修・圃場計画
2025年10~12月:DIY・圃場整備WS、クラファン実施、SNS発信
2026年1~3月:改修工事、小規模体験イベント
2026年4月以降:古民家宿泊・体験拠点オープン、農泊・商品開発本格稼働
応援メッセージ
林 祐史(想い出さいか市実行委員会 委員長、地元住民)
移住者として地域に飛び込み、同じ地域住民として、そして地域おこし協力隊として、一緒に廃校活用にも本気で取り組んでくれています。仲間として一緒に活動してきたからこそ、その想いと行動力の強さを知っています。地域の未来を切り拓く新たな挑戦、全力で応援しています!
内野 和哉(下関市商工会青年部豊田支部 部長)
豊田町商工会青年部として、この挑戦を心から応援しています。地域に眠る資源を生かし、人と人とのつながりを育むこの取り組みは、まさに私たちが目指す地域の未来づくりそのもの。豊田の新たな可能性がここから広がることを期待しています。
寄附者のみなさまへ
私は幼少期から「ふるさと」と呼べる場所を持たずに育ちました。だからこそ、人や自然、文化とつながれる場を自分でつくりたいという思いが芽生えました。
中学時代に体験した農家民宿での暮らしや、大学時代の国際交流・留学を通じて、日本の地域資源の価値を外からの視点で再認識し、「地域で事業をしたい」という志向が固まりました。
卒業後は飲食業界に進み、居酒屋での接客や調理、独立して運営したバー兼レンタルスペースでの経験を通じて、飲食が人を自然につなぎ、交流を生み出す力を実感しました。「食と場づくり」は、自分の強みとして確かなものになりました。
そんな中、全国版の空き家バンクで偶然出会ったのが、下関市豊田町の築125年の古民家です。田んぼや竹林、清流に囲まれたその環境は、私の構想と条件が重なり合い、「ここでなら実現できる」と確信し移住を決意しました。
移住後は、伝統的なお祭りで神輿を担ぎ、角打ちで地域の人々と語らい、農業公園「みのりの丘」でおばちゃん達と共に汗を流しました。
自分たちで米や味噌をつくり、それを持ち寄って食卓を囲む姿に触れ、この町の暮らしの力を強く感じました。また同時に、空き家や耕作放棄地、竹林といった眠る資源にも直面しました。それは衰退の象徴であると同時に、未来へつながる可能性の種でもあります。
私はこれまで、情報を整理して形にする力、まず行動してみる力、人や資源をつなぐ力を大切にしてきました。その強みを活かし、古民家を拠点に「民泊+飲食+体験」を組み合わせ、地域資源を循環させる仕組みをつくりたいと考えています。
だからこそ私は、この地域でこの事業をやらなければなりません。偶然の出会いが必然となり、私の経験と強み、そして地域の資源が噛み合った今、自分が担わなければ拠点は生まれず、資源は眠ったままです。人と自然、農山村と都市をつなぐ役割を果たすことこそが、私に課せられた使命なのです。
今後の展開予定サービスのご紹介
今回のクラウドファンディングは「ふるさと納税型」の仕組みを活用しているため、下関市内にお住まいの方からのご寄付には返礼品をお届けすることができません。
しかし、このプロジェクトは市内の皆さんと一緒に育てていく地域づくりの挑戦です。そこで、寄附特典ではなく「これから実際に提供していく予定のサービス」として、次のようなプランを準備しています。
これらは寄附の金額感の目安にもなり、「どんな体験や関わり方ができるのか」を知っていただける内容です。
最後に
この拠点は「通りすがり」から「関わり合い」へと人と地域を結び直す挑戦です。
眠る資源を再び光の当たる場所に引き出し、小さな挑戦を積み重ねて未来の地域モデルに育てていきます。
ぜひ、この挑戦に力を貸していただければ幸いです。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
山口県下関市
本州最西端に位置し三方を海に開かれた山口県下関市は、自然と歴史に恵まれた「海峡と歴史のまち」です。
自然では雄大な関門海峡、コバルトブルーの海に囲まれた角島。
歴史では源平壇ノ浦の合戦、明治維新のきっかけっとなった下関戦争、高杉晋作の功山寺挙兵など、日本史の転換期にたびたび舞台になってきました。
幕末以降の繁栄と関門トンネル開通に繋がるストーリーは、「関門“ノスタルジック”海峡~時の停車場、近代化の記憶~」として日本遺産に認定されています。
また、有名な宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の舞台・巌流島も下関市です。
美肌の湯が楽しめる温泉、食では下関を代表する味覚であるふぐをはじめ、くじら・あんこう・のどぐろ・うに・いかなど多彩な魅力にあふれています。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
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