鎌倉高校前駅周辺のオーバーツーリズム対策プロジェクト【住民と観光客の共生モデルの実現】
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 257,000円
目標金額:3,500,000円
- 達成率
- 7.3%
- 支援人数
- 21人
- 終了まで
-
84日
/ 90日
神奈川県鎌倉市(かながわけん かまくらし)
寄付募集期間:2025年10月10日~2026年1月7日(90日間)
神奈川県鎌倉市

鎌倉市の江ノ島電鉄鎌倉高校前駅周辺では、江ノ島電鉄と海の景色を同時に見られる場所として人気があり、多くの訪日外国人旅行者が訪れている一方で、混雑による歩道への滞留、車道へのはみだしやごみの不法投棄等、様々な課題が生じています。
大きな看板や幕等を設置することで、この地域の景観を敢えて損ない、魅力をなくすことにより、観光客の過度な集中を解消するという方法も手段の一つとして考えられますが、鎌倉高校前駅を含む、風光明媚な鎌倉の海の景色は、地域の住民にとっても大事な財産です。
そのため、鎌倉市では、地域の住民の快適な住環境を実現するとともに、訪れる観光客がルールを守った上で、鎌倉観光を満喫できる環境を創り出したいと考えています。
今後、観光客が益々増加する中、全国各地で様々な形でオーバーツーリズム問題への対応が求められます。
地域住民と観光客が共生するモデルケースの実現に向けて、皆様のご協力をお願いいたします!
住民と観光客が共生するモデルを実現したい!
観光客も市民も安心して楽しめるまち鎌倉へ
鎌倉市は、都心や空港からほど近いその立地条件と歴史ある社寺、そしてそれを取り囲む自然に恵まれており、沢山の観光客の方で一年中賑わっています。
反面、増加する観光客の特定地域への集中が、住民生活に悪影響を及ぼしている一面もあり、今やその現象は「オーバーツーリズム」と呼ばれるまでになりました。

鎌倉高校前駅周辺は、本来、閑静な住宅地であり、観光スポットとしての施設整備が想定されていない場所に、多くの観光客が訪れています。
特に、一部のマナーを知らない観光客による私有地への無断立入、ごみのポイ捨て、歩道の滞留や車道へはみ出しての危険な撮影など、迷惑行為があとを絶ちません。
また、観光客を運ぶ白タクや緑ナンバーの都市型ハイヤーが近隣住宅地に無断駐車するなどして住民とのトラブルが発生しています。
これに対して、鎌倉市では、地域の自治町内会や関係事業者との協議を重ねた上で、警察との連携や国、県への働きかけ等を行い、住民の安全確保や生活環境の改善に向けて、市としても様々な取り組みを行い、少しでもこの悪影響を緩和し、解消させようと日々取り組んでいます。
(マナー啓発のため景観を考慮した上で案内板を設置しました。)
大きな看板や幕等を設置することで、この地域の景観を敢えて損ない、魅力をなくすことにより、観光客の過度な集中を解消するという方法も手段の一つとして考えられますが、鎌倉高校前駅を含む、風光明媚な鎌倉の海の景色は、観光客だけではなく、地域の住民にとっても大事な財産です。
そのため、鎌倉市では、住民の安全・安心を守りつつ、訪れる観光客にルールを守っていただいた上で、快適に鎌倉を観光できる仕組み作りをしていきたいと考えています。

オーバーツーリズムの状況を打破したい!
快適な環境の確保へ
これまで警備員を2名配置してきましたが、令和7年9月13日から16日までの間で実施した実証実験では、誘導員として市の職員を各日12名程度配置し、4日間合計9,490人の観光客を近隣公園内に設置した撮影スポットに誘導しました。

その結果、歩道の確保や、危険な撮影の抑制など、秩序の向上に寄与するとともに、観光客からも一定の理解をいただけたことから、令和7年10月から警備員を増員することで秩序維持の向上を図ります。
また、誘導以外にも悪質な都市型ハイヤーへの対応やトイレへの適切な案内を行うことで、迷惑行為の防止に努めます。

寄附金の使い道
【目標金額 350万円】
住民と観光客が共生するため、以下の経費等への充当に活用させていただきます。
・警備員の増員費用(2名⇒5名※国慶節の時期は7名まで増員)
・撮影環境の整備
・必要な周知看板の作成、掲示費用
※目標金額に達しなかった場合、また、目標金額以上の寄付をいただいた場合でも、上記の費用に大切に活用させていただきます。
地域住民と観光客が共生できる環境に向けて
迷惑行為を防止し、秩序を維持します。
鎌倉高校前駅周辺の踏切は、特に訪日外国人観光客から絶大な人気があり、一部のマナーを知らない観光客による、歩道の滞留や車道へはみ出しての危険な撮影、私有地内への無断立入、ごみのポイ捨てなど、迷惑行為があとを絶ちません。
警備員を配置し、近くの公園に設置したフォトスポットへ観光客を誘導することで、歩行空間を確保しつつ、観光客の動線を一定程度確保するとともに、周辺の住宅地等への立入といった迷惑行為等を防止します。
観光客にもマナーやルールを理解していただき、観光客が多く訪れることで生じる様々なトラブルを減らすことで、住民の不安や怒りを少しでも緩和し、住民と観光客がお互いに尊重し合える環境を作ることが目標です。

オーバーツーリズム問題を克服し、住民と観光客が共生できるまちを目指して
オーバーツーリズム問題に対する全国のモデルケースとなるまちへ
全国的に注目されているオーバーツーリズム問題ですが、住民と観光客が共生するモデルケースの実現に向けて、皆様のご協力をお願いいたします!
鎌倉市 市長 松尾崇

皆様の温かい寄附が「鎌倉」を作ります!
混雑による交通渋滞、マナーを知らない一部の観光客による行動などにより、住民の暮らしに大きな悪影響を及ぼしています。
これに対して、鎌倉市では、地域の自治町内会や関係事業者との協議を重ねた上で、警察との連携や国、県への働きかけ等を行い、住民の安全確保や生活環境の改善に向けて、市としても様々な取り組みを行い、少しでもこの悪影響を緩和し、解消させようと日々取り組んでいます。
住民が観光客が多く訪れることについて抱く感情を少しでもプラスに転化させ、かつ、観光客の方にも鎌倉を満喫してもらうことが責務です。
少しでも早くオーバーツーリズム状態を解決し、住民が「住んでよかった」、観光客が「訪れてよかった」と思っていただける鎌倉を実現したいと考えています。
住民と観光客が共生するオーバーツーリズム対策のモデルケースとして、皆様のご協力をお願いいたします!
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
神奈川県鎌倉市

鎌倉市は日本における古代から中世への転換期において源頼朝をリーダーとする武家が、日本で初めての武家政権を樹立し、幕府を開いた場所です。
鎌倉は政治、軍事、外交、文化などあらゆる面で日本の中心地となり、当時の築港である和賀江島を通じて中国との交易が盛んに行われ、禅宗、禅宗様建築、仏像彫刻、彫漆など様々な中国文化がもたらされました。それらは長い年月のなかで守り続けられ、今日でも多くの神社仏閣などの歴史的遺産、海や山などの豊かな自然環境に恵まれています。
また、生活の中で、季節や日本文化を感じることができる魅力的なまちです。
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